はじめまして、和歌山県は印南町のかえるの港のスタッフ一同です!

私たちは、ふるさと印南町にて、観光交流施設「かえるの港」を運営しています。

かえるの港は、2022年4月に、印南漁港内の漁具倉庫や仮眠施設をリノベーションした施設で、カフェレストラン、産直施設、コワーキング施設等の複数の施設から構成されています。

過疎化が進んでいる地域ではありますが、地域の人同士や地域の人と観光客の方が交流したり、地域の生産者の方が商品を出品し、町外にPRする場、新しい商品を開発する場にもなればとの願いを込めています。


本来、廃棄される摘果した果実を活用したクラフトビールを制作したい!!!

高齢化や後継者不足に悩む生産者の方と一緒に地域活性化に取り組む意図から、かえるの港にある「産直市場なごみ」では、地元の魚、果物、野菜等の他、加工品等を取り扱っていますが、印南町は、加工品の商品が少なく、産直市場も取り扱い商品がまだまだ少ない状況です。今後、僕達も生産者さんと協力して、どんどん商品開発も進めたいと考えているところです。

和歌山県は、温暖な気候を利用してみかん等の柑橘類の生産が日本有数であり、印南町でも多くの柑橘類が生産されています。今回は、柑橘等の果物の生産過程で発生する摘果した果実を利用したクラフトビールの制作に挑戦したいと考えています。果物はその生育過程で果樹の維持や成長のため、幼い果実を間引く作業が必要であり、これを摘果と言いますが、摘果された果実は廃棄されてしまいます。

環境や食育に対する意識が高まる中、廃棄される食材を有効活用しつつ、農家の生産者様と協力して、地元の看板商品となるようなクラフトビールの制作を進めたいと考えています。

印南町は、「鰹節」や「真妻わさび」の発祥地。農産物の生産が盛んであり、海、山、田畑等の日本の原風景が残る町です。

印南町は、和歌山県の南北のほぼ真ん中に位置しており、人口約8,000人の小さな町です。約40年前から、「かえる」をテーマにしたまちづくりを展開しており、まちの色々なところで、”かえる”に出会うことができます。美味しい”かえる”がたくさん獲れる町ではありません。

かえる5か条といって、考える、まちをかえる、人をかえる、栄える、古里へかえるという、かえるにかけたまちづくりを実施しています。


僕たちもこの”かえる”になぞらえて、”かえるの港”を、オープンしました。

2022年4月のオープン後、様々なイベントと実施してきました。



プロジェクトを立ち上げた背景

印南町は、僕たちのふるさとであり、人口の減少や高齢化、産業の空洞化が、顕著な状況です。

特に、漁業や農業等の一次産業は、高齢化、後継者不足等の課題を抱えており、年々従事者が減少している状況です。僕たちは、”かえるの港”を立ち上げたのは、印南町役場や紀州日高漁協と協力して、印南町を活性化したいと考えたからですが、今後は、この取り組みを持続可能なものとし、かつ、印南町をもっともっと多くの方に知って頂くためには、地元の商品を継続的に開発していく必要があると考えています。

商品開発に際しては、僕たちだけで開発するのではなく、地元の生産者さんや学校、町、商工会等と協力しながら進めることが、多くの巻き込みを生み出し、まちづくりには、極めて有効であると考えています。


これまでの活動

2021年7月に、印南町及び紀州日高漁港とまちづくりに関する連携協定を締結の後、建物の改修工事を進め、2022年4月23日にグランドオープンを迎えました。

グランドオープン以後も、様々なイベントや勉強会を繰り返し、地元の活性化について考えてきました。



資金の使い道・実施スケジュール

■商品開発に関する費用 100万円

・ビール瓶に添付するラベル等の制作費 30万円

・醸造に係る委託費用 60万円

・広報等の販売費 10万円

■商品開発までのスケジュール

・2022年10月 試験的に100本制作

・協力してくれる農家さん集め

・2023年5月まで 摘果みかん等の収集

・2023年7月 2000本制作


最後に

ここまで、お読み頂きありがとうございます。

今回のプロジェクトを通して、印南町の商品を、地元の生産者とともに作っていきたいと考えています。想いに共感頂けましたら、ご支援頂けたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください