「tawagram」という、パートナーとの性生活を充実させるための診断アプリを開発して、セクシャルウェルネス(性の健康)が当たり前の社会を目指します。
「tawagram」はいくつかの質問に答えることで自分の性生活の傾向を知ることができます。また、カップルで共有することでお互いを傷つけずに性生活の希望を伝え、解決のヒントを提供します。
あなたとパートナーの性生活を深く理解するための診断ツールとして開発予定です。
性に関するタブーをワクワクに変え、しあわせな関係を育んでいきませんか?
アプリのデモはこちらからお試しいただけます!
株式会社Unwind/ラブライフカウンセラーのとぅるもちです。
世界の性文化についてフィールドワークを重ねながら、これまで7年間、1000人以上の性の悩みに向き合ってきました。
性の悩みに向き合う中で、もっと自分の『快感』を大事にすることを知ってほしいと思い、今回「tawagram」の開発を考えました。
目次
「セックスの頻度はどれくらいがいい?」
「産後、女性の性欲が低下した時パートナーの性欲はどうする?」
「妊活中のセックスがそれぞれにとってプレッシャーになる可能性」
「セックスを楽しむためには雰囲気作りが不可欠?それともサクッと短時間で終わらせたい?」
これらのテーマについて話すことは大変ではないでしょうか。
実際のところ、「性の不一致」が理由の一つとして、日本では3組のうち1組は離婚しています。それはあらゆる事柄について話し合えていないことによるすれ違いが原因です。
また、日本がセックスレス大国であることはご存知だと思います。
一方で、セックスに対するこだわりは他の国より高いのです。
こだわりは強いのに、「いやよいやよも好きのうち」の社会において、包括的性教育も満足に受けられず、ジェンダーギャップも大きく、パートナーにしたいことを言えないのであれば、話し合いができないまま離婚や不倫を選ぶ人がいることにも、悲しいことに納得がいきます。
カウンセリングをしていても感じることですが、みなさん「話し合いは大切だ」と思っていてもセンシティブな話題、とりわけ性に関することは伝え方次第で「相手に引かれる」「ふたりの希望が全然違う」という残酷な現実を突きつけてくることがあるので、できれば正面切って向き合いたくないのです。
正面切って向き合えないセックスの話には、カウンセリングを受けるなど、第3者が介入して客観視することも一つ重要だと考えます。
実際に私がカウンセリングしてきた中での一部を紹介します。
このように、第3者がいてお互いについて知り、初めて向き合えることがあります。実際に欧米ではカウンセリングを利用し、第3者が介入することでコミュニケーションをとることが多いです。しかし日本ではカウンセリングは欧米ほど身近なものではありません。もちろん全ての問題をカウンセリングで解決できるわけではありませんが、まずは解決の糸口となるきっかけをより多くの方に届けたいと思っています。
そこで、カウンセリングを利用しなくても、第3者目線でその人や、2人だけに合った提案ができるようなWEBアプリ「tawagram」を作ることにしました。
いくつかの質問に答えることで、ライフステージごとに変化する自分の性生活の特徴について知ることができます。
また、カップル向けにお互いの性的嗜好を理解し、より関係を深めるためのコミュニケーションアドバイスやベッド上のテクニックを含めたレポートも提供します。
面と向かっては伝えにくいセンシティブな話題もtawagramを通じて伝えることが可能です。
1. 分析を開始
選択形式の質問に直感で回答していきます。
質問は、カウンセリングでお聞きしている内容などを元に「生活の変化」や「性に直結する内容」まで幅広く設計しています。
2. 診断結果を確認
5つのタイプをもとに、あなたが「今」最も求めている性生活の傾向やおすすめのプレイについて、レポートで確認いただけます。
「tawagram」はもちろん自分だけで使うことも可能です。
パートナーと使う場合はパートナーにも診断を受けていただき、2人で共有します。
3. 診断結果を確認
赤裸々な気持ちをストレートに伝えるのは難しいですが、tawagramでは2人のご希望を直接的ではなく、それぞれが受け入れやすい形にレポートにして、メールでPDFをもとにお伝えします。
(※共有方法は今後変わる可能性があります)
4. パートナーと話し合う
tawagramなら言葉にしづらいお互いのセックス観や、ふたりだからこそ叶えられるセックスの方法を知ることができます。
いつも一緒にいる大切な人に「自分のセックスがわかるらしいよ!」と少し勇気を出して話しかけてみませんか?
5. 専門家やグッズを知る
個人の性生活や2人のセックスを探求したい方や、性の悩みを相談したいという方に向けて、ピッタリな専門家をご紹介したり、テクニックを学べる講座や記事、セクシャルウェルネス製品をご提案します。
6. パートナーとの性生活を定期的に振り返る
tawagramは一度答えて結果を見たら、それで終わりではありません。ライフステージによって、結果は日々変わっていきます。過去の結果は保存され、新しい結果と比較することが可能です。
あなたや2人のセックスについて、定期的に振り返る時間を作りませんか?
2023年10月に開催されたFemtech Tokyoの展示会にて試作版を公開、200人以上の方に試していただき「自分の性生活の特徴について考えたことがなかった」「自分の当たり前が相手にも当てはまる訳じゃないとわかった」「結果をパートナーに見せて、冗談っぽい感じから話し始めることができた」というフィードバックをいただきました。
前々回クラファンの成功
セクシャルウェルネスブランド「mahoro」の立ち上げのプロジェクトでは、265名の方から1,826,570円のご支援をいただきました。
前回クラファン失敗からの学び
前回のクラウドファンディングでは力が及ばず、多くの人にプロジェクトを届けることができませんでした。
しかし、ヒアリングを続ける中で、性生活に関する問題は確かに存在し、サービスの需要もあることが分かったため、「最初にサービスを届ける人」が誰なのかを改めてメンバーで見直し、改めてクラウドファンディングに挑戦することにしました。
マッチング機能は今回集める資金(ファーストゴール)では実装せず、β版の検証後に資金調達したのちの計画に変更しました。
- エンジニア月稼働時間が 10 ~ 15日なので 3 ~ 4ヶ月で完成見込み
①診断機能(診断ロジック・診断画面・診断結果画面)
日数: 10日
内訳: 要件定義・設計 2日
プログラム 5日
テスト・修正 3日
②その他機能(ユーザ登録・診断記録・SNS共有・その他)
日数: 13日
内訳: 要件定義・設計 2日
プログラム 7日
テスト・修正 4日
③決済機能(決済画面・メール連携・決済ロジックなど)
日数: 8日
内訳: 要件定義・設計 1日
プログラム 5日
テスト・修正 2日
④管理機能(診断文言修正・金額設定・診断データ閲覧などの管理者用の画面)
日数: 7日
内訳: 要件定義・設計 1日
プログラム 5日
テスト・修正 1日
⑤リリース 日数: 2日
内訳: 公開・テスト 2日
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ファーストゴール:200万集まったご支援金は、開発費及び人件費に当てさせていただきます。
開発費:約132万
人件費:約12万円(デザイナー等業務委託費:12万円)
リターン発送費等:約22万円(お菓子缶制作費等)
手数料(17%):34万円ネクストゴール:(180万+110万=)290万円
人件費:+約110万円(デザイナー等業務委託費:30万円+コアメンバー人件費3万円/月×6か月×3人、2万円/月×6ヶ月×2人)
リターンの一つである、mahoro『CBDルブリカント』につきまして
合法であるCBDのみを配合しています。
大麻取締法被害等該当確認済み(厚生労働省監視指導麻薬対策課・関東信越厚生局麻薬取締部 2022.03.22)
協賛品につきまして
Eurah willさま:アイジェリー
Eurah willさまからは日本製で、一つひとつ4時間以上かけて製作している「アイジェリー」を提供いただきました。
素材
・表面(レース)
ナイロン58% ポリウレタン21% ポリエステル21%
・裏面
シルク100%
・リボン
ポリエステル100%
上品で美しいレースに内側は女性のお肌に優しいシルクの手触り
この商品を着けて目を開けると、反対側のシルエットは見えますがお顔は見えない
そして反対側からは付けている側の目が見えない作りになっております。
もちろん目を閉じることも、そして目を開けてシルエットを確認することも
自分で安心できる世界を選んでいただけます。
TENGAヘルスケアさま
日本では、自分のしたいことを言語化して相手を傷つけずに伝える(アサーティブコミュニケーション)練習を義務教育の間にできていなかったり、性教育も十分に受けられなかったりしたことで、身体を守る環境づくりが十分ではありません。パートナーとのコミュニケーションやセックスをより楽しみたいと思っていても土台がしっかりしていなければ、これらを叶えるのは難しいと感じています。
2024年の3月には、代表であるとぅるもち自身がアメリカへ渡り、開発にあたってのパートナー企業やセクソロジストとの提携を目指します。
tawagramは、私がやりたいと思っているたくさんあることの中の一つです。性生活分析から、いろいろな選択肢へとつながり、サポートできる環境を作っていきたいです。応援よろしくお願いいたします!
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