《以下、9月15日追記》

こんにちは。代表の伊原です。

ご支援や情報のシェア、応援メッセージなどを通して、私ども【フレンド森のがっこう】のプロジェクトを応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます!おかげさまで、100名以上の方々からご支援を頂戴し、目標の200万円を達成することが出来ました。心より感謝申し上げます。

9月30日のプロジェクト終了に向けて、「ネクストゴール」250万円を目標に掲げます。今後の支援金は【バイオトイレ】【薪ストーブ】の購入に使わせていただきたいと考えています。

本校の校舎はモンゴルから輸入したゲルですが、まだ、トイレを設置できていないため、隣接する森のようちえんの施設を借りている状況です。バイオトイレを導入することは、本校に通う子ども達や大人の利便性・快適性を増すだけでなく、循環型の生活を体験的に理解することにも繋がります。また、冬季間ゲルの内部を温めるために薪ストーブを導入することも、隣接する森から集める薪を燃料として使用するため、循環型の生活を実体験する教育的要素があることだと捉えています。森の木々を適切に利用することは、私たちが目指している「森の再生」にも繋がります。

現在の想いを「活動報告」にまとめましたので、ぜひ、ご一読ください。


《以下、8月30日追記》

こんにちは。代表の伊原 鎭(いはら やすし)です。

プロジェクトスタートから20日が経ち、私の想いを少し追記することにしました。運営側の承認を得た後、公開されるため、みなさまに読んでいただけるのは、数日後になりますが。

先生のいない学校

そう聞くと驚かれる方もいるかもしれません。「フレンド森のがっこう」に大人はいますが、「先生」ではありません。女性スタッフは「もっちゃん」、私は「やっち」と子ども達から呼ばれています。

今年5月、私はデンマークの小学校や特別学校、幼稚園、ホルケホイスコーレなどを巡る視察ツアーに参加しました。現地の小学校の校長先生から聞いた話ですが、デンマークでは1970年代から草の根的に教育改革が起こり、学校などで生徒が大人を「先生」と呼ぶ習わしが見直されはじめました。その結果、今では「先生」という呼称は全く使われていないそうです。子どもと大人が対等な関係で、子どもが一人の人間として尊重される世界を実現するために、デンマークの人々は上下関係を意識させる「先生」という言葉に注目したのだと思います。

私たちの学校でも、そのような考え方を大切にしたいと思い、「先生」という呼称を使わないことにしました。多くの子ども達が苦しんでいる状況を改善していくためには、今までの常識を疑い、真に子ども達のために大切なことは何かを考え、実践し続ける覚悟です。

《今回の追記は以上です》


「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ」

ベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」に出てくる校長先生の言葉です。悩みを抱えていた当時小学生のトットちゃんを救った、子どもを受け止め包み込むような言葉。今から80年以上前に実在し、「トットちゃん」こと黒柳徹子さんが通った小学校「トモエ学園」。そこで実践されていた教育が、私たちの原点です

教育を語るとき、大人は子ども達の「将来」を語りたがります。「こうしたら、ああなる」「こういう経験をしたら、このような力がつく」というような議論をよく耳にします。もちろん、将来のことを考えることは大切だけれども、子ども達の「今」をもっと語るべきではないか。子ども達の「都合」や「幸せ」をもっと真剣に考える必要があるのではないか。現代社会の中で多くの子ども達が、自分の存在を丸ごと受け止めてくれる場所を求めているのではないか。

そのような自分達の中の疑問や葛藤に対する答えを出すため、また、私たちにとって重要な社会課題を解決するため、今年6月、北海道浦河町にオルタナティブスクール【フレンド森のがっこう】を開校しました。

はじめに

こんにちは!ページをご覧いただき、ありがとうございます。【合同会社森のがっこう】代表の伊原鎭(いはらやすし)です。私は認定こども園【浦河フレンド森のようちえん】と療育事業所【こどもの森 うらここ】を運営する【学校法人フレンド恵学園】の理事長を務めています。

フレンド森のがっこう(https://school.nakayoku.jp/
フレンド森のようちえん(https://nakayoku.jp/
こどもの森うらここ(https://urakoko.com/

【フレンド森のがっこう】は【すべての子どもが『自分らしく』いられる場所をつくりたい】という想いから立ち上げたオルタナティブスクールです。言葉を換えれば、それは【すべての子どもの存在そのものを丸ごと受け止める場所】です。

