【はじめに・ご挨拶】

はじめましての方、いつもお世話になっている方、あらためましてこんにちは。KOICHIRO COFFEE(コイチローコーヒー)代表の一戸翔太(イチノヘショウタ)です。



クラウドファンディングを見ていただき誠にありがとうございます!


KOICHIRO COFFEEは、長野県御代田町(みよたまち)にて、コーヒー教室やコーヒー豆の販売、イベント出店など行っております。


この度、KOICHIRO COFFEEのコーヒーを、もっともっと皆様に楽しんで頂けるように、クラウドファンディングに挑戦させていただくことになりました。


【クラウドファンディングで実現したいこと】

今回のクラウドファンディングで実現したいこと。

それは、「あたらしい焙煎機を導入して安定してみなさまにおいしいコーヒー豆をお届けしたい!」です。

同時に、
「今よりも美味しいコーヒー豆を焙煎したい!」と思っております。

ここからは、ハンドドリップ一筋だったぼくが「なぜ自家焙煎をはじめたのか?」「なぜ新しい焙煎機が必要なのか?」などについてご説明させていただきます。


御拝読の方、よろしくお願いいたします!


目次

1.自己紹介
2.自家焙煎をはじめた理由
3.なぜ新しい焙煎機が必要なのか?
4.新しい焙煎機にしたらどうなるのか?
5.リターン品
6.資金の使い道
7.最後に


1.自己紹介

まずは簡単に自己紹介をさせてください。
埼玉県出身の35歳です。



小学生の時に描いたサボテンのポスターが褒められたこともあり、高校卒業後はグラフィックデザインの専門学校へ。

卒業後、埼玉や東京のデザイン会社でポスターや広告などの制作をしました。しかしある日、専門の病院で、「原因不明の睡眠病」だということが発覚。

睡眠病と言っても生活にほとんど支障はないのですが、座っているととにかく眠くなってしまうのです。(睡眠病にご興味のある方は「特発性過眠症」で検索ください)

「座り仕事はそもそも自分に合ってないんだ」と思い、興味のあった飲食業界へ転身。レストランやジャズバーなどで働きました。

その後、友達の誘いで愛知県へ移住。引っ越しの次の日に連れていってもらった喫茶店のコーヒーが美味しく、感銘を受けました。今思えばこの瞬間が転機でした。

すぐにお店に連絡し、運良くアルバイトをさせて頂けることに。それから3年と3ヶ月、マスター直々にハンドドリップの修行を受けました。知れば知るほど奥深いハンドドリップコーヒーの虜になりました。

▲愛知県にある隠れ家のギャラリーカフェにて。コーヒーが美味しいことで有名です。


それから、「もっといろいろなコーヒーの側面を知りたい」という理由で、軽井沢にあるカフェに転職。その後、独立しました。


現在、ハンドドリップコーヒーの奥深さや面白さをみなさまにお伝えしたく、長野県御代田町でコーヒー教室を開催。自家焙煎豆の販売、店舗様向けのコーヒー・コンサルティング、イベント出店などしております。


▲淹れ方に特化したコーヒー教室。



2.自家焙煎をはじめた理由

現在、御代田町にあるアトリエにて手動の焙煎機でコーヒー豆を焙煎しております。通販を始めてから丸2年が経ちました。ありがたいことに、「お気に入りです」「一番好きなコーヒーです」と言って頂くこともあり、本当に嬉しいです。ありがとうございます!!


焙煎は、愛知県のコーヒー修行時代に独学ではじめました。最初に使った道具は「銀杏煎り器」。その名の通り、銀杏を煎る道具ですが、コーヒー豆の焙煎にもよく使われる道具です。


ネットの記事や、先輩の焙煎士さんのお話を参考にしながら、ガスコンロの火力、手網を振る高さや速度、焙煎時間などを細かくノートにとって研究しました。


それから、「手ごろな道具では何が焙煎に向いているのだろう?」と考え、フライパンやポップコーンを煎る道具(ポップコーンホッパー)、ゴマを煎る道具(ゴマ煎り器)などを使って焙煎の研究をしました。ゴマ煎り器をコーヒー豆焙煎用に改造し、オンラインで販売したりもしました。



▲市販のゴマ煎り器をコーヒー豆焙煎用に改造。沖縄のコーヒー農園の方に買って頂いたことも。※加工が大変なため販売停止


このように焙煎はしていたものの、趣味、もしくはそれ以上のお家焙煎という感じで、けっきょく自分が満足できるような美味しいコーヒー豆はできませんでした。コーヒー豆の焙煎自体は上記のような道具でもできますが、販売できるくらい美味しくするにはきちんとした機械や設備が必要です。

それに、ハンドドリップの楽しさや奥深さをお伝えしたいという気持ちで活動していたので、「焙煎はプロの焙煎士さんに」という気持ちがありました。そのような理由で、近くのお店やネットで鮮度の良いもの・ちょうど良い焙煎度合いのものを購入していました。

ですが、コーヒー教室のたびにそれらを用意するのはなかなか大変。「自分好みのドストライクなコーヒー豆がいつでも使えたら...」と思っていました。

そんな時、いつもお世話になっている御代田町の「すずめカフェ」さんから平家のお家をアトリエとして貸して頂けたこともあり、「場所もあるし、それだったら自分で焙煎してみよう!」と思ったことが、自家焙煎をはじめたきっかけになります。


▲はじめての手廻し焙煎は「煙探知機」が鳴り、部屋がもくもくに。コーヒー豆は真っ黒。


ここから本格的な焙煎の研究がはじまりました。


▲火力、時間、回転速度などのデータを毎回取りました。


焙煎は、「コーヒー豆にどのように熱を加えていくのか」が最も大事で、それによりたとえ同じ豆、機械を使っていてもまったく違った味わいになります。まずはえぐみや酸っぱい酸味(よくない酸味)がなくなるように。そこから、どうしたらもっと旨味が乗るのかを試行錯誤しながら研究しました。


▲KOICHIRO COFFEEが大事にしている「中深煎り」。飽きのこない飲みやすさ。


ある時から、「これだったら人様に提供しても大丈夫」と判断したところで通販を開始しました。


▲届いた瞬間から香るのもコーヒーの良いところ


3.なぜ新しい焙煎機が必要なのか?

次に、「なぜ新しい焙煎機が必要なのか?」についてお話しさせていただきます。

現在使っている手廻しの焙煎機「サンプルロースター」は、もともとコーヒーのサンプルを焙煎するための小さな機械です。


▲コーヒー豆が入ったドラムを手動で回し続けます。


この機械で週に2〜3日、時間をとって焙煎しています。ありがたいことにコーヒー豆を買って頂ける方が増えてきております。

そのため、この小さな焙煎機では十分にコーヒー豆を賄えていないのが現状です。

コーヒー豆の量が十分ではない理由として、焙煎機が小さいだけではなく、焙煎時にでる煙や熱風が体の負担になってきていて、1日にたくさんの回数を焙煎することが難しくなってきていることも関係しています。

いずれにしてもオンラインショップやイベント出店時にも、コーヒー豆をお出しできる量が少なくなってしまっています。


▲焙煎したての状態。1回にできる量は300gほど。


先日もイベントに出店した際、「オンラインショップがずっと売り切れだけど、どうしたら買えるの?」と聞かれ、「すみません...!」と申し訳ない気持ちになりました。

そんな時、たまたまある方の言葉を目にしました。

「コーヒー豆に関してはSOLD OUTして良いことなど何もなく、お客さんが欲しかった豆をその日にご提供できる状態を毎日キープしなければならないと思っています」

これを読み、ハッとしました。売り切れてしまうのはある意味希少価値かもしれませんが、お客様に全然親切じゃないな、と。

新しい機械を導入することで、KOICHIRO COFFEEのコーヒー豆を求めてくださる方の手に今よりも多く行き渡るのなら、絶対その方がいい!と思い、今回思い切ってクラウドファンディングをさせて頂くことを決意いたしました。


4.新しい焙煎機にしたらどうなるのか?

次に、新しい焙煎機を導入したらどうなるのか?についてご説明させていただきます。

今回のご支援で購入させて頂きたいと思っているのは、富士珈機さんの「煎っ太郎(いったろう)」という焙煎機です。

いったろう。なんとも可愛らしいネーミングですが、今、KOICHIRO COFFEEが抱えている問題を解決するための最良の機械が、この「煎っ太郎」でした。


▲こちらが煎っ太郎。※画像は許可を得て転載しております。


〝手廻しの自由度をそのままに電動化した小型ロースター〝(富士珈機さんHPより)

「煎っ太郎」は、カフェ業界において信頼のおけるメーカーである富士珈機さんが製造されている焙煎機です。富士珈機さんは、可愛くて頑丈なミル「みるっこ」でも有名の会社です。

では、この「煎っ太郎」の何が良いのか?ということですが、「煎っ太郎」を導入させていただくことで今よりもよくなることが3つあります。

それは、

⑴焙煎量の増加
⑵体への負担軽減
今よりも美味しいコーヒー豆の焙煎

です。

今よりもたくさんの量の焙煎をでき、焙煎時に受ける煙や熱風などによる体への負担も少なくなり(それにより1日にできる回数も増加)、さらに今よりもコーヒーが美味しくなると思っています。

もちろん、煎っ太郎を実際に使ってみたわけではないので、「今よりも必ず美味しくなります!」と100%の自信を持っては言えないのですが、、、。きっと今よりも美味しくなると思う理由があります。

それは、「鉄製でドラムに厚みがあること」であったり、「最大火力が今よりも強くなること」や、「微圧計・温度計付き」などの点からです。

これらは、美味しいコーヒー豆を焼くことにとってとても重要なポイントです。今まで培ってきた手廻し焙煎の技術も活かすことができますし、ほぼ感覚で焙煎している現在よりも再現性のある焙煎を可能にします。

これらの理由から、新しい焙煎機にするならこの「煎っ太郎」がベスト!だと思い、導入をさせて頂きたいと思っております。


5.リターンのご紹介

【感謝のメールと絵葉書】
・ご支援への感謝のメールと、オリジナル絵葉書に一言添えてお送りさせていただきます。
2,000円

【KOICHIRO COFFEE・コーヒーチケット】
・お得にコーヒーが飲める10杯分のチケットになります。
・600円以下のお飲み物にお使い頂けます。(カフェオレやアイスコーヒーなどもOK)
・イベント出店時やカフェ出店時などにチケットをお出しください。(2022年はカフェ営業も増える予定です...!)
・チケットは1月〜順次発送させていただきます。
・有効期限は発行より1年です。
5,000円

【KOICHIRO COFFEE・定番ブレンド4種セット+100g】
・定番ブレンド4種(各100g)+おすすめのストレート100gの計500gのコーヒー豆を宅配便にてお送りいたします。
・「豆or粉」ご希望のオプションを選択下さい。
・2月〜3月に順次発送させていただきます。
6,000円

【KOICHIRO COFFEE・コーヒーチケット10杯分+コーヒー豆500g】
・コーヒーチケット10杯分+コーヒー豆500gを宅配便にてお送りいたします。
・コーヒーチケットは600円以下のお飲み物にお使い頂けます。(カフェオレやアイスコーヒーなどもOK)
・コーヒー豆は定番ブレンド4種(各100g)+おすすめのストレート100gの計500gです。
・「豆or粉」ご希望のオプションを選択下さい。
・コーヒーチケットは1月より、コーヒー豆は2月〜3月に順次発送させていただきます。
・コーヒーチケットはイベント出店時やカフェ出店時などにお出しください。(2022年はカフェ営業も増える予定です...!)
・コーヒーチケットの有効期限は発行より1年です。
10,000円

【KOICHIRO COFFEEをただ応援したい(懇親会付き)】
・KOICHIRO COFFEEをただ応援したいと思って頂ける方、どうぞよろしくお願いいたします!
・2022年2月5日11時半〜13時半に御代田町のすずめカフェさんにて懇親会を開きますので、オプションで「参加」もしくは「不参加」をお選びください。
・懇親会では、KOICHIRO COFFEEの活動報告、今後について、コーヒーのあれこれ、御代田についてなどお話ししましょう。
・懇親会では、お弁当、スイーツ、コーヒーなどご用意させていただきます。
30,000円

