▼元町商店街に「い草食堂」をオープンしたい!▼
元町商店街の空き店舗を活用し、職人が集い商店街とその周辺地域で職人の方々と出会える場所をつくりたいと思っております。
食を通じたコミュニケーションも重視したスタイルを取り入れたいので「い草食堂」という形にいきつきました。
現在元町5丁目にある「シェアキッチンヒトトバ」において、毎週月曜日の11時から21時までトライアルオープンしております。
夏ごろを目途に「い草食堂」の常設店舗を元町商店街に開店させ、畳の香り、手触り、雰囲気を味わってもらい、い草の情報発信や、い草にまつわる商品の開発・販売(衣食住全般)を行い、い草・たたみに関心を持ってもらうことをきっかけにしたいと考えております。
▼このプロジェクトで実現したいこと
日本の伝統産業が直面している問題として、後継者不足の解消、産業の衰退の解消、需要の減少を止め拡大へ、地域活の性化商店街が抱える問題として空き店舗の解消、など地場産業を身近に関してもらえる活動をおこなってき、少しでも製品化したものをふれてもらうきっかけを作りたいと思っております。
そして、たたみ、い草の商品の販売拡大に伴い、少しでも需要が増加すると地域のたたみ店及びい草の主要産地である熊本・八代市の活性化と生産農家さんの一助になれる活動の一端を担えればうれしいです。
い草食堂を居心地のいい空間にし、人の集まる拠点になり老若男女が集まりコミュニティスペースになり良いものを家庭単位で残すのではなく地域の財産として、色々な人を巻き込んでいけるような場所づくりができていければ幸いです!
▼プロジェクトをやろうと思った理由
現在日本では職人と呼ばれる職業の方たちの仕事が機械化や海外の廉価版に取って代わり、職人の数も減っています
今は情報が簡単に手に入る時代になりました、それ自体悪いことではありませんが今、ものづくりをされている方々の多くが危惧されているのが、簡単に情報が入りその情報だけでものづくりをしてみてモノを作り上げてしまうということです。
その時はすばらしいものが出来たりしますが、オリジナリティを求めたりや精度を上げていくといったステージになるととたんに壁にぶつかってしまうそうです。
その壁をなかなか越えられずに挫折してしまったりして、将来有望な才能が開花されなくなってしまう環境になってきている。
その壁を越えるには「基本」しかないと、その職人の方は言われます。
ものづくりに迷ったり、スランプに陥ったら「基本」戻ることと、職人の方は言われます。
その「基本」とはやはり代々受け継がれてきたものになると思います。
厳しい修行であったり努力があって「基本」が身につき自分でオリジナルを開発したり、師匠と遜色ないモノが作れたりしていくものだと思います。
そこが「ものづくり」の基本で、受け継がれるべきものだと思います。
以前、ある職人の方が言われていました子供連れのお母さんが職人の仕事を子どもに見せながら「勉強しないと、あなたもこんな仕事に就かないといけなくなるわよ」と、子供に言ってその場を立ち去ったそうです。
その職人の方はすごく悲しい思いをされたそうです。
そのお母さんもどこかで職人の作ったモノを使っていたり、食べたりしているはずなのに・・・と
そんな思いをされている方や、今でも失われていく伝統を何とか残したという思いと
元町商店街という地元の方だけでなく国内外の観光客の方や少し遠方からの来られる方など他地域の商店街には珍しい客層がある商店街であっても一時の活気が失われ空き店舗が目に付くようになりました。
そういったバラエティに富んだ客層の方に日本の職人の仕事を身近に見て・感じて・いろんな情報を得てもらい、いいものを見る目やものづくりにかかる費用などにも理解が得られるような、スーパーにいかなくても元町商店街をぶらっと歩けば一通りモノは揃うよねと言ってもらえるような便利で暖かい雰囲気の街になってもらえたらと。
▼神戸コムシノワ様と、い草関連商品を開発しております!▼
▲商品開発頂いております、コムシノワの荘司さんと▲
1人で思っていたところ、神戸の人気店「コムシノワ」のシェフである荘司さん、元町商店街5丁目人気のアワジヤオヤバンチョウの成井さんも同じ事を思われていまして、このプロジェクトを具体化出来ればと思いました。
そこで現在「たたみ」にまつわることを仕事にしています私が日本独自の伝統工芸「たたみ」を発信し良さを実感できるショールームを兼ねた飲食店「い草食堂」をオープンさせたいと思います。
現在、市場が縮小傾向にあるたたみですが、市場に流通しているたたみの約7割が中国産です。そのなかでも作付けは最盛期1/10生産農家さんは1/5に減少しています。
市場流通の約3割の国産い草のほぼ90%が熊本県八代地区です。
その八代地区での色々な取組みやい草の再興にかける思いなどを神戸発信で、素材は熊本・八代で企画・デザインは神戸として「衣・食・住」にい草を絡めた商品、そして職人が作る「たたみ」作りを見て頂いてたたみの香り、空間、感触を確かめていただき。自宅にたたみを入れようかと思って頂ければありがたいです。
また、コムシノワさんにもご協力いただき、自家製ハムやパンの商品開発も行っております。
「い草食堂」でも、販売やご試食いただけるように進めております!