私は約20年に渡り幼児教育に携わってきましたが、特に近年、小学生の子ども達の居場所づくりの必要性を強く感じてきました。学校に通うことができない、または、学校になじめない子ども達とそのご家族の窮状を見聞きしては、心が痛み、「何とかしなければ」という想いを募らせてきました。現在、国内の不登校児(小学生)は約8万人いると言われていますが、実際はもっと多くの子ども達が苦しんでいるだろうと思っています。

今回の私たちのプロジェクトは、とても小さく、世の中に大きな変化をもたらすものではないかもしれません。ただ、「地域の子ども達、日本の子ども達のために誰かが始めなければ。私たちがその役目を担いたい!」という決意から生まれたプロジェクトです。「オルタナティブ」という英語は「代替の」「別の」という意味ですが、私は「オルタナティブスクール」を「新しい価値を生み出すがっこう」と捉えています。そして、このプロジェクトが社会課題の解決に必ずや繋がっていくことを信じています。

決断するにあたり、尊敬する経営者、稲盛和夫さんが信条とされていた「私心が無いか」ということを自問自答し、「私心はない」と確信を持ったうえで始動しました。

オルタナティブスクール開校までの道のり

私は「思い立ったら、すぐ動きたい」という特性を持っています。2022年2月に竣工した森のようちえん新園舎は総工費が約6億円となり、3億円の借り入れが発生しました。理事長である私が個人保証する借り入れでもあります。そのような状況で新しいことに挑戦するのは「無謀」と見えるかもしれません。しかし、お金の工面ばかりを心配していても、子どもたちの居場所が出来るわけではありません。ですから、「とにかく『始める』ことから始めよう」と私財を投じ、がっこう設立の準備をしてきました。当初は私が理事長を務める学校法人での運営を目指していましたが、諸事情により断念せざるを得ない状況になったため、合同会社を立ち上げ、開校を目指しました。

開校に向けてさまざまな準備を進めつつ、2頭の馬を借り受けました。購入を前提とした借り受けですが、無理を言って、購入費用の支払いは「資金繰りの目途がついてから」としてもらっています。また、子どもたち、仲間たちと共に、校舎となる(モンゴルから輸入した)ゲルの組み立てや床(三和土=タタキ)づくり、牧柵の設置など、汗をかいて準備を進めました。

大量の土を集めるところから始まった三和土の床づくりは、職人さんの指導の下、完成までに多くの仲間が汗を流してくれました。牧柵の設置では、競走馬を育成する牧場経営者が、無償で資材や機材を提供してくださいました。馬関連の仕事に従事されている方は、馬の調教や手入れについて親身に指導してくださっています。がっこう開校前の準備期間から今日まで、多くの方々が私たちの想いに共感し、さまざまな形で応援してくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、今年6月の開校を迎え、3名の子ども達と1名のスタッフが新生活をスタートさせています。英会話や異文化交流を提供してくれるアメリカ人のボランティアも週3回来てくれています。開校以来、試行錯誤の日々ですが、子ども達の生き生きとした姿、ご家族からの言葉などを見聞きし、このタイミングで開校することができて「本当に良かった!と感じています。

子ども達が「楽しい」と通ってくれる居場所づくりのために

本校をなるべく多くの子ども達が通える場所にするため、保護者の経済的負担を軽減することが最優先事項の一つであると考え、授業料は月額20,000円に設定しました。全国的な基準と比較すると半分以下の金額だと思います。入学金も20,000円と非常に安価です。東京都の調べによると、都内のフリースクールの授業料は月額平均45,000円だそうです。

フリースクールやオルタナティブスクールは国から「学校」として認められた施設ではないため、ほとんどの場合、公的な援助がなく、授業料を高額に設定しなければ運営できないのが現状です。だからこそ、開校前から「高い授業料を払わないと通えない」という常識を覆したいと考えていました。なぜなら、既存の学校とは異なる、新しいがっこう(居場所)が「特別なもの」ではなく「当たり前」になることが、日本に住む子ども達の幸せにつながると思うからです。

そのような、いわば「非常識」ながっこう運営を成立させるためには、「共感」をもとに本校を応援してくださる方々との繋がりが一番の力になると思っています。前例がほとんど無い、「非常識」を「常識」に変えていくチャレンジこそ、挑んでいく価値があるものであり、共感を呼ぶものであると信じています。

