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▼ご挨拶

2017年10月末~11月、バルト三国のリトアニアで、日本の伝統芸能である地唄舞を中心に、日本古来の体遣いのワークショップを開催、また【リトアニアの小児がんの子供達のための支援基金】と【東日本大震災で被害を受けた孤児達への復興義援金】のために開催される【日本・リトアニア合同慈善コンサート】に賛助出演をし、多くの方々に日本の文化を通して交流し、友好の輪を広げ、相互理解を深める活動を行います。

皆様へのリターンは、御礼状、ワークショップ及び公演にて配布するパンフレットに、ご支援いただいた方全員のお名前をスポンサーとして掲載、リトアニアのお土産、2018年5月開催予定の「桐崎鶴女舞の会」ご招待など色々そろえております。

どうぞ、リトアニアとの架橋に成る今公演に、皆様のお力を貸してください! 

 

▼日本古来の体遣いに秘められた考え方とは

伝統芸能である地唄舞の稽古を続けている過程で、「草履ではなく靴を履き、腰ではなくウエストを締め、呼吸の間でなく五線譜のリズムで育った私達の世代は、昔の日本人にとって当たり前がわからなくなっているのではないか、昔の人々の身体感覚を身に着けなければスタートラインにも立てないのではないか」と感じました。

技法を解きほぐして捉えなおすなかで古来の体遣いは筋肉よりも「骨」を軸にしており、そこに「自分本位を捨てて他と協調する」考え方が表れていることに気付きました。

日本は島国であったため徹底的に争うより、協調して共存する方法が必要だったのだろうと思います。

世界がグローバル化で一つの島国のようになった今、日本が培ってきた考え方は、他の地域の方々に何かしら参考にして頂けるのではないか、と考えています。

 

「そのためには国内だけではなく、海外の方に日本人の物の考え方を知って頂きたい。概念ではなく実際に体で実感して腑に落ちるような経験をして頂きたい。私は日本の伝統芸能【地唄舞】に携わっているので、地唄舞というアプローチでそれを実践したい」と、考えていた中、知人よりご縁を頂き、今回、リトアニアの首都ビリニュスにある【ミーコラス・ロメリス大学東洋研究科】、またカウナスにある【アウラ・ダンス・アカデミー】におきまして、ワークショップをさせて頂く機会を得ました。

今回、国内のワークショップと異なる反響を体験できる事は大変貴重な経験で、これから異文化の方々との交流と活動に際し生かして行けると考えています。

 

「世界のダンスⅡ」の一部にて地唄舞の身体感覚について執筆

 

▼リトアニア共和国について

 リトアニア共和国は、バルト三国の最も南に位置する国で、首都はビリニュスです。

600kmに渡る「人間の鎖」(バルトの道)を形成し、世界に独立を訴え、1990年に独立を果たしました。人口は約350万人、大きさは北海道の約80%の広さの国です。 

宗教はローマ・カトリックの信者が多いですが、アミニズムの名残りもあり、国民性も穏やかで慎み深く、日本人にとっては懐かしい感じを受ける事が多いそうです。

 歴史的には、リトアニア第二の都市・カウナスは、第二次世界大戦中、リトアニアの首都とされ日本領事館があり【日本のシンドラー】とも呼ばれている外交官・杉原千畝氏が、外務省からの訓令に反して「命のビザ」と言われる日本国の通過ビザを大量に発給し続け、ユダヤ人の方々6,000人を救う事に尽力した事で知られており、リトアニアには親日家の方が大変多くいらっしゃいます。

  
国旗と国章

 

   
 
リトアニアの位置関係         

 

 

▼ワークショップの内容

 今回は、一部の希望者の方に実際に浴衣を着てワークショップに、参加して頂きます。

 2年前、知人の紹介により出会った訪日イタリア人の方から「浴衣を買いたい」と言われ、「折角だから私達が着ているような浴衣の着心地を知ってほしい」と思い、その日は反物だけを購入し、私が手縫いで仕上げて一ヶ月後に帯や小物、下着と共に送る約束をしました。

そして一ヶ月後、DVDに「How to wear Yukata」(浴衣の着方)を英語で録画し、仕立て上った浴衣と共に送りました。

後日、なんと彼女はそのDVDを見ながら一人で浴衣の着付けにチャレンジして、写真を送ってきてくれたのです。

   

 私の着付けDVDを見ながら、イタリアの自宅でひとりで浴衣を着たRosannaからの写真

「I felt soo womanly with the yukata, it really add grace to the wearing! (女性らしい気分になった)」と非常に喜んで下さり、次回訪日の際に正絹の訪問着を購入するために貯蓄を始めたとのことです。

ポイントさえ押さえれば、どなたでも一人で着物を着る事が出来ます!

