はじめまして。私たちは乗鞍の麓、飛騨高山でトマト農園を営んでいます。
「飛騨の大地から美味しい笑顔を届けたい。」
そんな想いで様々なカタチで少しでも多くの方に美味しさをお届けできるようトマトの生産、ジュースの製造、販売、イベントでの出店など様々な活動をしている農園です。
今回のプロジェクトでトマトジュース好きの方はもちろん「トマトは好きだけどトマトジュースは苦手・・・」という方にも「とまじゅう」の美味しさを知ってもらい、飛騨高山の美味しいものを様々なカタチで発信することを継続したいと思っています。
私たちは農業にまつわる「つくる」ことを大切にしています。
こうした取り組みで「飛騨や農業の魅力を知ってもらう場所づくり」へとつながっていけるような活動をしていきたいと思っています。
寺田農園が位置する飛騨高山は観光地として有名で多くの方が足を運んでくれます。「実は飛騨ってトマトもおいしかったのね。」と来てから知る方も少なくありません。
今までは観光で訪れた高山で飲む→美味しい→ファンになってくれるという形できっかけ作りができていました。
ですが高山へのお客さんが減少した今、コロナの打撃を受けていて、これまでのカタチでは在庫も残り、今年のトマトジュースづくりができなくなってしまう。これからはどうやってお客さんの元にPRしていこうか。という問題に直面しました。いろいろな状況が変わりコロナでピンチになり、改めて私たちがどうありたいか?これから先のビジョンは…?を見直し議論をしました。
わたしたちがめざす「FARM to TABLE」をカタチにしていきたい
もっとお客さんとの直接な「つながり」をつくっていきたい
という答えに辿り着きました。
そんなとき以前聞いたクラウドファンディングを通じてたくさんの人に知ってもらえるチャンスがあるのでは・・・と思い、今回のプロジェクトを始めることにしました。
これを機にまずは「とまじゅう」を知っていただき、みなさんとのつながりを通して飛騨の美味しいものや魅力をもっともっと知ってもらえる取り組みをしていきたいと思っています。
「農業」=農作物をつくるというイメージだと思いますが、私たち寺田農園ではトマトの生産、加工、販売をしながら、子供向けのワークショップや市街地でのアンテナショップの運営、地元でのイベント出店など様々なカタチで農業の魅力を伝える取り組みをしてきました。
台風によりビニールハウスがつぶれトマトが収穫できなくなり涙を飲んだ年もあったり、人手が足りず夜な夜な作業をした時もあったりと決して平らな道を歩んできた会社ではありません。
でもここまで継続してこれたのは「人」のパワーのおかげです。
働くスタッフ、サポートしてくれるまわりの人や地域の人、お客さんからの「美味しかったよ」の嬉しい言葉に助けられながら、ここまでやってきました。
そういったサポートと共に一歩一歩進んできたおかげで、今の寺田農園があると思っています。
寺田農園の「庄兵衛さん家のとまじゅう」はトマトの品種による味の違いを楽しんでもらえるよう、3種あります。
今回は一番スタンダードな「桃太郎」をメインにリターン品をご用意しました。
子育て世代のスタッフ、女性スタッフが多く安心・安全はもちろんですが「子供たちが笑顔になる」ものづくりを心掛け、できる限り農薬を使わない減農薬栽培をしています。
また樹で熟してから収穫しているので、えぐみや青臭さがなくトマト本来のおいしさを実感していただけます。ジュースは無塩・無添加で、健康のために手軽に毎日飲むのにも最適です。
桃太郎の他、フルーティーで飲みやすい「フルティカ」、甘くて濃厚リッチな味わいの「ピッコラルージュ」のラインナップがあります。
寺田農園では「飛騨の風土を生かし切る」という理念のもと農業を営んでいます。
「飛騨の気候」この地ならではの気候を生かす
「地質」この地ならではの地力を生かす
「景観などにみられる環境」山々に囲まれ清涼な水に恵まれたこの環境を生かす
この3つを大切に、人々の生活や文化に深くつながっていく農業を・・・という想いで日々ものづくりをしています。
規格外のトマトを捨てるのはもったいない・・・。
そんな想いを汲んでスタートした加工も12年が経ち、今ではジュースという「第2のカタチ」にすることで、さらにおいしいものとして提供できるまでに成長しました。
加工所といってもすべて手作業のためたくさん製造できるわけではありません。
生産者である私たちだからこそできることとして、手作りの味を大切にしています。
それがわたしたちのフードロスへの取り組みの原点でもあります。
自然に寄り添いながら営む農業は、天災も含め一筋縄ではいきません。
しかしその中で生まれる強さと、心も育めるような農業スタイルを目指してこれからもステップアップしていきたいと思います。
どうぞ応援よろしくお願いします。
<All-in方式>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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