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■WATAGATAアーツフェスティバル2012・日本人作家応援プロジェクト

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▲釜山で滞在制作する作家(塩井一孝)

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▲WATAGATAアーツフェスティバルロゴ

WATAGATAアーツフェスティバル2012は、釜山で10/2-18に開催されるアートフェスティバルです。

公式サイト(日本語)
http://watagatainfo.wordpress.com/
アーティストプロフィール紹介(日本語/一部英語)
http://watagata2012.tumblr.com/
Facebookページ(主に韓国語)
https://www.facebook.com/watagataart


■WATAGATA/WATAGATAアーツフェスティバルとは:

WATAGATAは、韓国語で「行ったり来たり」を意味する言葉。福岡とプサンの作家が行ったり来たりしながら、同時代的な表現を刺激しあうネットワークとして構想され、2010年秋に始動。
2011 年秋には福岡でプサンと福岡の作家の作品展示やパフォーマンス、シンポジウムを開催した。ことし2012年は福岡(および九州各地)の作家がプサンでレジ デンスをおこなって作品を発表する予定となっている。プサン側で実行委員会、ディレクターたちが連日会議を開き、プサン市中心部(中央洞)付近の街のなか を会場にしたアーツフェスティバルが計画されている。


【参考】2011年度の会場記録

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▲鈴木淳 作品(福岡アジア美術館)

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▲RED STEP 釜山のパフォーマンスチーム(あじびホール)

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▲福岡と釜山の美術作品を展示したアーティストたちによる挨拶(あじびホール)

写真 Googleドライブで公開中
https://docs.google.com/open?id=0B4T9kfy8qzngOWI4OWNhNTgtMGI4Ni00MzdiLWE1N2YtMjVlZGVhNTQ1N2U5 パフォーマンス動画 YouTubeで公開中(スナップレベル)
http://www.youtube.com/user/watagatainfo


■WATAGATA Arts Festival2012 概要

タイトル:WATAGATAアーツフェスティバル2012
テーマ:NET-CO.
会期:2012年10月2日(火)〜10月18日(木)
※ただし、釜山市立美術館龍頭山公園分館は 10月2日(火)〜7日(日)の予定
(アートツアー4月〜6月、レジデンシープログラム9月中に開始)
▪内容:美術展示、パフォーマンス公演などの文化交流イベント
▪場所:中央洞一帯の文化展示場、屋外、カフェ、など
▪参加作家:福岡および九州の芸術家14組、釜山在住作家22組、香港作家1組(予定)
▪主催:福岡プサンアートネットワーク(WATAGATA)
▪後援:釜山広域市、釜山(プサン)文化財団、福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団
▪協力:中区庁、釜山タワー、40階段文化館、カトリックセンター、釜山近代歴史館、中区ボランティアセンター(以上プサン側)、福岡市内・九州各地の文化団体、企業、個人など(以上交渉予定)


■テーマ:NET-CO.

2012年度には、 “NET-CO”というテーマをもとに、展示、公演、各種交流会など、様々なイベントの開催を予定しています。
“NET- CO.”は “網”、 “ネットワーク”を意味する英語の“net”と、 “一緒に”、 “のように”という意味を持っている”co”と造語であり、韓国語でその意味と発音を変換すると、まさに“網目”となります。

網の目の[mesh、网目、あみめ]は、ネットの結び目や糸の間に開かれたスペースでのことで、これは現代社会が求めているオブジェクト とオブジェクトの関係、人間と人間のコミュニケーション、そしてそのように形成されていく社会と社会の接続構造を連想させます。

これを各部分に分けてみると、前述の “net”は、インターネットをベースに形成されたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をはじめ、連絡網、人脈、人体の血脈などの意味へ繋がっていきます。
一方、接頭辞の性格を持っている “co.”は、さまざまな意味と形で変化や解釈が可能である点で、さらに興味深く展開できるでしょう。
例えば、 “co.”は、前述したネットの結び目で “十字形につながっている”あるいは “グリッドに接続されて拡張されていく”どのような対象を象徴することもでき、coast、come、copy、cord、 communication、company、compose、concept、connect、construct、contact、context、 continue、cooperationなど様々な単語と繋がっていきます。 “co.”は、特定の範囲内で考察可能な限定的なトピックをさらにオープンなテーマに拡げる役割を持っています。
つまり、これら2つの部分の組み合わせで形成された “NET-CO.”という言葉は、根を下ろして中心になってくれる “NET”と、無限の空間に枝を伸ばしていく “CO.”の出会いであり、異なる新しい生命力と拡張されたエネルギーを生成であるという意味になっていきます。


■内容の構成 (プサン側ディレクターの構想)

過程と体験を通して望ましい理解を図ることが、本イベントの趣旨となっています。これらのキーワードをもとにした、全体の構成と具体的な実践計画は、次のように構想されています。
- コース:二つの都市をお互いに分かっていく段階的交流会、交換アートツアー、地元の人々との出会い
- 体験:レジデンシープログラム、素材や技法の研究、現地での作品制作
- 理解:釜山(プサン)の環境·歴史·文化関連のワークショップとシンポジウム など
“NET- CO.”は、生命力を持った有機体です。
プロセス、体験、理解は、その生物の土壌であり、産物です。これらは別々の事象というより は、お互いの部分と部分を共有し、成長していく共同体の一員であり相互補完的な要素と考えています。網目が互いに絡み合って、広い範囲で組み合わせができあがっていくように、本イベントにも参加しているすべての人々の協力と努力でより豊かな文化芸術交流の基盤を固めるきっかけにならねばならないと考えています


■イベントの設定

1. テーマ展示
- 屋外展示:40階段、空の階段、半月階段、路地を利用した平面、インスタレーション作品
- 屋内展示:アーカイブセンター、ギャラリー、カフェなど
2. レジデンシー展示
3. 舞台公演、パフォーマンス
4. 文学作家の交流(交渉中)
5. 学生交流 
6. 市民の連携作業 パレード、パフォーマンス ※学生の参加など
7. アートツアーの流れ
日本の作家の釜山(プサン)アートツアー – 2012年4月20日〜22日
釜山(プサン)の作家の福岡アートツアー – 2012年6月15日〜17日
8. 韓国国内作家による展示会場ツアー 2012年随時


■参加作家(福岡および九州)

日本からの参加アーティスト 14組 (順不同/敬称略)
   〜名前のうしろは(主な活動内容)活動拠点の県名
    ★の6組は2011年度参加作家

1. レインボー岡山 (パフォーマンス、ワークショップ) 熊本
2. んまつーポス (パフォーマンス、ワークショップ) 宮崎
3. 鈴木 淳 (パフォーマンス、インスタレーション、ワークショップ) 福岡 ★
4. 市川 靖子 (平面、ワークショップ) 福岡
5. 大川 枝里子 (平面、インスタレーション) 福岡
6. 塩井 一孝 (平面、インスタレーション) 福岡
7. 田中 千智 (平面) 福岡 ★
8. 森田 加奈子 (平面) 福岡
9. 小川 徹也 (彫刻、インスタレーション) 福岡 ★(関連イベント)
10. 山内 光枝 (映像、インスタレーション) 福岡 ★
11. 武内 貴子 (インスタレーション) 福岡
12. 寺江 圭一朗 (オブジェ、映像) 福岡 ★
13. クサボン (人形制作ワークショップ、展示) 福岡
14. 山本 康介 (写真) 福岡 ★

※プサンから27組 香港から1組 (予定)


【制作風景】2012年8月から開始している滞在制作の様子

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▲塩井一孝
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▲小川徹也(右)
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▲寺江圭一朗(左手前)
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▲鈴木淳(左)
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▲森田加奈子
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クサボン(左)
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▲大川枝里子(左)


■関係者名簿等

協力 
釜山市中区庁、釜山タワー、栢山記念館、40階段文化館、カトリックセンター、釜山市立美術館、釜山近代歴史館、中区資源奉仕センター【いずれも釜山、予定】  ★連携企画 アートインネイチャー、アジト【いずれも釜山、予定】

フェスティバル全体の運営構造
実行委員長 キム・ヒジン(釜山)、宮本 初音(福岡)
ディレクター ジョン・マンヨン
キュレーター チェ・スンヒョン(釜山)、シム・ウヒョン、宮本初音(福岡)
公演コーディネート シム・ジョンソク
事務幹事 ジュ・ヒェジャ、イ・ジスク
諮問委員 チャ・ジェグン
記録委員 プリヤ・キム
ボランティア 中区ボランティアセンターほか
連携アート機関 アート・イン・ネイチャー、アジト
作家推薦委員 ギム・ソンヨン、ソ・サンホ
日本側運営委員 佐々木 喜美代、徳永 昭夫、小山 冴子

