ごあいさつ
私たちには個性があります。
好きなこと、苦手なこと
得意なこと、不得意なこと
そのありのままの自分を必要とし、
笑顔を向けてくれる人がいれば、
安心していることができます。
みんなが同じことを同じようにできなくていい。
だから、補い合い、繋がり合い、笑顔になれるから。
まんまるプロジェクトは、
人が笑顔で関わりあえる機会を作り、
誰もが安心して「自分でいられる社会」を目指します
このプロジェクトで実現したいこと
発達障がいのある中高生のこどもたちが、地域で様々なしごと体験を通して
街の中に活躍できる場とつながりを得る!
◎発達障がいの子どもたちに、地域での「しごと体験」を提供し、未来への夢や希望を育みます。
◎パーソナルトレーナーと一緒に仕事をすることで、その子の可能性をたくさん見つけていきます。
◎地域の人々の「子どもたちに何かしてあげたい」という善意を見える化し、人が支え合える豊かな繋がりを「しごと」を通して増やしていきます。
◎お母さんには「自分自身とつながる」ためのサポートや、親子の自立に向けての学びの場を提供します。
こどもたちが気軽に集うことができる、学校ではない、特別な居場所(安心の中で学びが得られるような環境)を用意します。仕事前のミーティングや、交流イベント、学習支援や保護者の相談会など、まんまるプロジェクトの拠点となります。(埼玉県加須市。最寄り駅は栗橋駅)
このプロジェクトを応援してくださる埼玉県加須市にあるFUNSグループさんが子どもたちのためのコワーキングスペースを提供してくださいます。https://www.office-kitamura.com/aboutus/
具体的になにをする?
1.地域のお仕事を体験する!
地域にはたくさんの仕事があります。子どもたちでもできる仕事を事業主様や地域住民からいただき、パーソナルトレーナーと一緒に体験します。その中で、子どもの得意なことや好きなことを見つけたり、様々な仕事に興味関心をもってもらいます。地域にはたくさんの活躍の場があることを知り、事業主の方には、障がいのある子どもへの対応の仕方などをサポートし、受け入れやすい環境を創っていきます。
建築設計会社の方による左官体験
2.パーソナルトレーナーがお子様の良さを見つけ、伸ばします
パーソナルトレーナーが子どもひとりひとりにキャリアシートを作成し、どのような仕事に、どのように取り組むことができたか、どのような支援があるとお仕事をしやすいか、という支援の方法などを記録します。キャリアシートは、お子様の好きや得意が詰まった記録になります。
助けられ、助けることができた体験は、お子様が将来への自信を持ち、選択肢や夢を広げていくことに繋がります。
3.事業主様とお子様、双方の課題を解決します!
事業主様や地域の方々の困りごとをお子様の活躍で解決し、
事業主様や地域の方々が提供して下さるお仕事がお子様の夢を手伝うことになります。
これまで、地域の潜在的なお仕事と、子どもたちの活躍を繋げるサービスがありませんでした。
まんまるは、それを繋ぐお手伝いをし、安心感をもって取り組める工夫をしていきます。
この事業で、実は社会に溢れている「子どもたちのために何かしてあげたい」人々の気持ちが見えるようなります。
障がい者、子どもたちが、町の中で活躍し、見守られる、セーフティネット(助け合う自立)社会になることを目指しています。
4.地域にお花と笑顔を増やします!
お子様とオーガニックの種から季節のお花を育てます。花鉢を地域のお宅や企業様へ配達、メンテナンスを行うお仕事を請け負います。
そこで生まれたコミュニケーションの中から、困りごとやお仕事のニーズを見つけ、お子様が活躍できる「ちいさなお仕事」を請け負います 。(例:高齢者家庭での粗大ごみの回収やペットのお散歩、掃除、買い物、除草などのお手伝い。)
またお花は食べられるお花(エディブルフラワー)を育て、お花を使ったクッキー等の製造・販売もしていきます。
5.お母様向けカウンセリングと講座
お子様の自立していく過程で重要なのは、子育てを頑張ってきたお母様も精神的に自立していくことです。
「自分より子どものために」といつの間にか、自分の気持ちを見ないようしてきた方も多くいらっしゃいます。
そんなお母様の心の声を毎月1回セラピストが傾聴し(電話やオンラインで)、自分自身とつながるお手伝いをしていきます。また、お母さま向けの座談会や癒しのイベントなども開催します。
このプロジェクトの詳細はまんまるのウェブサイトをご参照ください
ウェブサイト
まんまるプロジェクトホームページ https://2020manmaru.wixsite.com/website?fbclid=IwAR3_d32YUO3Xqk_xTMfHLF9MDoIERdqU24dvKkcEmvXAkpn4Zg2nsdRhIYQ
NPO法人うりんこくらぶホームページ https://urinkoclub.wixsite.com/urinko/top
プロジェクトをやろうと思った理由
昨今、親子間の様々な悲しい事件が後を絶ちません。
何が正しかったのか、どうすればよかったのか、簡単に答えがでない事例もたくさんあります。
親子だけで現状を打破するにはとても厳しい現実があるのです。
それは、お子様の発達障がいであったり、親御さんも生きづらさを感じておられたり、ひきこもりと介護という重い課題を家庭の中に背負っていたり・・・。
子育てやNPO活動を通して、様々な方のご相談を受けてきて、これはボランティアや学校・行政だけで解決できる問題ではないと痛感してきました。
だれかが救うのではなく、社会全体が助け合い、安心して暮らせるようになるにはどうしたらよいのだろう?と考え続けました。
わたしは、人の「できないこと」に目を向けるよりも「できることをみんなでたくさん見つけてあげられる」あたたかい社会になったらいいなと願っています。
子どもたちを地域のたくさんの人の手や心で育てるしくみを作りたいのです。
それを実行するために、一般社団法人を設立し「まんまる」の事業を行うことを決めました。
まんまるプロジェクト代表 根崎由美
〈プロフィール〉
NPO法人うりんこくらぶ代表理事
一般社団法人まんまるむすび代表理事 (2020年設立準備中)
埼玉県家庭教育学習アドバイザー
埼玉県共助仕掛人 (R0113)
埼玉県立大学IPW(専門職連携)基礎課程修了(2019年)
発達障害コミュニケーション初級指導者(日本医療福祉教育コミュニケーション協会)
食育アドバイザー(日本能力開発推進協会)
中学校教諭2種免許(美術科)
3児の母 (大学生・高校生)
《未来会議》を2019年1月に発足
代表の根崎が声をかけ、子育て・障がい児支援・母親支援などに携わるメンバーが集まりました。そして1年をかけて、各地での障がい者雇用や介護・福祉業界の取り組みをリサーチしたり、障がい児の親の会や行政・学校教育の現場の声を聴きながら、現状や課題、要望を理解し、個々の考え等も共有しつつ進んできました。
私たちはひとりの母親でもあり、だからこそ「こんな社会になったらいいな」という純粋な気持ちを大切にしたいと思っています。「そんな夢ものがたりみたいなこと無理だよ」と言われたとしても、「叶ったらいいな」という想いがあるかぎりは、チャレンジしてみたいのです。それは、未来を担う子どもたちのためでもあり、自分たちの住む地域をもっと好きになり、みんなで子育てをしていると感じられる社会になったら幸せだからです。
これまでの活動
子育てをするずっと前、まだ自分が10代後半頃に、わたしは重度の障がいを持って生まれてきた子どもたちと一緒に過ごす体験をしました。(YWCAボランティアキャンプ) まだ自分自身も子どもで、自分らしさすらよくわからない時期に、その子たちから「ありのままに生きる」ことの楽しさや命の尊さを教えてもらいました。そして安心してありのままの自分でいられる場所ができたおかげで、わたしは救われました。
しかしおとなになり、子育てをしながら出逢ってきたたくさんの方々との関わりの中で、障がい児を受け入れる苦悩や、育てることの不安、そして親子が心から安心できる環境というものがなかなかないということに気が付きました。一人で子育てを抱え込まず、意味があってこの世に命を授かったこどもたちの「ありのまま」を素晴らしい存在だと気が付いてほしくて、長年活動してきました。それは、自分自身がこどもたちの存在に救われた経験が根底にあるからだと思います。
