【"Save The Orbit  ~ 未来への軌道と共に ~" 】

space orbit(スペース・オービット)は三軒茶屋から10分、下北沢から15分。中心から離れた場所で、オーナー松丸さんの人生の作品としてハンドメイドで施工された店内で2003年から営業し17年目となります。様々な民の芸術、表現する場として、週末は10代から60代までのアーティストの方々がorbitの空間でDJ,LIVE,パフォーマンス,個性豊かなワークショップやキッズパーティー、トークショー、また、心から安らげるホームパーティー、平日はゆったりシーシャバーなど。特にお店が力を入れてるのは隔月で入れ変わるアートの展示です。街のチルスポットとして、幅広い世代とジャンルの方々にご利用いただいているカルチャースペースです!

世界各国、多種多様のorbit を愛してくれた人々の人生観、音楽、人間観の積み重ねで、色々な歴史を経て今のorbitに繋がっています!

幸せであること、クリエイトすることを自粛せず、未来のorbitでこれからもorbitの旅をつづけていく、そして、この自粛期間に会いたかった人々と楽しく再会できる憩いの場として、また、この期間自分と向き合った時間でつくりあげた表現、作品を披露できる場として、未来に目を向け、より進化した形のorbitとして、営業再開することが目的です!

orbit、そして松丸さんへの愛をシェアし、未来のorbitにつながるサイクルとして、ご協力お願い致します!

(Orbit Staff : Miyu)



【配信ライブについて】

私達から皆様にクラウドファンディングの一環として、orbitと所縁のあるアーティスト達と共に、LiveやTalkなど様々なコンテンツを織りまぜながら、配信ライブを通して、お店の未来の展望に向けたプレゼンテーションをお届けできればなと思ってます。番組では、皆様からの投げ銭でorbitへの支援も承っております。

各ライブ配信に関してはPeatixを通して情報を掲載していきます。視聴者の皆様のご意見をいただきながら、共にこれからのorbitのお店作りに参加いただければ幸いです。

https://spaceorbit.peatix.com/view


【6.7sun / AfricanRoots / 兒玉峻 & Adriel Bobby Moses & 鈴木 掌】


この様な配信を通して支援を募っております。上記のスケジュールを参考にorbitならではの多種多様なラインナップでお送りする配信ライブをぜひ拝見してみてください。


【はじめに】 

皆様こんにちは。space orbitを運営している松丸良輔と申します。

orbitは三軒茶屋で2003年の開業から"生活という芸術"と"私の中の自然"というコンセプトの元、16年間(秋には17年目を迎えます)チルアウトやアートに特化したカルチャースペースを提案してきました。現在お客様の7割は20代でまた新たなサイクルが芽生え始めてます。

このorbitという空間の原風景は私の少年時代に遡ります。学校を終えて家の玄関に着くと、たくさんの靴と、部屋の中からたくさんの笑い声が。扉を開けると工芸作家の母が、生徒さんに定期的に教室を開いてる日。おしゃべりしながら、楽しそうに皆で作品を創っている素朴な日常。幸福の無数の断片...。その情景を子供心に鮮明に捉え、好きなことを長く継続していく喜びや、民の芸術空間としての在り方を、モノづくりの精神を、息子の私が同じようにorbitに投影しているのだと思います。

このような背景もあり、ここ数年はお店のスピードを落として、フードやシーシャの提供にも力をいれて飲食店としてのボトムアップを試み、より地域に根ざした店舗づくりをカタチにしつつの最中に...。

現在はお食事のテイクアウトのみの営業で、本来の活動とは程遠い大変厳しい現況であります。ですが、収束の先の見えないこの状況の下であるからこそ、まず私達自身がクリエイティブな感性を失うことなく、皆様の支援を元に、「space orbitの創生」に向けた新しいプラットフォームの形を提案していければと考えています。何卒、皆様よろしくお願い致します。


【未来への軌道(= orbit】

まず「イベントスペース」としての現在の形だけにとらわれず、居住性の高さやプロ・スタジオ・クオリティのサウンドシステムなど、orbit に現存するポテンシャルを活かし、「配信設備を整えたスタジオ」としても(同時に)使っていただけるよう、地元のお客様をはじめ、海外や遠方のお客様に向けて、企画および設備を充実させてまいります。ここに向けた第1歩としては、本クラウドファンディング期間中から、配信によるトークやライブイベントを開始する予定です。


さらに近い将来的には...

