自己紹介

はじめまして。

Progettista Labelアットknot Founderの京野桜大と申します。



Photo by タケバハルナ

自分は元々引きこもりで、社会のレールからは外れ、中卒から社会人として生きてきました。普段は広告や事業開発、戦略コンサルとして取引先が成長するお手伝いをしています。

今回のクラファンでは、中卒から社会人4年目になって気づき、協力して欲しいことを書いていきます。



社会への絶望と、一筋の光

現在自分は社会人4年目の年で、これまで個人事業主として働いていたのを昨年に法人化しました。ありがたいことに1期目から黒字着地し、現在会社は2期目です。

中卒からずっと個人事業主として生きてきた中で、社会人3年目から会社を構えられることは、とてもありがたいことだと感じています。


そんな中で、これまでの仕事は紹介から生まれたり、たまたま出会った中で話し込んでいたらお仕事として依頼してくださったりと、とても運に生かされていると感じる日々です。

ですが、会社経営者としてはARRという、年間を通した定額収益や、MRRというサブスクのような毎月に確実に上がる収益の確保をしていくのが大事なのですが、自分自身ではそれが誰にとって幸せになる指標なのか正直分かっていません。もちろん、企業単位で見れば融資が受けやすいなどがありますが、会社の利益のために事業を作る気は全く無くて。

経営者としてこんなことを言うのは失格なのかもしれないですが、自分が関わった仕事で幸せになってくれる人が増えて、それが結果的にMRRとして計算される事業になり、ARRにも良い影響が出れば良いなんて。


側から見たらビジネスの世界で甘ったれたこと言ってると思われる気がするのですが、自分は事業(シーズ)ありきで会社を回すのではなく、需要(ニーズ)ありきで会社を経営したいんですよね。その方が、需要がなくなったら早く廃れるじゃないですか。それってむしろ健全だなって感じるんです。


自分の会社がなくなる時。それは、自分の会社がやるべきことが、この世から無くなった時だと思うんです。別にお金持ちになりたいわけでもない。ただ、目の前で困っている人がいたら力になりたい。ただ、それだけなんです。なぜなら、自分自身が沢山の方々に助けられた人生だから。


当時15歳引きこもりの自分。長野で出会った大学生の友達が、夜中に「海行こう!」と言い出した時の。

そんな中で2期目に突入し、社会人も4年目になり考えさせられることは沢山あります。

「自分は本当に人の役に立ててるのか」

「ただの自己満で終わってはいないのか」

運に生かしてもらった人生、その運によって見殺しにしてしまった、見て見ぬ振りをしていた状況があるのではないかと。


顕在化されつつあるこれからの社会

ありがたいことに社会人4年目にして、お金はいただいてる方だと思います。自分としては「このような若造に?!」と思うのですが、沢山のクライアントさんが真剣に相談してくださって、一緒に課題を解決できて。

自分としては運が良いな〜と毎度思うのですが、クライアントの方々は口を揃えて言ってくださるんです。「桜大さんのおかげです」と。

正直あり得ないと思うんです。社会人4年目の19歳と、社会人20年以上の40代の方がチームになって課題に向き合って、共に解決を目指す。しかもその成果を桜大さんのおかげだと言ってくださるんです。


確かに自分は人と違った言語化力が高く、解決する力はあると思います。

でもそれ以上に、自分のような社会のレールから外れた人間に、クライアントが頭を下げてまでお礼を言ってくださる状況が異質でもあり、逆にこれからの社会のプロローグを垣間見た気がするんです。


そんなことを周りに話していたら、同じような体験をしてる方々がいました。そんな方々と自らを深掘りしているときに、1つの共通項が見えたんです。それは、指示通りに仕事をするのではなく、まずは前提を疑い、仕事を進めながらでも「この仕事は何のためにやるべきなのか」という省察を繰り返していたこと。

そして産業革命と共にイタリアで生まれた「Progettista」という言葉にも出会いました。

Progettistaは活動原則であり、このように記されています。

  •  ただ、現在の消費文化の中で生産をひたすら助長するための戦略として利用されている現代のデザインとは、根本的に性格の異なる概念で、より社会奉仕的でより倫理的な使命感を持ち、企業の利潤よりは、人間の生存環境の改善を幅広い視点から探求し、そのためには、企業の生産方針に対して批判的な態度を取ることも辞さない(多様な分野の)人々の「活動原則」とでも言えるものであった。

https://www.thinktheearth.net/think/2017/12/taki_yosuke/


そんな言葉と出会ってから半年、気づけば自分の周りにはProgettistaのような活動原則を持った、デザイナーだけではない沢山の職種の方々とお会いしました。


そして、経済のみならず社会まで不安定なこの日本で、これまでとは違う、これからの社会を創造していくのも、この方々だと感じたんです。

ボクは、人が持つ可能性を信じたい。

Progettista Label アットknot(合同会社アットknot)は、そんな方々と企業/民間/行政を繋ぎ、これからの未来を作っていくギルド集団です。


自分達がここ日本で生きて、このご時世の中で生活している。それって奇跡だなと思ったんです。これは運が呼び寄せた偶然ではなく、出会うべきして出会った必然なのかもしれないとも。

