~クラファン3日目、目標500,000円を達成いたしました!~
私自身大変驚いております。本当に本当にありがとうございます!
予想以上の反響非常に嬉しく、しっかり皆様のご支援を今後の活動に反映いたします。
活動報告も引き続き更新いたしますので、引き続き宜しくお願い致します!
(追記 2022.7.7)
1.ごあいさつ
ご覧くださりありがとうございます!榎本康宏と申します。
私は、昨年から神戸市灘区で6坪のコーヒー焙煎所「TODOKEL COFFEE ROASTERY」を運営しております。
今回のプロジェクトは、「皆様自身やその周りの方々、そして地域がコミュニケーションを生む、本当のスペシャルティコーヒーを届けたい」という私の挑戦です。
早速、今回の取り組みをお伝え致します。
2.チャレンジに向けて。
【失敗の中で確信したスペシャルティコーヒーの本質 ~信頼とコミュニケーションがより美味しく、より前向きな気持ちにしてくれる~】
私は10代の頃から新しいものや景色、知らない土地で出会う人との時間を多く求めてきました。
後述しますがその中でも、学生時に旅した世界1周で、コーヒーの多様さと魅力を体感したのが転機となりました。
帰国後は就活を捨てバリスタの世界に飛び込み、その後コーヒー輸入事業を都内で立ち上げましたが1年で頓挫、23歳で借金を抱えたこともありました。返済する為バーテンダーなどサービス業を経て、
6年前から昨年春まで神戸のコーヒー豆卸業者の焙煎担当として勤務していました。
当時職場では、輸入される前の多数のサンプルコーヒーを焙煎をしたり、
1日40回焼くことも珍しくない環境でした。
非常に貴重な経験を今まで得ることができ、昨年開業に至りました。
振り返ると大変なことが多いのですが、いつも周りに支えられながら活動できています。
そして旅とコーヒーは私の人生を大きく変え、「美味しさへの条件」を教えてくれました。飲む方々や提供する方を元気に、また頑張ろうとさせてくれる大切な2点です。
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【美味しさへの条件①:美味しさは信頼とコミュニケーションから生まれる】
コーヒーは、生産から100人を超える方の丁寧な連携とコミュニケーションを経て、1杯の液体に辿り着きます。
写真を交えてその連携の1部を紹介します。
ご紹介したのは、1杯に辿り着くまでのほんの一部です。1つでも引っかかれば「美味しさ」には決して辿り着けません。1杯に関わる方全ての連携ができて初めて「このコーヒー美味しい!」と思って頂くことができます。
好奇心と自由な生き方を求めてきた私ですが、様々な失敗と、前職の環境から「信頼とコミュニケーション」という大切なキーワードを学ぶことができました。
一般的に、ある評価基準を満たしたものはスペシャルティコーヒーとして流通されるものが多くなってきております。
ただその中でも先ほど述べた、【信頼で繋がり連携の取れたコーヒー】だけを、私はスペシャルティコーヒーと呼んでいます。
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【美味しさへの条件②:美味しさは共有から生まれる~旅で得た私の原体験~】
繰り返しになりますが、私は新しいものを求めながらここまで生きてきました。
「新しさ」を求める度、出会いがあり、心に刻まれる風景があり、その時の味覚が記憶に残ります。
特に学生で世界1周をしたときは、多くの「美味しい記憶」に恵まれました。その中のエピソードを1つ紹介させてください。
2009年のことです。書店の立ち読みで衝撃を受けた地球の歩き方をきっかけに、私はどうしてもイエメンという国に行きたかったのですが。実際降り立たつとその国は、
女性は皆、顔まで全身黒づくめの服装をし、
街の人はほぼ全員、1日2回壮大なモスクまでぞろぞろ歩いて祈り、
毎日夕暮れになると、奇妙な葉っぱを買いに市場が混乱している。
日本では考えられない情景に、私は物怖じしながらも日を追うごとに街へ入り込みました。
コーヒーに興味が出てきた頃に訪れたこのイエメンは、コーヒー発祥の国(※諸説あります)ということもあり、カフェやコーヒースタンドの多さを期待していました。
しかし、街にあるのはアゴヒゲを生やした地元の男性が、錆びかけの手鍋で淹れるチャイ屋さんがほとんどでした。
