エンタメ領域特化型クラファン
無料掲載をご検討の方はこちら

みなさま、はじめまして!このページをご覧いただきどうもありがとうございます!
株式会社ブックダム代表の菊池大幹と申します。

ブックダムは2019年の創業以来、「本を通して社会にプラスのエネルギーを循環させ続ける」の理念とその実現をビジョンに掲げ、書籍PR・プロモーション事業をメインに活動を開始しました。現在は出版コンサルティング事業、書店ネットワーク事業などへ領域を拡大しています。

私を含めて社員数は4名とまだ小さな規模ですが、多くの書店様および協力企業様のご支援のおかげで3期目を迎えることができました。
西武鉄道メッセージ広告 (掲出予定期間:2021年7月~2022年6月)

時代がどれだけ移り変ろうとも、「本」が人間の営みにとって必要な存在であること、そして本と出逢う場所として最も身近な「書店」という存在が人々の日常にあり続けることを強く願い、日夜奮闘しています。

今回、「ペイフォワード文庫」という取り組みを一人でも多くの方に知っていただき、その取り組みを全国に拡げていく活動をぜひ応援いただきたく、クラウドファンディングに挑戦いたします!

『本を通じた恩贈り』ペイフォワード文庫を全国に拡げたい!

【ペイフォワード文庫とは?】

「ペイフォワード文庫」を端的に説明させていただくと、中高生が自分で選んで買わない(あるいは買えない)本を、「この本をぜひ読んで欲しい」と思う大人たちが書店を通じて本を購入しプレゼントする、書店を介した恩贈りを目的とした取り組みです。

【ペイフォワード文庫の仕組み】

フォワーダー(自分が読んで良いと思った本を中高生にも読んで欲しい方)が、中高生に読んでほしい本を実際に選書して、対象となる書店店頭で1か月陳列します。

レシーバー(中高生でその本が欲しい方)は開催書店店頭やホームページでその情報を確認して、正式に申込をすることで希望する本を抽選でもらうことができます。

【フォワーダー×レシーバー×書店】

贈り主であるフォワーダー。受け取り主であるレシーバー。そして恩贈りの舞台となる書店。
その3者の存在があって成り立つのがこの「ペイフォワード文庫」です。

フォワーダーとレシーバーにはそれぞれ最低限の規約を設けておりますが、基本的な条件としてはフォワーダーは20歳以上の方。そしてレシーバーは開催書店が指定する対象地域の中学・高校に通学している中高生か、その地域に住んでいる18歳以下の方が対象になります。

ペイフォワード文庫ホームページhttps://payitforward-library.jp


全国への拡大

今回のプロジェクトを開始するにあたり、ありがたいことにすでに5つの書店が実施書店として手を挙げてくださっています。

【実施決定書店】※2022年3月18日時点/順不同
・東山堂北上店(岩手県北上市)
・東山堂イオンモール盛岡南店(岩手県盛岡市)
・久美堂本店(東京都町田市)
・ブックスタマ小作店 (東京都羽村市)

・今野書店 (東京都杉並区)

今後は実施書店を全国規模に拡大してまります。2022年末までには25の書店での実施を目指して活動を進めていく予定です。日本全国、たくさんの地域でこの恩贈りの場が定着していくことで、本と書店を介し世代を超えた交流が深まっていくのではないかと、期待に胸を膨らませています。

そもそものお話に戻るのですが、この「ペイフォワード文庫」の発案者はわたしたちではありません。

静岡県掛川市にある高久書店こそが「ペイフォワード文庫」が誕生した場所であります。
高久書店の店長である高木久直さん。そして同書店の愛好者でもある地元IT企業の株式会社あらまほし・代表の戸田佑也さん。
とある日、このお二人が雑談をされている中で生まれたアイデアが「ペイフォワード文庫」誕生のきっかけでした。

「本で育ててもらった大人たちが未来を想い、次の世代を担う若者たちへ本をプレゼントするのはどうだろう」

戸田さんがこのアイデアを早速SNSで発信したところ、地元経営者の方々から「ぜひやりたい」と続々声が寄せられました。こうして正式に高久書店での「ペイフォワード文庫」がスタートすることとなりました。