※前年度(2011年)協働体制をとった、TOTATOGA(釜山市が運営するアーティスト支援組織)との連携で実施されている


■会場候補地【案】(いずれも韓国・釜山市内)

屋内
01 トタトガアートセンターアーカイブ Space Dot
02 トタトガギャラリー
03 アイエムギャラリー
04 カトリックセンターギャラリー
05 釜山銀行本店ギャラリー
06 釜山市立美術館 龍頭山公園分館 10月2日(火)~7日(日)
07 釜山タワー展示場
08 地下鉄中央駅ブックカフェ
09 トタトガ工房、廊下、屋上
10 トタトガ連携施設
11 釜山港沿岸旅客ターミナル[国内] メイン展示 10月5日(金)〜18日(木)

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▲釜山港沿岸旅客ターミナル外観
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▲40階段付近

野外 パフォーマンス候補地
12 40階段 さざえ階段 半月階段
13 近代歴史館パブリックスペース
14 白山記念館の屋外
15 トタトガ周辺の印刷屋路地など
16 ジョンジャビル屋上
17 40階段文化館の野外空間
18 チャガルチ市場の野外水辺公園
19 PIFF広場のステージ


■参考 2011年度記録集 制作中

前年度記録集 編集中 ★2012年9月 刊行予定。支援者に配布
 WATAGATAアーツフェスティバル2011 記録集
 サイズ H220 x W250、108ページ カラー
 500部 (支援者、参加作家に配布。非売品)
 出品作品、パフォーマンスの記録写真、日本、韓国の関係者のテキストなど掲載
 ※編集およびレイアウトデザイン製本 プサン事務局が担当


■2012年度 支援募集

プサンサイドから日本人作家へレジデンスおよび制作費の一部補助がおこなわれていますが、日本(福岡)サイドでは日本人作家へのサポートは核となるパブリックな原資がありません。今回のアーツフェスに参加する作家を支援する、パーソナルな支援を軸とし、ひろく支援をつのりたいとクラウドファンディングを開始するしだいです。
日本と韓国に新しい関係を築く若い世代の表現を支援してくださるかたのサポートをお待ちしています。


★制作支援について

・会期終了後1ヶ月程度までの期間を想定
・支援は作家制作補助費として使われ、事務局経費、記録費、その他マネジメント費用には使用いたしません。
・支援者へのメリット【予定】
ウェブや印刷物での支援者名表記 (非表示も選択できます)
2011年度記録集の贈呈(現在 編集中)
※サイズ H220 x W250、108ページ カラー 500部
2012年度記録集の贈呈(制作予定)

<<スペシャル>>
  5万円以上の大口支援者には釜山1日現地ガイド(通訳付き)を想定しています
(渡航して展覧会をご覧になる場合)
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▲2011年12月のツアースナップ

連絡先
〒810-0041 福岡市中央区大名1-14-28
第1松村ビル(紺屋2023)306号 ART BASE 88気付
WATAGATA福岡プサンアートネットワーク事務局 担当 宮本 初音
電話/fax 092-986-4888
e-mail watagatainfo@gmail.com
website http://watagatainfo.wordpress.com/

  • <iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/hHJHb6cxrYE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
    2012/11/19 13:38

    WATAGATAアーツフェスティバル2012 福岡報告会 写真 上 山本康介作品、下 鈴木淳作品 いずれも釜山港沿岸旅客ターミナル(国内航路)展示の様子 ◎日程 2012年11月22日(木)18:45頃〜20:00 ※会場の都合により、時間が若干変更にな...

  • 2012/10/29 16:39

    WATAGATAアーツフェスティバル2012、釜山での展示は10/18無事終了しました。 釜山の関係者により、作品搬出と輸送も手配され、九州の作家の手元に作品が帰ってきました。 フェリーカメリアによる作品の返送とともに、WATAGATAの関係者が来日し、北九州の「街じゅう...

  • 2012/10/09 12:54

    10/5オープニングの夜、日本作家、全員が揃いました。 オープニングは「沿岸旅客ターミナル」会場で16時からと、「40階段」周辺で19時からと2箇所でおこなわれました。 下記のブログ記事にアップしています。 http://watagatainfo.wordpress.com...

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