今回、みなさまのご支援をいただき、先ず実現したいことは、現在、借り受けしている2頭の馬を購入することです。馬たちが来てから今日までの約2カ月間、「馬の住む森」「馬と子どもの共生」という理想が本当に機能するかを見極めてきました。そして、「理想を実現できる。これからもずっと仲間として一緒にいてほしい」と感じています。馬について詳しくは後述しますが、子ども達や本校にとって、彼らは「なくてはならない存在」になっています。

そして、次に、がっこうを運営するにあたり継続的に発生する費用(主にスタッフの給与や活動費)に支援金を使わせていただきます。みなさまのご支援をもとに、本校が長年にわたり継続、さらに発展していく基盤をつくり、将来、本校が広く認知され、より多くの子ども達が通ってくれる場所にしていくことを目指します。

授業料が安くとも、子ども達にとって質の高い学びや経験、環境を提供してこそ、社会に新しい価値を提供するオルタナティブスクールとしての存在価値があると思っています。そして、私たちの理想に共感してくださる方々の応援があればこそ、この理想を追い求めていくことができます。

私たちが目指す子ども達の居場所づくり、新しい学び舎づくりへのチャレンジにご賛同いただけましたら、ぜひ、みなさまのご支援、お力添えをお願いいたします!

『フレンド森のがっこう』での子どもたちの過ごし方
(遊ぶことは学ぶこと)

本校では教科書を使った、いわゆる「勉強」はしません。

幼児教育に携わってきた経験から、「遊び=学び」であるという確信があります。特に10歳ごろまでの子ども達には「学びは遊びから生まれる」ということが強く当てはまると思っています。遊びとは「楽しいこと」「夢中になれること」ですが、それは、「自らやりたいと思った」「自分でやると決めた」ことからしか生まれないはずです(遊びは押し付けられない)。ですから、がっこうでは、子ども自身が「考え、選び、決めて」自主的・自発的に活動することを大切にしています。

子どもたち自身が「今日やりたいこと」を自分たちで決める

朝、子ども達はモンゴル式の大きなゲル(テント)に集まり、スタッフが「コーディネーター」となる中、「今日、何をするか(したいか)」を話し合います。時には、それぞれが妥協できる点を見つけながら、みんなで決めたことを楽しみます。2つのグループに分かれ活動することもあります。

森で遊んだり、畑しごとをしたり、海や川に出かけたり、時にはアメリカ生まれのクリスさんと一緒にものづくりを楽しんだり。町内外の様々なバックグラウンドを持つ大人たちも遊びに来てくれます。国内外から来る短期留学児童が仲間に加わることもあります。子どもたちの『?』や『ワクワク』を探求できる、豊かで贅沢な、多様性のある環境がここにはあります。

多様性を育む環境
自由にのびのび暮らす馬との共生

本校に隣接する「かしわの森」は、約8ヘクタール(東京ドーム約1.6個分)の広大な森です。

この森は、子ども達の遊び場であり、学びの場です。色や形、光、風、香り、温度、湿度…無限の情報が広がる森は、子ども達の脳や身体、感性に刺激を与える最高の環境です。自然が子ども達の「非認知スキルを育む」という研究結果が示す通り、リアルな世界でリアルな力が育つと言えます。

私たちは、この森を「学びの場」として活用すると同時に、子どもと大人が力を合わせ楽しみながら、後世に繋ぐ、豊かな森を育てることを目標としています。そして、その活動そのものが、環境教育となると考えています。

かしわの森には、多様な動植物に加え、2頭の馬も暮らしています。2頭の馬はNIちゃんとTAYくんと名付けられました。それぞれ、「木」と「森」を意味するアイヌ語です。

NIちゃんとTAYくんを迎え入れた目的は、主に3つあります。

【学び・体験】
馬との触れ合いから生まれる様々な学びや動物と心を通わせる体験を期待しています。
【森の再生】
森に広がる笹を食べてもらうことにより、新しい芽が成長するチャンスが高まり、より多様性のある森に育っていくことを予想しています。また、馬が歩くことにより大地に刺激を与え、森の生態系が活性化することを期待しています。
【森の安全】
馬が森に住み、笹を食べてくれることにより、クマが身を隠すエリアが減り、我々の拠点から遠ざかること、また、風の流れが生まれ気持ちの良い森になっていくと予想しています。

保護者の方からメッセージを頂きました!

これまでの小学校生活は学校へ行く娘本人も我々保護者も苦しい毎日でした。1年生の時から毎日「学校へ行きたくない」と訴え、学校の玄関で立ち止まって学校へ行かせる為説得の毎日でした。学校から戻っても「明日の学校行きたくない」と常に学校に対し拒否をしていました。それでもなんとか毎日行かせていましたが、子供の辛そうで暗い顔を見ていて「このままで良いのか…」と思っていました。

そんな中、森のがっこうへ初めて行ったその日から、子供の心が変わったように感じました。自ら「行きたい!とっても楽しい!」と。人生で初めて自分で毎日行きたい場所ができたように感じています。森のがっこうでのその日の出来事をよく話してくれますし、心が元気で解放されて顔が明るくなっているように感じます。この1番の理由は、「子供の幸せを1番に考える」教育者の真心と愛情を子供自身がリアルに感じているからだと、子供も我々保護者も確信しています。一日のプログラムを自分たちで考える毎日の過ごし方や森の中で過ごす時間、馬のいる刺激的な環境も子供の心を豊かにし、人にとって大切な生き方を毎日確実に学んでいると感じています。結果的に将来は人に流されず自分で決めたやりたい事に真っ直ぐ進むブレない心が芽生え、硬い意思のある人間に育つのではのと感じています。 

株式会社 野田肇介左官を営む、野田さん一家。お父さんは、日本に古来から伝わる「三和土の床づくりプロジェクト」を率いてくれました。

私たちの娘セシリは最近、浦河フレンド森のがっこうでの短期留学を終えました。がっこうは海辺の町・浦河の北部、日高山脈の麓のすぐそばという、美しい環境にあります。がっこうの敷地は、低地のフィールドと小高い山林(森)のフィールドに分かれています。 下のフィールドには馬が姿を見せる場所やゲルの教室、菜園があり、光あふれる真新しい木造園舎の「浦河フレンド森のようちえん」もすぐそばです。 ゲルの教室内では、子供たちはクラフト作品や芸術作品を作ったり、本を読んだり、物語を語ったりします。 森の中のフィールドには、焚火コーナー、薪づくり器具、ネット状のハンモック、東屋など、森のがっこうらしい設備が整っています。また、がっこうの子ども達は、馬やカエル、あおむし、その他のさまざまな生き物と触れ合ったり、海や川で泳いだりするなど、周囲の環境から様々な恩恵を受けています。子どもたちは、お互いに妥協・交渉しながら、その日の活動を決定し、自主的に行動することを奨励されています。スタッフは注意深く観察し、子ども達を導いてくれる存在ですが、協力的なリーダーシップや忍耐、自然への愛、自立などの重要な「ライフスキル」を学ぶ子供たちに、非常に高いレベルで自主的な思考ができるよう配慮してくれます。

私たちの娘は日本語が少ししか話せませんが、がっこうのみなさんに歓迎され、素晴らしい時間を過ごしました。 迷わず、この環境をみなさんにお勧めしたいと思います。

父Oliver Glackinさん、母 Emmi Poteliakhoffさん一家。イギリス・ロンドン在住。お姉ちゃんが森のがっこう、妹さんが森のようちえんにそれぞれ3週間の短期留学を体験しました。

「浦河べてるの家」向谷地生良先生から応援メッセージを頂きました!

「自分自身で、ともに-子どもが主役の学びの場づくり」

いつの時代も、子育てや教育は、大人や国家の価値観や期待という見えざる手の中で営まれるという限界と制約を抱えています。それを象徴するのが、戦前の「富国強兵」というスローガンであり、戦後は産業立国、技術立国がそれに代わり、そのための人材養成として教育体制が整えられていきました。私が育った1960年代から70年代は、「受験地獄」や「受験戦争」という言葉が躍り、漫画では、「巨人の星」をめざす少年、星飛雄馬が、父親の鉄拳制裁に歯を食いしばりながら耐え、夢を追う物語が感動を呼びました。そして、サラリーマンは「企業戦士」と言われ「24時間働けますか」というTVコマーシャルが、人気を博しました。そのように、いつの時代も、子供は、姿、形を変えた大人の価値観や国家の要請という制約の中で生きていかざるを得ないのが現実です。私は、いわゆる「不登校」というのは、そのような制約や支配から自立しようとする子供なりの“もがき”と“模索”だと感じています。そして、もっとも大事なのは、どんな行き詰まりや失敗の中でも、人として尊重し、励ましてくれるたった一人の大人との人間的な出会いです。