2021年6月、記念すべき第一回目のフォワーダーを戸田さんに迎えて以降、現在も毎月フォワーダーに手を挙げられる方が現れ、レシーバーの方からもたくさんの喜びの声が寄せられるなど、地元の方達にも日増しに「恩贈り」が浸透しているそうです。

【戸田さんご提供】戸田さんがフォワーダーになられた際の高久書店「ペイフォワード文庫」コーナー

わたしたちはこの取り組みをニュースで知り、本や書店を通じた人と人とのつながり方、コミュニケーションにこういった形もあるのだと、心を動かされました。それと同時に、わたしたちが橋渡し役としてこの素晴らしい取り組みをぜひ全国に拡げたいと考えるに至ったのです。

もちろん、別の見方をすれば高久書店での取り組みをわざわざ事業として拡大していくことに「おこがましい」「純度が薄れる」といった厳しい声を頂戴するかもしれません。

この度、大変ありがたいことに高木さん、戸田さんから活動に対して快く承諾をいただきましたが、お二人が「ペイフォワード文庫」に感じている意義や目的から逸れるような活動を進めていくことも良しとしないことを決めています。

「ペイフォワード文庫」を拡げていく立場としての覚悟が求められるからこそ、今回のクラウドファンディングはその覚悟の旗を掲げるような挑戦だと捉えています。

発起人  菊池 大幹 (きくち だいき)

栃木県大田原市出身。

大学を卒業後、2008年に出版社である株式会社高橋書店に入社。
書店営業マンとして販売部でキャリアをスタート。新人時代からの4年間は営業成績がまったく振るわず、あらゆる思考や行動が悪循環に陥った挙句社会人として真っ当な判断能力も欠如し、失意のどん底にいた。

しかし、人生をあきらめかけていたキャリア5年目で配属された中四国エリアで転機が訪れる。当時担当していた岡山県のとある書店で仕掛けた1冊の料理レシピ本が大ヒット。その実績は全国に波及し、シリーズ累計50万部を超えるベストセラーに育つ。これをきっかけにキャリアのみならず全てが大きく好転する。
『料理のきほん練習帳』シリーズ (発行元:株式会社高橋書店)
このオリジナル販促物のデザインは元同僚で現イラストレーター・ゆぐさんが製作

さらに、本や書店という存在が人生を窮地から救ってくれたという原体験から、その存在を通じ社会に対して自分に何ができるのかを深く自問自答するようになる。

2015年、高橋書店を退職後に一度は出版業界を離れたものの、2018年に再び出版の世界へ戻るきっかけを得る。決断を後押ししたのも、「本と書店は人間の豊かな営みに必要である」という信条と「書店に恩返しできる事業に携わりたい」という想いだった。
およそ2年、新興出版社の創業参画を経て2019年に独立し、株式会社ブックダムを設立。
一児の父。趣味はスポーツ観戦とお笑い鑑賞。Mr.Childrenが人生のBGM。

共同発起人 近藤 午郎 (こんどう ごろう)

1989年、丸善(株)入社。
2012年、丸善CHIホールディングス(株)転籍。書店外商営業~企画を経て、大日本印刷株式会社(DNP)との提携事業推進担当を12年。 提携事業担当時代に全国の主だった書店とのパイプを作り、且つ、書店メディア事業及び書店活性化事業に携わる。
2021年丸善CHIホールディングス(株)を退職し、より大きな括りでの書店ネットワーク事業構築を目指しブックダムに参画する。

産業としての書店を将来的にどう継続していくかが行動指針で、今の仕組みに囚われず、新しい仕組みを書店に入れなければ将来は厳しい、と言う考えを持つ。

また書店の無い自治体(無書店自治体)をいつか解消したい、とも思っている。
趣味は長距離運転とウィスキー。RCサクセションが人生のBGM。海堂尊の医療小説にはまり、娘二人を医療従事者にしてしまった。

広報担当  大谷 理恵 (おおたに りえ)

新卒で航空会社に入社し、国内線客室乗務員を約5年経験。
その後大手アパレル会社、ホテルレストランなど約13年に及ぶ接客業を経験。
夫のうつ病ををきっかけに、人生のどん底を味わい「人生とは何か」「生きるとは何か」と向き合う中、さまざまな自己啓発セミナーに参加。人生が大きく好転する。
代表菊池と出会い、本に対する熱い思いと成し遂げたい夢に共感し、今年1月より事業に参画する。
一児の母。7つの習慣®︎実践会ファシリテーター。
月一でBookParty(本を楽しむ読書会)を開催中。
趣味:読書(最近は小説・詩集が好き)/ランニング(今年は42.195kmに挑戦する)
好きなこと:日記を書くこと/互いの心を深く掘っていく会話

