ー小さな小さなカフェから始まった小豆島醤カレーの旅ー


「この『小豆島醤カレー』で、世界を少しでも明るくできるのなら」

この一心で、小豆島の豊かな自然が育んだ醤(ひしお)を使ったカレーをカフェのメニューにしました。

それは、2020年、COVID-19の影響が襲った時のことです。        

世界が一時停止し、多くの人々が疲弊しました。

「この先、一体どうなるのか」

そんな不安が、私自身にも、私たちの周りの人たちも蔓延(まんえん)していました。

そんな中で自分にできることは何かないだろうか、島の人たちを何か元気づけられるメニューはできないものだろうかと考えて生まれたメニューです。

でも最初は、「なんだカレーか、それなら別にいいかな」という薄い反応でした。カフェの看板メニューでもなく、ただの新商品に過ぎないと思われていたのです。

でも、私は諦めませんでした。

やがて少しずつ状況が変わり始め、「美味しい」と言ってくれることや笑顔が増えてきたのです。

コロナ禍が収束した今では、世界各地からの観光客が増え、お店にお越しいただく多くの方からご注文をいただくようになりました。

小豆島の醤とスパイスが織りなすカレーを通じて、世界中の笑顔をもっともっと増やすお手伝いがしたいと思っています。

みなさんの支援が、この小さなカフェから始まった大きな夢を現実のものとするための力となります。

どうか、応援のほどよろしくお願いいたします!


皆さま、はじめまして!

南川慶子(みなみがわけいこ)と申します。



私は小豆島で「neutral cafe FINE by LA CLARTE」というカフェを営んでおります。

小豆島出身の私は、進学のために一度小豆島を離れましたが、10年前に戻り、しばらくしてから、『neutral café FINE』の前身である、「こころとからだが元氣になるカフェ」『LA CLARTE』をオープンしました。



「石と醤の島 小豆島」

小豆島は古くから良質な石の産地として知られており、石の島ストーリーが日本遺産に認定されています。切り出された石は大阪城の石垣をはじめ各地で使われ、石材を運搬するため船での交流が活発になりました。


小豆島の名所のひとつ「天狗岩」


また、小豆島では、中世以前から製塩業が盛んに営まれて海上交通の発達により大豆や小麦などの原材料が手に入りやすくなったこと。加えて気候にも恵まれていたことが醤油業の発展に繋がりました。

小豆島の醤づくりは石の歴史なくしては語れないといえるでしょう。

私の故郷でもあり、そしてせとうち「石の島」日本遺産でもある小豆島。

その魅力発信の一つとして、「小豆島醤カレー」のレトルトカレーをつくりました。


小豆島醤レトルトカレー


地元である小豆島への恩返し、そして小豆島の特産品であるを使った「小豆島醤(ひしお)カレー」で一人でも多くの人を笑顔にしたいという「想い」を込めて、このプロジェクトを立ち上げます!!



レトルトへの密封加工は専門の工場で行いますが、中身のカレーは私の手づくりです。

その理由は、お店と同じ味わいをそのままに体験していただきたいからです。



私が大切にしたいことは、お店で提供させていただくものと風味と香りが変わらないこと。

レトルト製品ですが、その中身は心を込めた本格的な手作りカレーです。



「小豆島醤カレー」の持ち味は、その風味。

レトルトにすることでその風味が損なわれないようにレトルトパウチの製法にもこだわりました。

通常、レトルトといえばアルミパウチが主流ですが、「小豆島醤カレー」は独自開発の耐熱バリア性のある特殊なナイロンを採用しています。



アルミパウチでは、どうしても風味が落ちてしまうからです。

従来のレトルト製法では難しかった「旨味と風味と栄養の維持」「無菌包装」「常温で長期保存」という3つの条件をクリアしました。これまでの常識にはない、まさに究極の保存食といっても過言ではありません。

