エンタメ領域特化型クラファン
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【2023/12/27追記】

何と開始1日で、目標金額¥250,000を達成することができました!

引き続き、ネクストゴール¥500,000を目指します!

温かいご支援をいただいたたくさんの方のおかげで、想像を超えるスピードで目標を達成することができました。本当にありがとうございます🙇‍♂️

しかし、何十人もの演奏家のレコーディング費用・その他人件費の合計は90〜100万円ほどかかる予定であり、まだまだ足りないのが現状です。

そこで残りの期間は、ネクストゴール「¥500,000」を目標として、クラウドファンディングを続けさせていただきます!!!

まだまだ、長い道のりになります。

引き続きよろしくお願いいたします!!🙏

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初めまして。箏奏者の久(ひさし)と申します。

普段は和楽器の箏(=琴)を弾いたり、楽曲を作ったりしております。

古い人間のように思われることがありますが、実はテクノロジーが大好きです。

これまでにも...

・メタバースライブに出演

・楽曲をNFTで販売

・ChatGPTを譜面制作に活用 etc...

このように、積極的に最新のテクノロジーを活動に取り入れてきました。

今回は、とある新プロジェクトの費用を集めるため、クラウドファンディングを立ち上げました。

日本の伝統音楽には、約400年前・江戸時代から存在する、「めちゃくちゃ面白い音楽フォーマット」があります。

これを、「現代のテクノロジーの力で再解釈し、世界初の音楽生成システムを作ろう!」というものです。

江戸時代の音楽「段物(だんもの)」が面白すぎる!

日本の伝統音楽には、江戸時代に生まれた「段物(だんもの)」というジャンルがあります。

今でも頻繁に演奏される人気ジャンルで、代表的な楽曲に、「六段の調べ」があります。(教科書にも載っています!)

段物は、「段」と呼ばれるいくつかのセクション(西洋音楽でいう楽章)から成り立っており、各段が「52拍子」(たまに54拍子)と、フォーマットが厳密に定められています。

この段物が面白いのは、規則的で統一されたフォーマットの上に成り立っているため、「異なる楽曲や楽章同士を自由に組み合わせることが可能」というところです。

例えば以下の動画では、「六段の調」と「八段の調」という2つの別々の楽曲を、2人のプレイヤーがそれぞれ演奏しています。

合奏することにより、個別に聴いたときには無かった、新たな魅力が生まれていることが分かります。

2つの異なる楽曲をミックスすることで、新たな1つの楽曲が誕生したのです。

...このように、段物のフォーマットの上で作られた曲ならば、まるでレゴブロックのように、何でも自由に組み合わせて、新たな作品を作ることができてしまう、ということです。

実際に、昔から和楽器の愛好家たちは、異なる楽曲同士の合奏を楽しんできました。

(タイミングとテンポさえ合わせれば、適当に組み合わせても合奏になってしまうって、すごいですよね!)

...どうですか?めちゃくちゃ面白くないですか!?

「こんなお宝を、過去のものとして眠らせておくなんて、もったいない!」

こうして生まれたのが、和楽器のためのバーチャル合奏システム「無限段物(むげんだんもの)」です。

和楽器のためのバーチャル合奏システム「無限段物」

「無限段物」は、大量の和楽器の音源を、コンピュータ上で処理することで、新たな音楽を生成する「和楽器のためのバーチャル合奏システム」です。

具体的に、次のような流れでプロジェクトは進行していきます。

段物をデジタルに落とし込むことにより、従来はできなかった以下のようなことが可能になります。

・何千、何万という膨大な組み合わせを試す

・オーディオに様々な加工を施す(カット/リバース/ディレイ/テンポチェンジ/ピッチシフト etc.)

・24時間ずっと演奏し続ける

こういったデジタルならではの強みをしっかりと活かし、約400年前の伝統芸術をテクノロジーの力でアップデートすることで、もう一度光を当てます。

【2024/01/07追記】

🔥無限段物の簡易的なデモを作りました!🔥

本来は「Max」で実装する当システムを、通常の音楽制作ソフト上で簡易的に再現してみました。

次々と合奏のペアを変えることで、様々なバリエーションが生まれているのがお分かりいただけると思います。

無限段物の使い道

無限段物は、一部の伝統芸能の愛好家だけに向けたものではありません。

さまざまな用途を想定し、一般社会での活用を目指しています。

ここでは、具体例を4つ紹介します。

(※あくまでアイデア段階のため、実行を確約するものではありません。)

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①演奏家がセッション相手として使う

演奏家は、「無限段物」と合奏することで、1人でもセッション・パフォーマンスをすることができます。

PC一台あればどこでも使用できるので、海外への輸出も非常に簡単です。

将来的にはアバターを使って、「バーチャル演奏家」をメタバース空間に召喚することも可能になるでしょう。

空間や距離に縛られないデジタルの恩恵を受け、演奏家のライブパフォーマンスの幅は大きく広がります。

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②教育コンテンツとして使う

冒頭で話した通り、段物は「レゴブロック」のようなもの。

子供の創造性を刺激するにはうってつけの教材です。

また、実際に無限段物のプログラムを生徒に書かせてみるなど、プログラミング教育にも応用することができます。

伝統音楽を学びながら、創造性を育んだり、プログラミングを学ぶことができる。

そんな革新的な教育コンテンツを生み出し、画一的な伝統文化教育を変えることができるかもしれません。

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③デジタルアート制作に使う

「チームラボ」のようなデジタルアート作品の制作にも、無限段物は応用できます。

これは、僕が最も可能性を感じ、ワクワクしている使い方でもあります。

例えば、「風や鳥のさえずりに連動して自動演奏する」みたいな作品は普通に作れそうです。

ビジュアルアートと絡めて、「和楽器の音をトリガーとして、色や形が変化するアート作品」みたいなのも面白そうですね。

コンセプト次第でアイデアは無限に出てきそうです。

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④AIに学習させる

極めつけはAIです。

これはもう少し先の話になりそうですが、集めた大量の音源をAIに学習させることも視野に入れています。(*演奏家には許可を取っています)

学習結果を元に、一から演奏パターンを生成する「AI演奏家」も不可能ではないかもしれません。

そこまで来れば、とんでもなく面白い作品やコンテンツを作ることができそうな気がしませんか?