また、着心地の良さもわかって頂けます!

今回持参する浴衣は、私自身が全て手縫いで仕立てました。 

リトアニアの皆様に着物の歴史・利点・仕立て方など着物文化を紹介し、「自分に物を合わせるのではなく物に自分を合わせる」文化の心地よさも紹介して参ります。 

 

持参する浴衣の一部

 

浴衣以外の方には、腰紐で骨盤を締めて疑似的に着物を着た感覚の中で、ワークショップに参加して頂きます。

 

 三越カルチャーサロン「日本古来の体の使い方」講座での腰紐着用の写真

 

● ワークショップの内容詳細

第一部 

デモンストレーション 地唄舞「残月」「松づくし」

地唄舞の歴史と解説

 

第二部 

浴衣の着方

舞の姿勢、関節に負担をかけない立ち座り、蹴らない歩き方、体の中心からの動き方、表面の力を抜き神経を通す動き等 

「さくらさくら」を舞ってみる

 質疑応答

 

写真上は、東京・日本橋「コレド室町」でのワークショップ

 

写真上は、東京・世田谷「space S」での公演・ワークショップ

 

 

▼ 慈善公演にも出演

 大学でのワークショップだけではなく、カウナス国立ドラマ劇場での慈善公演に出演させて頂きます。この慈善公演は【リトアニアの小児がんの子供達のための支援基金】と【東日本大震災で被害を受けた孤児達への復興義援金】のために開催される公演で、二日間開催されます。 

 一日目は、尺八・地唄舞と地元カウナスのコンテンポラリーダンス・グループとの共演です。この公演で「残月」「松づくし」「黒髪」の三曲を舞わせて頂き、コンテンポラリー・ダンスのメンバーとのトークショーを行います。 

二日目は、合唱を中心としたコンサートに、賛助出演として「黒髪」を一曲舞わせて頂く予定です。

 慈善公演ですので、無償にて出演し、収益は全て寄付されます。

 

 

カウナス国立ドラマ劇場 Nacionalinis Kauno Dramos Teatras

 

 

▼ 資金の使い道

・私とアシスタント1名のリトアニア往復の渡航費

・私とアシスタント1名の現地の滞在費・リトアニア国内移動費

・当日配布する解説プログラム等の制作費・リトアニア語への翻訳費

・協力してくれる現地学生への謝礼

  

▼ リターンについて

ワークショップ及び公演にて配布するパンフレットに、ご支援いただいた方全員のお名前をスポンサーとして掲載させて頂きます。

 

【5,000円】

●御礼の手紙

●プログラムにお名前掲載

 

【10,000円】

●御礼の手紙

●プログラムにお名前掲載

●リトアニアのお土産

 

 【20,000円】

●御礼の手紙

●プログラムにお名前掲載

●リトアニアのお土産

●2018年5月26日(土)東京・紀尾井小ホールにて開催予定の「桐崎鶴女舞の会」(VIP席)ご招待

  

【30,000円】

●御礼の手紙

●プログラムにお名前掲載

●リトアニアのお土産

●2018年5月26日(土)東京・紀尾井小ホールにて開催予定の「桐崎鶴女舞の会」(VIP席)ご招待

●ご希望の場所での出張公演(2曲まで)をさせて頂きます。(首都圏以外の場合は交通費別途

ご相談)

 

【50,000円】

●御礼の手紙

●プログラムにお名前掲載

●リトアニアのお土産

●2018年5月26日(土)東京・紀尾井小ホールにて開催予定の「桐崎鶴女舞の会」(VIP席)ご招待

●ご希望の場所での出張公演(2曲まで)および出張ワークショップ(1時間半まで)をさせて頂きます(首都圏以外の場合は交通費別途ご相談)

 

 

 

 

 

 

 

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