はじめに・ご挨拶

千葉市でハウスクリーニングをしています「おそうじひとしずく」の黒岩浩也です。24時間以内に自然界に分解されるエコ洗剤を使用し、一般家庭のハウスクリーニングをしています。
おそうじひとしずく HP
https://osouji-hitoshizuku.com/


プロジェクトを立ち上げた背景

今でこそ、自分の事業で生計を立てられるようになりましたが、8年前の起業当初は仕事がほぼゼロ。夫婦そろって農業法人でアルバイトをしていました。


2014年秋 銀杏の販売で少しでも農業法人の収益の足しになれば良いなぁと、お米作り田んぼ整備の合間に銀杏を洗ったりしましたが、何の足しにもなりませんでした(T_T)私達の日当分にすらならない・・・


地元のマルシェにも出店してお米や野菜を販売しました。




朝から晩まで草刈り、苗運び、収穫作業、冬場は田んぼの整備。
約1年半もの間、農業法人でお世話になりました。


お米の配達準備。1袋30kgある米袋を運びます。


冬の間は田んぼの整備。囲いをはがして補修する準備です。


少しでも力になりたいとあれこれチャレンジする日々でしたが、我々夫婦が受け取る物ばかりで、お世話になった農業法人や仲間への直接的な支援には繋がっていなかったかもしれません。



ここでこうして農作業を手伝っていることは
果たして支援になっているのか。


自分たちの事業を軌道に乗せて、金銭的にも支援した方がよっぽど役に立つのでは?
と悩みながらもずっとそのときそのときで出来ることでの支援を続けてきました。



両側が山に囲まれ、谷城の土地に田んぼが並ぶものを「谷津田」というのですが、
僕らが大好きなこの田んぼは「沢谷津(さわやつ)」といいます。


鳥の声、風の音、視線の先に奥まで続く田んぼの風景。
夏には、田んぼの水面が鏡になり、夕日が水面に映る幻想的な風景。
秋には稲穂をなでる風の道が見え、訪れる人誰もが癒され、時間がゆっくり流れているような素晴らしい土地です。8年前、この谷津田は視界の端から端まで一面続くキレイな田んぼでした。



田植え後、夏に向かう田んぼの風景


秋 収穫前の黄金の田んぼ風景



その谷津田の田んぼが,年を追う毎に担い手がいなくなり、田んぼとして使わなくなり、いわゆる耕作放棄地になってしまいました。現在お米作りを続けているのは、全体の5分の1ほどになってしまっています。


現在の谷津田の様子をドローンで撮影しました。

写真真ん中のグリーンの部分はすでにお米作りをしていない箇所です。




緩やかな棚田もここ何年も田んぼとして使っていません。
草ボーボーでドンドンあれていきます。



これまでの活動

田んぼで作業をしていた8年前の無力感と悔しさを原動力に、
自分たちの事業を軌道に乗せつつ、これまで6年間、GWには「どろんこ田んぼ遊び」7月には「ホタル鑑賞会」など、自然の中でホッとひといき付けるような体験型のイベントを企画しました。


一人でも多くの人に、この場所を訪れて、日本の農業の現状を知り、
アクションを起すきっかけにして欲しい。そんな想いでした。


無農薬でお米作りをすることは、手間もかかるし、収量は一般的な米作りと比べると限られるため、お米を買っていただく形の支援では足りないのです。私達は、1人でも多くの方に田んぼを訪れて頂き、自然豊かな谷津田にたくさんの人に足を運んでいただくこと、そして田んぼを守る仲間の米作りのPRをし、日本の農業の現状に触れてもらう機会を作ってきました。


2,020年はコロナの影響で,開催を見送りましたが、今年は例年通り自然の中で思いっきりのびのびと過ごして欲しいという気持ちでGWにどろんこ田んぼ遊びを企画。


過去最高と言うほどに満足度が高く、参加してくださった皆さんからも非常に好評で
改めて、この土地を守るためのさらなるアクションを起したいと思うようになりました。


そんな矢先、田んぼの命である水が2日に1回に制限されてしまうという話を聞きました。夏場の水管理の制限は、お米を作る環境として非常に厳しくなってきます。同時に田んぼに隣接する果樹園が気づけば荒れ地になっていることを知りました。柿の木が並び、ブルーベリーが自生し、作業小屋まで建ててあるこじんまりした果樹園です。聞くところによると、管理していた方が亡くなり果樹園はそのままになっているとのこと。


