追記・目標達成!2023.7.8

募集終了まで7日間を残して、目標である800.000円を達成いたしました!!
応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。応援コメントなども全て目を通していて、本当に励みになります。
これ以上のリターンがなかなか思い浮かびませんので(涙)ネクストゴールの設定などは行いませんが、終了日まで引き続きご支援、応援していただけると嬉しいです!


___________________________________

はじめに・ご挨拶

こんにちは、廣政真也(ヒロマサシンヤ)と申します。この度は貴重なお時間を使って概要をご覧くださりありがとうございます。

僕は山口県出身ですが、善光寺すぐそば西之門町にある妻の実家、江戸時代から続いていた【小松屋荒物雑貨店】を2009年にパスタのお店【こまつや】としてリノベーションし、オープンしました。以来14年間キッチンに立ち続けています。

(photo by ©ナノグラフィカ 内山温那)

(photo by ©スタジオカルテット 大日方優太)

そんな私が新たに立ち上げる2号店はレストラン…ではありません。
街と関わり続けるなかで出会った【真帆ママ】とともに、長野市の繁華街・権堂にネオスナック【雲の幕間(クモノマクアイ)】をオープンします!!

まずはお店について知ってもらいたいと思い、今回のクラウドファンディングをスタートしました。「どうしてスナック!?」「ネオスナックってなに?」「店名の意味は?」こんな疑問が浮かんだ方はぜひご一読ください!

----------

スナックをやろうと思ったきっかけ

お店の周辺には運よくパワフルに活動する人が多く、それに巻き込まれるような形で(笑)様々な運営サポートを行ってきました。

門前リノベーション物件の開店促進、善光寺びんずる市、ビームス ジャパン 長野(期間限定店舗・現在は終了)、西之門こどもレストラン(こども食堂)、高齢化しつつある西之門町のことなど。

お店という「点」だけではなく、街の活性化という「面」での活動も行なってきました。

(photo by ©善光寺びんずる市)

(photo by ©西之門町青年部)

(photo by ©SHINYA HIROMASA)

2022年春ごろに、私の会社で運営代行をしていたビームス ジャパン 長野のスタッフがある日「私、スナックのママやりたいんです」と話してくれました。 それが【真帆ママ】でした。

彼女は商品の良さをアピールする接客方法がとても上手で、人懐っこくて話好きな印象。彼女が現場に入るときには商品がよく売れる、と他のスタッフからもよく聞いていました。

そんな真帆ママがスナック!?そのときには「若いのに変わった子だなあ」くらいにしか思っていませんでしたが、徐々にスナックというものに興味が湧くように。

書籍やネットの記事で色々と調べるうちに、この業態がいまだにロングライフなこと、 2017年くらいから東京を中心に【ネオスナック】【ニュースナック】と呼ばれる若いママ主体の個性豊かなお店が増えて爆発的に人気が出てきていることなどを知り、これを長野でやったら新しいスタイルの、楽しめる場所ができるだろうなと思うようになりました。

真帆ママに対しても、自分の意見もしっかりとありママの器になれる素質があると感じたのも、要因の一つです。


ママの自己紹介とスナックへの憧れ

はじめまして。真帆(まほ)と申します。今年の6月で30歳になりました。長野県上田市生まれ。今までアパレルを合計8年、営業マンを半年、その他にも司会やイベントの手伝いや他にも似顔絵イラストを描いたりと、人に関わる仕事をしてきました。

(photo by ©スタジオカルテット 大日方優太)

私は接客業が天職だと思っています!!!(一時期人に会わない仕事もしてみましたがほんとに耐えられなくてすぐ辞めました…)毎日違う人に会って、色んな話を聞いたりしたり、こんなに楽しい仕事は他にないと思っています!


■なぜスナックのママをやりたいのか?

