2023/06/28 18:13

こんにちは 邦彦です


受注漁とはオーダーを受けてから漁にでるシステム。


自然界に受注生産の仕組みを取り入れてみました。

逆に言い換えるとオーダーがなければ漁に出ません。


一般的な漁師の流通は

漁師が必死のぱっちで自然界の中から魚を探しだして獲る。


獲れたら獲れた分だけの魚が市場に行く


そこでセリにかけられてスーパーや魚屋などに行き

皆さまのもとへと届く。


という流れです。


市場やセリをする人は漁師と消費者の方を繋ぐ大事なお仕事をしてくれています。


毎日、漁師がどれだけ水揚げをしてくるか、わからない状態で市場の方は全てお魚を受け入れないといけないという状況がオーバーフィッシュ(暴落)を生み出します。


なので、市場の方にとってのストレスは相当なものだと思います。

売り切らないといけないのだから。


漁師がどれだけ獲ってくるのか、わからない状況で顧客からのオーダーに応えなければならない。

その“どれだけ獲ってくるかわからない”から

歪みが生じて

オーバーフィッシュで暴落させて

漁師はモチベーションが下がり、翌日漁を休む傾向があります。


必死こいて獲れて、喜んで、そんな時に暴落した時の落ち込み方は結構、メンタルやられます。


その少しの歪みを少しでも管理出来たら、オーバーフィッシュを防げると思いませんか?


常に必要とされている魚だけを獲ると価格が安定します。

なので、気候で左右される事はあってもメンタルで漁を休む事はありません。

良い意味で安定して漁師は出勤できるはずです。


よくある質問で


『注文の魚が獲れなかったらどうするのか?』


答えは、

“素直にお客様にごめんなさいです”


自然相手の事ですので、獲れない日もあります。


『獲れない』という動詞ですが

そもそも天候で漁に『出れない』と言うことがあります。

雨天でイベントが中止になると同じだと思います。


なので、“獲れなかったらどうするのか?”ではなく、

獲れない日もあるから自然なのだと、食の大切さをもう一度、感じて欲しい。


ただ、僕たちも

『自然相手だからしょうがない』

と開き直るつもりもありません。


だって、そのお魚を楽しみにお客さんが待っているといことは事実です。


そこで受注漁をみんなで活用すると


僕、個人では出来ないが、仲間を増やせば出来る。

先輩達の技術を借りたら出来る!


先輩達に言われた事があります

『受注漁はおめぇらだから出来る』

『邦ちゃんだから出来る』

『ワシらには、よぉ〜出来ん』

と言われた事がある。


ならば、僕たちがかわりに先輩達の魚を出来るだけ高値で売ってあげる事が出来れば、

先輩も長時間、働かなくて済む!


彼らは腕や技術がある。

それらを

お客様と繋げる事によって

少しでも

『自然相手だからしょうがない』を改善出来るのではないだろうか。


先輩方が僕達に技術を継承してくれたのだから、

今度は僕たちが先輩の技術を活かして

少しでも長く現役でいられるように受注漁で恩返しをしていきたい。


そしてそんな夢物語の世界を後輩達に見せつけて

お金を生み出せる仕組みを作る事が後継者問題の解決ではないのだろうか。


僕は受注漁でまず身のまわりにいる家族、先輩、友達を喜ばせて、それを証明したい!


クラウドファンディング残り2日

この指と〜まれ!

こんな僕たちの夢物語に応援したいと思って頂けたなら、

ご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。


強い産業、成長産業に変えてみせます!