□私たちについて

私たち一般社団法人JPCS(日本ペットケアサービス)は、ペットと飼い主がより共生しやすい社会の実現に向けて立ち上がった団体です。
これまで、ペットと飼い主のためのアプリ開発に取り組んできました。

ペットと過ごす上で、どのようなサービスがあれば飼い主も安心できるのか、そしてペット自身も健康でいられるのか、ペット業界の課題を解決するために日々活動しています。


□プロジェクトの背景

令和6年1月1日。
新しい年を迎えたばかりのこの日、石川県は、これまで経験したことのない大きな揺れに襲われました。
長く続いた大きな揺れや津波、土砂崩れによって、3月26日時点で石川県内では244人が犠牲になり、安否がまだ分からない人もいます。
人だけではなく、犬や猫などのペットも犠牲になりました。

私たちのサポート事務局は、石川県金沢市にあります。
当時は金沢でも震度5強を観測し、自然の力を前に無力ささえをも感じました。

私たちは、何か少しでも力になれればと、甚大な被害が発生した能登地方に物資を届ける支援を行っていたところ、地震で迷子になってしまった猫を捜索する人たちに出会いました。

チームの人たちは、建物の中に取り残されたり、街をさまよったりしている猫を保護して世話をし、SNSで情報を発信して飼い主と引き合わせる活動をしています。

ペットも大切な家族の一員です。

迷子猫捜索活動チームの中にも、地震でペットと離ればなれになった人もいて、大切な家族を何としてでも自分の手で見つけたい、救い出したいと活動を行っています。

活動を通して気づいたのは、「ペットを救うことは飼い主を救うことにつながっている」こと。

被災地には、猫の帰りを待つために、倒壊のおそれがある自宅にとどまり続ける飼い主もいるそうです。大切な家族と再会するために、チームは精力的に保護活動に取り組んでいます。

そして、この迷子猫捜索活動チームが今後の防災対策として最も重要だと感じたのが「準備」でした。
それは、個人の備えだけではなく、災害時にペットを預けることができたり、同伴避難できたりする場所を確保しておくことや、動物病院や自治体が事前に連携をしておくことが欠かせないということでした。


□今日のペット避難

今回の能登半島地震だけでなく、過去の災害においても、危険な状態の自宅にとどまったり、避難所に行かずにペットと車中泊生活を続けたりする人がいる現状が取り沙汰されていました。

環境省が発行する「人とペットの災害対策ガイドライン」では、災害時、避難所までペットと一緒に行くことはできても、同じ部屋で過ごすことは定められていません。

「逃げても一緒に過ごせないのなら・・・」
「もし、避難所でトラブルが起きてしまったら・・・」

こういった不安を考えて、避難所に行きづらいと感じる飼い主も少なくないのも現状です。


□サービスの紹介

今年1月、私たちは、ペット飼い主(犬・猫・その他)に向けて、災害時にどのような情報を求めているかアンケートを行いました。
災害時のペット避難などについて、飼い主が事前にどのような情報を集めているかたずねたところ、「ペットとの同行避難の方法」が48.4%と最も高く、次いで、「近くの避難所情報や避難ルート」(45.5%)と実際の避難に関する情報が調べられていることが分かりました。

このほか、災害時に必要なペット関連の情報は何かたずねたところ、「近くのペットと同行避難できる避難所情報や避難ルート」が58.4%と全体のおよそ6割を占めていて、次いで「避難所にある備蓄品や自宅から持って行くべきものの情報」(43.8%)、「自宅で準備しておくべき防災グッズや備蓄品の情報」(42.0%)、「ペットとの避難所生活での注意点」(42.0%)という結果でした。

この結果を受けて、犬や猫、その他の全ての種類のペットと一緒に避難できる施設の情報を少しでも分かりやすく発信する必要があると感じました。
また、毎年のように各地で発生する災害の甚大な被害と、私たちが暮らす石川県の今回の被害の現状を見て、ペット防災の機能があるサービスも開発したいとプロジェクトを立ち上げました。

めざすのは、「アプリひとつで、ペットとの暮らしの不安をすべて解消するもの」にすることです。
このアプリの名前は「AnimaLove(アニマラブ)」といいます。


今回新たに開発するのは、下記の3つの機能です。

災害発生時の避難所生活の中には、ペットが苦手だったり、動物アレルギーを持っている方もいらっしゃいます。
先がなかなか見通せず、不安が募る避難生活のストレスを少しでも軽減するためにも、私たちは、ペットの種類を問わず、一緒に避難できる施設の数自体を増やす必要があるとも考えています。