アパレルのときも営業マンのときも、【商品】を売る仕事。「買ってくれない人はお客様じゃないから喋らなくていい」と言われました。当たり前のことかもしれませんが、それをすごく寂しく感じました。

私はもっと喋りたい!だったら喋ることが商品になる仕事をしよう!と思って考えた結果が【スナックのママ】でした。

去年の6月、初めて水商売の世界に入って1年弱やりましたが、やっぱり想像通り自分に合っててめちゃくちゃ楽しいです。ただ、やはり夜の世界のルールやしきたり、固定概念に息苦しさを感じる部分も多く、自分のやり方で自分の店を持つことに強く憧れていきました。

(Instagram @watashi_mahoshi

私は22歳の時に結婚、23歳で出産しています。27歳の自分の誕生日に家出し、離婚して親権は元夫に取ってもらいました。子供の幸せを一番に願った結果です。

そのあと、親権を夫に渡した話をイラスト付きでInstagramに投稿し、多くの人に見ていただきました。すると同じような悩みを抱えている人や、人に話したいけど意見を言われるのが怖くて言えないことがある人が多く存在していることを知り、「もっと真摯になって話を聞きたい」「私ならそれに寄り添うことができるかもしれない」と思うようになりました。スナックのママ以外にも、カウンセラーや、出家も考えました!

でも一番身近で、気軽に遊びに行けて楽しめて、私にも向いているところはやっぱりスナックかなと思い「何十年後かにやりたいんですよね〜」なんて話していたら、一年後にはクラウドファンディングまでしてるなんてビックリです!


■雲の幕間、店名の由来は?

店名は私(真帆ママ)が考えました。

雲=仏教で苦難や障害の象徴。幕間=演劇の一幕と二幕の間、休憩時間のことです。雲の切れ間、一時的に晴れている時間を幕間という言葉で表現しました。

人生とは苦難や障害の連続だと思いますが、このスナックにいる時間は雲が晴れている時間=大変なことのない休憩時間のイメージです。また、人生を一つの演劇だとすると、このスナックにきて気持ちが変わる出来事があったりして、ここから人生の二幕が始まる節目になったら素敵だなという想いを込めています。

(designed by ©真帆)


そもそもスナックってどんなところ?バーとは何が違うの?

戻りまして廣政です。そもそもスナックとはどんなところでしょうか?

(photo by ©スタジオカルテット 大日方優太)

実は明確な定義はありませんが、一般的にバーは【お酒】を楽しむ場所で、スナックはママや他のお客さんとの【コミュニケーション】を楽しむ場所です。

バーの場合はスタッフや他のお客さんとのコミュニケーションはあくまで補助的なニュアンスです。料金も席料とお酒の代金のみの場合が多く、特殊なバーを除いてカラオケがあるお店は少ないです。

スナックの場合はまずママが話しかけてきてくれます。他のお客さんと話すこともしばしばあり、ボトルキープや時間制飲み放題など、カラオケなども含めて、過ごす時間に対しての複合的な料金体制をとるお店が多いです。


ネオスナックに感じる可能性

スナックという場所に魅力を感じ始めたのは実は最近です。極端に言うと女性とお話がしたいおじさんがストレスを解消する場というイメージが強いですが、いざ通ってみるとママやチーママの経験豊富で貴重な話が聞けたり、たまたま隣に座った面白い人と思わぬ話ができたりと、居酒屋やバーでは起こりにくいスナック特有の体験、ディープな夜を過ごせることがありました。

(photo by ©スタジオカルテット 大日方優太)

コロナ禍で会いたい人に会えない時期を経て、ようやく今は親しい人と会えるようになってきました。しかし現状のままであれば、仲の良い人たちとだけ繋がるデメリットもある気がしています。それも悪いことではありませんが、その一歩先の新しいコミュニケーションの形を体験できるスナックという場所が、アフターコロナの遊ぶ場所の選択肢の一つとしてあっても面白いんじゃないでしょうか。

その中でも変わったコンセプト、ノンアル含めたドリンクの種類の多さや、若いママやオーナー、個性的な内装など従来のスナックの枠にとらわれない【ネオスナック】という新しいジャンルの発生が都心を中心に、サブカルチャー的に性別や世代を問わず非常に人気が出てきています。

これも多様性の許容が広がってきつつある時代の流れに沿っているような気がします。個人的な印象ですが、新たなコミュニケーションの場として広がった2000年代前半渋谷周辺のカフェブームを彷彿とさせます。


雲の幕間はスナックなのにノンアルも!?半禁煙!?女性も行っていいの!?