◾︎orbit をベースに活動する様々なジャンルのローカルアーティストの活動費用を確保すること

◾︎彼らの活動や作品をより多くのお客様に知っていただくための情報発信のプラットフォームとなること

◾︎地元のお客様に、更に足を運んでいただくきっかけともなるよう、昼間からの営業開始の実験と、飲食店として、スパイス料理を幅広い方にご提供できるベーシックな礎の強化を図ること


などを実現し、「創造性の価値」の循環が生まれるハブとなれるよう、ささやかながら尽力したいと考えています。これからは、次の世代に向けて、地域社会の活性化に繋げ、"街づくり"にも発展できる店舗として努めていきたいです。


オープンから16年。orbitのOBやOG達は日本各地で活躍しています。今回このクラウドファンディングの準備を進めていく中で、orbitを良く知る旧スタッフと現スタッフ、お客様が繋がり、新たなフェーズを意識した提案になる良い機会を得ました。ここまでの道のりをアーカイブし、自身のルーツを見つめながら、orbitのサポーター(お客様)が世代や地域を越えて増え、より社会から求められる店づくりを目指していけるようにと思っております。 未来に向けての第一歩として皆様の支援を、よろしくお願い致します。


【資金の使い道】

営業自粛期間中、再開後の家賃・光熱費、配信設備機材の購入費、CAMPFIREの手数料、リターン郵送時の送料、諸経費


【リターンのご紹介】

orbitで今まで出会ったアーティストの方々から、資金ではなく作品としての寄付をいくつかいただいております。ありがとうございます!そちらを1万円以上寄付頂いた方にリターンとして提供させていただきます。orbit愛の流通サイクルです!また、それぞれの金額に応じて、ドリンクやカレーの提供、invitationカード、スペースレンタル、オリジナルTシャツなど提供させていただきます。リターンは随時更新していきます。

またご支援をしていただく際に、どのリターンも『上乗せ支援』をすることができます。ご都合許す場合は、リターンの額に上乗せして、ご支援頂けますと大変嬉しいです。


【リターン追加のお知らせ / 6月1日から昼営業を開始しました】

まだorbitにお見えになったことのない方を対象に、新しいリターンを追加いたしました。1000円のご支援で、昼1回夜1回の計2回、ウェルカムチャイのご提供をさせていただきます。ぜひこちらを使って昼と夜それぞれのorbitの雰囲気を味わってみてください。また、5000円のリターンにorbit recordsからレコードも入るトートバック、そしてubereats用に制作したモモ(チベット餃子)をモチーフにしたトートバックをそれぞれ追加しました。

そして6月1日から昼営業をいよいよ開始しました。私達はみなさまのお茶の間になることを目指していますクラウドファウンディング、折り返し地点、引き続きよろしくお願い致します!


【応援メッセージ】

全ては遊びである。私、松丸裕二とOrbitオーナー松丸良輔には同じ血が体に流れてる。

松丸の血=遊びの血。松丸の祖父、松丸金次郎氏の血でもある。俺らは特にそのDNAを強く引き継いでる。俺たちは会うといつも遊んでた。ガキの頃は超合金、お次はカセットビジョン。その後は別々に世界を旅して地球で遊んだ。そんな2人が今も東京で好きなように遊んでる。しかも、自分が遊ぶだけでなく皆に遊ぶ場を提供してる。Orbitの10周年は映画祭まで一緒に催した。最高に面白い。Orbitに行くといつも昔りょーちゃん(私はそう呼んでます)の部屋で遊んだ雰囲気を思い出す。2人で夜な夜なきこりの与作をやった楽しい時間。俺はこの雰囲気をまだまだ味わいたい。だから応援する。俺とりょーちゃんは同じ年。家族であり、友達でもある。俺はりょーちゃんが大好きだ。

もっと遊ぼう。それが俺らのDestinyなのだ。

松丸裕二 / SODA!


