はじめまして。

僕たちは茨城県にて地域活性活動をするrain coat studioというチームです!
魅力度最下位である茨城県をもっと魅力発信すべく、駅や電車、ショッピングモールなどの公共施設を利用し、イベントという形で若い世代を中心に活動をしています。


今回は石岡市の廃校を利用して「スクールジャックフェス」というイベントを開催するのですが、
そのイベント内で、子供も大人も使える優しい通貨を平等に配布したいと思ってます。
いわゆる「ベーシックインカム」をイベントの場で取り入れてみたものとなってます。


毎日のように通っていた人たちや廃校後も支える人たちの想いがたくさん詰まった学び舎、、
多くの想いと歴史を生み出した愛されるべきその校舎に
この2日限定でチャイムを鳴らします。

イベントでは、大人も子供も使える優しい通貨 を設け、
学校では教えてくれなかった特別講師による講義を開いたり、農業体験や、ワークショップ、
炊事や芸術、展示やライブが行われます。
また、学び舎に通っていた卒業生と、今を生きる若者たちが、当時の想いを蘇らせ、
一つの作品を作り上げたり、一つの議題に対して討論していきます。
それは、今までの義務教育では教わらなかった、
リアルで温かみのある本来の教育が含まれることでしょう。

窓の外からは蝉の声が聞こえ、涼しげな風が吹き寄せるこの季節に、
時代を超え、今昔を生きる人たちで、“あの頃”を共有する。
そんな2日間限りの優しいイベント、
それが、スクールジャックフェスです。

イベントの主な特徴は、3つあります。

❶ 【 EDUCATION × MONEY 】:子供も大人も使える"おすそわけの経済システム"
 
会場で利用できる特別な通貨を、来場者全員に分配!
通貨は、皆様からいただいた出展料や参加費の一部から分配され、スタッフも大人も子供も全員平等に渡されます。
時代や文明、技術の進化が目まぐるしく加速する中、あえて私たちは、目に見え、手に取ることができる"イベント通貨"を用意したいと思ってます。 
自分に使っても良いし、お隣にいる人に使っても構いません。
自分にとって有益になると思うものに対して、自由にお使いいただけます。
 
❷ 【 EDUCATION × WORK SHOP 】:義務教育では教わらない農業体験やワークショップ
 
学校では教わらなかった特別授業や料理教室、 ヨガやアロマ教室などをはじめ、蕎麦打ち教室、農業体験、陶芸教室、座禅、ウォ ーキング、サイクリング、長廊下雑巾掛けなども?!
地元の講師から課外授業を体験できます。
また、ハンドメイド作家によるクラフトマーケットやイベントでしか食べられないフード、常陸大宮高校の生徒らが育てるブルーベリー農園の採れたてドリンクも飲めます。
「つくる × つかう × 体験」から多くのことを学べます。
 
❸ 【 EDUCATION × MIND 】:世代を越え、時代を越え、心で繋がるプロジェクト
 
懐かしの給食の時間やラジオ体操の時間、そして1日目のイベント終了後は、焚き火を囲んでキャンプをし、談笑します。
星空を眺めてもいいし、夕食をみんなで作って食べても良いし、普段話せなかった人たちとの貴重な時間を過ごしましょう。また、学生時代の写真を参加者同士で持ち寄り、教室の黒板に貼り付け、“あの頃”を参加者全員で共有する「Re:チャイムプロジェクト」も実施。集めた写真を2日間で次々貼っていき、1つの作品を作り上げていきます。
 
世代や時代を越えた、そんな心温まる時間を過ごします。
 

今回のイベントでのメインテーマは「ボーダーレス」です。

私たちは微力ではありますが、イベントやプロジェクトを通してSDGsの17つの項目を解決する活動をしております。
解決に及ばなくとも、参加者やこのイベントを知った方が少しでも考えるキッカケになれることができたらなと考えてます。


