2018/04/29 03:49

あと11%・54,000円で200%・100万円達成になります!最終日ですのであと少しのご協力お願いします〓✨

さて、道成寺のお話しをするよりも先に、お能の開演前の決まり事のお話し致します。

通常は「開演5分前」のアナウンスが流れた後に、皆様も必ず耳を澄まして下さい。五色の揚げ幕の奥(鏡の間)から順に笛・小鼓・大鼓・太鼓の音がして、次は太鼓・大鼓・小鼓・笛の音が消えて行きます。これを「お調べ」と言います。それぞれの楽器をその日の温度・湿度を確認しながらチューニングするんですね♪全てのお調べが終わると五色の揚げ幕の3分の1・お客様より右奥を開けてお囃子方が笛・小鼓・大鼓・太鼓の順で橋掛り(=幕と本舞台を繋ぐ細長い廊下のような形状)を通り登場、時を同じくしてシテ方(=主人公を舞ったり謡ったりする役者)の地謡(=バックコーラス)が8人、切戸口(小さい扉の出入口)から舞台に出て地謡座(お客様より右側)に座わり待機します。

そこから、道成寺だと重たい釣り鐘が運びこまれ吊り上げられてから、ストーリー・物語りが始まります(^-^)