※12月22日追記【目標達成のお礼】

皆様のおかげで目標金額を達成することができました。

応援、ご支援いただいた方へ感謝の思いで胸がいっぱいです。

本当にありがとうございます。

ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。

クラウドファンディング終了まで1人でも多くの方に知ってもらい、

誰かの一助けになるように支援者100人を目指すことにしました。

せっかくいただいたこの機会、最後まで挑戦していきます。

応援よろしくお願いいたします!


みなさん、はじめまして!
大阪府堺市にある、一般社団法人さかい介護連携促進協会、通称『さかそ』にて代表理事を務めております、上野禎実と申します。

『さかそ』では介護のプロの方々に向けた勉強会や交流会の実施をはじめ、医療・介護についてさまざまな情報発信を行っておりますが、なかでも力を入れているのが、ポッドキャスト配信です。僕は番組「さかそ!100年ライフ!」のパーソナリティでもあります。


実はこの度、番組「さかそ!100年ライフ!」がきっかけとなり、新たな製品が生まれました!その名も【ココ!ヨミトリーナ】。介護現場のかゆい所に手が届き、自宅で介護中のご家族に安心をもたらす、今までにない製品です。

【ココ!ヨミトリーナ】を全国民に知ってほしい!絶賛介護中のご家族の皆さんに使ってほしい!困っている高齢者の方の衣服に【ココ!ヨミトリーナ】がついているのを見かけたら、スマホで読みとってほしい!そんな文化を作りたくて、このプロジェクトを立ち上げました。


【ココ!ヨミトリーナ】は、二次元バーコードが印刷された、布と一体化する薄くて柔らかい、徘徊防止シールです。

ココ!ヨミトリーナの仕様

●1シートあたりの枚数
・56枚のシールが印刷されています。
※56枚のうち、イラストありver×35枚/イラストなしver×21枚となります。
●サイズ
・イラストありver:40×20mm
・イラストなしver:20×20mm
●素材
・ポリエステル

実物の写真(1シート分)

介護の際の作業のひとつに、「持ち物に名前をつける」という作業があります。上着やシャツはもちろんのこと、下着や靴下、帽子や靴、タオルやハンカチに至るまでおよそ50点、すべての持ち物に名前をつける必要があります。

直接マジックで名前を書くケースが多いのですが
・小さく書くとにじんで読めなくなる
・小さい持ち物に名前が書きにくい
・黒いものには書けない
・洗濯すると消えてしまう
等、介護をされる方でお困りの方は多いと思います。

名前シールが少しずつ普及してきてはいますが、主流はアイロンでつけるタイプ。しかし、50点もの名前シールをアイロン付けするのは本当に手間がかかります。

やることが山ほどある介護の現場で、少しでも作業を減らしたい。そこで、【ココ!ヨミトリーナ】の出番です!

【ココ!ヨミトリーナ】なら、衣服はもちろんタオルや靴に至るまで、直接貼るだけ!貼って24時間置いておくだけで定着します。手間が大幅に減りますので、その分の時間を別の作業に充てることができます。

徘徊抑制GPSシューズは便利ですが、必ずその靴を履くとは限りませんし、手ぶらで出てしまうと、GPSキーホルダーも意味がありません。その点シールであれば服をはじめ、いろいろなものに貼ることができます。

※衣類などに貼りつける場合は、水洗い後よく乾かしてから行ってください。


「シールだとはがれてしまうのでは…?」とお思いの方、心配ご無用!クレアフィールド様の製品『布~る』にも使われている、洗濯しても乾燥機を使ってもはがれない、特殊なシールを使っています。安心してお使いください。

※シリコンコーティングなど、難接着性の素材には定着しない場合があります。 


名前シールは基本、書けるのは名前と、書けて電話番号まで。でも【ココ!ヨミトリーナ】なら、名前以外の情報も入力可能!専用サイトにアクセスして、名前や電話番号はもちろん、住所やメールアドレス、備考欄にお薬情報や既往歴、アレルギーなどの情報を、いざという時のために入力しておくことができます。


【ココ!ヨミトリーナ】の二次元バーコードは、発見した方が読みとっていただくだけで、ご家族に「二次元バーコードが読みとられた」ことと、「読みとられた位置情報」が伝わる仕組みになっています。

読みとった後にやることを選べるので、読み取った方にとって、より負担の少ない方法を選べるようになっています。メールを選べば、地図で発見場所を詳しくお知らせしたり、写真を撮って状況を画像で伝えたりすることも可能です。


【ココ!ヨミトリーナ】のシートには、情報入力用の二次元バーコードとシリアルNo.がついています。情報入力用の二次元バーコードを読み取り、シリアルNo.を入力して「送信内容を確認する」ボタンをクリックすると、利用者情報登録フォームが表示されます。情報を入力し、「上記内容で登録する」ボタンを押していただければ完了です。