【オリジナルブレンド作ります】
・あなたのために世界で一つだけのブレンドをつくります。
・1kg(100g×10袋)を宅配便にてお送りさせていただきます。
・味のお好みなどを必ず備考欄にてお聞かせください。
・データを送って頂ければパッケージシールへのプリントも可能です。
・店舗様に限り、発送後も継続して発注頂けます。(詳細はメール、DMなどでご相談ください)
・詳細はメールにてご案内させていただきます。
・2月〜3月に出来次第発送させていただきます。
50,000円

【なまけものブレンドの原画+なまけものブレンド600g】
・一戸が描いた「なまけもののイラスト全6種類」を一つの額に!
・なまけものブレンドのコーヒー豆600g(パッケージ6種類)と一緒に宅配便にてお送りいたします。
・「豆or粉」ご希望のオプションを選択下さい。
・額サイズ526mm×411mm
・2月〜3月に発送させていただきます。
77,000円


下記はリターン品のコーヒー豆の食品表示です。
・品名:レギュラーコーヒー
・原材料名:コーヒー豆
・原料原産地:ブラジル・エチオピア・コロンビア・グアテマラ・ルワンダなど
・内容量:1袋100g
・賞味期限:焙煎日より2ヶ月
・保存方法:直射日光、高温、多湿を避けて常温で保管してください。
・使用上の注意:開封後はお早めにお召しあがりください。

※煎っ太郎焙煎機は2022年1月末入荷予定。リターンのコーヒー豆につきましては、2月〜3月に焙煎いたします。


6.資金の使い道

皆さまから頂いたご支援につきましては、「煎っ太郎焙煎機」および「焙煎に伴うガスの環境整備」、「資材」「CAMPFIRE手数料」代にさせていただきます。もし、ありがたいことに想定を上回るご支援をいただいた場合には、今後の活動にあてさせて頂きたいと思います。


7.最後に

ここまでお読み頂き誠にありがとうございます!
今回のクラウドファンディングは、「今よりもたくさん、そして安全に焙煎できる機械が欲しい。そしてもっと美味しいコーヒーを皆様にお届けしたい」という、単刀直入でシンプルなお願いです。社会問題などに直結するようなことではありません。ですが、コーヒーの成分であるカフェインなどのアクティブ効果、香りなどのリラックス効果、さらにはコーヒーを淹れるときの自分に集中する静かな時間、など、美味しいコーヒーは皆さまの生活を少し豊かにする大事なものであるとぼくは捉えています。

多様な楽しみ方のできるコーヒーを通して、たくさんの出会いに繋がれば嬉しいと思っています。これからも美味しいコーヒーと楽しいイベントで、みなさまを笑顔に、そして新しい良き出会いが生まれますように。応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!


2021年11月吉日

KOICHIRO COFFEE

一戸翔太



KOICHIRO COFFEE
〒389-0201 長野県北佐久郡御代田町塩野1608-6

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/01/13 22:09

    こんにちは、koichiro coffeeの一戸です。ご報告です。みなさまのご支援で購入させて頂いた焙煎機、「煎っ太郎」が本日無事に到着いたしました!ありがとうございます!富士珈機さんが予定より早く発送してくださったのにも涙。ということでさっそく設置してみました。思っていたよりも存在感が◎。ガ...

  • 2021/12/28 17:22

    こんにちは、KOICHIRO COFFEEの一戸です。ご報告が遅くなってしまい大変申し訳ございません!改めまして結果報告をさせていただきます。今回のクラウドファンディングで、「計122人」「1,104,000円」ものご支援をいただき、無事目標の100万円を達成することができました。クラウドファ...

  • 2021/12/15 13:55

    こんにちは、KOICHIRO COFFEEの一戸です。活動報告をご覧いただきありがとうございます。クラウドファンディングも残すところあと6日となりました。現在の達成率は87%です。もう少しです!目標に届くのか?届かないのか?たとえ目標金額に届かなかったとしても、新しい焙煎機「煎っ太郎」で焙煎し...

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