一般的な従来のスナックの飲み物といえば、焼酎とウイスキーが中心というお店がほとんどです。飲食経営を考えると賞味期限や保管含めて在庫管理が簡単なのは理解はできるのですが、正直そのような濃いお酒を好んで飲む人は少なくなってきているのが現実です。

雲の幕間では本店のノウハウを活かしてグラスワイン、ノンアルコール(低アルコール含む)もご用意させていただきます。多分、他のスナックにはない幅の広いラインナップになると思います。

自家製レモネードノンアルカクテル(photo by ©SHINYA HIROMASA)

そして煙草ですが、従来のスナックのほとんどは紙タバコ(一般的なタバコ)が喫煙可能です。ただこれが苦手な人もいるので、みんなで楽しんでもらうために、喫煙者には非常に申し訳ないのですが基本店内は煙の出ない加熱式タバコのみOKの半禁煙にしたいと考えています。ご理解をいただければと思います。

スナックといえば男性が集まる店のイメージが強いと思いますが、女性のご来店もちろん大丈夫です。老若男女どなたでも、おひとりさまでも楽しめる場所にしたいと考えています。


お店のメニューと席数や内装や雰囲気は?

席数はカウンター6席、5人掛けボックス席1つの、小さくアットホームなお店です。

内装イメージは彼女が昔から大好きな映画アメリをヒントにした赤い壁、そしてアンティークショップのような装飾品を飾って、ハウルの動く城のハウルの部屋のような、私立探偵濱マイクの事務所のような、雑多でゴチャついているけど一つ一つにストーリーが見えるような…!

「実はこの場所は昔からあって、たまたま見つけた自分だけの秘密の部屋」のような気持ちになれる、物語のある内装を目指しています。

※写真はイメージ、内装前の合成です。(photo by ©スタジオカルテット 大日方優太)

気になるお店のメニューですが、

■基本料金
チャージ(席料)おひとりさま2000円(カラオケ歌い放題・おつまみ付き)
ママへのドリンク500円〜1000円


■ドリンクチケット5杯分券4000円(期限は半年間)
5杯分お飲みいただけるチケットをまず購入していただきます。ノンアルコールは1杯分で2杯お飲みいただけます。

※ドリンクチケットのメリットデメリット
基本のメニューはこちらになります。チケット自体は購入者以外でもお使いいただくことができるので、友人と来店してチケットをシェアすることもできますし、余ったチケットは次回来店時にご使用いただくことも可能です。ドリンクの選択肢が多いのがメリットですが、初回購入時はやや会計が高めになる場合がございます。


■ボトル ¥3000~¥10000(キープ期間は半年です) 
焼酎、ウイスキー、翠ジン 他

※ボトルのメリット・デメリット
ワイン以外はキープできます。ただ、初回はボトル代がかかるので会計がやや高めになります。しかしキープした2回目以降は比較的安く飲むことができます。しかしドリンクの選択肢が少ないのがデメリットになります。金額の目安はチャージ料込みで初回¥5000〜¥10000 2回目以降ボトルがなくなるまで¥3000~¥5000
氷はチャージ料に含まれますが他の割ものは追加料金がかかります。(ミネラルウォーター、お湯、炭酸水、トニックウォーター、石附茶園の白茶他)


■お料理
本店で仕込んだ前菜を提供予定ですが、本店と全く同じではつまらないのでスナックらしい料理を現在考案中です。ポテトサラダスナック仕立て!?イタリアン肉じゃが!?などなど乞うご期待!

本店でも人気のデザート、映画のアメリにも登場したクレームブリュレ。これもメニューに入る予定です!(photo by ©ナノグラフィカ 内山温那)

廣政は本店の営業を休んでスナックに立つのですか?とよく聞かれますが、本店の営業自体は特に変わりはありません。それ以外の時間の許す限りサポートとしてカウンターに立つ予定ですので、その時はママ&マスター的にいつも以上に盛り上がれたらいいなと思っております。

(photo by ©スタジオカルテット 大日方優太)


料金システムは明確に。会計時は明細出すのが基本。クレジット、電子マネー、PAYPAYでの支払いも可

スナックは料金システムが分かりにくい上に、会計時は小さなメモに合計金額だけ渡されることが多く、思ったよりも高かったということも。これもスナック初心者が足を運びにくい原因の1つだと考えています。

雲の幕間では入店時に料金システムの提示、会計時は本店と同じように内訳の書いた明細(レシート)をお出しします。また現金だけではなくカード、電子マネー(QUICPay、Suica、iD)、PayPayでのお支払いも可能です。

(photo by ©SHINYA HIROMASA)


どういったお店にしていきたい?そして最後に一言!