プロジェクト計画

2024年1月: クラウドファンディング終了

2024年1月〜3月: レコーディング実施

2024年5月頃: 無限段物1.0完成(集めた音源を元に、シンプルな組み合わせによる楽曲を1000曲~2000曲程度出力)

2024年6月以降: 出力した楽曲をジェネラティブ・アート(NFT)として販売(和楽器ジェネラティブNFTプロジェクト「千手」)

2025年: 無限段物2.0の開発開始(ライブパフォーマンスや教育現場のニーズに対応できるようなシステムに改変)

※リターンの発送は、2024年2月より、発送可能なものから順に行なっていきます。

アドバイザー

アドバイザーとして、生田流箏曲演奏家・沖政一志先生に全面的にご協力いただいております。

資金の使い道

レコーディング費用、各種関係者へのギャランティー、必要機材・ソフトウェア等の購入費、など。

※目標金額では上記費用を全て賄うことができないので、目標金額を超えた場合はその不足分に充てさせていただきます。

なぜやるのか

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

プロジェクト自体の説明はここで終わりになりますが、さらに知りたいという方や、まだ支援を迷っている方は、もう少しお付き合いください。

プロジェクトの社会的意義についてです。

この話は長くなるのと、やはり自分の口から説明したかったので、動画をご用意しました。

このプロジェクトを通して実現したい未来と、我々の業界が抱える「大きな問題」について詳細に語っています。

...そもそも、こういった「なぜやるのか」みたいな話は、冒頭に持ってくるのがセオリーです。

「こうこうこういう現状がある。だから、このプロジェクトをやります。その内容は...」という順番で、プロジェクトを紹介するというやり方が一般的だと思います。

それをなぜ、わざわざ最後に持ってきたのか。

そこには僕なりの「覚悟」と、明確な「ロジック」があります。

少し長くなりますが、ぜひ動画をご覧いただき、このプロジェクトに懸ける熱量を感じ取っていただきたいです!

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よくある質問

「プレミアムライセンスNFT」について

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Q.ライセンスを購入することで利用可能になる音源にはどのようなものがありますか?

A. 現時点で使用可能なものは、以下リンク(サウンドクラウド)にて無料でご試聴いただけます。その他、今後追加される音源も全て対象になります。

【楽曲一覧】

https://on.soundcloud.com/XUEgE

【サンプル一覧】

https://on.soundcloud.com/Rc26M

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Q. 音源の商用利用可能とありますが、具体的にどのような使用方法が認められていますか?

A. 以下を参考にしてください。ご不明点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

【OK使用例】

⭕️ 有料イベントのBGMとして使用する

⭕️ プロモーション動画のBGMとして使用する

⭕️ 音源を使用して制作したリミックス作品を配布・販売する(NFTとしての販売も可)

⭕️ 音源を使用して制作したオリジナル楽曲を配布・販売する(NFTとしての販売も可)

【NG使用例】

❌ 音源をそのままの形で配布・販売する

❌ 既存楽曲に酷似した楽曲を作り、自作曲として発表・販売する。

❌ 無限段物と類似のシステムの開発に利用する

❌ 許可なくAIに学習させる

※当ライセンスは、クリエイティブコモンズの「CC BY-SA 2.0」を採用しております。その他細かいルールは、「CC BY-SA 2.0」に準拠する形になります。

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Q. 無限段物のためにレコーディングした音源(パラデータ)もライセンスの対象になりますか?

A. はい。今回レコーディングする約100点ほどの生演奏データ全てが、当ライセンスの対象になります。(追加のタイミングは、NFT「千手」の発売後を予定しております。)

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プロジェクトに関する質問を受け付けています

プロジェクトやリターンに関する質問は、各種SNS、もしくは質問箱などでも受け付けております。

リプライやDMで、お気軽にお問い合わせください。

また、クラウドファンディング中はライブ配信も頻繁に行います。

そこではリアルタイムで質問を受け付けておりますので、よければぜひお越しください。

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X(旧Twitter): https://twitter.com/hisashi_musik

Instagram: https://www.instagram.com/hisashi_musik/

YouTube: https://www.youtube.com/@hisashi_music

質問箱: https://peing.net/ja/hisashi_musik

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  • 2024/01/28 22:17

    昨日、クラウドファンディングを無事に終えることができました。結果、68人もの方から計523,000円の支援をいただき、ネクストゴールを達することができました!!当日まで「ネクストゴール達成できるかな〜」というギリギリの感じだったのですが... 最後の最後にたくさんの方が「追撃」してくださり、何...

  • 2024/01/27 13:43

    いよいよクラファンも本日が最終日になりました!!まず、これまでに支援していただいた方々に改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!!これを書いている時点で集まっている額は418,000円。セカンドゴール達成まであと10万円ほど足りません...泣いても笑っても本日で終了。これが最後...

  • 2024/01/14 21:39

    『無限段物』に、尺八演奏家・岩田卓也さんの参加が決定しました!続々と演奏家の参加が決まっております!続報にご期待ください。【演奏家プロフィール】https://iwatatakuya.jp/Profile/index.html

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