そのことによって、子供は、悩むこと、困ること、自分と人は違うということ、人と人がわかり合うには時間がかかること、大事にしたいことが違うこと。それでも、私たちは、助け合って生きていかなければならないこと。そんな時に、立派さや強さではなく、情けないこと、人の力を借りなければできないこと、弱いところをみんなが勇気を出して見せあうときに、今まで想像もしなかった力が湧き、新しい発想が生まれ、生きやすくなることを学ぶことができます。オルタナティブスクール「フレンド森のがっこう」は、そんな出会いと学び方のチャレンジができる場として生まれました。

かつて、浦河には鉄格子で覆われた精神科病棟(130床)がありました。こどもの時に経験したこころの傷が癒されないままに入院を余儀なくされている若者たちも多く入院していました。その若者たちが、自分たちの経験を活かした地域貢献の場として設立したのが「浦河べてるの家」です。

私は、「丘と海とまきば」の町、浦河の一番の魅力は、この若者たちと共に歩んできた「人間力」にあると思っています。その浦河に、新たな魅力が加わりました。応援したいと思います。

向谷地 生良(むかいやち いくよし)様
青森県十和田市出身ソーシャルワーカー
1978年より2003年まで浦河赤十字病院医療社会事業部に勤め、浦河べてるの家(現社福法人)の設立に関わると共に当事者研究を創案。2003年より北海道医療大学看護福祉学部で教鞭をとり2021年に定年。現在、北海道医療大学大学院・学部・先端研究推進センター特任教授(名誉教授)。社会福祉法人浦河ベてるの家理事長、北星学園理事、日本統合失調症学会理事。


支援金の使い道について

1.借り受けしている馬の購入費用(140万円)
2.スタッフ給与や活動費(20万円)
3.環境整備(10万円)
 ・森の整備
 ・ゲル等のキャンパスおよび周辺の整備
4.クラファンに関わる諸費用(手数料等)(30万円)

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

スケジュールについて

8月11日 クラファン開始
8月20日 森のようちえんにて『寺尾紗穂ライブSeed of Happiness』開催
9月30日 クラファン終了
     終了後、随時馬の購入、リターンの準備(木工品制作等)
10月初旬〜順次リターンの発送、実施
12月初旬 リターン完了予定


リターンについて


A)3,000円 森のがっこうに通う子ども達を応援コース
〇お礼メール

B)10,000円 森のがっこうに通う子ども達を応援コース
〇お礼メール
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

C)10,000円 【ビデオメッセージ付き】応援コース
〇お礼メールとビデオメッセージ※2
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

D)30,000円 【牧柵お名前プレート付き】応援コース
〇馬用牧柵にお名前プレート(小)を掲示
〇お礼メールとビデオメッセージ※2
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

E) 50,000円 【牧柵お名前プレート付き】サポーターコース
〇馬用牧柵にお名前プレート(中)を掲示
〇子ども達とスタッフが感謝の気持ちを込めてつくる、森で取れた木材を加工した木工品(コースターなど)※1
〇お礼メールとビデオメッセージ※2
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

F) 100,000円 【馬小屋お名前プレート+森の木工品付き】ビッグサポーターコース
〇馬用厩舎内にお名前プレート(中)を掲示
〇子ども達とスタッフが感謝の気持ちを込めてつくる、森で取れた木材を加工した木工品(コースターなど)※1
〇お礼メールとビデオメッセージ※2
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

G) 100,000円 【馬小屋お名前プレート+1day体験付き】ビッグサポーターコース
〇馬用厩舎内にお名前プレート(中)を掲示
〇森のがっこう1日体験。小学生のお子さまが利用できます。または、中学生以上の方には仲間の一人として森のがっこうを体験して頂きます。※有効期限2025年3月末
〇お礼メールとビデオメッセージ※2
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

H) 300,000円【馬小屋お名前プレート+森の木工品+5days体験付き】スペシャルサポーターコース
〇馬用厩舎内にお名前プレート(大)を掲示
〇子ども達とスタッフが感謝の気持ちを込めてつくる、森で取れた木材を加工した木工品(コースターなど)※1
〇森のがっこう5日間体験。小学生のお子さまが利用できます。または、中学生以上の方には仲間の一人として森のがっこうを体験して頂きます。※有効期限2025年3月末
〇お礼メールとビデオメッセージ※2
〇ホームページ上にお名前を掲載※3