実は、space orbit を訪れたのは、まだ1回だけだ。昨秋、40年ぶりに再会したばかりの知人が、「ライブをやる」と誘ってくれた会場がorbit だった。地図を片手に初めて足を運び、螺旋階段を降りて靴を脱ぎながら感じた、なんとも言えない空気、居心地のよさは忘れられない。そして、その日彼らが奏でた音楽。思い思いに寛ぐお客さんたちの姿。それを支える機材/ システム/ 空間。カウンターの中の松丸さんの佇まい。すべてがデジャヴュのようだった。 

1958年東京に生まれた僕は、幼少期を大井町線沿いの小さな商店街の外れで過ごし、70年代、人格が形成される時期のほぼ毎日を下北沢で過ごした。商店街では、いつも買い物に行った天ぷら屋さんの娘さんが2軒くらい隣の洋品店の若旦那と結婚して、ある日を境に洋品店の店先に立っているようなことは日常だったし(で、次に気がつくと子どもを背負っていたりした)、下北沢では、主にバンドマンの先輩たちが音楽聴きながら、グラスや楽器を手に喧々諤々やっているのを毎晩のように眺めながら育った(ちなみに、その人たちのほとんどが今も音楽を続けている。中にはもう会えない人もいるけれど)。音楽というのはそういうものだっだし、街というものは、世の中というもの(少なくとも、その端緒)は、僕にはそういうものだった。今、これを書きながら気づいたことだが、そんな僕は無意識裡に「人の営み(のようなもの)の永続性(のようなもの)」を深く信じていて、そこへの信頼なしには安心して生きられないようなところがあるのかもしれない。 

今回、このクラウドファンディングの立ち上げに際し、松丸さんからご連絡をいただいた。半年前、会計間際に一言二言言葉を交わしただけの僕に、彼もデジャヴュのようなものを感じたのだろうか。改めて閉店中のorbit でお会いして、場は集まってくるみんなによってつくられると彼がよく知っていることも、ものをつくることの楽しさも厳しさももうよく知っている Miyuさんたち(の世代)がすでにorbit に集っていることも、とても素晴らしいと思った。 20世紀後半、みんなが信じて進んできたものの多くはどうも幻想だったらしいとわかってきた現在、space orbit のような場 〜人と人とが出会い、なにかしながら交差する場所〜 をそれぞれの地元につくり続けることの積み重ねこそが人類の平和と幸せへの道だと、ボクは今本気で信じている。その実践に向けて、当分は、50年前から1.5km ほど南下したこの場所で日々を過ごすつもりだ(出禁にならないことを祈りつつ)。 みなさま、ゼヒご一緒に、いかがでしょうか。

 永田純 [音楽エージェント/ プロデューサー、大学教員]


2代目店長として2012年まで約3年間務めました。orbitで出会い、時間を共有したアーティストやお客さん、愛すべきスタッフ達の顔、経験した様々な場面を思い浮かべながらこのメッセージを書いています。この場所を通じて出会った皆さんのおかげで人生を変える大きな学びを得ました。大きすぎて簡単に言葉には出来ないし、今はまだする必要もないかなと思って生きてます。歴史ある店には時代ごとに色んな顔があります。 これまでのスタッフやアーティスト達がコツコツと創りあげてきたorbitが、どうか素敵な顔でありますように。そして、今のスタッフ達の動きによって新たな表情が生まれますように。この場所を必要とする人々と松丸さんがそこにいる限り、僕はorbitを支援し続けます。

森山誠(マクウ)/ のんびり山



僕が働いていたのはもう10年ぐらい前のこと。

約3年程、スタッフとして、DJとして、1人の人間として、とても濃厚な時間を過ごした記憶は、今でも忘れていないし、その経験が今でも活かされ続けている。固定概念に縛られず、スタッフの個性を活かし、orbitという空間をどう活かすのか?によって自分の潜在的な感覚の開花などが起きる場所だと思う。スタッフやお客様が2〜3年で入れ替わりつつも、今でも次の新たな可能性がまた「orbit」で開き続けているのだろう。開かれた感性と道筋は、それぞれの軌道となり、その後の人生に大きな影響を及ぼすのだ。そんなorbitが、未来を担う若い世代と、僕のようなOBや通ったことのある方々、関わったことのあるアーティストとを繋ぎ、新たな挑戦に動き出すと聞き、若輩者ながら応援したいと思いました。 

