はじめに
皆さん、はじめまして。
86farm&まころパンの岩切啓太郎です。
吃音(きつおん、どもり)について、皆様はどのくらい理解があるでしょうか?
吃音は話し言葉が滑らかに出ない発話障害の一つと言われています。
言葉が出にくい、同じ音を何回も繰り返し滑らかに話せないなどといった症状がある人が全国で120万人います。
大人になるにつれて症状が和らぐ方もいれば、そうでない方もいます。
参考:国立障害者リハビリテーションセンター研究所「吃音について」
http://www.rehab.go.jp/ri/departj/kankaku/466/2/
実は私もその中の一人です。
子供の時から吃音に悩まされて生きてきました。
当時は吃音という言葉ですら知りませんでした。
吃音がきっかけで人にからかわれたり、怒られたりと自分が全て悪いと思い込んでいました。
周りには理解されることもなく、一生背負って生きていくのだと悩んだ日々もありました。
吃音を詳しく知ったのは最近です。
自分の症状は何なのかとインターネットで調べていたところ、意外と多くの方がいるのだと知りました。
その中で、吃音を知ってもらうためにある若者が「自分のことを話すことで誰かの勇気になる」と言っていたのが印象的でした。
私が弱みと思っていたものが強みに変わった瞬間でした。
更に調べる中で「注文に時間がかかるカフェ」(以下、注カフェ)を、発起人である奥村安莉沙さんが全国で開催していることを知り、私も当事者として何か協力できないかと思うようになりました。
◎「注文に時間がかかるカフェ」とは
吃音を持つ若者が接客に挑戦できる1日限定のカフェです。
「吃音をもつ若者には接客体験を通して自信を」「吃音を知らない人には吃音者との交流を通して理解を」をコンセプトに2021年8月から開催されています。
全国各地で開催されながら多くの方に吃音についての発信が行われています。
◎大阪開催の注カフェを訪れて感じたこと
近くで開催されるということでお客として参加をしました。
ある学生さんからは、「接客をしたくてアルバイトの面接を受けたけれども、吃音によって受け入れてくれない」ということも聞きました。
やりたいけれどもできないを叶えてくれる場がここにはあるのだと思います。
吃音を背負っていても前へ踏み出すきっかけを与えてくれる注カフェは、みんなの居心地のいい場所なのだと感じました。
この日を機に自信を持った学生スタッフさんたちの表情が明るいことが印象的でした。
このようなきっかけを自分も与えられるように少しでも力になれればと強く思うようになりました。
◎なぜ京都福知山で開催なのか
2018年に結婚を機にUターンし、地元の福知山へ戻り農家とパン屋として創業をいたしました。
地域貢献・社会貢献ができる事業者でありたいと思いながら進んでまいりましたが、その一つとして私達の取り組みを通して吃音について知っていただきたいと思うようになりました。
吃音はまだまだ知られていないことも多く、地道な活動が不可欠です。
今までに福知山では、吃音の話題は聞いたことがありません。
地元で発信していくことが私の役割だと思い、発起人の奥村さんへ開催をしたいと打診しました。
◎注カフェin京都福知山 開催についての詳細情報
日程:2023年8月5日(土)13:00~17:00
場所:京都府福知山市※詳しい住所は予約いただいた方にのみご連絡いたします。
内容:吃音を持つ若者による、コーヒー・ティー・ジュース等ドリンクの提供(無料)
定員:50名(予約制)
7月9日~ サポーター様・知人家族等への先行告知開始
7月22日~ 一般告知開始
◎上映会&トークイベント開催について
注カフェの後に行うイベントです。
「注文に時間がかかるカフェ」の発起人であり、映画の製作・監督も務めた奥村安莉沙さんと今回参加している学生スタッフさんによる特別トークイベントを開催します。
日時:2023年8月5日(土)18:30~20:00
内容:映画上映+トークイベント 軽食付き(1,500円)
定員:20名(予約制)
<作品詳細>
作品名: 「注文に時間がかかるカフェ-僕たちの挑戦-」
時間:37分
音声:日本語
公開:2023年2月予定
対象:G(全年齢対象)
予告:https://youtu.be/5sdx0ExQhg0
選定:映画倫理機構の審査済み、文部科学省選定*
東京都推奨映画
*2022年9月7日/社会教育(教材)/青年、成人向け/地域社会生活(人権)
◎注カフェin京都福知山で実現したいこと
・一歩の勇気が踏み出せない若者の夢を叶える
・吃音の若者が夢を諦めずに挑戦できる場をつくる
・注カフェをきっかけに誰もが一歩前に進む
・吃音を知る→理解する→広がるを実現
・吃音を持つ若者とお客様が交流を深める
・福知山から全国へ吃音の理解を深める
実現の輪が少しでも広がることを願っています。
