2020/02/04 00:31

「Kanoco BEER & MARCHE」の飛永かの子さんから、ビールの仕込みについてのレポートが届きました。


2月3日、南信州ビールで、カノコビアの「リリィスタウト#3」の仕込みを見学しました。

ビールの仕込みは1日で出来ます。南信州ビールでは、全行程、手作業で行なっています。

・モルト室で麦芽を計量

今回4種類の麦芽を使用しました

(ベースモルト、カラメルモルト、ミュンヘンモルト、ローストモルト)

・麦芽を粉砕し、タンクへ(自動的にパイプを伝って送られます)

・仕込タンク(マッシュタンク)で50分ほど糖化

・糖化した麦汁を麦芽でろ過する

・ろ過した麦汁を、煮沸タンク(ケトルタンク)へ

・100度近くまで湧かし、ホップ(苦味のみ)を投入し、90分煮る

・最後に香りのホップを投入する。

・冷却して、エール酵母を投入して、発酵タンクに移す

・3日間ほどアルコール発酵し、ダイアセチルレストや低温熟成を経て、瓶詰めして出荷します

麦芽の残渣は、豚や牛の飼料として、取りに来てもらっているそうです。

なかなか大変な作業で、見ている事しか出来ませんでした。

久しぶりのスタウト、スパイスの割合も程よく変えて、美味しく出来ますように!

(Kanoco BEER & MARCHE 飛永かの子さん)