ご挨拶
私たちは滋賀県大津市在住のRAINBOW LIGHTという市民活動グループです。
アート・福祉・地域活性化につながる活動をしています。
前回、クラウドファンディングで皆さまにご協力をいただきました
福祉施設で作る信楽焼の勾玉のお守りは
「龍神さまのたまご」という名前で
三井寺や観光案内所、道の駅に置いていただいています。
ご協力をいただきありがとうございました。
今回は
関蝉丸神社 下社の中にある関清水社の状態に心が痛み
このプロジェクトを立ちあげました。
始まりは
関清水社
「この中って空っぽやけど
もともと水、あったんかなぁ?」
「手水舎の横の井戸も枯れてそうやで。」
「ここって水の神様が祀ってあるのに、水が全然ないやん!」
「龍神様が悲しんではるで。」
そこで氏子総代さんに聞いたところ
環境の変化により
40年ほど前から湧水が徐々に無くなったそうです。
氏子さんの間でも、どうしたものかと思案をしておられ
呼び水を入れたらどうかという話も出ていたそうですが
神社の参道を線路が横切る特異な環境もあり
そのすべもなく今に至っていたそうです。
関清水社って?
滋賀県大津市逢坂1丁目。
関清水社は関蝉丸神社 下社の境内にあります。
関蝉丸神社 下社は
旧称 関清水大明神 蝉丸宮といわれ、水が豊かな神社でした。
関蝉丸神社 上社には旅人の守護神である猿田彦命を
下社には水の神様である豊玉姫命が祀られています。
県庁所在地である大津市の玄関、JR大津駅から徒歩約10分。
鳥居の前を京阪電車が走る神社が関蝉丸神社 下社です。
社記によると創祀は弘仁13年(822年)と伝えられており
古くからこの地を守っておられることがうかがえます。
2022年に創建1200年を迎える関蝉丸神社 下社は
由緒ある神社ではありますが
神社を守ってこられた宮司家が途絶えたことにより
それからは氏子の皆様で懸命に守ってこられました。
老朽化救済のために
6年前より、本殿・拝殿・社務所の老朽化に心を痛めた有志たちが
関蝉丸芸能祭を開催しています。
寄付金を募る活動と地元の方々のご協力により
既に朽ちてしまっていた社務所と旧宮司家宅の撤去が
令和2年5月に終了しました。
(本殿・拝殿の復興には1億円近くかかるそうで、現在も募金活動をおこなっています)
関清水社 龍神様の復活祭
令和2年5月24日(日)にRAINBOW LIGHT主催
「関清水社 龍神様の復活祭」を開催しました。
この日は関蝉丸神社の例祭の日で
5月24日は歌人 蝉丸命が亡くなられたと伝えられる日です。
湧水と龍神様の復活を共に願ってくださる方々が
龍神様の息吹が吹き込まれたご神水や自然の水を持参し
井戸に呼び水として奉納をされました。
コロナ禍ではありましたが、遠方からも多くの方がご参加いただき
龍神様の復活を祈ってくださいました。
カラカラに乾いていた井戸の中に、皆様の心のこもったご神水が注がれました。
私たち人間が利便性を求める中で
沢山の自然を犠牲にしてきました。
かつて自然の中に豊かにあったものが無くなることは珍しくなく
私たちはそうして日本人の精神性まで
失なっているのではないかと危惧しています。
私たちの中で、水の神様である龍神様のイメージの一つとして
勝手にそんな風に感じています。
大切に思っていること
私たちRAINBOW LIGHTは
関清水社の井戸にもう一度
湧水を復活させたいと願っています。
私たちの利便性のために失ってきた豊かな自然。
その自然には神々が宿り、私たちは自然の恩恵を受けて生きています。
この井戸に湧水が復活することで
自然へのお詫びと感謝
そして大切な自然を子どもたちの未来に繋げることを
意志する場となることを願っています。
いただいた支援金は
今回、皆様のご協力を仰ぎたいのは、井戸掘りと環境整備の費用です。
井戸は神聖な場ですので重機を入れられません。
その隣に元々あった井戸を再度掘り
呼び水としてそのお水を井戸にそそぎたいと思っています。
あと、井戸の上のお社の新調とその周りを綺麗に整備したいと考えており
その工事にかかる費用を助けていただきたいと願っております。
この神社は参道に京阪電車が通る珍しい神社でもありますが
その影響で工事車両が気軽に踏切を渡ることもできず
通常よりも費用がかさんでまいります。
①井戸掘り・ポンプ取りつけ費用
②お社新調費用
③お社周りの環境整備費用
残念ながら総額約200万円(概算)以上が必要になってまいります。
過去、湧水があった頃、綺麗で立派なお姿でした。
過去に戻ることはできません。
でも、未来を作り上げることはできます。
自然への敬意と感謝を込めて、皆様のご協力をお待ちしております。
スケジュール
令和2年10月末 クラウドファインディング終了
令和2年11月中旬〜令和3年2月までにリターンの発送
令和2年中に井戸掘削作業・環境整備・お社の新調の完了
リターンについて
「龍神さまのたまご」
以前、クラウドファンディングで皆さまにご協力いただきました、「琵琶珠」がお守りとして形になったものです。現在、RAINBOW LIGHTが販売の管理を致しております。
「龍神画」
地元、琵琶湖の近くで20年以上、龍神画を描き続けているHIDEKIの作品です。
2000年開催の滋賀県の記念事業では、琵琶湖の葦紙に描くアートと水環境へのメッセージを込めたアート展やイベントを県内各地で行いました。
現在、多数の雑誌に取り上げられている人気の龍神画家です。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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