(illusted by 真帆)

従来のスナックのイメージはぶっ壊してきてください。そんなんじゃスナックじゃないじゃん!と思ったらそれはそれでいいんです。やりたい事に一番近い業態がスナックという名前だっただけ、と思ってます(笑)

元々スナックを利用していた方はもちろん、行った事ないとか、お酒を飲めないから…という理由でスナックという選択肢がなかった人にも是非来てもらいたいです。色々な経験をした私だからこそ、悩みを感じている人や、普段人に話せないような事も受け入れられるママであり、寄り添える場所でありたいと強く思っております。どんな話をしてもらっても構いません!

一緒に楽しんだり、ゆっくりした時間を過ごしたり、時には一緒に泣いたりしましょう。あなたの人生の中の、秘密の休憩所として、いつでもお待ちしております!(真帆ママ)


(illusted by 真帆)

飲みたいけれどもいきなり友人を誘うのも、一人で飲むのも・・そんな時にお話ししながら飲めたり、いつもとは違う楽しみが感じられる飲み方がしたい、という場所として立ち寄って欲しいと思っています。

本店がイタリアンなのに2号店はなんでスナック!?とよく言われますが、楽しく、面白い「体験」ができる飲食店を創るということに関して僕は同じだと考えています。ぜひ日々の「スパイス」になるような時間を過ごしにいらして下さい。(廣政)


プロジェクト実施詳細

■実施方針と資金の使い道

本クラウドファンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。目標金額である80万円に達しない場合にも、店舗の開設とご支援いただいた方へのリターン品の提供を行ないます。本クラウドファンディングで集まった資金は下記に使わせていただきます。

店舗内装工事費 約30万円
什器購入・改装費  約30万円
リターン品 提供費(送料含) 約5万円
クラウドファンディング実施手数料 約15万円(17%+税)

※費用内訳は80万円調達時の概算です。ご支援総額やご支援プランの数などにより変動します


■プロジェクト実施スケジュール

2023年6月中旬時点でのスケジュールとなります。工期の進捗等により変更となる場合があります。

6月19日(月) 内装工事開始
6月22日(木) クラウドファンディング開始
6月27日(火) 内装工事完了
7月13日(水) 店舗プレオープン
7月15日(土) クラウドファンディング終了
7月20日(木) 店舗グランドオープン(予定) / リターン品提供開始(チケット類から順次)
8月31日(木) リターン品送付完了(お米は新米が収穫でき次第の発送となります)
8月31日(木) ご支援金から手数料を差し引いた金額が入金


■お問い合わせ

本クラウドファンディングへのお問い合わせは、本ページ「メッセージで意見や質問を送る」ボタン、または下記よりご連絡ください。

ネオスナック・雲の幕間(クモノマクアイ)
住所:長野市鶴賀上千歳町1324-6 第一レジャーアイランドビル 3F-C
営業時間(予定):19:00~24:00(23:00最終入店)
定休日(予定):日曜日
電話番号:026-217-9184(7月下旬開通予定)それまではInstagramのDMか、こまつやまでご連絡ください。
mail:featherstar2000@wa2.so-net.ne.jp
Instagram:@kumonomakuai



  • 2023/07/15 16:31

    いよいよ本日、7月15日土曜日でクラファンは終了となります。目標金額も達成し、なんと100万円も超えました!!ひとえにみなさまのおかげでございます。お店は初め、こんな感じでした。知人友人にお願いして設計図、デザイナー、内装屋さん、椅子の張り替え、電気工事などこちらの細かい要望に答えてくださって...

  • 2023/07/14 11:12

    クラファン終了まであと1日半!みなさま予想以上のご支援、本当にありがとうございます。残りわずかですが引き続き見守っていただけれまと思います。そしていよいよオープンに向けて準備も大詰め。昨晩は表の電光看板が納品されたので取り付けました!以前はこんな感じでした。そして、友人知人を招待してお酒の試飲...

  • 2023/07/12 23:42

    今日はまず午前中、知人のお茶屋さんが、宇都宮からわざわざ長野まできてくださり、打ち合わせから。焼酎の割もののお茶はせっかくなので美味しいものの方がいいと思っていたのですが、タイミングよく知人から声をかけていただき、お話を聞きました。普通のスナックでは(というか飲食店全体で見ても)ありえないよう...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください