はじめに・ご挨拶

For One Travel 代表の渡辺と申します。
私は小さな頃から「変わった人間」と言われてきました。小学校の頃は先生に呼び出され、「IQが高すぎるので、授業の内容や友だちの話がとても退屈に感じてしまうかもしれないけど、あまり気にしすぎないように」と言われました。人が気にならないような事が気になってしまったり、人が傷つかないようなことに傷ついたり、人が気がつかないようなことに怒り使命感を持ち解決しよう!と思ってしまうそんな子供でした。

その後、高校では進学高校に入ったのですが、1ヶ月で不登校になってしまい、毎日読書、映画鑑賞、音楽を作曲し続ける日々を過ごしました。1年後、進学高校を退学し、1年留年をし、音楽科がある高校へ入り直しました。進学高校を退学する際「そんな勉強が出来なさそうな高校に入って将来は大丈夫なのか?」と言われました。(今はとても感謝していますが)その言葉がずっと心に突き刺さり、自分で参考書を購入し、受験勉強をし「必ずトップクラスの大学に入ってやろう」と早稲田大学を受験し、1浪し早稲田大学へ入学することができました。

この頃から、社会や常識で、なんとなく正しいとされていることや、多くの人が「それぐらいで行けばいいんだ(無難だ)」というようなことへ疑問を持ち、自分自身でそこの問いに答えを考え、アクションをしないと納得がいかないような性格になっていきました。組織などで「何も考えずこの通りに従え」というような、何となくの空気にはとても馴染めないような性格がこの頃から出来上がってしまっていたのだと思います。

このプロジェクトは、そんな変わった人たちこそ、これからの新しい世の中において活躍していける人になる。同じように「変わってるね」と言われて苦しんでいる人たち同士がつながり、笑顔で明るい自分たちらしい新しい事業・経済、生き方を作っていけるコミュニティを作り出す。そんな事を目指すプロジェクトになります。

私は今年で39歳になり、先月約5年ぶりに故郷である福島県に帰ってきました。私が故郷に帰ってきたのには理由があります。それは2011年東日本大震災の時に遡ります。

自己紹介のnoteはこちらから

このプロジェクトで実現したいこと

震災起きた当時、私は東京でIT会社に勤めていました。大きなゆれで実家や、当時の彼女(現在の妻)とは全く連絡が取れず、次の日にはタクシーを乗り継ぎ福島県へと戻りました。そこで見た景色は生まれ育った福島とは全く様変わりしてしまった故郷でした。やがて福島原発の水蒸気爆発が起こり、いわきなど浜の地域は旅館などは夕食が出せなくなってしまうなど観光業に深刻な被害が及びました。

当時ITの会社に入ったのは「給料が高そうだから」そんな理由でした。ただお金を儲けて会社でも起こして成長したい。それぐらいの事を考えていた自分にとってこの震災は自分自身の生き方を変えるとても大きな転機となりました。

故郷のために働こう、自分を育ててくれた故郷、人たちに恩返しをしよう。

そう決心し、福島のために働ける仕事を探しました。そんながむしゃらな自分を受け入れてくれたのはリクルートという会社でした。じゃらんnetの営業マンとして3年間自分は福島でお仕事が出来ました。その中で本当に沢山の旅をしました。沢山の旅館に泊まり、旅をし、とにかくその中で色々なことを考えました。その時から「自分が0から旅行サービスを創りたい。今までにない地域のためになり、人の可能性を伸ばすような、ワクワクするようなそんなサービスを作りたい」と思うようになりました。


お陰様で、全国での営業成績1位、MVP、新人賞などもいただき、リクルートベンチャーズという、東京本社での新規事業プログラムへ参加することも出来て、そこでの経験を活かし、ランサーズや、avexで新規事業立ち上げの経験を積むことができました。avexでは新規の旅行サービスの立ち上げを行うことができ、手数料0円という全く新しいビジネスモデルにこだわり、新しいユーザ体験を作るため、日々のハードワークをこなし、事業開発を続け、サービスをリリースし、ユーザを集客し、それが日々業界を変えることにつながると信じ事業立ち上げをやってきました。

参考:エイベックスが会員制のオンライン旅行予約サービス「itoma」の提供を開始

avexで新規事業を立ち上げると、色々な企業家の方々や、事業家の方々とお会いする機会も多くなってきました。皆様優秀な方々ばかりで、自分より優れた人々ばかりでした。ただ私はそういう方々とお会いする中で、少しずつ日本の社会における事業家、企業家を取り巻く環境のおかしさに気づいてくるようになりました。それは何か。それは、どの事業家の皆様も事業をしていて「楽しそうじゃない」ということでした。

どんな事業家の人々も、最初はとてもピュアな想いで事業を始めます。そこから事業が立ち上がり、投資家の方々が入るようになると、色々なプレッシャーや「競合にどう勝つか?」「IPOのためにどうするか?」「組織を作るためにどうするか」本来事業のことだけを考えていたはずが、色々と事業以外のことも多く考えることが増えてくるようになります。イメージで言うとこのようなイメージです。


