追記 4月9日
皆さまのおかげで目標100%を達成することができました!!
まずはご支援いただいたことに感謝を申し上げます。
プロジェクトの目標100%は達成しましたが、私たちの目標は、一人でも多くの方に超高齢社会体験ゲーム「コミュニティコーピング」を体験いただき、社会的孤立の解決ヒントをお届けすることです。
そこで、残りの20日、NEXT GOALとして目標200%達成に挑戦します!!
引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます!
ごあいさつ
はじめまして!一般社団法人コレカラ・サポート代表理事の千葉です。
この団体は2011年4月、東日本大震災を経て、高齢者から色々な悩みの相談を受けることになったことをきっかけに、人と人が支え合う社会の実現を目指して設立しました。
普段は、困っている方のお宅を訪問して、当事者だけでなく、周りのご家族の相談支援を行っています。また、対人支援を行う企業等の依頼をもとに高齢者支援の研修等も実施しています。
近年、活動の中で、一人暮らし、老々世帯、頼れる親族のいない人、地域の中で孤立する人が増えていることを感じています。
高齢者だけでなく、現役世代でも、ダブル介護や介護離職など、社会制度や支援が届かず、表面化しにくい悩みを抱える人が増えています。
この先、社会的に孤立する人が増えていく中で、
誰が孤立した人の支援をするのだろう?自分たちは何ができるのだろう?
そこで、まずは「何か人の役に立つことをやってみたい!」という人たちを巻き込んで、アクションを起こす人をもっと増やしていきたいと考えるようになりました。
幅広い世代の楽しめる「楽しい」アプローチを
人が動く原動力となる、「楽しい」とか「嬉しい」といったアプローチができないか?
そう考えた私たちは、昨年、若年層から高齢層まで幅広い世代が一緒に楽しめるツールとして、協力型ゲーム「コミュニティコーピング」のオンライン版を開発しました。
このゲームは、超高齢社会をテーマに、高齢者やその家族・親族に起きる悩みごとや、地域資源や専門職などが登場し、参加者同士でより良い地域社会の在り方を考えることができる内容になっています。
▼ゲームのストーリーと基本ルール
このプロジェクトで実現したいこと
私たちは、このゲームが、ゲームの中だけでなく現実の世界でも、人と人とがつながりをつくるきっかけとなって欲しいという想いを持って開発しました。
これを実現するために、遠くにいてもつながれる「オンライン版」だけでなく、今回、直接人と人が集まってつながれる「ボードゲーム版」の開発に取り組みます。
年代を問わず、幅広い地域の人たちが集まれる機会で、ゲームを使って社会的孤立の解決ヒントを一緒に考えていきたいと考えています。
100人以上の参加者からの気づき、学びの声
オンライン版を提供する中では、私たちが思っている以上に、多くの深い学び気づきの声をいただきました。いただいた声をもとに、ゲーム内容自体にも改良を加えてボードゲーム版を開発します。
今後の展開
ボードゲーム開発後は、以下のような取り組みを通じて、幅広い人々が、自分自身が住む地域で、最初の一歩目を踏み出すきっかけ作りをしていきたいと考えています。
●「コミュニティコーピング」を活用したリアル体験会の開催
地域の人たちが集まる場で、ゲーム体験会と地域資源を考えるワークショップ・意見交換を行うことで、ゲームの出来事と、実際の社会を結び付けて考える機会づくりを行います。
●「コミュニティコーピング」を活用できる「認定ファシリテーター」の養成
コミュニティコーピングの考え方をもとに、地域資源や専門職の重要性や、それをつなぐ役割の必要性を広める地域の人財を育てます。
これまでの活動
2020年1月から制作を開始し、10月からユドナリウムというツールを使って、オンライン上でゲーム「コミュニティコーピング」体験会を行ってきました。今までに、110名の方にご参加いただいています。
11月からは認定ファシリテーター養成講座を開講し、現在9名の認定ファシリテーターが誕生しています。(2021年3月1日時点)
また、2020年11開催の第一回全日本ゲーミフィケーションコンペティションでは、ゲームの社会性を評価いただき、準グランプリを受賞することができました。
-準グランプリ受賞インタビュー記事はこちら
-コンペティションプレゼン使用スライドはこちら
応援メッセージ
株式会社オルトプラス様
第1回 全日本ゲーミフィケーションコンペティションの協賛・審査をさせていただきました、株式会社オルトプラスです。コンペティションにご応募いただきありがとうございました。
コーピングが持つ、「課題に向き合い対処すること」をうまくゲームのルールにうまく落とし込んでいる点、高齢化社会における問題認識を擬似的に体験させることで、社会的な繋がりの重要性を再認識してもらうことができる点などが素晴らしいと感じております。
普段の生活では気がつくことができない、大事なことを気づかせてくれるとても素晴らしいプロダクトですので、今後の展開に期待しております。
株式会社オルトプラス 一同
武長信亮様(文京社会福祉士会副会長 弁護士・社会福祉士・精神保健福祉士)
コミュニティコーピングは、私も文京社会福祉士会のメンバーと一緒にオンライン版をプレイさせていただきましたが、楽しみながら学びや気付きを得られる貴重な時間となりました。
誰に相談すべきか、どの問題を優先したらよいか等、生じた問題に対してどのように対応していくかは、現実の世界で専門職が抱える悩みと同じだと気付きます。
そんなコミュニティコーピングをボードゲームで体験できたら、家庭や友人同士等専門職以外の方も体験できるもっと身近なものになる気がしています。
楽しみながら地域の繋がりの大切さを学ぶ、この新しい試みを、一人でも多くの方が体験することを願っています。
佐藤真実様(さいたま市南区西地区民生医委員・防災士・コミュニティアーティスト)
地域活動を始めて8年。地域には課題がこんなにもたくさんあるのに、知らないが多すぎる!そして、それをどう解決していけばいいのか悩むことが多々あります。
その中で、「課題解決には人とのつながりが欠かせない」ということを学び、まさにこのゲームは地域内のコミュニケーションやコミュニティの大切さを、多くの方に知っていただける良いきっかけになるのではないかと考えています。
みんなで一緒に考えて行動できれば良いですね!
資金の使い道・実施スケジュール
いただいた資金は、イラストデザイン制作、ボード・カード等の印刷、リターン準備・発送、CAMPFIRE手数料等として活用させていただきます。
《実施スケジュール》
2021年2~4月:ゲームルールの最終調整
2021年4~5月:コンポーネントイラストデザインの制作
2021年5月:ボードゲーム印刷
2021年6月:ボードゲーム完成予定
2021年7月以降:ゲームの発送、オンライン版リニューアル予定
最後に
私たちは、コミュニティコーピングを通じて、「困っている人が助けを求める」だけではなく、まわりの私たちがちょっと勇気を出して声をかけてあげるきっかけと、何か困難な出来事に直面したときに、「これはゲームで体験したあの時の状況では?」という気づきを、楽しみながら広めていきたいと考えています。
ぜひ皆様のご支援を心よりお待ちしております!
プロジェクトメンバーのご紹介
●千葉晃一(プロジェクトオーナー&事例提供)
コレカラ・サポートの代表理事として、「コミュニティコーピング」等、各プロジェクトの事業計画立案・推進を担当。また、専門職として複雑多岐な悩みを抱える個人と家族の相談支援を行いながら、専門家や企業、団体をつなげるリンクワーカーの役割を担う。1級FP技能士、グリーフケアアドバイザー
●上原一紀(ゲーム設計&開発)
まちづくりゲーム団体UrboLab代表として、社会的テーマを題材としたアナログゲームの制作・普及を行っている。まちづくりゲームを通じて、無関心から関心へ、関心から行動へと後押しすることを目指している。「コミュニティコーピング」は企画段階から関わり、ゲーム設計やユドナリウムデータ制作を担当。
●佐藤達哉(コンテンツプロデュース )
一般企業で人事を務める傍ら、人が本当の幸せを感じるためには「自分やその周囲の環境について正しく知ること」が絶対に必要と信じ、活動している。コミュニティコーピングでは、「特定の目線に偏らず、事の本質を知ろう」とする取組みの意義を、ゲームコンテンツに反映させるべくプロデュースを担当。
●影山貴大(全体監修 )
数々のまちづくりプロジェクトのファシリテーションやコーディネーションを行う。NPO、行政、企業、それぞれの立場でのコーディネーションを経験しており、それぞれの視点に立ちバランス感覚のあるコーディネーションに定評がある。コミュニティコーピングのファシリテーターや全体監修を担当。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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