※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のためにマスクをしております。


このページにアクセスしていただきありがとうございます。
子どもたちのつらい現状をぜひ知っていただくために、
最後までご覧ください。


日本には隠れた「子どもたちの貧困」があります。
このページは、特に親を失った子どもたちや、
親に障がいがある子どもたちのための「ネット募金活動」です。

ぜひ皆様の温かいご寄付とメッセージをいただけますと幸いです。



ファウンドレイザー(あしなが学生募金事務局)の紹介

 はじめまして。あしなが学生募金事務局 首都圏エリアの 堀野 彰彦(ほりの あきひこ) と申します。

 あしなが学生募金事務局では約50以上前から、毎年春と秋の年2回、全国の街頭で「あしなが学生募金」を実施しています。街頭でいただいたご寄付は、日本などの遺児の奨学金として使われています。

その額は毎年約2億5千万円です。

しかし今年は春、そして秋の街頭募金が新型コロナウイルスの影響で中止となりました。このままでは、日本とアフリカの遺児たちへの奨学金が縮小、またはストップしてしまうかもしれません。

 ※6.2%は目標金額に対する前回のクラウドファンディングでのご寄付割合です。

 このページでは、コロナ禍における遺児の現状だけではなく、遺児家庭の現状について、社会に発信していきたいと思います。



  • 遺児(いじ)とは?
  • ※2020年度のあしなが学生募金中止の記者会見の様子


  • 遺児とは、親が亡くなったあとに「遺(のこ)」された「子ども(=児)」のことです

  •  親を亡くしたこと以外は、普通の子どもたちと同じです。しかしながら、特に、未就学児もしくは学生の時に親を亡くしてしまった子どもたちは、学校に行くためのお金や最低限度の生活を保障するためのお金がないといった状況にあることが多いです。遺児たちも普通の子どもたちと同じように夢があります。しかし、「親を亡くした」という一つの理由で、学校を断念しなければならない状況になってしまっています。


あしなが学生募金事務局とは?

 50年の歴史を持つ、遺児支援のための募金活動に取り組む学生団体です。

 私たち、あしなが学生募金事務局では、日本などの遺児たちの「学び」や「夢」を支えるために、様々な活動をしています。その活動のひとつに、「街頭募金」があります。
 この街頭募金は、「遺児」の奨学金を集めるための一つの活動です。日本やアフリカなどで親を失った子どもたちや、親に障がいがあり働けなくなった家庭の子どもたちの「学び」と「夢」を支える活動をしています。
 毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金は、毎回のべ1万人のボランティアスタッフが参加する国内最大規模の募金活動で年間約2億5千万円のご寄付が寄せられます。

 いただいた募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・アフリカ遺児支援事業)のために使われています。

 

あしなが学生募金事務局公式ウェブサイトはこちら

◆あしなが学生募金公式サイトよりご寄付いただいた方には、あしなが学生募金事務局より領収証とお礼状をお送りいたします。


日本にはどのぐらいの遺児学生がいるかご存知ですか?

 親を亡くした子どもたちだけでも、およそ9万人もいます。私たちの身近にあるコンビニの店舗数が5.5万ほどといわれているため、それをはるかに上回る数字であることに驚かれるかもしれません。それだけの数の「遺児」がいるということになります。


なぜ遺児を支援する必要があるのか?

 もし小学校から大学まで通うとします。その際に発生する学費はおよそ1000万円以上(私立学校の場合には倍以上かかること)になります。一家の大黒柱であり、収入源でもあった親を亡くした、あるいは障がいで働けなくなった家庭の子どもたちにとっては、これだけのお金を払うことが困難になることがあります。

 それゆえに、学校に通えなかったり、最低限の生活すらままならなかったりなどといった経済的な困窮状態に陥ることがあります。私たちあしなが学生募金事務局では、こうした学生たちの経済的支援などを行っています。



  • ※東急線たまプラーザ駅にて実施された第96回あしなが学生募金(2018年春)時の写真

 あしなが学生募金事務局の堀野彰彦(ほりの あきひこ)と申します。私は6年以上(東京と神奈川を中心に、のべ25か所以上の)駅などに立ち、遺児学生の認知活動や彼ら彼女らのための募金活動を行ってきました。

 街頭では、老若男女問わず多くの方が声をかけてくださったり、ご寄付をしてくださったりしました。「頑張ってね」「応援しているよ」など、温かい声をかけてくださり、私だけではなく周りにいる遺児学生の局員の励みにもなっています。

 街頭募金では、様々な出会いやストーリーがありました。その中で特に印象に残っていることがあります。それは、ある女性との出会いでした。女性は早くに夫を亡くしたことで、自分の息子を学校に通わせられなかったとお話をしてくださいました。そして、"自分のように学校に通わせられなかったことを後悔してほしくない"と涙ながらにご寄付をしてくださいました。

 数年以上経った現在でも鮮明にその記憶がよみがえります。その方の強い想いが、私のあしなが活動を大きく動かしているといっても過言ではありません。

 また、あしなが学生募金事務局の局員の多くは、親を亡くしたり、親に障がいがあったりなど、苦しい経験をしてきた学生です。私は長い間、多くの遺児学生からこうした経験を耳にしてきました。だからこそ、彼ら彼女らの想いを背負ってクラウドファンディングを立てました。


皆さんの一つのご寄付が、
多くの"子どもたち"の人生を救います。


それは、ジュース代や1回の食事代であっても同じです。タイトルに「あなたの500円を、親を亡くした子どもたちに。」と書きました。500円(CFでの振り込みのボトム金額)であっても、子どもたちの未来は大きく変わります。少額でも構いません。

皆様の温かいご寄付とご協力を
よろしくお願いいたします。

 


  • 父親に重い障がいがあり自身の進学や生活に大きく不安を抱いていた谷口さん、
    実際の遺児学生(親に障がいがある学生)の現状をご紹介いたします。


    奨学金を利用している背景(事情)について

 彼女が高校1年生の時、父親に悪性脳リンパ腫という脳のがんが見つかりました。治療しなければ数か月で死に至る言われており、治療中は精神症状が生じてしまう恐ろしい病です。

 彼女の父親は治療して無事退院することができましたが、その1年後のとある真夜中に急に倒れて緊急搬送されました。

 ”もうお父さんと一生会うことはできないんだ、死んでしまうんだ” 

と脳裏によぎり、彼女は人生で一番泣いた。

 診断結果は脳梗塞だった。なんとか一命は取り留めることができましたが、あの日から今もなお全身麻痺のため寝たきり状態になってしまいました。彼女の父親は思うように体を動かすことができなくなり、喋ることができなくなりました。そして、働きたくても働くこともできない状態になりました

※谷口さんとご家族との写真


 彼女の大黒柱でもあった父親は身体的な理由で働くことができなくなり、精神的にも経済的にも大変苦しい思いをしました。

 なんとか、彼女はやっとの思いで入った大学へ進学することができましたが、やはり経済面での不安は絶えることはなかった。そんな時に学校のホームページで「あしなが奨学生の募集」のサイトを見つけ、早速申し込んだ。その申し込みがきっかけで、現在あしなが奨学金を借りて大学生活を送っています。


  • 奨学金を利用してからの変化について(経済面や生活面、精神面など)

 現在彼女は奨学金制度を利用し、経済的負担も軽減した。また、それ以上に奨学金を利用していることで学科や実習などに集中できるようになり、成績優秀で学費免除を受けるまでになった

 奨学金を利用する前は父親の働けない状況があって、生活するためのお金に余裕がありませんでした。父親がずっと入院生活を余儀なくされている状態の中、彼女は父親の代わりに仕事につかず、ただただ学費がかかる一方の大学生活を送っている場合なのかと葛藤することが多く、経済面と精神面での不安を消し去ることができませんでした。

 でも今では、あしなが奨学金を利用することで経済的な背景を気にすることなく、普通の大学生と同じように学校での学習に集中することができるようになりました。また、あしなが学生募金事務局の一局員として活動を始めてから、同じ境遇を経験した同世代の仲間達やご支援をしてくださる方に出会い、自然と心の不安がなくなって前向きに生きていけるようになりました。

 彼女は "たくさんの人と想いを共有し、分かち合いながら、こんなにも多くの方に支えられて生きているんだ" と実感できました。また、遺児学生の現状や想いをもっとみんなに発信したいという思いが強くなっていきました。その想いもあり、このクラウドファンディングでも、勇気をもって自分の境遇について話をしてくれました。


  • 将来の夢や大学で学んでいること

 彼女の将来の夢は、父親のような経営者になること。そして、父親の仕事に対する真っ直ぐな想いを受け継ぐことです。

 たった一回の病気を理由に、今まで積み上げてきた経営者としての仕事を一瞬で失くしてしまった、人生を否定されたかのようにネガティブな気持ちになってしまった父親。

 しかし今でも、父親は障がいをおいながらも、「働きたい!」と思っており、経営や会計の勉強を毎日のように病室でしています。そんな前向きな父親の姿を見て、今度は彼女自身が父親の代わり以上に経営者として頑張りたいと思うようになりました。

 現在、彼女は奨学金を借りながら大学に通い、偉大な父親の大きな背中を追いかけるために、経営学部で経営学や会計学について学んでいます。


ページを見てくださる方にお願い

 遺児たちは親をなくした、親に障がいがあるという変わらない事実を真摯に受け止めて、前を向いて生きています。

 しかしながら、家庭状況を考えると、つらくて、悔しくて、受け入れられなくて、たくさん泣いた過去を思い出さない日はありません。

 今彼女はコロナの影響で半年以上も病室での父との面会ができていません。親が元気でいること、親にいつでも会えること…何もかもが当たり前じゃないんです。

 そして、家庭的な事情で思うように勉強すらできない子どもたちがたくさんいます誰もが自由に勉強できる社会を目指して私たちは必死に訴えています

想いを知っていただくだけでも構いません。
皆様の温かいご理解とご協力をよろしくお願いします。



 本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます

※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります

<All-in方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



 本プロジェクトでいただきましたご支援は、病気や災害・自死で親を亡くしたり親に障がいがある家庭の学生たちの奨学金として、全額を一般財団法人あしなが育英会に寄付し、大切に使用させていただきます。

 ご支援者情報を一般財団法人あしなが育英会に提供のうえ、あしなが育英会より「年間活動報告書」と「寄付金受領証明書」を発送いたします。

※GoodMorningからの支援金の入金が2021年2月頃となりますため、リターンの発送は2022年2~3月頃となります。

※①2020年中にご支援いただいた方で2020年1~12月分の活動報告書の受け取りをご希望される方、または②本プロジェクトへの寄付金の「領収書」を2021年3月以降早期に受け取りたい方がいらっしゃいましたら、備考欄にその旨をご記入ください。



病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。半世紀におよぶあしなが運動によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。


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  • 2020/12/01 15:00

    本ページへのご支援、ありがとうございます! 今から24時間以内に15名以上の方にご支援をいただきました。また、公開から1週間も経たずして、多くの方に本ページをご覧いただき、ご支援をいただきました。 私やほかの奨学金制度を利用する局員と皆様からの応援メッセージを読ませていただき、本当に心温まる1...

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