このままでは、僕たちが大切に思っている沢谷津の風景が無くなってしまう。
今まで以上に危機感を感じ、僕たちは立ち上がることにしました。



このプロジェクトで実現したいこと


無農薬で大地の力をふんだんに吸収し魂が喜ぶようなおいしいお米が作れる場であるにもかかわらず、担い手がいなくなり,耕作放棄地として草ボーボーのこの谷津田をなんとか再生したいです。東京ドーム1個分ほどの広大な面積を守るためには、たくさんの人の力が必要です。お米作りをはじめたい人を募り、オーナー制度として年間利用でお米作りにチャレンジしてもらいます。その他にも都会から癒やしを谷津田を訪れる人を増やしたい。そのための準備として、田んぼの水を自由に管理できる井戸を掘り、果樹園の小屋を整備し、田んぼを開墾する為の準備を始めます。整備した果樹園のまわりでは、キャンプを楽しめたり、オーナー制度でお米作りにチャレンジする人達が休める場所を作る計画です。
訪れた人達が癒され、のびのびと自分らしく過ごせるような場所を一緒に作り上げたいです。

未来予想図

イラストレーション 根本啓吾
Instagram: kei5_nemoto
https://www.instagram.com/p/CQSanAThT4B/?utm_medium=copy_link



資金の使い道


・縄文トイレ制作費用(2カ所)  200,000円

・田んぼ用水、果樹園用水確保のための井戸掘り 300,000円 

・ウッドデッキ設置・床材/小屋修繕材料一式 230,000円

・リターン等経費 100,000円

・クラウドファンディング手数料17%+税 170,000円

合計 1,000,000円 予定

♦ 目標金額に達しなかった場合も、リターンはお約束どおり遂行いたします。



リターンのご紹介

3,000円 thanksメール
3,000円 「キッチン洗剤 森と...」250mlスプレー&オンラインおそうじ相談
5,000円 「キッチン洗剤 森と...」&「詰替え用原液」&オンラインおそうじ相談
5,000円 「洗濯用洗剤 海へstep 500g」&オンラインお洗濯相談
5,000円 オンラインでおいしいおむすびの作り方レクチャー&無農薬米3合
8,000円 「洗濯用洗剤 海へstep 500g」と「詰替パック 450g」&オンラインお洗濯相談
10,000円 谷津田&果樹園でのワークショップ&イベント参加券 2回分
25,000円 谷津田&果樹園でのワークショップ&イベント参加券 5回分
40,000円 谷津田の田んぼ(区画限定)1年間のオーナー権


【OUT OF STOCK】
3,000円 【限定5箱】エンディさんの無農薬ジャガイモ2kg
3,000円 おれのこめ白米 3合(2020年秋収穫済み)
5,000円 おれのこめ玄米 3kg(2021年秋収穫予定)
8,000円 おれのこめ玄米 5kg(2021年秋収穫予定)


♦ どのコースを選んでいただいても、
皆様の温かいご支援をありがたく受け取ります。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



実施スケジュール

2021年6月 クラウドファンディング開始 

2021年7月3日  ホタル鑑賞会 (開催終了)

2021年7月24日 井戸掘りワークショップ
2021年7月25日 井戸掘りワークショップ

2021年7月末 クラウドファンディング終了、リターン発送開始

2021年8月下旬 縄文トイレ作りワークショップ/果樹園内の小屋修繕

2021年9月 耕作放棄田んぼ 開墾、草刈り、整備開始

2022年3月 オーナー田んぼ制度スタート 

最後に

まずは私たちの活動にご賛同いただき、5年10年後の豊かな自然を残す活動を知っていただく、広める活動にご協力いただけると幸いです。そして、プロジェクトにご支援いただき、ぜひ現地にてこの自然を感じに遊びに来て下さい。皆さんの温かいご支援お待ちしています。

  • 2021/09/17 08:00

    涼しくなってきてからも草刈りは続きます1人より2人だと作業もはかどるしめげそうになるけれど楽しい果樹園もどんどん広くキレイになっています。まだまだ整備続きますよ。果樹園の柿が次々と色づいてきました。木の階段作りワークショップ【参加者募集中】9/20(祝)10:00~15:00参加費 大人3,0...

  • 2021/09/15 08:00

    2021.9.1 縄文式トイレ作りワークショップを挟んで、久々の作業です。 刈払機で草刈り、倒れている竹の処理など。 涼しいので、作業がはかどります(^_^)またレポートしていきます。チャンネル登録、コメント、応援よろしくお願いします。☆9月18日(土)水脈探しワークショップ開催地下水を活用す...

  • 2021/09/14 08:00

    おはようございます、黒岩由香です。クラファン募集終了後、8月は毎日のように果樹園に通う夫と反対になかなか足を運べず、ワークショップにも参加できずの私。1ヶ月ぶりに訪れた果樹園を見てびっくりしました!縄文式トイレがご立派!そして、え!竹で階段が出来てる!誰が作ったの?と聞くとなんとくろちゃんが作...

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