ひょっとすると、これが日本から今ひとつユニコーンベンチャーが出ない理由なのではないか?日本人はもっともっと人生を楽しみ、余白を作り、その中から自分自身の内面を見つめ、ゆっくり旅行などしながら、地域の観光資地の人々とふれあい、同じように事業を起こす人々と交流を楽しみながらユニークな事業を作っていく、それが新しい働き方、暮らし方、日本の社会を作る新しい一つの形になれば良い。そう考えるようになりました。

そんな中、コロナ禍が広がり緊急事態宣言が出されました。ドラマチックにも、サービス開始のタイミングがこの緊急事態宣言と重なりました。サービスを開始するべきかどうか、チーム内でも議論が分かれました。この時色々な話をとにかくしました。詳細は記載はできないですが、この時、自分自身は企業人として、IPOなどを目指す事業家として、バランスの良い人間にはなれない。それよりも、どうしてもピュアな想いとか、「誰かのために頑張りたい」とか、そういう想いを大切にして走ってしまうタイプなんだという事を心底実感しました。

またこの時母がステージ4のガンになりました。自分自身を支えてきた一番の家族がピンチの状況になり、今一度「自分自身にとって事業とは何か?」「旅とは何か?」を深く内省するようになりました。

結果、私は会社側と何度か相談を重ね、Avexを辞めることになります。3.11がきっかけで、リクルートへ入り、自分自身が立ち上げたかった自分のピュアな想いで始めたサービスから、自分の子供のように感じいたサービスから去ることになった時は本当に悲しかったし、自分の無力さを反省し、悔しかったです。

でもこの時、本当に心の底から「次は完全に自分の好きなことをやろう、1個人として、完全に自分の好きなことをやろう」と思えました。自分は組織人ではなく個人で生きていくタイプの人だ。その個人で生きていくタイプの人が、これから増えてくる。フリーランス、副業、組織にとらわれず生きていく人が増えてくる。そんな中、組織人として生きていくことに「生きづらさ」を感じていたり、ユニークで自分らしい事業アイディアがあるにも関わらず、組織の環境や、自分自身への自信の無さ、変な先入観によって、その素晴らしい可能性を諦めてしまっているような人がいるとしたら、その人たちのために何かアクションしたい。今度こそピュアな想いで事業を完遂させ、世の中を本気で変えていく事を目指すため、この事業を立ち上げようと決心しました。

そこで出来たのが「旅する事業家」企画です。気がつけばじゃらんnetでお仕事をしていた3年間、私は80泊以上東北の旅館に宿泊し旅をしてきました。その中で体験した数々の体験、出会えた人々、そして全国のリクルートのメンバーとともに旅行をしたこと、そこで出会えたさまざまな経験のおかげで、その後ユニークな新規事業ができたのだと今でも思っています。

リクルートでは色々な人がいました。元お笑い芸人、フリーター、銀行員など、そしてどことなく自分が仲良くなる同僚は「組織で生きていくのが苦手な人」が多かった気がしました。敷かれたレールでは退屈してしまう人、決められたことをやるだけでは退屈してしまう人、昔から学校の授業などに集中できなそうな人、マネジメントは苦手な人、でも、そういう人こそが本当の0-1を生み出す人になる。興味や関心があるものと出会うと、そこに対する努力の量、スピードはとんでもない者になる。新しい時代、変化の激しい新しい時代を生き抜くのはまさにそういう変わった人、脱組織人、その脱組織人のコミュニティを作っていくためのノウハウの原点がリクルート時代にありました。

僕たちが目指すのは、ミネルバ大学のようなプログラムです。机の上で、ただ勉強をするだけでは世の中がわからないのと同じで、新規事業も、ただパソコンの前で睨めっこしているだけでは、社会の中で生きている人々にフィットする、彼らを本当にワクワクさせる事業はできないと思います。

そして何より、社会からのしがらみを全て取っ払い、自分の好きなことにストレートに向かい続けるような自己内省、対話、同じような脱組織人のタイプの人々との対話、コミュニケーションを繰り返す中で、自分自身の本当に好きなことを見つけ出すことが大事です。

このプログラム・コミュニティはそんなサイクルをとても大切にし、この世の中において、本当にピュアでユニークな新規事業を生み出しながら、新しい働き方、生活の仕方を通し、日本社会、いや世界の経済に対して、新しい「人」が中心になった人に優しい経済圏を作り出していくような新しい取り組みを目指していきます。

資金の使い道・実施スケジュール

<資金の使い道>
1旅する事業家コミュニティ運営資金. (10.4万円)
2事業家育成プログラム宿泊費補助費用(約5万円)
3せんのみなと様プログラム費用(22.5万円)
4CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 (4.3万円)

<実施スケジュール>
2021年11月ー12月:クラウドファンディング実施
2021年3月ー5月:旅する事業家コミュニティプログラム(ForOneTravel)スタート
2021年5月:旅する事業家コミュニティプログラム(ForOneTravel Special)スタート
リターンのご紹介

<ForOneTravel 講座資料(sampleイメージ)>



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「旅する事業家プロジェクト(ForOneTravel)特別プラン」
今話題の「せんのみなと」様から特別リワードいただきました!