※1...コースターは一例であり、森のがっこう理念である「子どもたちの自主性に任せる」形の木工品となります。こどもたちがその時森で拾った木や枝等を用い、何を作るかも自分たちで考えて作ります。その特性上、制作内容、デザインが確定している訳ではありませんので、予めご理解ご承知頂けた方のみご支援ください。
※2...子どもたちとスタッフがお礼のメッセージと簡単ながっこうの紹介を伝えます。約2〜3分を想定。視聴用のURLをメールで送信します。本リターンの内容を無断で転載・公開することは禁止です。
※3...掲載期間は2024年9月30日まで。文字のみの掲載となります。支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。

(9月6日追記)
とにかく応援したいというお問い合わせを頂き、新たなリターンを追加いたしました。

I))20,000円 とにかく応援コース(お礼のお手紙付き)
〇お礼の手紙を郵送
※ご支援金額は上乗せすることができます。
※このリターンは宛名と住所が必要です。

J)200,000円 とにかく応援コース(お礼のお手紙と子どもたちのアート作品付き)
〇お礼の手紙と子どもが描いたアート作品を郵送
※アート作品は森のがっこう理念である「子どもたちの自主性に任せる」形の作品となります。こどもたちが何を作るかも自分たちで考えて作ります。その特性上、制作内容やデザインが確定している訳ではありませんので、予めご理解ご承知頂けた方のみご支援ください。
※ご支援金額は上乗せすることができます。
※本リターンは宛名と住所が必要です。


開校記念イベント&保護者説明会

6月11日(日)森のがっこう開校を記念して、フレンド森のようちえん(姉妹校)の庭で野外コンサートを開催しました。アイヌ楽器・トンコリ奏者のToyToyさんはじめ、3人グループによる演奏を地域の方々はじめ多くの方が楽しまれました。森に響き渡るアイヌミュージック、踊る子どもたち、リラックスして聴いている馬たち。多様性を生み出していくことをミッションとする本校の門出にふさわしい日になりました。その後、保護者説明会を開催し、多くの保護者の皆さまに参加頂きました。


留学家族・お別れパーティ

イギリスから留学してくれたご家族が町を離れる前日、森のがっこうでお別れパーティを開催。短期間ですっかり仲良くなった子どもたちとご家族に加え、スタッフや本校を日頃から応援してくれる仲間たちが集いました。クラスメイトからもらったお別れの手紙に子ども達が涙する場面では、周りの大人たちも感動の涙を流すなど、思い出深い夜になりました。。


当法人について

合同会社森のがっこう 代表 伊原鎭(いはらやすし)

東京都出身。米国 Indiana University卒。

東京の幼児教育のコンサルティング会社などで勤務した後、2008年に母が経営する「浦河フレンドようちえん」の園長に就任。2018年3月から同幼稚園を運営する学校法人フレンド恵学園の理事長に就任。2022年「浦河フレンド森のようちえん」としてリニューアル。【多様性】【自由】【調和】をコンセプトに昨年完成した新園舎は北海道赤レンガ建築賞を受賞。国内外から大学教授・教育関係者・報道各社等が訪れるなど高い注目を集めている。

今年度より本格的にスタートした「保育園留学」「がっこう留学」を通して国内都市部や海外からの短期留学生を積極的に受け入れるなど、【共育こそ町おこし】【田舎こそ最高の共育環境】を信念に様々なチャレンジを続ける。


  • 2023/10/01 17:41

    お陰さまで、145名の方々から総額2,512,000円ものご支援をいただき、【フレンド森のがっこう】のクラウドファンディングが昨日、終了いたしました。9月11日にスタートした今回のプロジェクトを終えた今、振り返ると、長いようであっという間だった感覚です。最初のゴールのみならず、ネクストゴールま...

  • 2023/09/30 20:52

    夜分にすみません。代表の伊原です。やりました!みなさまのお陰で、ネクストゴールを達成してしまいました。正直、「難しいかなぁ」と思っていたので、終了数時間前に250万円を達成することが出来て、驚いてます。嬉しいです。応援していただいたみなさまに心より感謝したいと思います。支援金を有意義に使わせて...

  • 2023/09/28 18:21

    「森のがっこう」の子ども達と大人数名が、目の前の「かしわの森」で採集してきたキノコです。キノコに詳しい方と共に森を歩き、さまざまな種類のキノコを発見し、大いに学んだ一日となりました。採集後、テーブルの上に並べ、小枝で3つのグループに分けました。上から「美味しく食べられる」、「食べられるが不味い...

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