初めまして、映楽四重奏と申します。

日本独自の文化である活動写真弁士&和洋合奏団のパフォーマンスを国内外で上演しています。

この度、ベルギーとドイツから公演依頼を受けツアーを行う事に致しました。

現地の弁士への関心は非常に高く、これまで何度も公演を行ってきました。

彼らは言います。「もっと来て欲しい。でも予算がなかなか無くてごめんね」と。

ならば、求めてくれるならば、こちらから出かけて行こうじゃないか。

それが本当の文化交流じゃないか。

そんな思いで僕たちは4都市5公演を行います。

応援して頂けたら嬉しいです。

 ↑前回の映楽団四重奏ツアー。ケルン大聖堂前にて。

無声映画と語りと音楽の融合した芸術が日本にはある。

今は日本人でもあまり知らないこの文化は、現在、海外の映画ファンに大きな拍手をもって迎えられています。

もっともっと私たちの文化を知らない人に、この楽しい世界を届けたい。

この公演をきっかけにベルギーやドイツで弁士を目指す人が生まれて欲しい!

この公演をきっかけに新しい無声映画を撮る人が現れて欲しい!

単に過去の名作を見てもらうだけで終わらない、未来の文化交流へとつながる公演を目指します。

公演日程と演目は……

5月24日 シネマZED(ベルギー・ルーヴェン)『忠臣蔵』

     シネマZEDはルーヴェンの文化発信の要地として地元に愛されています。

     これまで3回、日本の無声映画を上映し全て満席の実績がある劇場です。

5月25日 ルーヴェン大学 『攝政宮殿下活動寫眞展覧會御台覧実況』『楠公父子 桜井の訣別』

     後の昭和天皇が活動写真展覧会をご覧になった際の記録映像をシンポジウムの中で特別上映致します。

5月25日 シネマパレス(ベルギー・ブリュッセル) 『雄呂血』

     無声映画時代に建てられた伝統ある映画館で日本映画史最大のスター阪東妻三郎の傑作チャンバラ映画を。

5月28日 ボン大学(ドイツ・ボン)『忠臣蔵』

     欧州でも指折りの実績をもつボン大学日本学科の主催で現地の映画ファンを対象に『忠臣蔵』を上映。

5月31日 ニッポンコネクション映画祭(ドイツ・フランクフルト)『鞍馬天狗』

     ヨーロッパ最大の日本映画専門の映画祭として知られるのがニッポンコネクション映画祭。

     明治維新150年を記念して幕末物の名作『鞍馬天狗』を上映します。

↑阪東妻三郎の『雄呂血』

日本とヨーロッパの往復費用が各10万円=40万円

現地でのホテル代自己負担分が合計13万円

現地での交通費が4万円

の計算です。出演者の飛行機代を第一の達成目標と致します。

映楽四重奏はこれまで世界最大の無声映画祭として知られるポルデノーネ無声映画祭で『忠次旅日記』公演(2015年)、戦後初の歌舞伎座活動写真公演(2016年・東京国際映画祭)、ドイツ~オランダツアー(2017年)等、従来の活弁公演では実現が難しかった場所へ飛び込み成果を上げてきました。

歴史を大切にしつつ、今のお客様を見据えて無声映画を時代も国境も越えて発信してゆくのが映楽四重奏です。

↑ポルデノーネ無声映画祭にて『忠次旅日記』(2015)

片岡一郎所蔵の『番場の忠太郎 瞼の母』『瀧の白糸』のスチール写真を高解像度データでどちらか一枚プレゼント。

 

 

『番場の忠太郎 瞼の母』『瀧の白糸』両方のスチール写真を高解像度データでプレゼント。

ツアーレポート動画でお名前紹介(希望者のみ)

 

 

9,5mmフィルムコースに加え

片岡一郎秘蔵の無声映画『They're off』の動画ファイルプレゼント(パブリックドメイン作品)

シネマZED、シネマパレス、ニッポンコネクションのパンフレット(映楽四重奏メンバーがサインも致します)

 

 

16mmフィルムコースに加え

帰国記念公演への無料ご招待&帰国記念公演の録音プレゼント(日程は後日決定)

 

 

35mmフィルムコースに加え

片岡一郎秘蔵の無声映画『Bank Buster』の動画ファイルプレゼント(パブリックドメイン作品)

 

 

70mmフィルムコースに加え

映楽四重奏による技術指導で弁士・楽士として公演に出演。(指導の際に必要な交通費や練習スペースレンタル費、公演会場までの交通費はご負担ください)

片岡一郎秘蔵の無声映画『Remot Control』の動画ファイルプレゼント(パブリックドメイン作品)

 

 

可燃性フィルムコースに加え

映楽四重奏による公演をオリジナルオーダーで。(交通費、会場費は別途ご用意ください)

 

私たちは過去の映画遺産で仕事をしています。

本来はクラウドファンディングのリターンに映像提供はすべきではないのかもしれません。

それこそ「他人の褌で相撲をとる」ことになってしまいかねません。

こうするに至った理由は二つあります。

まずなによりも、何としてでもこのプロジェクトを達成に導きたいという気持ち。そしてこのプロジェクトで無声映画を手に入れた方が独自に弁士や楽士、あるいは映像編集をすることで新しい無声映画の楽しみ方が広がるきっかけになるのではないかという期待がほんの少しあるからです。

このプロジェクトには、そんな想いも込められています。

ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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