SDGsとは、Sustainable development goals(持続可能な開発のための目標)の略で 2015年に国連本部で日本を含む193の加盟国の合意のもと決議された 2030年までに世界を変革するための17の目標です。

つまり、僕らのちょっと先の未来を、明るくするための指針です。

そんな世界規模なことを、日本という小さな国のさらに小さな街に住む僕らで変えられるとは思いませんが、ただ同世代の人たちが投げ出してしまいそうなことをこうして考えることで、「自分には何ができるだろう」と考えるキッカケになってもらえれば良いと思ってます。


今回のイベントでは、6つのゴールにフォーカスをあてています。

1.「貧困をなくそう」
日本円での価値観を一度リセットし、イベント用の通貨を全員に平等に配布することで貧富の差を埋めます。
さらに今回リターンの中には【 おすそわけチケット 】というものが存在します。
これは、地球上の誰かのためにイベントへ参加していただくためのチケットです。
このチケットは、自分のためにではなく、なかなかイベントに参加できない子どもたちや県外からの参加者、金銭的に余裕の無い方に充てられます。

2.「飢餓をゼロに」
イベントでは給食も食べることができます。また様々な飲食ブースも多数出店します。
さらに、イベントの中で得た資金の一部を「NPO団体 フィード ザ チルドレン」に募金します。
世界で飢えや栄養失調に苦しむ子どもたちに、成長のために必要な栄養が豊富に含まれた「ビタミール」という食糧を直接届け、栄養不足で苦しむ子どもたちの命を延命させることができます。
※活動報告でこちらは改めてご紹介できればと思ってます。
※ 参照:Nu Skin「ナリッシュ ザ チルドレン」

3.「すべての人に健康と福祉を」
イベントは2日間行いますが、いずれも朝はラジオ体操から始まります。
また、大洗海風ヨガスタジオ様によるヨガも都度開催され、どの時間を切り取っても健康を得る授業を用意してます。

4.「質の高い教育をみんなに」
イベント用の通貨を通してはもちろん、教室で開催される特別講師によるワークショップやセミナー、さらには農業体験や蕎麦打ち体験など、学校では得教えてくれなかった知識や体験を人生の先輩方から得られます。

11.「住み続けられるまちづくりを」
若いチームで結成されているイベントではありますが、私たちはここに地方創生のヒントが隠されていると考えてます。
今いる地域で何ができるだろう、今自分たちの住んでいる地域の魅力って何だろう。
それを今を生きる世代の人たちが自らの体験を通して得て、それを後世代に遺し、そこからまた影響を受けた世代が、同じ地で訴求する。これこそがその地を枯渇させずに持続させる街を作るものだと思ってます。
私たちは、いつもその点を念頭に置いてイベントを作ってます。

12.「つくる責任 つかう責任」
農業体験や地産地消の食事を通し、「つくる × つかう × 体験」を学ぶことができます。
生み出したものを体験を通して、責任を持って消費する。ありがたみを感じながら1つ1つの食事や作品に触れていただきます。


近年、キャッシュレス化が進み、買い物のしやすさや手軽さに注目が集まる一方で、
ますますセキュリティが問われたり、日本円に対する制限が多くなってきたりしているなと感じます。

特に未来を担う幼い子供たちにとっては、親権者からの制限が増し、経済に触れる機会が減っているため、
対価を払うことで得る知識や感覚を、今後はより感じづらくなるのではないかと思ってます。

なので、私たちはキャッシュレス化に進む時代をあえて逆行し、
子供も大人も使えて、安心で優しい"目に見える通貨"を用意します。

※ イベント内通貨イメージ

新元号にも変わり、時代や文明、技術の進化が目まぐるしく加速する中、
スマホを手に取るのではなく、リアルな場で交流や温かみを感じ、
ちょっと未来の教育について考える。

