◯概要
食べること、生きることを諦めない。
フードパントリー/コミュニティフリッジを創り、より多くの子供たちから「食べる」ことの心配を取り除き、希望ある未来を切り開くエネルギーを提供したい。
◯プロローグ
元気いっぱい遊び、たくさん学んだ。お腹を空かせた帰り道に「今日の夕飯はなんだろう」と夕陽の向こうを想いワクワクしたあの頃の記憶。でも、その記憶を持つことなく育つ子供は私たちが想っている以上にいます。
生活に困窮している、家庭の事情、さまざまな問題をその小さな背中に背負わされ、お腹を空かせ、生きる事すら心配しなくてはならない子供たち。夢や希望など持つことも「今日」を心配していては難しいです。
せめて、今日のご飯の心配を失くしてあげられたら?
◯自己紹介
ご挨拶が遅くなりました。
はじめまして、ラポスタこども支援の林佑樹(はやしゆうき)と申します。
私はITエンジニアとして18年務め、38歳の時に起業。
現在は小さな会社を経営し、パートナーと愛犬と暮らしています。
幼少期に両親が離婚し、実の父親の記憶は全くありません。
その後、再婚した養父は母へのDVが酷く、私への虐待も中学生の頃から始まりました。
ひとり親になっても母が朝から晩まで働いてくれたお陰で、食べることに困ることはありませんでした。
母の勧めでIT系の学校にも進学させてもらい、手に職を付けることも出来ました。
私が何故、このようなプロジェクトを考え、実行しようとしているのか?
それは実にシンプルな想いから生まれました。
是非、こちらの動画をご覧ください。
◯始まりはこども宅食
生活で困っているご家庭に食品はもちろん、生活用品、文房具など必要なものを届ける「こども宅食」を1年前に始めました。
私の母は家族のために朝から晩まで働いてくれましたが、イライラして周りに当たることも多くなりました。今思えば、ギリギリの生活で気持ちにゆとりがなかったんだと思います。
お母さんやお父さんの不安な気持ちやイライラを少しでも軽減出来れば・・・
子供は親が思っている以上に親の顔色をうかがっています。
ひとりで育児と仕事を頑張っているお母さんやお父さんにも少しのゆとりをお届け出来れば、子供の幸せにも繋がると考えました。
実際に目の当たりにする現実をしっかりと見据え、もっと多くの生活困窮世帯を救う事は出来ないのか?を命題として考え続けました。
今のままでは、これ以上の人たちを救う事ができない。
人員的・時間的なことでも、視えていた限界。
でもそれも超えて助けたいという気持ち。
そんな時知ったのが、フードパントリー(無償で食の支援が受けられる場所)・コミュニティフリッジ(地域の冷蔵庫)という支援の仕方でした。
地域そのものが家族の様に守り支援していく。そして子供たちは安心して暮らすことが出来て自分の将来や未来・希望について考えることができる。
そんな心の【ゆとり】を与える事が私の新たなる使命だと感じ、場所を作る事を決めました。
◯苦労の果てに見つけた物件
物件サイトをチェックする毎日。
実際に歩いて物件を探すことも増え、たまたま通りかかった道で物件サイトにも載っていない物件を見つけるに至りました。
しかし、そこをそのまま使うことは難しく、多くの改装を要します。
でも立地の面など利用者の利便性と運営に係る月々の費用を考えると他に選択肢がありません。
人手不足を補い、より多くの子供たちから不安が消えていくように。
そこで私は、ここに安心して支援を受けにこれる「場所の創造」をするために、
皆さまにお願いをすることにしました。
内装に関しては、10社近くの業者の方々に見積りをお願いしました。
その結果、床・トイレ・それ以外の内装をそれぞれ違う業者にお願いすることで
利用者の方々に安心して来て頂ける空間を最小限の費用で実現したいと考えております。
また、フードパントリー&コミュニティフリッジ運営に必要なものを洗い出しました。
食品や生活用品の他にも程度の良い古着なども必要な方に届けられたらと考えております。
想定している設備等の配置図は下記のとおりです。
素人が作成したものになりますので、「大体こんな感じ」程度でご覧いただけますと助かります。
<今回必要な費用(税込)>
内装費用:約198万円
設備費用:約127万円
============
合計 :約325万円
今回、万が一目標に届かなかったとしても、足りない分を自費で補ったり、
クラウドファンディングに再チャレンジして資金を集めたり、
一部の設備を後から揃える等して、少しずつ完成させていくことが可能だと思っています。
まずは拠点を作ることが大事だと考えています。
なぜなら、フードパントリー&コミュニティフリッジは周囲の協力なしに運営は出来ません。
近くの商店街やスーパー等にご協力頂けないか交渉していく必要があります。
実際に活動している拠点がなければ協力を得にくいですが、
それがあるだけで信用度が上がり、本気度も伝わるため、協力を得やすくなるからです。
「場所の創造」はあくまでもスタートラインに過ぎません。
◯大切なのは物資だけではありません
現在活動しているこども宅食は個人で活動しているため、自治体などからの補助は受けておりません。
有難いことにXを通じて、物を寄付頂くことがありますが、それ以外は全て自費で賄っております。
そのため、徹底したコスト管理・食材や支援物資の調達をしてきました。
それも見えるように公開しています。
ラポスタこども支援_支援活動状況
常に可視化した運営をする。使途不明なお金を出さない。
時々、悪質な業者がいることに胸を痛め、まず自分は実直であることを大切にしてきました。
支援を受けたいけど信用出来ない、不安で相談出来ないという方も多いと思います。
お子様をお持ちの親御さんであれば尚更。
SNS(ラポスタこども支援)を通じて活動状況を発信することで
1人でも多くの人から「この人から支援を受けたい」と思ってもらえたらと思っています。
今回、皆様にご協力いただいたお金も使い道を明確にし、公開してまいります。
◯このクラウドファンディングの先にある未来
このクラウドファンディングは狭い範囲の子供しか救えないかもしれません。
しかし、こうして行動していることや、このプロジェクトがひとつのロールモデルとなり、広い範囲で、全国で同じような想いを抱いて行動してくださる方々の気持ちの支援に繋がることを期待しています。
また、ここで成長した子供たちが私たちの想いを受け継いで未来の子供たちのために行動してくれたら・・・。
それこそが、このプロジェクトの真の達成と言えるのかもしれません。
どうかその第一歩を進ませてください。
私の理想は単なる綺麗ごとなのかもしれません。
ただ、私はきちんと綺麗ごとのために行動できる大人がいるという「希望」を、希望を信じることができる【ゆとり】を子供たちに感じて欲しいと思います。
理想を追う事が良いとされる未来を子供たちに届けたいと思っています。
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