株式会社すばる舎 編集部 編集長  小寺 裕樹 さん

株式会社ライツ社 代表取締役社長/営業責任者 高野 翔 さん

株式会社総商さとう 代表取締役 佐藤 友則 さん

イラストレーター ゆぐ さん

フリーランス グラフィックデザイナー・装丁家 斉藤 よしのぶ さん

今回ご支援いただいた資金については、以下のような使いみちで活用させていただくことを予定しております。

■運営活動費
■HP製作費および保守運営費
■リターン製作費
■CAMPFIRE手数料  

恥をしのんで包み隠さず申し上げますと、運営主体となる株式会社ブックダムはまだまだ若くて小さな会社であり、潤沢な資金があるわけではありません。企業としての基礎体力も日々養いながら、事業活動に邁進しているのが現状です。

非力なわたしたちではありますが、だからこそ今回の挑戦を通じて目指す場所を明確に見定め、前に進んでいくエネルギーを得ることができています。

それゆえに、みなさまから共感をいただけたり、エールをいただけたりするだけでも大変ありがたいことだと心から感じています。そして、今回みなさまからいただくご支援は、間違いなくわたしたちの心強い後押しとなります。

リターン詳細は下にスクロールして、リターン詳細をご覧ください。

・2022年2月14日 「ペイフォワード文庫」HP  オープン
・2022年3月26日  クラウドファンディング 開始
・2022年4月30日  クラウドファンディング 締切
・2022年5月  サンクスメール送付
・2022年6月以降順次  定期活動報告メール/オリジナルノベルティ送付/ペイフォワード(寄贈)実施

【ありのままのメッセージ】

勝手ながら私情を述べさせてください。
今日に至るまで、本や書店が好きな方、そして本や書店との出逢いで人生が変わった方は数え切れぬほどたくさんいらっしゃると思います。それはこれからも続くと信じています。

本や書店そのものの定義がどうなっていくのか、今後どのような変化を遂げていくのかについては、確かな予想がつきません。それでもこの世界に関わる多くの方が日夜試行錯誤しながら、活動しています。読者の方とその先に広がる日常もそれに呼応していきながら、わたしたちは色々な答えを目にすることになると思います。

本音を吐露します。その変化の中で自分自身がチャレンジを続けていった先に、何か一石を投じ、革新的な何かを打ち出していくということに関して、そもそも誰も期待していないでしょうし、私一人にできることなどたかが知れているのは自覚しています。

産経新聞(大阪本社版)メッセージ広告(出稿日:2021年7月20日~7月30日 計100段)

ではなぜ今回の活動しかり、現在の事業に携わっているのか。それはどこまで行っても、私が正真正銘「本や書店のおかげで現在がある」一人の人間だからなのだと思います。その事実だけが、私の血肉に、細胞の奥深くまで刻みこまれているというだけであって、そこに高尚で哲学的な理由もノスタルジーも一切ないのです。

嫌われても、批判にさらされたとしても、いつなんどきも笑いながら「本と書店が好きだ」と言えるのは、とても幸せで恵まれていることだと感じています。そして、これからもそうあり続けるはずです。

この「ペイフォワード文庫」に出逢えたこと。そして「ペイフォワード文庫」を拡げていく出発点に立つことができていること。すべての出逢いと経験にただただ深く感謝しています。

イラストレーター ゆぐさん製作
「ペイフォワード文庫」オリジナルビジュアル
「今日もまた日本のどこかで本を通じた恩贈りが生まれている」

遠くない未来に日本中でその情景が日常にありますように、みなさまの後押しを確かな力にしてまいります。

最後になりますが、ここまでお読みくださり、そして今回のプロジェクトを知っていただきどうもありがとうございました!これからも「ペイフォワード文庫」の活動にご注目いただけると嬉しいです。

どうぞご支援の程よろしくお願いいたします!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

*掲載写真素材は全て承諾を得て掲載しております。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください