▼施設の紹介

神奈川県大和市で夜間専門の認可外保育施設「保育ルームおつきさま」を運営している桑原と申します。 

私たちは8年以上にわたり夜間専門の保育施設として利用者様の子育てのサポートとして、シングルマザーの方、シングルファザーの方、緊急時のお子様の預け先にお困りの方、育児疲れのリフレッシュを必要とされている方、その他多くのご事情を抱えた方たちをサポートして参りました。

当施設の利用者様の8割以上は、夜間専門という特性から飲食店経営者の方や飲食店従事者の方などの飲食関係の方々です。

この度の新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言、蔓延防止措置、飲食店の時短営業要請が発令されたことから、利用者様の多くが飲食関係の方であるという私たちの特性も合わさりほとんどのご家庭が登園をお休みすることになりました。

そのため、ご利用される方が激減し保育施設存続の危機に直面しています。

私たちも新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることが第一優先だと思っております。

新型コロナウィルスが落ち着いたら、またたくさんの子供たちをお迎えできるように皆さまにも力をお借りして、なんとかこの苦境から施設を守りたいと思い、今回のプロジェクトへの挑戦を決意しました。

ご支援、応援の程、どうかよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ありそうでない夜間専門の保育施設。地域最安値なのに手厚い保育。

夜に開いている小さな保育園。

それが私たち「保育ルームおつきさま」です。

 

“夜遅くまで仕事を頑張る方たちの最良のパートナーであり続けたい” これは私たちが本プロジェクトを通して実現したい大切な想いです。

これまで私たちはお預かりするお子様は常に10人以下という確実に目が届く範囲で堅実に保育活動を行ってきました。

また、ちょっとした保護者様の買い物や通院、予期せぬ事故やアクシデントにも対応できる体制を整え、実践して参りました。

そして利用者様の経済的ご負担が少しでも軽減されるように地域最安値での保育を実現し、「無償化対象施設」としても認可されています。

夜間忙しく働かれている保護者の方、そして未来ある子供たちの安全のためにもこのプロジェクトを実現させたいと考えています。  

 

 

 

 

▼なぜ、認可ではなく認可外の施設なのか

認可施設への移行することを考えたこともありました。認可へ移行すれば行政から補助金などの支援もあります。しかし様々な事情を抱えたご家庭のニーズにお応えするためには、夜間や土曜、または日曜、祝日の特別保育などの対応が絶対に必要だと感じました。このような社会的ニーズにお応えする役割を担い続けなければならないという想いから、行政からの支援がない認可外の夜間専門保育施設として8年以上運営を続けてきました。認可外ではありますが、神奈川県からの立ち入り監査にも毎年しっかりクリアし、国が定める指定監督基準を満たしているので幼児教育・保育無償化対象施設として運営してきております。

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

私たちが直面している課題あと3ヶ月程度で施設の運営資金は枯渇します 私たちが直面している課題は、 “現場で起きている現実とはあまりにもかけ離れた補償制度”です。

 

実は、国からは以下の3つの要請(基準)があります。 

 

①国が定める保育士配置基準により、「お子様の預り人数が1人でも園全体の保育士は2人を下回ってはいけない」といった基準がある【児童福祉施設の設備及び運営に関する基準】

 

②人数の制限

「家庭での保育が可能な保護者に対し、家庭での保育への協力を要請することも妨げないこととします」と県からの要請。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/ninnkagaicorona.html

 

③開園の要請

「事業の継続が求められる事業に従事する保護者の子どもの保育など、必要最低限の保育の確保をお願いします」と県からの要請。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/ninnkagaicorona.html

 

 

安全と保育の質の確保、利用者様の子育ての支援、新型コロナ感染拡大防止、といった観点をふまえると国または地方自治体の要請には納得しております。

私たちは要請に従いつつ、出来る限り利用者様にご負担がかからないよう努めてまいりました。

国または地方自治体の措置決定により休園されることをお決めになられた利用者様には前払いしていただいた月極保育料の返金するなどの対応を行いました。

夜間保育という特性上、緊急事態宣言の開始と共に8割以上の方がお休みしました。それに伴い人件費や光熱費、家賃などの支払いが重くのしかかっています。

 

 

 