お店での味わいそのままの「小豆島醤カレー」をお楽しみください。


最後のこだわりは、温めなくてもそのまま美味しくいただける、という点です。

これは、防災時の非常食、また備蓄品としても役立てたいという思いがあります。

近年では、大きな地震が続いています。今年も1月に能登地方で大きな地震がありました。

制約の多い避難所生活の中で、少しでも美味しくて栄養のあるものを口にして元気に過ごしてほしい

そんな思いから、火を使うことなくどんな場所でもそのまま食べられるようにしています。

防災時の非常食としても「小豆島醤カレー」をストックしてお使いいただけたらと思います。


小豆島醤カレーと玄米のレトルト(右)
いずれも防災時の非常食としても役立ちます



冒頭でも述べました通り、「小豆島醤カレー」は2020年のCOVID-19がきっかけで生まれてきました。

とにかく周りの人たちを元気にしたいという想いと、小豆島の特産品を使った新しいメニューをつくりたい、という想いでした。

誰もが大好きで手軽に食べられるもの、そしてコロナ禍でも歩みを止めずにできること、ということでカレーを選び、カレーと相性が合いそうな島の名産品をあれこれと組み合わせ試行錯誤を繰り返し、その結果、もろみや醤油を使うことに決めました。

醤油といえば、古くから小豆島で作られている名産品です。

ここからさらに試行錯誤です。

何度も試作し、6種類のスパイスに「燻製醤油」と「もろみ」を組み合わせるというレシピを編み出しました。


お店でご提供する「醤」カレーは、お米も小豆島産です。


でも、でも、最初から爆発的に売れ出したわけではありません。

「ちょっとなんか変わったカレー」

最初は本当にそんな程度の認知でした。

とにかく諦めず、配合を変え改良を重ねていきました。

そのせいか、少しずつこのカレーを食べて笑顔になってくれるお客様が少しずつ増えていきました。

2024年は「小豆島醤カレー」を新ご当地メニューとして認知を広げ、もっと多くの世界各国の人たちに食べて笑顔になっていただくことを目標に頑張っています!!




私は、小豆島に生まれ、高校を卒業するまでを島で過ごしました。

大学進学と就職で島を一度離れましたが、10年ほど前に子どもと戻ってきました。

シングルマザーとして子育てしながらしばらく普通に働いておりました。でも、自分の足でしっかり立ちたいという思いをどうしても拭えず、起業を目指し、このお店を立ち上げたのです。

もともと食に興味を持ち、食に関する学校を出ていたこともあってカフェはずっとやってみたいと思っていました。

しかし、立ち上げてからもなかなかうまくいかず、つまずいてばかり。自分の未熟さを痛感する日々を過ごしていました。つまずいてばかりで何度諦めようとしたことでしょう。それでも周りの多くの方に励まされ、支えられ、自らと向き合いながら、今に至っています。



だからこそ、私にできることで周りの人に恩返しをしていきたい!

そんな思いを強く持っています。

私一人では微力だと思いますが、想いに共感して下さる方々のお力添えいただくことで、少しでも地域の役に立ちたい、「小豆島醤カレー」を通じて世界中の人たちの笑顔をもっともっと増やしていきたい。

「小豆島醤カレー」のレトルト製品化は、そんな私の「想い」の一つです。

そして、今回クラウドファンディングに挑戦したのは、この自分の「想い」をさらに広げ、実現させていきたいと思ったからです。

そんな「想い」のこもった「小豆島醤カレー」をぜひ味わってみてください!




「小豆島醤レトルトカレー」だけでなく、「発酵玄米」とのセットや、FINEご利用回数券、また「一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構への応援」など多彩なリターンをご用意いたしました。

皆さまの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします!


【リターン内容】

■「小豆島醤カレー」レトルトカレー1個
■「小豆島醤カレー」レトルトカレー3個+オリジナルミニトート
■「小豆島醤カレー」 レトルトカレー10個+オリジナルミニトート
■「発酵玄米」と「小豆島醤カレー」のレトルト10個セット
■小豆島FINEで「小豆島醤カレー」のランチ3回分
■FINE年間パスポート
■FINEに来店した子供に「小豆島醤カレー」とドリンクをギフトします、お子さま5人分
■一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構、小豆島町を応援
■スポンサー(店内にお名前を掲載)


それぞれの詳しい内容につきましては、リターン一覧をご確認ください。
※一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構、小豆島町役場にはレトルトカレーのギフトをさせていただくこと、及びクラウドファンディングにてその支援を募ることにご快諾いただいております。

<追記>
リターンのトートバッグがデザイン変更となります!
「小豆島醤カレー」と入ります!

