▼はじめにご挨拶

はじめまして。

私は現在35歳。大学卒業後、13年間、お酒に携わることを仕事としています。

理由は単純です。

大人の社交場には必ずと言っていいほど、人と人との間に“お酒”があります。

それは国と国との外交の場から、ひとつの会社、小さな地域のコミュニティであっても変わりはありません。

大人が笑っている(たまに泣いている!?)場には、お酒があるんだから、そのお酒のバリエーションが増えれば、

もっと楽しくなるんじゃないか。もっと笑っている人が増えるんじゃないか。と20代の頃に考え、お酒を学ぼうと決めました。

様々なお酒の歴史や背景を学び、それぞれのお酒に、それぞれの職人の思いが詰まっていることを知り、いつの間にか“人が集まるからお酒を飲む”というより、“興味あるお酒があるから人が集まる”となり、お酒の奥深さを日々感じています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

外国人に対して、“焼酎”を始めとした日本のお酒についてのアンケートを実施し、“焼酎”に対してどういうイメージを持っているか?そして焼酎が今後海外でも飲まれるようになるためには、何が必要か?といった声を集めたいです。

そして、集めた声を鹿児島の焼酎蔵へ行き、海外の声を直接届けたいと考えています。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私の出身は鹿児島県です。やはり鹿児島を代表するのは“焼酎”です。

大阪にいながらも、鹿児島へ何か恩返しがしたい。些細なことでも何か貢献できることはないか?と考えており、せっかくお酒を仕事としているのだから、お酒で貢献したいと考えました。

そんな中、大阪に住んでいることもあって、現在の海外観光客の急激な増加を直接目にしており、中でもジャパニーズウイスキーや日本酒に対しての関心が高く、日本に来て、日本のお酒を愉しんでいる方が非常に多く、大阪でも賑わっています。

海外へのお酒輸出量も年々増加傾向にありますが、先述のとおり、その要因はウイスキーや日本酒であって、“焼酎”の認知度はまだまだ低いのが現状です。

ジャパニーズウイスキーブームが起こり、今や年代物の国産ウイスキーは供給が追い付かない状況です。そんな中、山口県の某日本酒が話題になり、海外観光客はこぞって、一つの銘柄を求めています。

これは、急に世界の注目度が上がったわけでは決してありません。日本の蒸留所や酒蔵が伝統を守りながらも、現代に生きる人々の食文化、酒文化に合う味わいを実現するため、ひとつずつ変化を続けてきたからこそにあると思います。

日本酒ならば濃醇甘口の味わいが主流であった時代に、新潟県のある酒蔵が、淡麗辛口の味わいを表現し、周りから反対されつつも世に支持されていき、今や誰もが知るブランドとなりました。

そして、今注目されている日本酒も、業界の常識を覆す変化を重ね、杜氏が存在しない“チーム”でお酒造りを行いながらも、その味わいは世界の料理人をも納得させるブランドとなりました。

当然、焼酎も様々な努力と変化を遂げていき、今やバラエティ豊かな焼酎が誕生しています。

ですが、海外の方は、日本酒やウイスキーに興味を持っているのが今の現状です。

そのため、海外の方が“日本焼酎”に対してどれくらい興味があるのか?という今の声を集めて、それを造り手側へ届けようと思いました。

“アンケートなんて、調査会社が十分なデータを持ってるじゃん。ネット検索したら10秒かからないよ”と思う方もいると思います。私も何度もそう思いました。ですが、直接海外の方と触れ合い、声を集めることで、画面上に存在するデータでは感じられないものがあるんじゃないか?と考え、この企画を立ち上げました。

▼資金の使い道

アンケート作成代(英語、韓国語、中国語対応)

アンケート回答後の翻訳費用

アンケート回答者へ日本のプレゼント代

アンケート実施スタッフ服装(法被)

その他、雑費

ファンディング手数料

▼アンケート実施

対象者:海外観光客(日本在住外国人も対象) ※500人予定

実施場所:大阪(梅田、なんばで予定)

実施期間:10月~11月予定

▼最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。

今回の企画立ち上げを機に、焼酎の魅力を広められる場を作っていきたいと考えております。

もし、同じ思いを持った方がいらっしゃれば、共に意見交換など出来ればとても嬉しいです。

こういったことは酒蔵や卸業者がやることで、個人がやることなのか?と悩んだこともありますが、私に出来ることは小さな一歩を踏み出すことだけです。それによりお酒をとおして、一人でも笑顔になる人が増えればと考えております。

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