後にわかったことですが、この国で収穫されたトップレベルのコーヒーは非常に高品質ですが、ほとんどが輸出用です。
国内の嗜好品はコーヒーでなく、チャイとカートという奇妙な葉っぱ。街で唯一のアジア人の私が街で嗜んだのも、この2つでした。
現地で「異邦人」の私はとにかく地元民の視線を強く感じ心細かったのですが、入国4日目に勇気を出して1軒のチャイ屋に入りました。
緊張しながらいざ入ると
【店主・客】「おーーーやっと来たか&$%#&!」
英語とムスリム語で歓迎してくれました。この時チャイで乾杯できたのは、最高の瞬間でした。
私は出国するまで毎日そのチャイ屋さんに通いました。
当時イエメンの首都は、街の電力供給が追い付かず毎晩が停電。それを合図かのように、土壁の建物から人が出てきてチャイ屋に行き、明かりが付くとまた帰ります。この一連の流れにくっついてたら仲良くなったのを鮮明に覚えています。
言語がほとんど通じない空間でも、コミュニケーションが取れた嬉しさは堪りません。
感情を共有できた時に頂く素晴らしい風味の料理やドリンクは、何倍も美味しく感じることをこの旅で何度も体験できました。
コミュニケーションから生まれた素晴らしい風味のコーヒーを、感情を共有(シェア)しながら大切な方と飲んでもらいたい。生産者から届いた素晴らしい風味を、きっと何倍にも感じることができるはずだ!
これが私の想いです。
3.私がこのプロジェクトで達成したい(伝えたい)事
【私が取り扱う商品はコミュニケーションの結実。美味しさのシェアが、ヒトと街を強くする。】
◆シェアした「美味しさ」の先へ
私が伝えたいことは、
『私が提供するコーヒーは、貴方の周りと生産者の人生をちょっとずつ明るくできる』ということです。
世の中の「明るくなれる時間や空間のシェア」を、私は少しでも多く創れるよう活動しています。
【最後に】~もう1つのシェア活動「ヒトトバ」/街を創るのはヒトと場所~
最後に、コーヒーの活動と並行して私が挑戦している「シェア」の活動について、少しお伝えさせてください。
シェアの空間には会話が肝心です。会話は、より前を向けたり頑張ろうと思えるきっかけになるはずです。
『頑張ろう、何かやってみよう。』
そのわくわくを実践できる場所には色んな方が集い、さらに大きなエネルギーになっていきます。
それが街を創り、住む方の生活に彩りを与えていきます。
昔も今も変わらないはず、「街を創るのはヒトと場所」です。
このコンセプトの基、私はコーヒーと並行してシェアキッチン「ヒトトバ」の運営をしております。
この活動でも、私が伝えたいことはコーヒーと変わりません。
それは「美味しさはコミュニケーションの結実、シェアが貴方の周りをちょっとずつ明るくする」ということです。
私は自分の取り扱っている「コーヒー」と「シェア」の可能性を誰よりも強く信じています。
コミュニケーションが不可欠なこの2つに関わるこの活動を、生涯かけて啓蒙していけたらとても幸せです。
4.ご支援資金について
現在私はこの「シェア」と「コーヒー」の2つの活動を、周りの支援を頂きながらできております。しかしながら、活動を広げる為の資金をなかなか作れない課題があります。このプロジェクトを通して、主に下記をご支援資金で補填できればと考えております。
■皆様が少しでもわかりやすく・購入しやすい販売の仕組みづくり
(ブランドサイトの改善・物販用自動販売機の設置など)
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5.リターンについて
このプロジェクトをここまでご覧くださりありがとうございます!
ご覧の皆様自身や、皆様の大切な方へのプレゼントで、今回のプロジェクトを応援下さるととても嬉しいです。クラウドファンディング初回挑戦で至らない点もありますが、宜しくお願い致します。
◆最後に
上司・後輩・同僚・仲間・そして家族。
私の周りには、元気をもらえる方がたくさんいます。
このプロジェクトも、失敗したらと思うと怖いのですがきっと大丈夫です!
ここまで読んで下さった方は私のこと、そしてヒトトバのことを知ってくれたと思います。
興味を持ってくださりありがとうございました^^
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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