こんにちは、GardenBeeです。このプロジェクトは、メタバースSpatialで活動している わたしを含め13名ほどのメンバーで進めているプロジェクトです。私達は、お互いにリアルで会ったことはありませんが、1年ほどメタバースの可能性を探って活動しています。
メタバースはバーチャルではありますが、その体験による心理変化や学びは、
実際に私達の心の中で起こるといつも感じています。

今回は、バーチャル体験が、実際にどのように、現実的に私達に心理変化やコミュニケーションの変化をもたらすのか、調査したいとこのプロジェクトをはじめました。




●ぼくのmeta銭湯とは?

「ぼくのmeta銭湯」はメタバース上に銭湯をつくり、日本の「裸のつきあい」を再現できるか挑戦するプロジェクトです。「裸のつきあい」は、心を開いて率直に接することを意味する日本の表現であり、銭湯の文化に象徴されています。ユーザーは自分の真の姿をさらけ出す場を持ち、社会的地位や年齢・性別を超え、物理的な制約を超えて他のユーザーと深くつながることができるサードプレイスの提供を目指します。そのためにバーチャル銭湯でのコミュニケーションに関する実験を行い、メタバース上での新しいコミュニケーションに関してデータ化します。このプロジェクトは、メタバース上での新しい形の人間関係の構築とその可能性を追求するものです。


●解決したい課題

コロナ以降拡大する「人間関係の希薄化」を、バーチャルで補うことはできないか?と考えています。人間関係が希薄化する理由としては、パンデミックによる「人との距離の増加」以外にもさまざまな社会背景があります。

社会的孤立:一人暮らしの増加、高齢化、地域コミュニティの崩壊などによる孤立
テクノロジーと人間関係:現実の人間関係よりもSNSなどオンライン上の関係を重視する傾向
パンデミックと孤立:世界的に人と人との間に距離を生じさせ、人々の孤立感を増大
メンタルヘルス問題:社会的な孤立がストレスや不安などのメンタルヘルス問題を引き起こす


●meta銭湯が目指すこと

・メタバースが人間関係に与える影響を調査し、バーチャルの可能性を明らかにして、裸のつきあいが可能な銭湯を実現
・メタバース上に銭湯を構築し、運営します
・メタバース上でのコミュニケーションに新しい可能性を示す


●このプロジェクトを応援してくださる方の想定

調査に参加したい人:コミュニケーションや心理学などを仕事とし、この調査そのものに関心のある人
メタバースに関心ある人:メタバースやVRの可能性に関心を持っている人やイベント開催したい人
サードプレイスを欲する人:現在の関わりとは異なる人間関係を構築したい、環境を変えて話をしたい人
銭湯・お風呂好き:銭湯やお風呂が好きなため、メタバース銭湯に興味を持っている人

一緒にバーチャルによるコミュニケーションの可能性を探りませんか?


<具体的に行うこと>

(1)meta銭湯で行う調査

meta銭湯をバーチャル上に構築し、以下の3種類の調査を予定しています。
リターンに、調査への参加権を入れています。調査への参加権で応援くださった方には、調査結果のレポートを共有させていただきます。ぜひ応援お願いします!


1  日常との比較調査

バーチャルとリアルを同じテーマで比較し、どのような違いがあるかを調査します。これは、通常リアルで行っていること、または、バーチャルであっても通常オフィスのような環境で行っていることを、meta銭湯で行っていただく調査です。

スペースを貸し出し、通常別の空間で行っていることを行っていただき、アンケート調査を行います。想定しているのは、会議/カウンセリング/コンサルティング、教室、マッサージ、カラーセラピーなどです。

入浴の臨場感を高め、実際の銭湯だと思ってすごせる環境づくりが重要です。

【調査項目】自己開示性、リラックス度、創造性、親密度などが変化するかどうか?


2 meta銭湯ならではの特別体験

現実世界ではできない特別な体験を通じ、感情や行動にどのような影響を及ぼすのか調査します。例として、現実と別の性のお風呂に入浴する、混浴、タオル巻き姿のまま外出する、ネコなど動物になるなど。

【調査項目】開放感/羞恥心/自己開示性などが変化するかどうか?


3 リアル銭湯への意識

meta銭湯での体験をきっかけにリアル銭湯への関心や利用意向が高まるかを調査します。どのようなことを行えばリアル銭湯への関心が高まるかを検討し、実行後、アンケート調査を行います。例えば、みんなで壁画を描く、リアル銭湯とのコラボイベント、リアル銭湯の方をおよびしてお話会など

【調査項目】銭湯利用経験/頻度、好意度、利用意向、イメージなど


(2)銭湯を構築

・銭湯の外に「銭湯までの道のり」をつくり、銭湯前後で人が交流できるようにします
・昔ながらの銭湯を再現し、銭湯の中で日本の伝統的な銭湯体験ができるようにします
・男女を選択して入浴できるようにします
・銭湯を体験してもらうためのミニクイズを実施します
・タオル巻き姿で入浴できるようにします
・浴衣に着替えて交流できるようにします


(3)メタバース上でのコミュニケーションの可能性を提示します

さまざまなアンケート調査をもとに、メタバース上でのコミュニケーションの可能性を整理し、提示します。


●プロジェクトメンバー

GardenBee、Chompoo☆Chihiro(Magenta Witch)、TAK、AYAKO mama、daisuke、Kuni、Lie、mayo32、Nissy、semi、skybluecat、yamasan、yuki


資金の使い道

現在、プロジェクトメンバーで、meta銭湯を構築しており、完成度80%のところまで仕上がりました。
さらに、リアルな銭湯にするために、プログラマーに依頼し、銭湯の「リアル度」をあげるために資金が必要です。下記の機能を実装したいと考えています。

1.選んだ性別の風呂しか入浴できない機能
男湯と女湯、どちらも入浴できてしまうと調査の信頼性が担保できないため、選んだ性別の場所以外に入れないように制御する

2.シャワーを出す、ドライヤーを使うなど、リアル感を高めるためのギミックを追加
より銭湯感を高めるために、ユーザーがモノを操作できる仕掛けをつけたい

3.湯気、音の反響、照明などのリアル感を高める

上記を実現するために、30万円が必要です

応援よろしくお願いします!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<スケジュール>

9月中旬 クラウドファンディング開始
9月中旬~下旬 meta銭湯内覧会開催 製作途中のmeta銭湯を見ていただいて、フィードバックをいただきます
10月中旬 クラウドファンディング終了
10月下旬 プログラムの組込
11月上旬 meta銭湯限定オープン ※一般公開はせず、実験参加者のみに公開
11月月末まで 各実験の実施 ※実験への参加券は11月中に使っていただきます
12月上旬 meta銭湯 一般公開 オープニングセレモニー
12月下旬 実験レポートの取りまとめ、参加者へ配布




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