そこで、上記のアプリ開発だけではなく、全国の各自治体にペットと一緒に避難生活ができる施設の開設と、既存の避難施設をペット同伴可としても活用できるよう連携を図る取り組みも行います。

各自治体と連携して、随時避難施設情報をアプリに反映させていくことと避難施設の展開が私たちの最終目標ですが、全国の情報を集めていくにはかなりの時間を要します。

そのため、私たちと協力していただける都道府県や地方自治体と連携し、各地域の避難施設の情報収集を行いたいと考えております。避難施設の情報が把握できた地域から順次アプリに反映していく予定です。


□プロジェクトの目標

このプロジェクトの目標金額は、ペットにちなんだ語呂合わせで111万円(わんわんわん)に設定しています。
そして、この目標を達成した際は、ネクストゴールとして222万円(にゃんにゃんにゃん)を設定する予定です。

また、皆さまからのあたたかいご支援は、下記の項目に使用させていただきます。


・ペット防災対策機能を備えたアプリの開発費
・各自治体と連携するために現地に赴く移動費や準備費等


災害は、いつどこで起きるか分かりません。
今回のプロジェクトを通して、このアプリの存在を少しでも多くの人に知ってもらうと同時に、ペットとの防災対策について改めて考えるきっかけになればうれしいです。


最後に、皆さんにぜひ、下記QRコードよりアプリのダウンロードをお願いいたします!

下記URLからもダウンロードすることができますので、ぜひダウンロードしていただけますと幸いです!

《App Storeからダウンロードの方はこちら》

《Google Playからダウンロードの方はこちら》


このアプリは、プロジェクト期間中のリリースを予定しておりますので、ペット防災機能がリリースした際はアプリ内で完成のご案内をさせていただきます。楽しみにお待ち下さい!


そして、ペット飼い主の方により身近で便利なサービスをお届けできるよう、近くアプリ内にオンラインショップを開設する予定です。
オンラインショップでは、「獣医師が推奨する商品」を中心にペットフードや日用品などの購入ができます。
さらに、アプリ内で飼っているペットの登録をしていただくとクーポン券が発行され、そのクーポンをオンラインショップでご利用いただけます。


ご支援の有無に関わらず、アプリを利用していただくこと、そして皆さま一人ひとりのペット防災の意識を高めていただくことが、ペットと安心して暮らすことのできる社会の実現につながると考えています。
ぜひ、ご自身のスマートフォンへ「AnimaLove」をダウンロードしていただけますと幸いです。

また、全国の避難施設の情報を集めることやペットと避難できる施設を新設することは、かなりの時間を要します。
これらの活動に賛同いただき、一緒に活動していただける仲間も募集しています。

活動にご興味のある方は、下記メールアドレスにお問い合わせください。
皆さまからのご連絡お待ちしております。


一般社団法人JPCS(日本ペットケアサービス)
jpcs@jpcs-animalove.jp


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  • 2024/04/30 12:30

    こんにちは!一般社団法人JPCSの平野です。プロジェクト開始から4週間が経ちました!たくさんのご支援ありがとうございます。現在、私たちの活動にご理解・ご賛同をいただけるサポーター企業、団体を募集しております。サポーターになっていただいた企業様・団体様には、当アプリ及びWEBサイト、各種媒体等に...

  • 2024/04/23 12:30

    こんにちは!一般社団法人JPCSの平野です。プロジェクト開始から3週間が経ちました!たくさんのご支援ありがとうございます。さて、先週も四国地方で大きな地震がありましたね。まだ余震などで不安な日常なのではないでしょうか?日ごとニュースなどでも情報が薄れていくのは仕方のないことですが、忘れないでく...

  • 2024/04/16 12:30

    こんにちは!一般社団法人JPCSの平野です。 プロジェクトを開始して、2週間が経過しました。ご支援いただいた皆さま、誠にありがとうございます。まだまだ多くの方々に周知・ご支援をお願いしていきたいと思っております。どうぞ皆さんのお力を貸してください!どうぞ引き続き、応援、ご支援よろしくお願いいた...

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