はじめに
わたしは、箱石充子さんの訪問介護アルバイトをしている、宇都宮大学4年 宮坂です。
箱石さんは、重度障害(脳性まひ)を持ちながら、地域で自立生活をしています。
制度が整う前から、ボランティアを探したり、自立生活センターを立ち上げたりと、自身で自立生活への道を切り開いてきました。
ひとり暮らしを始めて32年目になります。
3年前、わたしはとあるきっかけで箱石さんと出会い、訪問介護のアルバイトを始めました。
明るくユーモアあふれる人柄と、思い切りよくどんどん行動する姿に、すっかりファンになりました。
「他の人にも箱石さんを知ってほしい!」その一心で、大学の友人をバイトに誘ったり、箱石さん宅でのお茶会をしたりしています。
このプロジェクトで実現したいこと
のべ400人以上のボランティアが箱石さんの生活に関わってきました。
「支援する、される」の枠を越えた人間関係がそこにはあります。
箱石さんが送ってきた、某「こんな夜更けに〇〇かよ」のような、自立生活の半生をみなさんに知ってもらいたいです。
プロジェクトをやろうと思った理由
箱石さんはこれまで、自立生活を自分の手で切り開いてきました。
「出会ったボランティアとの数々のエピソードや自身の思いを形に残したい」
そんな思いで、数年前にも本の制作を試みましたが、資金が厳しくあきらめました。
しかし、今年「やるなら今しかない!」と再び挑戦することに。
また、箱石さんの「若い世代の人にも自分の暮らしを知ってほしい」という思いも聞き、
学生であるわたしにできることがないか考え、今回のプロジェクト立ち上げに至りました。
訪問介護のアルバイトを始めて3年。
わたしは、地域での自立生活を命がけでしている彼女の思いに触れていくうちに、「障がいがあってもなくても、誰でも、地域の好きな場所で暮らせる社会になってほしい」と考えるようになりました。
箱石さんとの出会いは、わたしの人生にとってなくてはならないものです。
なにより、箱石さんのギャグセンスには脱帽で、常に一手先を行く彼女は私の笑いの師匠でもあります。(こんなことを書いたら、笑われそうです)
彼女の生活や思い、ボランティアとのエピソードを、ぜひ多くの方に知ってほしいです。
応援メッセージ
応援メッセージを頂きました。ありがとうございます!
資金の使い道
出版費用とリターンの郵送費等に使わせていただきます。
リターンについて
実施スケジュール
現在、編集者を通じて本の執筆作業を行なっています。
今年中には本を完成させ、自立生活センターとちぎから自費出版する予定です。
リターンの発送は2021年5月までに行う予定です。
制作の様子は、随時活動記録にてご報告いたします。
最後に
「障害者が社会に本当の意味で当たり前に受け入れられるよう、人の心を変えていきたいです」
箱石さんの思いや、ボランティアさんたちとの「笑いあり涙あり」の生活の1ページをお届けしたいです。応援よろしくお願いします!
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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