持ち物すべてに、【ココ!ヨミトリーナ】を貼りましょう。台紙からはがし、貼りたいところに乗せて上からぎゅっと押さえて貼りつけるだけでOK!あとは、常に【ココ!ヨミトリーナ】が貼ってある持ち物を使っていただくだけです。


【ココ!ヨミトリーナ】をつけている人が困っているところに遭遇したら、【ココ!ヨミトリーナ】の二次元バーコードをスマートフォンで読みとってあげてください。読みとるだけで、ご家族に「二次元バーコードが読みとられた」ことと、「読みとられた位置情報」が伝わります。

読み取ったあとは案内に従い、ご都合の良い連絡方法でご家族に連絡してあげてください。きっと心配されていると思いますので、早く安心させてあげましょう。


介護に関係する仕事をしていて感じるのは、なによりご家族の負担です。特に自宅で介護をされている介護家族の方には、想像をはるかに超えた負担がかかっています。

介護家族の方に少しでもストレスを発散してもらう方法はないかと考えて、介護者交流会を企画したこともありました。でも、そもそも家を空けられず参加が難しい、来てもらえたとしても「親が起きてしまうかもわからへんから帰ります」みたいに、もう楽しむどころじゃないんですね。

そこで10年前に始めたのが、ポッドキャスト番組「さかそ!100年ライフ!」です。

家にいながら、家事や介護をしながら情報を得られると好評で、毎週土曜更新、2023年5月14日で520回を数える長寿番組となりました。『さかそ』の勉強会や交流会に参加してくださっている業界のプロの方々をゲストにお迎えし、インタビューを主にお届けしています。


認知症による行方不明者は、この10年でほぼ倍増しています。2022年の警察庁の調査では、認知症が原因での捜索の届け出が18,000件を超えているそうです。この人数は警察に行方不明者届が出された人数なので、実際はもっと多くの人が行方不明になっているでしょう。

2025年には団塊の世代が後期高齢者になり、内閣府の推計によれば認知症者は700万人。65 歳以上の高齢者の5人に1人は認知症になる計算です。今後、介護の人材不足はますます厳しくなり、在宅で介護しなくてはならない状況が増えると予想されています。「自分は関係ない」とは思えない時代が、間違いなく来るのです。

 


あるとき、僕が施設長をしている施設で利用者様が行方不明になり、その間に転倒して数針縫うけがをされたことがありました。たまたま施設の名前が言えたので連絡をいただき発見につながりましたが、言えなかった場合、探し出すのは至難の業です。

そういう時に困らないよう、利用者様の持ち物や衣服には名前をつけるのが大原則。しかしマジックで直接書くと、何度も洗濯すると消えてしまうんですね。「これ誰の?」が日常的に行われ、探すだけで時間を費やしてしまう。持ち主がわからないからといって処分すると問題になる可能性もあるので捨てられない…。

そんな時、2021年10月にクレアフィールドの松田大祐さんが「さかそ!100年ライフ!」のゲストに来てくださったんです。洗濯してもはがれない布用名前シール『布~る』を広めたい、ということだったんですが、その際の雑談で行方不明者の数が増えている話になり、

「『布~る』と二次元バーコードをうまく結びつけられないかな?」

という話が出てきたのです。


一方で、大阪経済大学人間科学部の高井逸史教授は、以前からゲストはもちろん、介護ロボット等のセミナーを担当していただいていました。認知症が運動不足によって進行するのを防ぐべく、フレイル予防活動にとても力を入れておられます。

  1.  《 フレイルとは 》
     健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと。虚弱。
  2.  適切な治療や予防を行うことで、要介護状態に進まずにすむ可能性があります。


2022年、セミナーのすきま時間に高井教授にたまたま松田さんとの雑談の話をしたところ、『布~る』と二次元バーコードを組み合わせて徘徊防止シールを作ればいいのでは?という話に発展し、

「それがあったら安心して外に出られますね!じゃあ予算取ってきますわ」

と、なんと2023年度の予算を確保していただき、今回の【ココ!ヨミトリーナ】のシステムを開発していただきました。加えて、【ココ!ヨミトリーナ】の実証実験を行う段取りまで整えてくださったのです!


2023年11月24日、大阪府堺市南区にて【ココ!ヨミトリーナ】の実証実験が行われました。

警察・地域包括センター・泉北コミュニティで集まり、実験スタート!【ココ!ヨミトリーナ】をつけた衣服を着たモデルの方に実際に逃げていただいて、発見者が【ココ!ヨミトリーナ】をスキャンして、その後どうすればいいのか、というところまで実際にやっていただきました。


そしてその様子が、泉北コミュニティという地域情報サイト1月11日号トップに掲載されました!