※旅する事業家プロジェクト「参加前・後」にぜひご検討ください。


せんのみなととは?
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あなたが人生において大事にしていることを、
言語化・目標化し、
その目標に対して一歩踏み出すための
「旅」を交えた人生を整えるサービスです。

本気でキャリアを考える場所として、
東京から1時間半、都会から離れた田舎の古民家という
非日常空間を用意しました。
持続可能・選択可能なキャリア開発をしませんか?

仕事がつらいから旅行でリフレッシュしよう
ではなく、
仕事について考えるための旅行でワクワクしよう
そんな日本初のサービスを提供します。
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特別コラボレーション提供リワード

①面談付きワーケーションプラン(15,000円)
季節の野菜を使ったお昼ご飯+キャリア面談がセットになったプランです。
面談の実施方法:オフライン
面談実施場所:千葉県香取市山倉2016
面談実施時間:60分

②キャリアツーリズムライトプラン(50,000円)
1泊2日+後日WEB面談で自己理解〜目標設定を合宿形式で実施するプランです。
プラン概要イメージ
・性格診断ツールを用いた自己理解支援
・最新のキャリア理論を用いたワークショップ
・ビジョンの言語化
・目標設定
後日WEB面談で(60分)でフォローアップを実施いたします。
プログラム実施場所:千葉県香取市山倉2016

※リワードをご購入いただいた皆様にご希望日程確認のURLは別途ご送付させていただきます。


応援コメント
せんのみなと共同代表、高崎澄香、長嶺 将也 様

ForOneTravel応援コメント
本質の追求者を応援する渡辺さん、本質探しをお手伝いするせんのみなと、皆様に素敵な時間を提供したく応援させていただきました。 渡辺さんはご経験に裏付けられた確かなサポートと、ご自身の原体験による熱い想いをお持ちです。 歩んできた道は違うものの、同じ志をお持ちなのだと分かりました。 旅には、日々の当たり前をくつがえす特別な力が宿っていると感じています。 豊かな想いによって生まれる新規事業、洗練されていること間違いありません。

For One Travel Special 候補施設イメージ
福島県 岳温泉 mt.inn

「温泉好き」と「アクティビティ好き」の両者のニーズにお応えする新感覚の温泉宿!
福島県あだたら山の大自然の中、思いっきりアクティビティを楽しみながら、
頭を空っぽにして観光を楽しみに、リフレッシュしたら仲間達と思い切りユニークな
新規事業を立ち上げましょう。





福島県 岳温泉 mt.inn支配人 

応援コメント
福島出身で、震災がきっかけで地方創生のお仕事されている渡辺さんが この度また故郷に戻ってきてくれて、素敵な企画を立ててくれて嬉しいです。 今後、地元の企業や旅行者の皆様とも一緒に笑顔があふれる企画など 継続的にできたら最高です!応援しています!

For One Travel メンバー紹介


代表:渡辺勝弥
Profile
新卒教育系事業スタートアップで勤務
2013年中途でリクルートへ入社。旅行事業統括部へ配属となり3期末連続MVP(全国1位)同年新人賞受賞、その後ランサーズでは新規BtoB事業立ち上げでMVP。2019年にはavex社にて新規旅行事業立ち上げ責任者を勤める。営業組織の制度設計、新規事業立ち上げ、事業開発が得意。


メンバー:田中舞
1995年生まれ 鳥取県出身
4歳から『芸能界で活躍する』という夢を持ち始め、上京を決意。
高校では校外でバンド活動を行い、地元のメディアに露出。
進学校だったものの、『芸能人になります』と先生を説得し、高校卒業と共に上京。
上京後すぐに女優として活動。また大学では教員免許を取得。
大学卒業後は大手化粧品メーカーに勤めるも、改めて夢と向き合いたいと考え、
3か月ほどで退職。
その年『ミスFLASH』や『モグラ女子』にてモデル・グラビア活動を開始。
昨年4月にはアイドルユニットに加入し、メディアなどに露出。
また同時期にYoutubeチャンネルを開設。倉吉弁を炸裂させ"親しみやすさ"を持ち味にしている。
2021年の1月にアイドルを卒業。個人での活動に力を入れていく中で、
“アイドルの新しい形として『起業家』を確立させたい”“沢山の人に鳥取の魅力を知ってほしい”という
思いから鳥取での起業、鳥取でのPR活動を決意する。
現在は鳥取県で新規事業ビジネスの立ち上げへ挑戦中。
twitter:https://twitter.com/tanakamaidayo 


メンバー:大川翔

学生時代より、SFF|福島人が営む集会所(Spread from Fukushima)という学生団体を運営。
学生メンバー40名の代表となる。現在は福島県で新規事業の立ち上げに挑戦中。

twitter:https://twitter.com/okawa_kakeru

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください