この度は数あるプロジェクトの中から、興味を持っていただき、誠にありがとうございます。


私たちは横浜発のクラフト・チョコレートブランド「Chocola Meets」と申します。
そして私は、Chocola Meetsブランド立ち上げ責任者であり、今回のプロジェクトを企画した佐々部一宏と申します。

まずは私自身の簡単な自己紹介をさせてください。

Chocola Meets責任者・プロジェクト立ち上げ人:佐々部


私は神奈川県の横浜市出身で、大学卒業まで地元の横浜で過ごしました。

大学卒業後は、外資系コンサルティング企業のアクセンチュアで約3年間、経営コンサルタントとして勤めました。


会社を退社後に、この後説明する様々な出会いや経験が重なり、2020年1月に、今回のプロジェクトの起点である、様々なアーティストとコラボするBean to Barチョコレートブランド「Chocola Meets」の立ち上げ準備をスタートしました。


それから約1年の準備期間を経て、いよいよ「Chocola Meets」を世の中に送り出す段階まで迎えることができ、今回のプロジェクトを立ち上げるに至りました。




そんな私が、このプロジェクトで実現したいことは、




これが、私がこのプロジェクトから実現したいことです。
それでは、このプロジェクトを立ち上げた理由や経緯について、説明させていただきます。





私がこのプロジェクトを立ち上げた理由や内容について、簡単にまとめると下記の通りになります。



この4つの内容について、皆様にはしっかりとお伝えしたいと思っております。
そのため、少々長くはなりますが、熱く書かせて頂きました。

ぜひ、最後までお付き合いください。(読み終わり時間:5分程度)


  • 私がはじめてクラフトチョコレートに出会ったのは2011年。
    学生時代に1年間留学していた、アメリカのシアトルという街でした。


  • 2011年当時の日本は、スターバックスが定着し始めた頃。
    今のように、カカオから作ったチョコレートを楽しむスタイルが生まれる前でした。

  • そのタイミングに、私はシアトルで「カカオから作るクラフトチョコレート」に出会います。

    それは、シアトル発の「Theo Chocolate」という、米国で初めて認証オーガニック・カカオを使ったチョコレートブランドのチョコレート・ファクトリーでのことでした。


  • Theo Chocolateのファクトリーショップ


ここは、Theo Chocolateのファクトリーショップ。
チョコレートを製造する場所と売り場が一つの建物内にある、レトロなレンガ造りの建物で、
製造する風景が店内ではガラス越しに見えられる、オープンな雰囲気を持つファクトリーでした。

ファクトリーショップの店内の様子


当時の日本では、「チョコレートが好きな人=女性が多い」という認識が一般的だった気がします。
実際に私はそのような理由で、自分でチョコレートを買ったり食べることはありませんでした。

しかしこのファクトリーで出会った光景は、日本のチョコレートのシーンとはまるで違うもの。

まず、このファクトリーに来る人は、

40代のおじさん
70代のおばあちゃん
そして当時の僕と同じ20代の男の人

このように老若男女問わず、日本とは異なる様々な人が、チョコレートを自由に楽しんでいるかのようでした。


当時学生だった私は、この色々な人たちが楽しむ雰囲気に、一気に魅了されます。


活気があり、温かみがあり、ワクワクを感じさせてくれるファクトリーの雰囲気。

素直に「日本にもこんな場所があったら良いなあ」と思ったのを覚えています。


ファクトリーショップの店内の様子。


このシアトルのファクトリーで出会った、カカオから作るチョコレート。

チョコレートを通じて「自分の好きを見つける」自由闊達なスタイル。

その味の違いを楽しむスタイルが文化として、生活の中に馴染んでいる光景。


当時学生だった私には、とても印象的な経験として、記憶に深く刻まれました。



大学を卒業し入社した外資系のコンサルティング会社で、約3年勤めて退社した2017〜2018年ごろ。

日本にもBean to Barと呼ばれる、カカオから作ったチョコレートを楽しむスタイルが出始めたのを知りました。


それが日本のBean to Barの先駆者であるMinimalさんであり、
green been to bar CHOCOLATEさんであり、
私の地元である神奈川発MAISON CACAOさん。


そしてこれらのブランドのチョコレートを初めて食べた時、その美味しさに衝撃を受けました。


当時は、チョコレートのことを何も知りません。特別な興味もありませんでした。

それでもその美味しさに感動を超えた、自分の感情を大きく揺さぶられたのを覚えています。


改めて、その揺さぶられた感情を振り返った時、それがなんだったのかと言えば、

Chocola Meetsのチョコレート


シアトルで経験したチョコレートファクトリーの光景の記憶であり、

生活に溶け込むチョコレートの食文化の光景の経験であり、

自分もカカオから作るチョコレートをやってみたいという衝動。


そういった感情だったのだと、思います。


この経験が、このプロジェクトを始める源泉となり、
そして、ブランド立ち上げの具体的アクションを起こす、2020年7月へと繋がりました。

(この2020年7月からの取り組みについては、近々公開するnoteで紹介していきます)



Chocola Meetsのコンセプトは「Meet My Like:自分の好きを見つける経験」

アートとチョコレートを組み合わせるに至ったのは、このコンセプトを提供できると考えたためです。


では、なぜこれが「自分の好きを見つける経験」を提供できると考えたのでしょうか。
その理由は、


 
このように思ったのは、私自身のアート鑑賞に対する、学生時代の原体験があります。

この原体験についても紹介したいと思いますので、もう少しだけ昔話にお付き合いください。


私が初めて「アート鑑賞」を経験したのは、大学生になったばかりのころ。
初めて海外へ一人旅をしたスペインのバルセロナでした。

旅行中のバルセロナの街中の風景


それまでの私は、学校の授業以外でアート鑑賞はしたことがありません。
多くの人と同じように、アートは難しいものと、敬遠していました。

その私がこの旅でアート鑑賞をしたのは「ガイドブックに美術館が載っていたから」という極々単純な理由。


その私が、大きく記憶に刻まれる、とても印象的な経験を、この旅の中でしました。


それは、とある美術館を訪問したときのこと。

美術館の様子が「日本とはぜんぜん違う!」と思わせられる光景に遭遇した時でした。

メトロポリタン美術館が提供するパブリックドメインから引用

突然ですが、この写真のおじいちゃんは「ミロ」。スペイン出身のアーティストです。

私が印象的な光景を目撃したのは、このミロの美術館でした。


やや話が脱線しますが、下の絵をご覧ください。


(メトロポリタン美術館のパブリックドメインから引用)



こちらはミロの作品。「???」ですよね。


率直に言って、”意味不明”な「 The 抽象絵画 」です。

ミロ美術館には、このような意味不明な作品だけが展示されている場所でした。



ミロ美術館内の様子


私はこんな意味不明な作品しか展示されてない美術館は、ぜったい退屈だろうな〜と思っていました。

それがまさか、12年経った今、このプロジェクトにも繋がる光景に遭遇することになるのです。



それが、この写真の光景。

なんてことのない、写真に見えるでしょうか?

ミロの作品を、幼稚園児と先生が、自由闊達に楽しそうに鑑賞している光景です。


この光景を見た瞬間、私は大きな衝撃を受けたのです。


だって日本の美術館では、子供は騒ぐからタブー。そんな空気感や雰囲気がありますよね。

鑑賞する方法も、列に並び、絵を観るよりも説明を読み、その作品の答え見つけようとする。


僕はアート鑑賞とはそういうものだと、ずっと信じていました。

教科書や説明に書かれている答えを、一人で黙々と絵から読み解く作業だと。

Chocola Meetsのチョコレート×アート


そのような考えがあったから、


ミロという絶対に答えがなさそうな意味不明なアート作品を、

幼稚園児と大人が、自由闊達に楽しんでいる様子を見たとき、

自分が当たり前だと信じていたものが、打ち壊されるカルチャーショック


そんな衝撃を受けたのです。


この経験から、アートに対する姿勢が変わり、次のように考えるようになりました。

アートは「自分の好きを見つける」経験であり、

アートが「日常生活にもっとあったら素敵」だな。

これが「アート×クラフトチョコレート」というアイディアのベースとなる原体験でした。





クラフトチョコレートは、カカオとチョコレートの個性を楽しむこと。
多種多様な味から「自分の好きを見つける経験」を楽しむことができる。


アート鑑賞は、アーティストの世界観を、自分の感性で楽しむこと。
答えがないアートだから「自分の好きを見つける経験」を楽しむことができる。


これが「アートとクラフトチョコレートは似ている」と考える理由です。


私が言う「自分の好きを見つける経験」とは 
”自分の個性を再発見する経験" や ”新しい自分を再発見する経験”