だからこそ、このタイミングで自分は法人格を持ち、この年齢にして、これからの社会を生きていくのだろうと思います。

可能性や感受性が移動ではなく価値になる世界

私たちが向き合いたいのは、社会/企業/民間のためになっている事業にもかかわらず、届くべく人にまだ届けられていない事業や活動。そしてそのような事業や活動をしたいと思っている方々です。

既存のプレイヤーだと難しいけど、Progettista Label アットknotならどうにかしてくれるかもしれない。そんなギルド集団を目指します。

具体的に言えば、アート市場が伸びたのも美術史的価値と市場価値が結ばれたからです。もし結ばれていなかったら、過去の名作はただのゴミとして扱われていたかもしれません。

なら、これから先テクノロジーが発展していく中で求められるのは、テクノロジーの社会の合意形成です。

昨今では自動運転車が話題ですが、自動運転が万が一事故を起こした場合誰の責任になるのか。その場合の保険はどのように創られるべきなのかなど、現状の世の中で協議していくことは沢山ありますし、これからも生まれ続けるでしょう。

だからこそ、私たちはアット/@(貴方と)knot(結び目)になる必要性を感じています。

その上で、あえてクラウドファンディングという形で仲間集めをしようと思ったんです。運に助けられた人生において、この運を最大化できるのがインターネットの力でもあり、ボクがたまたま作ったこのクラファンページが、誰かにとって助け舟としてたまたま現れる。そんな世界線があっても面白いなって。

言いたいことは1つです。

長々と書いてしまいましたが、言いたいことはたった1つです。

ボク達の仲間になってくれませんか。

共に、明日が楽しみになるような未来を描き、実装しませんか。


このクラファンを通して、また運命的な出会いがあると、ボクは信じています。


社会と共に変われるのなら、

Progettista Label アットknot Founder / 京野桜大


実際では、Progettistaの人はどんなことをやるの?

自分個人のでの事例ですが、このようなことをやりました。

Progettista/京野桜大の実績(クライアントワーク)

ジモコロ×株式会社Huuuu×京野桜大「若さとは年齢ではなく好奇心である」

バイトの求人サイト「イーアイデム」が運営する「ジモコロ」にて、より若年層にリーチしていきたいという当時ジモコロ編集長の徳谷柿次郎さんからの依頼。ジモコロの記事を読み漁っていくうちに、ジモコロに出てくるパワフルな老若男女からは、年齢とは関係なく若さを感じられ、ユーザーリサーチでも同じような意見がありました。そこから、若さとは年齢ではなく好奇心なのではないか?という仮説の元、当初「ジモコロヤング」としてリニューアル予定の話をひっくり返して、本当の若さとは年齢による相対値ではなく好奇心と定義し、様々な好奇心の育み方などをInstagramを通して発信しています。あえてマーケティングはテスト程度しか行わず挑んだメディア運営ですが、フォロワー数もオーガニックで上がり続けるさながら、DMでは「こんな面白い人初めて見ました!」や「子供と一緒に見ています」など、ただのメディア運営では中々聞けないことが直接いただける、愛されるメディアに育ちつつあります。

https://www.instagram.com/reyouth_mag/

株式会社WDC×京野桜大×株式会社Huuuu 「人生の冒険と保険」

保険テクノロジー企業なのにも関わらず、保険とは「お客さまのありたい人生に対する備え」なのではないか?という社内ワークショップで出た仮説から、時代の先駆者達がどのようなリスクと向き合い、自分なりに備えてきたのかを探る連載。保険も大事な備えだけれど、果たして保険だけで備えは大丈夫なのか?連載を重ねるうちに、リスクとの向き合い方の多様さや課題が垣間見え、リアほとしても保険だけではないリスクとの向き合い方を提供するきっかけとなりました。

https://reaho.net/magazine/category/feature/

大同門株式会社×京野桜大×Waltsu株式会社 「食品ロスを減らす牛タンハンバーグ」

こちらは現在、テストマーケを兼ねてのクラウドファンティングを実施しています。新しい挑戦で商品を作る場合、ネックになるのが最低ロットです。しかし、最低ロットだけ作っても、あまり利益も残らないどころか、人件費などを考えれば赤字になってしまいます。そこで、受注販売とPRにも繋がる施策として提案しました。
背景には、大同門さんの等身大な姿勢にあります。SDGsなど謳われてる昨今ですが、口先だけじゃないプロジェクトだからこそ、沢山の人に届いてほしい。そして何より美味しい。プロジェクトに関わるからにはと思い、大阪まで弾丸で行き代表のフォーリー 淳子さんからお話聞きながら美味しい焼肉をいただいて。その後はオフィスにお邪魔させていただき、専任のマーケターがいないのにも関わらず、全員が本気で難しい領域にチャレンジしてる光景を目の当たりにしました。こんなこと、全然当たり前じゃない。だからこそボクは本気で向き合おうと思い、マーケティングが得意の友達であるWaltsu株式会社の藤井 俊輔さんにも入ってもらい、伴走させてもらってます。

その他、情報公開前3件のプロジェクト


今後始める自己資金のプロジェクト

・新しい公共財を探究する「KOBANプロジェクト」

お巡りさんもいないような地域や、横の繋がりが少ない環境で、誰もが交代をして番をできる。自分の商品を置いて販売できる。など、構想段階ではありますが、「街と共に生きる」をコンセプトにした状況を共創できるモノを作ります。ここではあえて、場とは言いません。それは時間かもしれなければ、存在なのかもしれません。

・サードタイムを提供するノンカフェイン茶のR&D

自分自身、カフェインの取れない体質であり、砂糖も体調を崩す要因になるほど体が弱いです。自分のような方にとって、休憩というコンテンツの選択肢が大いに塞がってしまいます。
自分自身は少量だけなら大丈夫なので、茶人の方からお茶をいただく機会から、お茶を摘みにいく機会もありました。中でもドクダミのノンカフェイン茶をいただいた時に、本当に美味しかったんです。「ドクダミ茶って健康目線で、なんか麦茶みたいな味がする」イメージだったのですが、一呼吸できる可能性を見つけ、妊婦の方でも休めるひと時をサードプレイスならぬサードタイムと定義し、現在は使われていない茶畑事業継承のための資本制作表を作成中です。

◆リターンの内容/今回の目標金額について

この変わったプロジェクトにこの文章だけで、関わりを持ってくださる方は少ないと思います。現在関わってくださっている身近な人以外に、最初は4~5人集まれば良い方だと、現在の目標金額に設定しました。

ただ、お金が集まって困ることはありません。なので、たまに個人からお願いされるような相談にはお金を頂こうと思います。企業さんとも、このプロジェクトに支援する思いがあれば、何か通じるモノがあると思うので、企業向けのプランも作りました。そして、集まったお金は先ほどにも書いた今取り組んでいるプロジェクトに投資します。何にお金を使うかは、今回支援してくださった皆さんと支援内容にあるFacebookグループ上で話したいと思います。


ただ最後にお伝えしたいのは、どれだけのお金を支援していただけることではなく、どれだけの人を巻き込んで一緒にこれからのことを考える機会を作れるかが今回のクラファンの目標です。応援のほど、よろしくお願いいたします。

応援メッセージ

神山明夫/株式会社こころみ 代表取締役

オウタ君と出会ったのは、もう5年ほど前になります。当時は大多数の同世代は何も考えずに中学校に通っている中、自分が納得いくことをやるために何をすればいいのかを真剣に悩んでいる姿が印象的でした。彼の最大の美徳は、真剣に、かつ明るく悩み続けることだと思います。誰かから与えられる答えではなく、自分が納得できる選択肢を選ぶため悩み続ける。しかも一人で引きこもってしまうのではなく、相談し、体験し、旅をして道を選ぶ。そんな姿勢に世代を超えて感銘を受けました。ある意味で、孤独である自分を楽しみ、孤高とも言える立ち位置を身に着けたのではないかと思います(笑)5年前の彼は自分に関心が向いていたと思いますが、今は社会とのつながりや社会に与える影響に真剣に向かいあっていて、一人の友人として尊敬しています。これからもその姿勢を貫いてほしいと思います!


資金の使い道

・10000円
進行中のプロジェクトへの人件費:8300円
CAMPFIREの手数料:1700円・10000円を超えた場合進行中のプロジェクトへの人件費にあて、より周りの人を巻き込みながら共創します。

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール11月から支援者をFacebookグループに招待現在の活動の具体を共有し、一緒に進めていく方法を決めます。活動報告会は来年の8/27を予定しています。

<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします

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