◎解決したい社会課題
『吃音者とそうでない人が対等に接しあう社会をつくる』
それには一人一人の理解が必要です。
吃音者の一歩踏み出す勇気と、関わる方の理解があれば、世の中は変わると信じています。
みんなの想いが「注文に時間がかかるカフェ」を通して広がっていくことが私の望みでもあります。
◎応援メッセージ
岩切さんは京都府福知山市の人々の食の基盤を支えるビジネスオーナーであると同時に、注カフェの活動の心強いサポーターでもあります。
今年2月、注カフェ大阪を視察した岩切さんは、吃音があって夢に一歩踏み出せない若者たちの現状に衝撃をうけ、私に「きっと京都でも開催しましょう。」と言ってくださいました。
自らも吃音当事者である岩切さんは、私にとって夢を叶える同志であり、これから夢を叶える若者たちにとっては大変重要なロールモデルです。
今回、岩切さん主催の本イベントが実現すれば、吃音のある若者に大きな希望を与えると信じています。
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
注文に時間がかかるカフェ発起人 奥村 安莉沙
◎資金の使い道
注カフェ開催費用:110,000円(人件費・食材費・備品費、交通費、宿泊費など含む)(主催者側にお渡しする費用)
開催場所レンタル料:9,000円
クラウドファンディング手数料:9%
合計:約130,000円(税込)
目標金額を超えてのご支援の場合、吃音者支援の資金とさせていただきます。
◎リターンについて
ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。
【お礼の手紙 3000円〜】
感謝の気持ちを込めてお手紙をお送りします。
3000円から任意の金額をご入力いただけます。 皆様のご支援をお待ちしております。
【お茶飲み比べセット(まこも茶、麦茶)、お礼の手紙 8000円】
86farmのまこも茶・麦茶のセットです。
名称:まこも茶 原材料名:まこも 原料原産地:京都府福知山市 内容量:40g
保存方法:高温多湿を避け、移り香にご注意ください
名称:麦茶 原材料名:小麦 原料原産地:京都府福知山市 内容量:500g
保存方法:高温多湿を避け、移り香にご注意ください
特定原材料:小麦
【農家のはちみつ、お礼の手紙 8000円】
自家採蜜のはちみつ
名称:はちみつ(百花蜜) 原材料名:はちみつ 採蜜地:京都府福知山市 内容量:260g
保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください
【まころパンおすすめセット1回分、お礼の手紙 10000円】
塩バターパン、あぐりパン、どうぶつパンなど10〜15個の詰め合わせです。
食品表示 例)塩バターパンの場合 名称:菓子パン
原材料名:小麦粉(京都府)、卵(京都府)、てんさい糖(北海道)、バター(北海道)、発酵バター(北海道)、パン酵母(秋田県)、食塩(宮崎県)
内容量:1個
保存方法:直射日光・高温多湿を避けてください。 特定原材料:小麦・卵・乳成分
【86farm季節のお野菜セット1回分、お礼の手紙 10000円】
86farmで採れた野菜を10品目前後、組み合わせてお届けします。
例:トマト、ナス、ピーマン、万願寺とうがらし、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、にんにく、きゅうり、ズッキーニ、空芯菜など
【86farm特別セット、お礼の手紙 20000円】
クラウドファンディング限定 彩り豊かな野菜やはちみつやお茶など何が入っているかはお楽しみ!
お礼のお手紙も一緒にお届けします。
◎実施スケジュール
2023年3月21日 注文に時間がかかるカフェ発起人の奥村様へ開催の打診
2023年5月29日 ZOOMにて打ち合わせ
学生スタッフ募集
2023年7月14日 クラウドファンディング開始
2023年7月下旬 ZOOMにて最終打ち合わせ
学生スタッフと顔合わせ
2023年8月4日 クラウドファンディング終了
2023年8月5日 注カフェ京都福知山の開催
2023年8月中旬 クラウドファンディング返礼品の発送開始
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします。
◎最後に
2023年2月に大阪注カフェにお客として参加させていただきました。
吃音を持つ若者が自ら接客をしたいと手を挙げる方がたくさんいることに勇気をもらいました。
吃音はハンデじゃない。一人一人の個性だと感じました。
一生懸命に夢や目標を持って生きる若者たちを応援したいという気持ちでいっぱいです。
皆様のご協力が若者の力になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
もっと見る