このような経験を、私はスペインとシアトルでしたのだと思います。

そしてこの経験が、自分の人生を彩り・豊かにする、そんなきっかけともなりました。

私は、より多くの人へこの経験を広げていきたい、そう思うようにもなっていました。


そこで、Chocola Meetsというブランドを立ち上げて、

「自分の好きを見つける経験」を「アート×チョコレート」で提供していこう。

そう思い、このプロジェクトを挑戦することに決めました。

「アート×チョコレート」は、この思いの根幹にある考え方なのです。


「チョコレートの購入がアーティストの持続的な支援になる」


これが私たちChocola Meetsのプロジェクト特徴です。

従来のBean to Barと、私たちChocola Meetsの違いを、下の図で説明しました。

従来のBean to Barは、「買った人・食べた人」「販売元ブランド」「カカオ農家」がハッピーとなることを目指す「幸せの循環」です(図1)。

図1:一般的なフェアトレードを介するBean to Bar


私たちChocola Meetsは、この「幸せの循環」をさらに広げたいと思いました。

そこで、従来はパッケージを手がける人達が抜けてたこの環の中に、Chocola Meetsのパッケージを描くアーティストを含めることにしました(図2)。

図2:アーティストを「幸せの循環」に入れたChocola Meetsの仕組み


実は当初から、この仕組みのアイディアがあった訳ではありません。
それは、ふとした”疑問”がきっかけでした。

Chocola Meetsのコンセプトを考えていた時です。


Chocola Meetsが提供する価値の要素は「チョコレートの品質」と「アート・パッケージ」。

それならば「幸せの循環」に、パッケージを描くアーティスト達がいないのは、おかしいのでは?


そう思ったことが、きっかけでした。
そこでアーティスト達と話し、一種の持続的なパートナー関係となる、この仕組みにしたのです。


そして、この仕組みの根底にある思いは、「自分の好きを見つける経験」を持続的に提供したいから。

そのためには、アーティストさん達も「幸せの循環」に入り、持続的に活動できる仕組みが必要だと思ったからなのです。



最後に、今回のプロジェクトに参加する、Chocola Meetsのパッケージにアートを描いた4名のアーティストを紹介し、プロジェクトの説明を終わりにしたいと思います。


今後、2021年中には、参加するアーティストを合計10名まで増やす予定です。

色々なご縁で会った様々な候補者から、今回はこの4名のアーティスト達と共にプロジェクトをスタートしていくことになります!


ぜひ、「自分の好きを見つける経験」を、この4名のアーティストの作品を通じて体験してください!


ここからは皆様からの支援金の用途を書かせていただきます。

 

・今後プロジェクトに参加するアーティストさんを増やすための資金
現在は4名いるアーティストを、2021年12月までにプラス6名、合計10名まで増やします(毎年10名ずつ増やす目標)。

・新しいパッケージの製作費用
増やす予定の6名のアーティストさん達が描いたパッケージの製作費用にあてます。
パッケージの種類は、24種類増えます。それを2021年12月までに、1〜2ヶ月に1度のペースで増やしていきます。

・違うカカオを使ったBean to Barの商品開発費
皆さんにカカオの個性の違いを見つけ楽しんでもらうように、そのための商品開発費にあてます(2022年からは年4回、季節ごとに変更します)。

・特別限定リターンの製作費等(ポストカード・アートフレーム)
CAMPFIRE限定のアートパッケージ別のポストカードとアートフレームの製作費に使用させて頂きます。ポストカードは全てのリターンに無料でつきます。

 


リターンでは、以下の商品を「単品」あるいは「お得なセット商品」でお届けします。

【1】MサイズBean to Barタブレット - 全16種類のアートパッケージ - (単品 or セット)
「タンザニア」「 ハイチ」「ベリーズ」「インドネシア」のカカオを使用した70% Bean to Barのチョコート。
この4つの産地ごとに、4名のアーティストが「YOKOHAMA」「PEOPLE」「LOVE」「ANIMAL」のテーマで、アートを描いております。


【原材料】カカオ豆、てんさい糖、カカオバター
アレルギー物質(特定原材料等)なし


【2】Sサイズ箱セット - 全4種類のアーティスト別 - (単品 or セット)
4名のアーティストごとの、4つのアートパッケージと、4産地のチョコレートが楽しめるのがSサイズ箱セットです。1箱で、アーティストの作品の世界観と、Bean to Barチョコレートの世界をお楽しみください。

きっと「Meet My Like」が経験できるはずです。

【原材料】カカオ豆、てんさい糖、カカオバター
アレルギー物質(特定原材料等)なし


【3】 <限定ポストカード> 全16種類のアートパッケージ- 
CAMPFIRE限定として、アートパッケージの作品をポストカードにして皆様にお届けします。
ほとんどのリターンにセットで付属しております。

身近なアート作品としてお家や仕事場のデスクなどに飾って、ぜひお楽しみください。


【4】 <特注アートフレーム>  -全16種類- (品数限定リターン)
品数限定として、アートパッケージの作品をアートフレームにしてお届けします。
自分が好きなアーティストあるいは好きなチョコレートと一緒に、ぜひお楽しみください。
額縁は無料セットとなっています。

初めてアートに触れる方やアートを購入する方にとっても、エントリー商品としてピッタリです。

アーティストごとに品数が限りがあり、この機会を見逃すと手に入らない物もあります。
気になったものがあればお早めにお選びください。

【5】 CAMPFIRE限定 <ECサイト全商品 20% OFFクーポン(無期限) >
3月オープ予定のChocola MeetsのECサイトで使用可能な「永久20% OFFクーポン」を限定リターンに入れさせていただきました。Chocola MeetsのECサイトで購入いただく全商品が、20%OFFとなる大変お得なクーポンです。

※クーポン有効期間は原則「お店が(サイト)が続くまで有効」です。都合によっては途中で打ち切りになることもございますので予めご了承ください。

CAMPFIRE限定になります。

これを機会にぜひ手に入れて、今後もChocola Meetsのチョコレートとアートをお楽しみください。



 

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
改めて私がこのプロジェクトで実現したいこと、それは、

「Meet My Like:自分の好きを見つける経験」


このコンセプト、一言につきます。

私は、この経験が一人一人の人生を彩り、一人一人がこのような瞬間に触れる時間が増えることで、社会がより豊かで、素晴らしい場所になると信じています。


私がこのプロジェクトを立ち上げたようと思った時は、たった一人でした。


私にはチョコレートを作る技術もノウハウもない。アーティストとの繋がりもない。
あるのは「Meet My Like:自分の好きを見つける経験」への想いだけでした。




そこから、私の想いに共感し、一人一人仲間が増えていきました。

・30年以上もお菓子作りに関わり続け、大手有名菓子ブランドの事業責任者という立場を離れ、ブランド立ち上げから参加し、チョコレート制作に全力を傾けているベテランパティシエのシェフ宮根さん
・様々なアーティストとの繋がりやきっかけを提供して頂いた、オンラインアートショップ「WASABI」を運営する平山美聡さん

このお二人がいなければ、まずここまで来ることが出来ませんでした。

そして、ここからがスタートとなります。




Chocola Meetsを通じて、「チョコレートの素晴らしさ」「アートの素晴らしさ」。

この2つを皆様に知っていただきたい。

「Meet My Like:自分の好きを見つける経験」をお届けしたい。

そう願っております。

私たちのチョコレート、そしてアーティストが描いた作品をお手元に届いたら、難しいことを考えずに、皆様ひとりひとりの感性と個性で楽しんでください。

こうして生まれたChcoola Meetsを、皆様と一緒に成長させていけることを楽しみにしております。

Chocola Meetsのカカオ豆からチョコレートを作る様子

 Chocola Meetsのチョコレートを作る様子


Chocola Meetsのチョコレートを包む様子

<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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