=食品表示=
●レトルトカレー
・名称:カレー
・原材料名:カレーペースト(ソテーオニオン (国内製造)、カレールー、牛肉、砂糖、人参ピューレ、ぶどう糖果糖液糖、動物油脂、チャツネ、ウスターソース、マーガリン、ビーフエキス、カレー粉、酵母エキス、トマトピューレ、おろし生姜、加工油脂、コショウ末、たまねぎエキス、香辛料、オニオンパウダー、ポークエキス、クミンパウダー、シナモンパウダー、蛋白加水分解物、コリアンダーパウダー)、 野菜 (たまねぎ、ダイストマト)、オリーブオイル、もろみ、にんにく醤油、はちみつ、香辛料/増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香料、香辛料抽出物、甘味料(カンゾウ)、アナトー色素、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
・殺菌方法:気密性容器に密封し、加圧加熱殺菌
・ 内容量:200g
・賞味期限:パッケージに記載
・保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください。
・販売者:neutral cafe FINE
香川県小豆郡小豆島町池田228番地36
TEL 0879-62-8855
・製造者:株式会社 味きっこう
兵庫県洲本市由衣町内田 33-1

●発酵玄米
・名称:低温熟成玄米ご飯
・原材料名:玄米(さぬき米おいでまい)、小豆、黒米、醤油、藻塩(兵庫県淡路島産)
・內容量:200g
・賞味期限:パッケージに記載
・保存方法:直射日光を避け常温保存
・販売者:株式会社メルクリエイト
香川県高松市屋島西町2274-19
TEL0878995202



ご支援いただきました資金につきましては、CAMPFIREの掲載手数料17%を除くすべてを小豆島醤レトルトカレーの製造費や宣伝広告費として大切に使わせていただきます。


目標金額は100万円としておりますが、公開期間中に100万円を達成しても活動を続けます。

ネクストゴールとしては、小豆島醤レトルトカレーやその他の名産品を販売するECサイトを立ち上げようと思っています!



2024年6月30日:プロジェクト終了
2024年8月初旬〜:準備が整ったリターンから実施開始
2024年8月初旬:一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構、小豆島町役場へ支援分のレトルトカレーをお届け


「自分らしく、わくわく人生を楽しもう」

「FINE」のこのコンセプトも、こうした自分の経験と想いがベースとなっています。

私自身、本当に何度も失敗を繰返しながらも、自由に自分の人生を精一杯に楽しもうとしています。

自分が何をしたいのか、何のやめにやりたいのか。

それを見つけ、その「想い」を形にしていくきっかけの場所になってもらうことが「FINE」の理想です。

 

「笑顔と感謝の循環」

「小豆島醤カレー」で世界中の方々が笑顔になってくれること。

小豆島に行ってみたい、もっと小豆島のこと知りたい、と思ってもらえるきっかけになること。

これが、今の私がやりたいこと、そして目標です。

ぜひ、この「想い」を応援として「小豆島醤カレー」をお試しいただけたら、これほど嬉しいことはございません!

どうか、皆さまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!!



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

  • 2024/05/22 13:41

    こんにちは♪今日は、お店で人気のメニューをご紹介します(๑・̑◡・̑๑)『小豆島醤カレーのエビフライのせ』醤カレーとフライの相性抜群☆めちゃうまうまです(*´꒳`*)今回レトルトカレーも完成したので、お家でもぜひ一度お試しくださいね!

  • 2024/05/21 10:16

    5/18に沖縄で開催されたchimuzuri heart creationに参加しました!『ちむずり(こころを合わせる)』をテーマにアートやエンタメを通して豊かな心を育むためのイベント☆全国からたくさんの方々が訪れていました。FINEが大切にしている、『笑顔と感謝』がこのイベントでも循環してい...

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