☆筑波山東側にある宝篋山登山口に、身障者の子供たちでも楽しめる広々としたキャンプ場を作りたい‼

☆女性でも気兼ねなく入れるドラム缶風呂のあるキャンプ場を作りたい‼

☆音楽やアート活動をアピールできるステージのあるキャンプ場を作りたい‼


はじめまして、渡辺一正と申します。

昭和40年(1965年)生まれ、今年で56歳になりました。

東京生まれですが、小学生から父親の地元である茨城県つくば市で育ちました。

父親が陸上自衛隊出身のためか、小学生の頃から当時流行っていたわけでもなく、どちらかというとアウトドアを楽しむ時代ではなかった頃に、よく父にキャンプに連れていかれ、しかも今のようなキャンプ用品が無い頃なので、組み立てがやたらと大変な三角テントとハンゴウと、とにかくそこらじゅうから拾ってきた枝を使って焚火をし、キャンプというよりサバイバル、しかもキャンプ場ではなく野営でのキャンプでした。

そんな父親の影響か、中学の頃には友達と近くの山に行っては勝手にテントを張ってキャンプをし、母親の影響で山菜取やキノコ採りをしつつ、ギターや吹奏楽部で楽器を覚えて音楽にのめりこみ、高校時代は自転車にテント一式を担いで日本一周を試みるも道半ばで断念して、音楽ではバンド活動を始めたりもしていました。

その後、八ヶ岳の麓のペンションに居候したり、バイクの免許を取得してキャンプツーリングを始め、日本を飛び出してアメリカやカナダを横断したり、結婚してからは念願の小さなキャンピングトレーラーを購入して、子供たちと北海道やら日本中あちこちにキャンプ旅に行きました。妻との新婚旅行はキャンピングカーでのカナダ横断旅行でした。

36歳の時に勤めていた父の経営する建設会社が倒産し、庭のガーデニングと造園、住宅外構の設計施工の会社を起ち上げましたが、設立10年目に東関東大震災がおこり、単身仙台に移って被災地の復興事業や福島の除染作業にかかわる事業をしてきました。

8年ほど前に地元に帰り、再び車やバイクでの一人キャンプツーリングを再開し、これまで野営を含めて300泊以上ははテント泊をしたと思います。

現在は、つくば市に住居を構えて妻と三人の子供たちとともに住み、趣味でキャンプツーリングと音楽を楽しみつつ、東京都心で再開発に携わる建設業の会社に勤めています。


今年3月に大腸ガンがわかり、4月に切除手術をしました。幸いなことに今のところ再発や転移もなく、健康に過ごしています。しかし、1か月の入院生活中にいろいろ考えることがありました。それで退院1週間後に、ずっと行きたかった北海道の道北方面に10日間の一人キャンプツーリングに行ってきました。5月後半の道北は本土の真冬のように寒く、だれもいないキャンプ場でのキャンプは、いつ野生動物が襲ってくるかわからないような、寒さと孤独のサバイバルでした。それでも充実した日々を過ごして、沢山の風景を心に刻んで帰ってきました。

今年8月に、1年前から肺がんを患っていた父親が78歳で亡くなりました。つい1か月前にはバイクを乗れていた父に、夏になったらバイクで一緒に北海道に行こうと誘っていて、「北の国から」を地でいっていた本人も行く気満々だったのですが、間に合いませんでした。


実家のあるつくば市小田地区は、鎌倉時代から小田氏、八田氏、江戸時代に秋田に移った佐竹氏と続く「小田城」のある歴史深く、東京から1時間足らずでありながら、緑と自然のあふれる場所です。地元では小田山と呼ばれる宝篋山は、鎌倉時代に奈良から来た忍性聖人が戦国で貧しい民を助けるために、”極楽寺” ”常願寺”をはじめ、5つのお寺を開き、伝宗して当時の宝篋山の麓は、京都さながらの古里の風景だったと言われています。そして忍性さんはその後鎌倉に移り極楽寺を建てました。

父が経営していた建設会社で働いていた頃は、荒廃してしまった宝篋山麓の耕作放棄地を、なんとか活性化できないか、ふるさとを再生できないかと父と模索し、キャンプ場やフラワーパーク的な憩いの場所のある、大規模な観光農園を計画したこともありました。