NPO法人うりんこくらぶは、引き続き親子の情操支援活動と、ノーマライゼーションを目指す団体として活動していきます。そして「まんまる」では、成長した子どもたちが希望をもって社会に出るための支えになる事業を展開していきます。ぜひ、皆様にもこどもたちの未来を創るあたたかい社会の一員として、「まんまる」を応援して頂けたらと願います。
資金の使い道
①エディブルフラワー栽培用ビニールハウスと物置の設置(20万円)
子どもたちと栽培する食用花をビニールハウスで栽培します。オーガニックの種と無農薬で栽培し、花を使って子どもたちと商品開発やドライ加工を行い、販売をしていきます。お花やお菓子はだれでも思わずにっこりしてしまうアイテムです。子どもたちが6次産業を経験するための設備を整えます。
②こどものパーソナルトレーナー育成研修費(40万円)スタッフ13名・研修講師費
子どもと共にしごと体験をするパーソナルトレーナーは、教員免許・保育士・看護師・障害者施設勤務経験・学校教育経験者などの経験者を重視し起用します。子どもたちの良さを引き出すことのできるジョブコーチ研修と、障害を学び、適切な対応をすることができる学習をしていきます。そのために必要な事前研修費や給与を用意します。(2か月分研修費と講師費)
③このプロジェクトのパンフレットやチラシの制作費(10万円)
④リターン分経費(10万円)
⑤クラウドファンディング手数料(20万円)
皆さまからのご支援によって子どもたちが育てられ、支えられることで、対象の親子の励みとなり、社会への希望とつながります。このプロジェクトへ愛の手を差し伸べてくださることを願っております。
リターンについて
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、ご支援いただいた方にはリターンをお届けします!!
①(ご支援者全員にリターン)こどもたちが社会の中で体験した仕事の内容や活躍の様子をレポートにてお届けいたします。
②そのレポートに支援者様がPRを希望することや子どもたちへの応援メッセージを掲載できます。
③交流イベントへご招待いたします。(日曜日開催・開催場所は埼玉県加須市・日程は決まり次第ご連絡致します)
④代表の根崎と一緒に、しごと体験をした子どもが体験を語る講演に参ります。希望者のみ。(交通費は別途必要となります。首都圏近郊まで。根崎のみでしたら全国どこへでも参ります。(2020年9月~2021年中)
⑤代表の根崎がNPO法人の立ち上げについてや、子育て支援活動についてのご相談を承ります。
⑥企業の方のご支援につきましては、企業協賛会員としてホームページに会社のお名前とリンク先を掲載させていただきます。
⑦子どもたちが栽培したお花か、しごと体験した関連商品をメッセージと共にお届け致します。
実施スケジュール
スタッフ研修 2020年2月~3月
オープニングイベント4月
第1期生:4月~7月(5月イベント)
第2期生:9月~12月(10月イベント)
第3期生:1月~4月(1月イベント)
利用者の募集(2020年度)
第1期:3月~
第2期:8月~(夏休みイベント)
第3期:12月~
最後にメッセージ
わたしたち親が、こどものために願うことは、障がいの有無に関わらずたくさんあります。 こどもの自立のための準備やサポートは、親や学校だけが担うには責任が重いと感じています。
楽しかった子育て時期を過ぎ、中学・高校生になると生活ペースが落ち着く半面、将来への漠然とした不安を持つ親御さんは少なくありません。発達障がいや生きづらさを抱えたまま社会に出ていけるのか、不安はたくさんあるものです。
・得意なことや好きなことはあるけれど、それをどう生かしていけるのだろう?
・こどものことをちゃんと見て、応援してくれる人がもっといたら安心・・・
・社会に出ていくまでに必要なコミュニケーションやスキルをつけさせたい
このプロジェクトを通して、こどもたちが人に喜んでもらえることを体験したり、自分の「好きなこと」や「特技」を見つけ出し、将来に向けての選択肢や夢を広げていきながら社会に居場所ができたなら。
そして、実は街の中にあふれている「こどもたちのためになにかしてあげたい」人々の気持ちを見える化していき、こんな素敵な笑顔が町のあちこちで見られるようになり、心がまぁるくなって「ありのままでもマル!」とみんなが思える社会を実現していきたいのです。
コメント
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