田辺 和寛 (HOTORI×ほとり座)



欲望の迷路を行ったり来たり。東京暮らしもマンネリ化した頃、三軒茶屋のオアシスに辿り着く。

いま思うと、渇ききった心と体に一杯の水を求めて最終地点へ到着したような感覚だった。

orbit=軌道

まさに軌道を修正するかのように、僕はこの店に自然と腰を下ろした。過去の過ちを精算、未来への微かな希望。そんな胸中だった。そこには、ARTと音楽が常に存在していて才能ある芸術家たちとの出会いも数知れず。混沌とした時代の中、同じ志の仲間達との出会いに救われた。未来への希望は確かなものとなっていった。現在ではorbitで出会った仲間達は日本各地に散りばめられていて、新しい挑戦や発信をしている人がほとんどだ。様々な人生が交差し、軌道修正した後、光へと手を伸ばす。orbitはきっと、そんな役目をもった重要なお店だと思う。九州の田舎に住みながらも、僕の根底にあるのは三軒茶屋でのひと時だ。東京に行く時は、これから先もorbitでチルアウトするだろう。

小久保淳平



座りながら音楽を聴き寝っ転がりながらアートを見つめたり、時には鍋を囲んで皆で会話をしたりゲームをしたり。静かにお酒を味わう人もいれば読書に夢中な人。もちろん賑やかにパーティーを楽しむ事もあれば寝ている人もいたり(笑)数あるパーティースペースの中でもspace orbitは特別な空間設計で、リラックスと自己を前向きに整える事ができる貴重な演出をしてくれています。そこで起きる楽しい物語が、まだまだ旅の途中である事を感じさせてくれ「ニヤリ」と思わせてくれたり。

2015年から2年間店長として携わらせていただき、様々な出会いや経験、奇跡的な時間を沢山過ごさせてもらいました。もちろんその前から沢山遊ばせてもらい、表現者としても多くの学びを頂いた場所でもあります。素敵な人が集まるのは元より、人の素敵を引き出せる場所であるのかなと思います。

時間の流れがより早く進む現代社会において、space orbitは流される事なくフラットに腰を据えた唯一無二の空間である事は間違いありません。

オーナーの松丸さんの人柄がこれでもかって位出ているのでしょう。都会のオアシスをという言葉がぴったりなspace orbitを、これからも皆さまに体験して頂きたく応援の言葉を記させて頂きました。よろしくお願いします!続きはspace orbitで!

STONE63 / 石丸貴久 photo by Ableton Meetup Tokyo 



街の喧騒を抜け、そのcornerを曲がればそこにはorbitが。世田谷の隠れ家と言っても過言では無い。人と人を繋ぐchillな空間。落ち着いたらまたLiveしたいので皆さまのサポートよろしくお願いします。

KIKUMARU



Space Orbit is my favorite venue to perform at in Tokyo. Coming from Hawaii, the decor is very warm and inviting and they have a very delicious curry. Everytime I am on tour it is a must to play at Space Orbit and it is vital to keep venues like this open. Please help support the owner and staff, let's keep the good times going!

Ohtoro - Producer/dj  from Hawaii



orbitではStudyというイベントを定期的にやらせてもらっています。ここから広がった縁は数知れず。もう良い思い出しかない。SNEAのアイテムも置かせてもらったりと何かと気にかけていただき本当に感謝しかありません。自分はサッカー好きなので松丸さんのインテリスタっぷりも含めサッカー観戦の場としても本当に最高!カレーも美味し過ぎるし気づくとorbitには自分の好きなものが全部揃ってるんですよ。これからも三軒茶屋の憩いの場として続いて欲しいと切に願います。今の状況が収束した時にまた笑顔で乾杯できるように、皆さまのご支援よろしくお願いします。

SNEA / 石原詞郎



三軒茶屋の喧騒を抜けて地下に降りたらそこに広がるチルな空間で始まったStudy。ハワイのアーティストからラッパー、シンガー、みんなが口を揃えてまたorbitで演奏したいと言わせる最高のスポット。そこはまるで都会のオアシス。このオアシスがなくならないよう是非力を貸してください。

CONNECT RECORDS / 清水裕二



Space Orbitの存在は自分が初めて訪れることになるずっとずっと前でした。靴を脱ぎ、ビーズクッションにもたれてリラックス、美味しいカレーやコーヒー、お酒、いい音のサウンドシステムで『アンビエントパーティーにうってつけなんだよ!』と、Orbit体験をした仲間たちから次々聞かされながら、ついに自分もイベントModular Cafeに招かれたことをきっかけに、自らもTokyo Festival of Modular関連のイベントやアンビエントイベント「ZEN ZEN」の都内でのイベント拠点とさせてもらったり、Modular Cafeに毎月出演するうちにすっかり馴染みの我が活動に必要不可欠のお店となったわけです。その特徴である、落ち着けるアットホームな空間が今は人が集うには不向きな場所となってしまったのは、仕方のない、誰も責めることのできない災難ですが、我々アンダーグラウンドカルチャーの儚い存在にとって、とても大事な拠点であり、サポーターであるSpace Orbitを存続させましょう!

HATAKEN / (TFoM / ZENZEN)



僕が主催するモジュラーカフェで長くお世話になっています。いつもイベントを支えて下さり助かってます。orbitはアンダーグラウンドの実験の場として絶対に必要な場です。応援させてください。

Modular Cafe / KURO



Orbitはどんな実験的なことでも受け入れてくれる、懐の深さと文化への愛に満ちています。

靴を脱いで入り、床に座ったり寝そべったり自由に過ごせる空間は、この箱にしか出せない独特の空気感があります。僕がAbleton Meetup Tokyoを始めて今年で5年になります。このイベントは音楽を作る人と人が出会い交わる場所作りを目指していますが、Orbitがなければここまで続くことは無かったでしょう。そのOrbitが新たな世界に踏み出せるよう、応援していきましょう!

Koyas  (Ableton認定トレーナー / Ableton Meetup Tokyoオーガナイザー)



僕がORBITでDJを始めてやがて10年が経とうとしています。自分達のイベント(budspackers)をやりたくて場所を探していたらメンバーでイギリス人のアンディがおもしろい箱を見つけたと言ってきたのでふたりで偵察に行ってみることにしました。一階に煙草屋のあるビルの階段を降りてドアを開けるとそこには小さなバーカウンターと、バーを超えた奥の方には絨毯の敷いてある不思議な音楽を聴く空間がありました。僕たちは靴を脱いでそこに上がり、絨毯の敷いてある床の上に友達の家に遊びに来たときのようにあぐらをかいて座りました。部屋の左隅にはDJブースがあり、その反対側にはロフトのような盛り上がったスペースにベッドのマットレスが置いてありました。僕は世界中のクラブに行ったことがあるのですが、ニューヨークだろうとロンドンだろうとドイツのクラブだろうと靴を脱いでベッドで横になりながら音楽を聞ける箱は今まで見たことありませんでした。そこはまるで海外のセレブリティやアーティストの家にでも遊びに来たかのような、クラブとギャラリーとベッドルームが合わさったかのような空間でした。部屋の四隅にはGENELECのスピーカーがお客さんを囲うように置かれています。僕達は四方向から流れてくる音にしばし身を寄せながら時間をすごし、帰り際に自分のミックスCDを渡してイベントをやりたい旨を伝えて帰りました。ロンドンで2軒のレコード屋を経営し(そのときレコードショップのオーナーとお客さんとしてぼくと知り合った)、今では東京に拠点を移し世界各国にレコードをばら撒くレコードディーラーのアンディ。リミックスマガジンやGROOVEで執筆していた音楽ライターでbudspackersのフライヤーデザイン担当のNobuya Togashi。僕のバンド仲間で職場も同じ、そして僕と出会って仲良くなるといきなりぽんとTR-808の本物をくれたモロヘイヤ。そしてオーガナイザーの僕を合わせた4人でずっとこの10年近くオービットでイベントをやってきました。budspackersは音楽だけではなく、ライブペインティングや本や詩の朗読、ベリーダンスやオイリュトミーなどの舞踊もやってきました。お客さんはお互いに音楽やアートの話なんかをして色んな国籍、色んなジャンル、色んな世代の人間も集まりました。こういう色を出せたのもオービットのお店のつくりの影響が大きかったと思います。そして僕たちはこれからも東京を代表するサロンとしてオービットでイベントをやり続けたいので、防空壕の代わりに自宅で自粛し、竹槍の代わりに手洗いうがいをしてコロナウイルスと戦っていきましょう。