近年は、つくば市をはじめNPO団体が旧筑波町と小田地区の歴史と宝篋山を見直し、観光地化しようと努力したことで、沢山の登山者が訪れるようになりつつあります。4年前には「忍びの国」のロケ地にもなりました。

しかし、近年、これほどまでのキャンプブームであり、沢山の登山者が訪れる場所でありながら、この地域にキャンプ場はありません。

今回設定しているオートキャンプ場予定地は、宝篋山登山コースの”小田城コース”入口と”極楽寺コース入口”になります。

登山者はもちろん、普通に田舎でキャンプを楽しみたいというキャンパーのためにも、いろいろと計画しています。

まず小田城コース入口のキャンプ場は、既に管理棟があり、そこに隣接した父が造った「五右衛門風呂」があります。ただし一部修復しなければならない状態です。(現況は入浴可能)そして、敷地内には男女入ることが可能な、仕切りのあるドラム缶風呂を2か所設置予定。敷地内には囲いをつくり、ヤギ、羊、小動物を飼う予定です。また、フリーWi-Fiもすでに使用できる環境となっているため、キャンプを楽しみながらテレワークもできるスペースとしても整備したい。テント設営箇所に囲いを作ってドッグランサイトも予定しています。今後、トイレとサニタリーは特に女性でも抵抗なく入れる、広くて清潔なものを設置したく、これは必須と思っています。小田城コース入口キャンプ場予定地

私がアコースティック系の音楽をやることもあり、敷地内にステージを設置して、定期的に自然と心が溶け込むようなライブをしたい。また、イノシシ肉や鹿肉を仕入れられるので、これらのジビエ料理を提供できるように設備、資格などを整えていきたいと考えています。

また、登山コースのメインルートである極楽寺コース麓には小田休憩所があるので、そこから登山して小田城コースに下山する方のための送迎も予定しています。当キャンプ場に車を置いてキャンプして、翌日登山して小田休憩所に下山した方をキャンプ場まで送迎することもできます。

このキャンプ場が軌道に乗れば、極楽寺コース入口にも休耕田が放棄されてあれてしまっているので、そちらにもキャンプ場を計画しています。ここは極楽寺コースの登り口に隣接する場所で、周囲に建物もないため、夜は満点の星空とフクロウの啼く声、6月には沢山のホタルの光が森を飾ります。すぐ横を流れるきれいな山水の沢が分岐してキャンプ場内を流れているため、以前は父がイワナとヤマメを少しだけ養殖していました。ここにもドラム缶風呂を予定しています。

極楽寺コース入口キャンプ場予定地

将来の大きな夢は、私が昔何度も訪れてガーデニングや造園の勉強をさせていただいた、カナダ バンクーバー島にあるブッチャートガーデンのようなキャンプ場を造ることです。

宝篋山頂はもちろん、キャンプ場予定地からは富士山、南アルプスや都心のビル群、スカイツリーも望むことができます。また、星空の眺めも最高の立地です。季節によって山菜やキノコが採れますし、沢づたいに登る極楽寺コースには自生のクレソンを採取できるほか、6月にはホタルの群れを見ることができます。

かつてJR常磐線土浦駅からJR水戸線岩瀬駅まで続いていた、関東鉄道筑波線のあった場所は全長50Km以上のサイクリングロードとなっており、その中間地点であるかつての常陸小田駅は、現在、小田城資料館となっており、土日祝日は大勢の人たちでにぎわっており、小田城跡も近年復元されて、小田城公園として居心地の良い空間となっています。


また、小田地区には300年以上の歴史のある高さ3m、長さ7mの日本最大級の大獅子が繰り出す祇園祭が7月第3週土曜日に開催されており、全国にも類を見ないお祭りとなっています。

霊山である筑波山を基とした、旧筑波町の中の小田地区は、近年、山と田園風景と古くからの歴史の深さが見直され、自治体ともに観光を含めた資源化を目指していることもあり、今後も来客のみこめる地域であることは確実です。


プロジェクトを立ち上げた背景

子供の頃のお祭りは、たった一晩でしたが、お神輿と大獅子が舞い、沢山の露店がでて、狭い通りは人々でいっぱいでした、神輿をかつぐ威勢のいい声と露天商の掛け声、綿あめをなめながら行きかう子供たちのはしゃぐ声、、、。八月には盆踊りもあって、おじいちゃんも、おばあちゃんも、子供たちも、おもいおもいの洒落た着物をきて、太鼓に合わせてみんな同じ踊りを踊っていました。

いつの間になくなってしまったのでしょう。

スマホがなかった時代

パソコンがなかった時代

電卓がなかった時代

テレビがなかった時代

ラジオがなかった時代

長屋があって

となりの人がいて

米や醤油を借りあって

田畑を耕して

みんな同じ空を見て

みんな同じ空気を吸っていたから

いつもどこかに愛があって

自然と一緒に息をして

生きていた

そんな風景を取り戻したいと思ったのが、心の奥底にあるきっかけかもしれません。


これまでの経験

これまでキャンプと言われる野営に関しては、数えたことはありませんが、野宿も含めれば40年間で500カ所以上経験していると思います。その中にはカナダ、オーストラリアでの野営が10カ所含まれています。最近では昨年(2020年)に21カ所、一昨年が25カ所でした。 


資金の使い道

敷地整備費     550,000

上下水道整備費   700,000

トイレ・炊事場設置費(3カ所)  1,100,000

レンタル用品等購入費  250, 000

宣伝費   100,000

返礼品等準備費、クラウドファンディング手数料    500,000

その他経費等    300,000

合計   3,500,00


2022年3月に整備開始

2022年10月オープン予定



リターンのご紹介

・コンパクトなコーヒーメーカー

コンパクトなセットの中身はミル、目の細かいステンレス製のドリッパーが内蔵されていて、カップが上下に2つついています。これ一つで豆とお湯さえあれば、いつでもどこでも美味しいコーヒーを味わうことができます。

・「まるごと!筑波山こだわり完全ガイド」

この本に宝篋山登山道について20ページにわたり詳細に紹介されています。


・キャンプ場1サイト1泊無料と全ての施設(シャワー・風呂・レンタルキャンプ用品)無料券とステッカー。ご投資いただいた方については、1回限り無期限としたいと思います。

 ・小田休憩所⇔キャンプ場送迎無料券。ご投資いただいた方には、何度でも利用可にしたいと思いますが、こちらの都合で送迎ができない場合もありますのでご了承ください。




最後に

近年は小説やアニメ、Youtuberの影響でキャンプ人口は増えていますが、その影響なのか10年、20年前のようにグループで夜遅くまで大声で騒ぐキャンパーは少なくなったように思います。また、最近は一見様お断りのキャンプ場や、グランピングのようなハイグレードなキャンプスタイルも流行り始めていて、何か本来の「キャンプ」というスタイルから、遠ざかってしまっているのではと思うこともしばしばあります。

山や緑を壊して人が街や住む場所を作り、自然を奪ってきてしまった人間が、もう一度自然の中に身をおかさせていただき、自分たちを省みて本来の人間生活を確認するための場所がキャンプ場ではないかと考えています。

私はこれまで、自然の中でアコースティック音楽を楽しんだり、芸術作品の展示をしたり、自然と親しむ活動をしたり、山や森で沢山の経験をしてきました。それらもこれら造るキャンプ場のコンセプトとして、どんどんイベント活動をしていきたいと考えています。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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    ご支援いただき、ありがとうございます!心から感謝します!!支援者募集期間の2ヶ月も残すところあと4日となりました。私のつたない文章と表現でも、7名もの方々に支援していただきました。心より感謝しております。目標金額にはとうてい及ばなかったものの、支援していただける方がいたことが何より嬉しく、私に...

  • 2022/02/04 00:29

    ☆笑顔が絶えないキャンプ場以前の活動報告の中でも書きましたが、僕の長男は22歳になりますが、知的、肢体とも健常者とは違う状態で生活しています。ただ、それは家族にとって当たり前のことで、ずっとそうして生きてきました。なので、この生き方を苦痛にも思っていませんし、むしろ当たり前の我が家となっていま...

  • 2022/02/02 23:24

    どこかなつかしくて温かい実谷オートキャンプ場とOUTLANDキャンプ場ここ最近は、これから開設しようとしているキャンプ場に近いコンセプトのキャンプ場を探して訪れています。バイクでのキャンプなので、この時期は北関東は冬季休業のキャンプ場も多いため、つくばから一泊二日で行ける南房総によく行きます。...

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