それでも、利用される方が1人でもいる場合は開園し続けてきました。

しかし、このような厳しい現実に対する補償はほとんどありません。

 

 

 

2020年の持続化給付金の支給以降、支援金の対象となっているものは個人事業に対しての一時支援金と月次支援金の月10万円と私設保育施設に対してのマスク等感染防止対策用品の支給でした。

補償していただくのは本当にありがたいことですが月10万円ですと家賃等の維持費にもならず従業員の給料やその他の支払いができない状況です。

このままですと、施設の運営を続けていくこと自体が厳しい状況です。

当施設がなくなってしまうとお困りになる利用者様も多くいらっしゃると思います。

こちらの都合で閉園することになってしまうことは大変心苦しく申し訳ない気持ちです。

そして何より、今まで一緒に過ごしてきた子ども達に会えなくなってしまうのは本当にすごく寂しいです。

 

 

お恥ずかしい話ではありますが、なんとか閉園させないためにも施設長である私が睡眠時間を削ってアルバイトをし始めました。

しかし、体力的にも厳しくアルバイトの給料を施設の運営資金に充てても足りないといった現状です。 

 

 

¨私たちはなんとしてもこの施設を守り続けたいと思っています¨

 

 

けれど、施設を続けるための資金は、このままでは3~4ヶ月もしないうちに枯渇してしまいます。

 「なにかあれば力になるよ」「頑張って」「ここが無くなったら困る」 私たちの事を心配した利用者様や、友人たちが励ましのお言葉をかけてくださいました。

そんなお気持ちに後押しされ、クラウドファンディングを通じて、資金援助をお願いできないか、と考え始め、今回のプロジェクトの立ち上げを決意しました。

私たちと未来ある子供たちにとって大切な施設を、どうか、一緒に守ってくださいませんか。

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

資金使用用途目標金額:640,000円


1.施設運営にかかる給料、家賃光熱費等の支払い不足分:3ヵ月 480,000円(最低160,000円×3か月)

クラウドファンディング手数料108,800円+税51,200円


2.安全面、衛生的な面を考えて、布団などの備品や子ども達のおもちゃ絵本の購入:可能であれば出来るだけ購入してあげたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に


私たちはこれまで子ども達や子育てをされている保護者様のために経済的に厳しい状況になっても"なんくるないさ"の精神で運営を続けてまいりましたが、限界が見えてきてしまいました。

しかし、利用者の多くの方々から「この施設がなくなっては困る」というお声をいただき、なんとか乗り越えたいと考えています。

ワクチン接種等が始まりコロナ禍が今より落ち着けばもう一度安定した運営をできると関上げており、それまでの数ヶ月を何とか乗りきるための方法を日々模索しています。

施設長の私自身が睡眠時間を削り、アルバイトを始めたのもその一環です。

きれい事に聞こえてしまうかもしれませんが、私たちは施設の金銭的利益がなくても利用者様のために開園を続けてまいりました。

例え登園人数が1人だったとしても必ず休まず開園して参りました。

 

 

 

「助かりました!」

「ありがとうございました!」

 

などのあたたかい言葉に支えられ、これまで頑張ることができました。

これからもずっと、皆様の力になりたい、そしてなれると思っています。

 

是非、皆様の応援をよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 


●運営場所    
神奈川県大和市大和南1-13-9飯間ハイツ1階

●運営主体    
保育ルームおつきさま 施設長 桑原勇

●運営内容詳細    
保育ルームおつきさまの運営

 

 

 

  • 2022/03/31 18:00

    プロジェクトへご支援いただいた皆さま、ページをご覧いただいている皆さまへ。2021年には本プロジェクトへご支援、応援いただき本当にありがとうございました。目標金額を上回るご支援をいただき、施設の運営を継続することができております。改めて心からお礼申し上げます。 さて、現在2回目のクラウドファン...

  • 2021/11/30 15:20

    クラウドファンディング達成のご挨拶と今後について皆様のあたたかい応援・ご支援のおかげで、目標金額を達成することができました。クラウドファンディングの目的でありました、家賃等の固定費の支払い、職員の給料の支払い、借入金の返済の一部に充てる、といった『保育施設運営費』を賄うことができました。本当に...

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