坂本親一 / Budspackers



今まで当たり前のように定期的に集まり、好きな音楽を聴き、様々な方々と酒を酌み交わしてきましたが、それは「場所」があってこそなのだと改めて痛感しています。

オービットの暖かくアットホームな雰囲気は、それだけで心をオープンにさせてくれ、そこで多くの人と出会うことができました。そういった出会いの上に今の自分がいます。決して派手なパーティーをやっているわけではなく、もちろんお客さんが入らない時もある。

そんな時も嫌な顔ひとつせず、相談に乗ってくれるオーナーの松丸さんには感謝しかありません。パーティーを続けるには場所が必要で、それはどこでもいいわけじゃない。その場所でしかできないパーティーがある。今回のオービットの困難をあの場所を共有した皆さんを中心に乗り越え、またあの場所で最高の音楽を聴き乾杯をし、馴染みの友達、そしてまだ見ぬ友達に出会える日を心待ちにしています。

四畳半(夜行灯)



TKK のコンセプト "Calming Signal" を体現できる場はspace orbitしかなかった。松丸さんが作り出す特別で最高な空間は、永遠に存続すべきチルスペース!

TRUELOVE∞ & SHIIIMIIIRU (TKK)




このお店で約15年イベントを続けてこられたのも、誰もが気軽にチルアウトできる場所であり良質の音響設備があるからです。これからも素晴らしいチルアウトスペースであり続けて欲しいと切に願っています。私達もできる限りのサポートをしたいと思います。

Arctic Blanket Club



ライブ出演したことがきっかけで店長の松丸さんより「ウチでパンデイロのワークショップをやりませんか」と声をかけていただいたことで2017年4月より毎月1回のペースで毎月途切れることなく開催していたパンデイロワークショップ。このワークショップも新型コロナウィルスの影響で4月より延期、次回開催時期は未定となってしまいました。三軒茶屋では既に老舗のorbit、「ワークショップなどの文化的な活動を通じて地元の人に根付いた店にしていきたい」という松丸さんの考え方にとても共感し今日に至っています。世界中で猛威をふるっている新型コロナウィルス騒動が終焉した後もChillで素晴らしい音響、研究された美味しいカレーのあるspace orbitでワークショップ、ライブができるよう私は応援します。

パンデイロ奏者 柳元武司(yanaphy)



三茶の小さな穴ぐらには、ぽたぽたと才能達が染み出してきて、溜まり、融和して、また飛び出していく。世代が変わっても、いつもそこにあるorbitは、キャンバスだったり実験室だったり寝床だったり。人と人との関係は惑星の軌道のようにくっ付いたり、離れたりしている。そう考えると、orbitと僕の関係は、絶妙な距離感で、似たような軌道を描いている気がする。時折、顔を見に行くような気分で演奏しにゆくと、いつも久しぶりって言ってる。もう10年くらいになるのかな。降ってくるような音響と、靴を脱いで肩ひじ張らずに演奏出来る特別な雰囲気がとても好き。一日も早く、みんなが元気でorbitに集える日が来ますように。松丸さん、いつもありがとう。

兒玉峻 / バセルバジョン



orbitが大好きです!これからも!この先も!今は大変な時ですが大切な空間を時間を大事に!頑張ろう!

しんしん



スペースオービットはカルチャーに重きを置いてジャンル、年齢問わず様々なパーティ、ワークショップなどが行われています。若い世代のぼくも普段から大変お世話になっています。色んな人と出会える場所であり都会の喧騒さを忘れさせてくれるリラクゼーションの場でもあります。

みんなのオービットに新たなプラットフォームを共に作り、新たな出会いと共有ができることを心から応援してます!

Tosh / 田端商店



Orbitは人との繋がりを強く意識させてもらえる場所です。Orbitは笑顔の連鎖が生まれる場所です。Orbitは人への思いやりが心を温かくしてくれることを学べる場所です。多くの事を感じ、学び、共有できましたOrbitは僕にとって大切な遊び場です。今までorbitに関わった全ての人にお願いです。今、otbitは存続の危機に立たされています。あなたの小さな思いやりが僕達の大切な遊び場を守ることに繋がります。そして、この危機を共に乗り越えた時、まだお会いした事のない方とも僕達の遊び場orbitで共に語らい、笑い、時間を共有できたらと思っています。orbitはいつだって私達を笑顔にしてくれます。

山田海斗 (Mellow Down Market)



人と人が肩の力を抜いて自然な出逢いが生まれる素敵なorbit

人を思い遣ることなどの人生で大切なことを再認識させてくれるようなお店です。orbitに来ると本当にリラックス出来て、ホームのような温かい空間にいつも癒されています。1人1人の生活から成り立つ皆んなの人生を共有できる場所。僕にとって本当に大切なお店です。少しでも何かお力になれれば幸いです!

orbit本当にいつもありがとう!!

Hidemitsu Takeuchi (staff)



私はorbitが大好き。初めてorbitに入った瞬間からあたたかさ、エネルギー、パワーに包み込まれて、働きたい!と思った。松丸さんと初めてお話しした時に、ここで旅をしている感覚でずっとこのお店にいる、色々な場所から色々な人がきて、色々な音楽を聞けて、色々な人と出会える、orbitにいるだけで旅ができると。その旅をまだまだつづけてほしい!

orbitのstaffとして始まった私も、まさにorbitで毎回いろいろな旅にいっている。ある時は子供たちが遊んでる、ある時はかっこいい大人が音楽で遊んでる、表現してる、ある時は誰かが寝てる、ある時は私の大好きな仲間や家族が集まってる、本当に毎回景色が違う!その違う景色の中で共通しているのはそこにいる人々みんな、orbitが大好きということ。

タップダンサーとして、orbitでLIVEをやらせてもらったり、そして、orbitがなかったら出会えなかった人たちとsessionができたり、コラボができたり、お話ができたり、たっくさんの音楽を聞いて、たくさんのものをみて、inspirationを受けて、今の私に繋がっている。

orbitは愛が溢れてる。orbitにいくと安心する。松丸さんがorbitをつくってくれたこと、orbitに出会えたこと、そして、今まで関わったすべての人が繋げてくれたこと、これからも繋がっていくことに、すべての人に改めて感謝します!

はやく、orbitを愛する皆さまとorbitで会いたい〜!!orbit、私に必要不可欠な場所。本当にありがとう!大好き。これからも。

me&you tap 

 Miyu Ikeda(staff)



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最後に

私は20代を数年独りで世界放浪してきた中で、その旅の先々の人々との出会いや、現地ではじめて経験した登山やサーフィンの神秘性、世界の都市で遊び学んだ実体験を通して芽生えた感性を元に、帰国し建築の学校に入り直し、その卒業制作の作品として20代後半にハンドメイドで施工した空間がorbitです。

現在も新たなステージに向けて冒険や開拓していく精神は変わっておりません。人生は山あり谷ありですが。その谷の今こそ"人生の軌道"を見つめ直す良い機会でもあります。

orbitで16年関わってきた全てのアーティスト、出演者の方々、オーガナイザーの方々、orbitの歴代のスタッフ、現在のスタッフ。そんな皆様に支えられながら、まだまだorbitを通して旅を続けていき繋がっていきたいと思ってます。

この全世界の厳しい現状がはやく終息することを願い、皆さんも大変な状況にある中でのご提案になりますが、何卒お力をお貸し頂ければ幸いです。

今回のクラウドファンディングの経験を元に更にポジティブなメッセージが発信できるお店を創っていけるよう努力していきます。


松丸良輔



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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/07/15 14:08

    Save The Orbit 〜未来の軌道と共に〜この度は、4月30日から6月28日まで行っていたクラウドファンディング皆様からのたくさんのご支援誠にありがとうございました。たくさんの方々からの協力、応援、支援を頂き、orbitへの愛情をとても感じる事ができ、改めてorbitは皆様につくってい...

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