”実証実験では、参加者が行方不明者・家族・発見者になり、実際にシールを読み取って使い方を学んだ。参加者から「シールをどこに貼るのがいいか」などの質問も出て、熱心に議論しあった。”

許可をいただき、紙面を掲載いたします。ぜひご覧ください。記事単体のリンクはこちらからどうぞ。




松田さんと高井教授、お二人のおかげで【ココ!ヨミトリーナ】を作ることができました。お二人には感謝しかありません。この場を借りて、お礼を申し上げます。

ここからは僕の出番です。このクラウドファンディングを通じて、【ココ!ヨミトリーナ】を一人でも多くの人に広めたい!自宅で介護をしている方に使っていただき、心の負担を少しでも減らしていただければと思っています。

そして、この取り組みには健常者の方の協力が必須です。二次元バーコードが服についている方が困っているのを見かけたら、とりあえずスマホでスキャンする。【ココ!ヨミトリーナ】を広めることで、それが当たり前の世の中にしたいと考えています。


皆様からご支援いただいた資金は全額、大切に使わせていただきます。

まずは最初のゴールとして、

■ゴール設定:30万円
・【ココ!ヨミトリーナ】広告宣伝費
・【ココ!ヨミトリーナ】製作費および送料

を設定させていただきます。

また、多数のご支援をいただき30万円分が集まった際には、順にネクストゴールを設定し、【ココ!ヨミトリーナ】をより多くのご家庭にお送りできるようにするための製作費および送料に当てさせていただきます。

何卒ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

※ご支援いただいた資金のうち、17%はCAMPFIRE手数料として納入いたします。


一番のお勧めは何より、【ココ!ヨミトリーナ】です!1シートあたり2,500円から、10シートで最大30%割引!複数人分まとめてご購入するととってもお得💕この機会にぜひ、お買い求めください。セット割は個数限定ですので、お早めに!

●1シート分 2,500円
●【10%OFF】3シート分(限定10)

 6,750円(750円お得!)
●【20%OFF】5シート分(限定10)

 10,000円(2,500円お得!)
●【30%OFF】10シート分(限定5)

 17,500円(7,500円お得!)


【ココ!ヨミトリーナ】1シートと高井教授によるフレイル予防セミナーをセットにしたリターンもご用意しました。理学療法士でもある高井教授が今まさに研究中のフレイル予防について、お話ししていただけます。


「スポンサーとして応援したい!」という個人や企業の皆様、本当にありがとうございます!個人スポンサーは【ココ!ヨミトリーナ】の特設ホームページにお名前を、企業スポンサーはホームページに企業名、スペシャル企業スポンサーは企業名とリンクを掲載いたします。ご予算に合わせてお選びくださいませ。

その他のリターンやリターン詳細については、リターン一覧をご覧ください。


2024年1月31日  クラウドファンディング終了

2024年2月1日~  調整が必要なリターンについて調整開始
2024年3月1日~  準備でき次第リターン送付開始



介護業界は行政を含め、「点」ではそれぞれの場所でものすごく頑張っておられます。しかし、なかなか他の職種との連携が進んでいない、素晴らしい取り組みをしているのに介護家族に伝わっていなくて燻っているように感じます。

さまざまな職種の「点」と「点」を繋げて「線」に、さらに「面」にして化学反応を起こしていく必要があります。今回の【ココ!ヨミトリーナ】はまさに他職種との化学反応にて生まれました。

僕はこの二次元バーコードシール【ココ!ヨミトリーナ】が全国民に浸透したら、すべての人が安心して住み続けられる街をつくるためのピースがひとつ、完成するに違いないと考えています。

現在、行政で類似シールの配布を行っている地域もありますが、残念なことにアイロンプリントなのです。アイロンの手間をなくすだけでも楽になりますし、いなくなった時にすぐ探せるシステムが構築されれば、現場は本当に楽になるはずです。


今まさに絶賛介護中のご家族の皆様をはじめ、僕の【ココ!ヨミトリーナ】への想いにご賛同いただける方、クレアフィールドの松井大祐さんと大阪経済大学の高井教授の心意気を感じてくださった方、【ココ!ヨミトリーナ】に興味を持ってくださった方、僕たちとつながる全ての皆様に【ココ!ヨミトリーナ】を応援していただけたら感無量です。

一人でも多くの方よりあたたかいご支援をいただけますよう、皆様、どうぞよろしくお願いします。 

一般社団法人さかい介護連携促進協会 代表理事
上野禎実


一般社団法人さかい介護連携促進協会HP

あい情報@100年時代の介護 Instagram


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください