はじめに・ご挨拶

移動用車椅子の居住性を高めるため始めたプロジェクトが、
全ての人に使っていただける和座布団の事業となりました。
新技術でハイブリット化することで 「楽な正座」、「楽な胡座」を可能にします。
「和座布団」は 畳でもフローリングでも使用可能な新しい「技・布団」です。


このプロジェクトで実現したいこと

どんな座位でも、おしりの楽な生活

寝ている時間は約8時間です。その間に何回寝返りを打つのでしょうか。
人は約20~30分で皮膚が壊死し始めます。それを予防するための寝返りです。
圧迫される場所を替えます。

では、座っている時はどうでしょうか。やはり約20~30分で壊死が始まります。
そこで、おしりをもじもじと動かしたり立ち上がって
同じ場所が圧力を受け続けないようにします。

車椅子利用者はどうでしょうか?30分に一度、立ち上がるのに介助が必要になります。
事務職の方はどうでしょうか?30分に一度立ち上がりリセットできますか?
女性の方は骨盤が大きくて外からの圧力で変形します。
男性よりも多くリセットしなくてはいけません。

正座は、尾骨が座面に付きません。正座では脚がしびれないように、
胡坐など他の座位は尾骨が座圧を受けないように、
1枚の座布団で二つの違った「痛み」に対応しました。


【座圧を測定しました】               

(上図の説明)
既製品での正座、胡座(赤印)の圧が200mmHg以上あったのが
当社では109mmHgと約50%ダウンしています。
解りやすく説明しますと、
体重が半分になったとも解釈できます。
倍の時間座っていても良いとも解釈できます。

「アナログでしょう。人間だから」は当社のコピーです。
こまめに動いて、身体をリセットできるのは人間だからです。
IT化が進むことで、細かな動き=低強度な運動が少なくなるのでは!?と心配しています。


プロジェクトをやろうと思った理由

近年、災害の大型化しています。
そのたびに報道される避難所風景が昭和30年代の風景と変わりませんでした。
畳や床に座ったり寝転んだりする、日本の生活文化そのままに所謂「雑魚寝」
避難所は体育館などが指定されていますが、そこは硬い床の上です。
各人が思い思いの姿勢で座っています。
そんな状況ですが、近年変化が出始めました。
スフィア国際基準(避難所生活の質の向上を目指す)を遵守する運動が高まっています。
プライバシーの保護に始まり、段ボールベッド使用等々。
しかし、座圧の軽減のことはまだまだです。
栃木県内の大学病院の看護学の教授から要望を聞き共同研究を行い
令和元年とちぎヘルスケア商品開発事業で開発しました。


「座の健康生活」

2025年問題の超高齢化社会がもうすぐそこまで来ています。
全員が健康生活が送れるような生活環境を整えないといけません。
当社は座圧の軽減で健康生活のお手伝いをさせて頂きます。

当社は背骨に注目しました。       
最初の商品の「首枕」でキャッチコピーが「キレイなS字で寝ていますか?」でした。
その時から背骨が重要だと考えていました。
次が車椅子用クッションです。やはり背骨が重要でした。

背骨が起立した時と寝ている時では、背骨が起立すると顔立ちが変わります。
これは、私が母親を介護した経験からもそう感じました。
半身不随で寝たきりでしたが、むりやり身体を起こしたのです。
痛がりましたので徐々にでしたが・・・少しづつ顔色が良くなってきました。

今までは高齢者が中心でしたが
最近のスマホ利用状況から若年層も「座位」を意識しないと大変なことになります。
健康を意識して背骨をデザインすること大切です。
 

【座・布団へのご意見】

*・・・勤務中に使用しました。3か月ほど経ってから便秘が治ったような感じです。
何もしていません。(50歳台女性)

*脚を組んで座っていましたが、気が付くと組んでいませんでした。何がどうなっているか解りませんが両足が床に付いている方が安定性があるって感じです。(40歳台男性)

*空気クッションも良いのですが、私はポリエステル部分が気に入っています。長時間のデスクワークですから座面との関係がサラッとしているからかな?(60歳台男性)

*主人が「脚が細くなった」と言いました。髪の毛を切った時は何も言わないのに。(50歳台女性)

*長距離運転手です。300kmまでは調子が良かったのですが・・・その後は疲れました。それで、200km使用、100km休み、200kmと再使用としましたら良かったです。(40歳台男性)

*階段の下りが楽になった気がします。(50歳台女性)

*車椅子で使用しています。今まで3枚のクッションを使っていましたが、これだけで快適です。(60歳台女性)

*魚釣りが趣味です。冬の船釣りは現場場で行くのに、おしりが板になった感じがします。今は大丈夫です。今シーズンはワカサギ釣りに持参しました。(60歳台男性)


【和座布団へのご意見】

*寺には座る文化が残っています。座禅が一番つらいですが、これ良いです。(30歳台男性・副住職)
*私は正座が一番楽です。これを使うともっと楽です。(70歳台女性)
*妊娠しています。妊娠前の体重に戻ったような不思議な感じです。(30歳台女性)
*畳の上からフローリングの床まで持ち歩きます。(60歳台女性)



これまでの活動

平成16年:看護学の教授から「車椅子で一日中過ごす人々の居住性の向上」のテーマを頂く
平成18年:装置の重量化をクリアできず保留とする
平成22年:JAPANブランド事業海外展開
     フランス・リヨンの介護品会社より車椅子用クッションを要望される
     装置の軽量化のヒントを得る
平成23年:プロトタイプ-F3まで試作して、フランス・リヨンまで出向く
平成24年:リヨンでの商談不成立
     日本モデルに変更
平成25年:J-1モデル完成
平成26年:JC-2モデルが完成
平成29年:(公財)テクノエイド協会でJC-2モデルが介護保険対象商品(TAIS,001736-00001)
     (公財)テクノエイド協会の介護ロボット協議会に参加
平成30年:全自動型体圧分散・体位変更シートを開発
     自治医科大学・老年介護科で災害使用時に使用できるクッションで面談
令和元年:とちぎヘルスケア商品開発促進事業で開発
     「災害時に使えるエコノミー症候群を予防する和座布団」     


資金の使い道

リターン品の原材料費         145,000円
発送経費              30,000円
キャンプファイヤー経費(12%+5%) 82,280円
上記消費税(10%)         8,228円
次期商品研究開発費 (*)                 218,492円                            

              合計           484,000円

*次期商品につきましては、地元の大学病院で使用する枕を考えています


リターンについて

 【P7のリターン】
 P7 モデル4枚組+季節の替えカバー4枚@96,000➡76,000で1名様
 P7 モデル2枚組@48,000➡38,000で2名様
 P7モデル@24,000➡20,000で5名様

(P7モデル 組成)
サイズ:55cm×59cm(銘仙判) 
重量:約1050g  
厚さ:約7~8cm
緩衝材:粒状ウール100%、ポリエステル特殊繊維100% 
カバー:ポリエステル100%
耐荷重:200kg


【P5のリターン】
 P5モデル4枚組+季節の替えカバー4枚@72,000➡56,000で1名様
 P5モデル2枚組@36,000➡28,000で2名様
 P5モデル@18,000➡15,000で5名様

(P5モデル組成) 
サイズ:55cm×59cm(銘仙判)
重量:約1450g
緩衝材:綿ウレタン混
カバー:綿100%
耐荷重:200kg


【P2のリターン】
P2モデル@12,000➡9,000で5名様

P5モデル組成 
サイズ:55cm×59cm(銘仙判)
重量:約370g
緩衝材:ウレタン
カバー:綿100%
耐荷重:200kg




実施スケジュール

2月20日クラウドファンド開始➡3月25日クラウドファンド終了
3月27日返礼品製作開始➡4月25日完了・検品
4月27日発送準備

母の日の指定発送をお受けします


【最後に】

私の手は、和座布団を作りました。
背骨をデザインして人間に貢献します。当社は繊維関連会社です。
相手が人の肌ですから、肌に優しい繊維を求めてきました。
「アナログ」にこだわります。
人間の感性を信じています。


【募集方式について】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/03/25 11:58

    ありがとうございました。只今、「片手ではけるパンツ」の公開待ちです。ご支援をお願い致します。

  • 2020/03/24 09:22

    新規のお客様からのアポが入っています。今日は、繊維の話です。私の勝負色の赤でおもてなしをします。「座・お・も・て・な・し」

  • 2020/03/23 09:24

    長年使っていますから、生地が破れてきています。座面の板には、ラワン材。その上にウレタン材ーこれが低反発素材となっている。購入した当時は、おしりが若かった。今は、低反発素材として活躍しないおしり。デザイン性で購入したした椅子に座圧をデザインするように座布団を敷く。無くなった筋肉を、空気が補完する。

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