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▲い草の香り付けした、自家製ガレット▲
▲コムシノワさん▲
ブランジェリー コム・シノワ http://www.comme-chinois.com/
(三宮ビル南館地下)
神戸市中央区御幸通7-1-16 三宮ビル南館地下
TEL 078-242-1506
営業時間 8:00~19:00
コムシノワの荘司様からの応援コメントを頂きました!
「元町をもっと活気のある、夢のあるまちに! こどもたちに希望や、ものづくりの楽しさを知ってもらえる、まちになりますように。古き良き神戸の伝統溢れるまちになりますように」
▼これまでの活動
▲ワークショップ写真①▲
▲ワークショップで実際作成しました▲
たたみを海外の人に広めるためフランス・マルセイユでたたみのワークショップを行いたくさんの方にご来場いただきました。
たたみの問合せが殺到し、海外での販売を目指して動き出す
2016/2
再度、フランスに渡り現地での調査を行う
2016/5
従来の畳ではなく、持ち運びが出来る大きさの畳(従来の大きさの約1/16の大きさ)を開発し、い草も染色されたい草を使用する。
2016/9
フランス・パリで行われた
世界最大級の展示会「メゾンオブジェ」に出展
2017/1
「メゾンオブジェ」に出展
2017/4
たたみの国内での需要を喚起するべく、方策を練る。
たたみのショールームを兼ねた飲食店の開店を決意する
2017/6
「シェアキッチンヒトトバ」においてお店研究所の一環として、京都の洋食店「浅井食堂」さんをサポートシェフについていただき9月よりオープンさせることになり準備を開始する
2017/7~8
試作を重ね、8月末プレオープンを迎える
2017/8
28日にプレオープンをし予想以上の来客
2017/9
通常オープンする
▼資金の使い道
▲開業資金や経営相談に乗っていただいてます商工会議所さん▲
い草食堂開設資金総額600万の内、広報費50万をあつめたいです!
できれば、もうすこし超えていくとうれしいです!
▼リターンについて
飲食店でありますから適当なものは出しません。
京都の人気店「浅井食堂」のオーナーシェフのサポートのもと人気メニューをそのまま神戸でも味わえるとともに神戸オリジナルメニューの開発とい草にまつわるメニューもコムシノワさん監修のもと開発しております。
内装は、もちろんたたみを使い和を基調に襖・障子・壁紙なども使い一般のご家庭で参考にしていただける仕様にして、違いを感じてもらいご家庭で取り入れてもらえるようにいただけますように、い草関連商品を自信をもってお届けします。
◆ い草コースター
◆ い草メモパッド
◆ い草食堂で利用できる食事券
◆ミニデザイン畳
◆リターン品は、熊本くすのき園さんから提供いただきます!◆
熊本くすのき園さんのご紹介
リターン商品のうちい草を使った雑貨をご提供いただいています。
就労支援施設でい草の産地である熊本県宇城市にあり特産物のい草を用い雑貨に展開しい草の需要を高める活動を行われています
デザイン開発研究会等の協力を得て、コースター、ランチョンマット、箸置き、マウスパッド、花い草等のい草GOODSを作りだしている。どれも伝統的な単色のい草製品とは一線を画し、染めい草使った商品開発を行っております。
▼最後に▼
生活様式の欧米化への変化に伴い、私たちの暮らしも合理化の波が押し寄せ、簡単・便利・手軽と言ったワードで表現できるような暮らしになりました。
インターネットの普及によりそういった生活がますます加速し知らず知らずのうちに失われていっているものが、モノであったりココロの部分であったりすると思います。先日も、ある洋菓子の名店が閉店されました、閉店が決まる情報が流れると長蛇の列が連日並びました。
しかし無くなってしまってからでは引き継げないものが多くあります
使い捨てではなく、手を加えながらモノを大切に扱うココロを、思い出して人に優しく、モノに優しくていねいに暮らすをもう一度
この素晴らしい環境の神戸・元町から発信出来ればと思います。
私は、そのひとつである「たたみ」で伝統工芸を担われてきた方々に貢献したいと思います。
それと、子供の頃から特別な日は元町で過ごしてきた元町商店街に何か貢献出来ればと思っています。
株式会社office souriant
住所
〒650-0044
神戸市中央区東川崎町1-8-4
神戸市産業振興センター5F西5-10
TEL 078-366-6060
FAX 078-366-6060
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