そんな環境を生み出すイベントにしたいと思います。

私たちが住んでおり、こよなく愛する"茨城県"。
魅力度6年連続最下位という異名をものにしておりますが、
茨城に魅力が無いというわけではありませんし、何か魅力的な施設やスポットが少ないからというわけでもありません。
車を少し走らせれば、海も山もありますし、観光名所も県を代表するフェスやイベントも多くあります。
ただ私も含め、若い人が中心になって、今住んでいる地域をもっと知り、その魅力を伝えようとする働きかけが少ないなと感じてました。
祖先の方々が築いてきた文化や施設を活用し魅力を伝えるのではなく、スマートフォンで常に新しい情報を求めて新しい地に赴き、自分たちが住む地域から目を逸らしてしまう機会がいつしか多くなってしまってました。
僕らが若年層の世代ができることは限られていますが、少なからず後世代の人たちにも伝えられることがあると思い、ただ何かを述べるだけではなく、今行動にすべき時と思いました。

とりわけ、今回のイベントは、そんな茨城県の石岡市にある廃校が舞台です。


石岡市は、茨城の中心から少し南西に位置しており、関東三大祭の1つ「常陸國總社宮例大祭」を開催している場所でも有名です。

引用:石岡市

しかし、その一方で近年は旧八郷町域の人口減少が深刻で公立学校の廃校や市街地の衰退が発生している状況です。そんな現状を知り、動かざるを得ませんでした。

その中でも、昭和30年に建てられ平成16年3月に廃校になった旧朝日小学校を活用し、体験型の観光施設として平成20年11月にオープンさせた「朝日里山学校」を今回は利用します。

木造平屋建ての校舎は石岡市にとっても貴重な財産であり、昭和の懐かしさを感じさせる建物です。

過去にイベントで使用した際は、当日限定で給食も提供し、賑わいを見せました。

今回開催するイベントでは、さらに地元の農産物や自然・山林・歴史などの地域資源を活かした数々の体験プログラムを用意し、「田舎体験」を通して「食と農」の大切さ、自然環境の教育の場、心のやすらぎの場として利用を促進する予定です。


前述で述べてきた通り、私たちは地域活性活動、そしてSDGsの解決策に向けた取り組みをしております。まだまだ成長段階のイベントばかりですが、各地域で実施してきた活動歴も簡単にご紹介します。

2016年2月
・クリエイターとして活動開始
2016年6月
・rain coat studioを発足し、チームとして活動開始
・Pivote(水戸市)にて「サイレントディスコin茨城」開催
2016年8月
・Pivote(水戸市)にて「共生芸術空間SARTS」開催
2016年12月
・日立駅展望スペース(日立市)にて「cocokaraフェス」開催
2017年11月
・水戸市初となるシェアハウス「シェアハウスアトリエ」オープン

ゲストハウスも兼ね備え、若年層を中心に集まりあえるコミュニティ空間を発足したところ、
オープン間もなく満室となり、その後も入居待ちが続く状態に。

2018年3月
・日立シビックセンター新都市広場、日立駅展望スペースの2エリアにて(日立市)「海の街マルシェ -ソメイヨシノ-」開催

県内外からの出店や出演を32組が集い、当日は500人以上を動員。

2018年7月
・Cosmic Party! こすぱ! 開催

ひたちなか市の結婚式場を貸切

当日は100名以上の参加者が押し寄せ、キャンセル待ちが続出した。

2019年3月
・日立シビックセンター新都市広場・マーブルホール他、日立駅展望スペース、の3エリアにて(日立市)「海の街マルシェ2 -ハナヨリダンゴ-」「Cosmic party!! -こすぱ!- 2ndシーズン」開催

500名以上もの人を動員した。

2019年3月
・「Cosmic party!! -こすぱ!- 3ndシーズン」開催

今回のイベントと同会場である石岡市の「朝日里山学校」で開催

2019年5月
・かもめたちの手作り市 開催

県内外からの出店や出演者54組が集い、3日間では3,800人超えの来場者を動員


・アニぽっぽ 開催

大洗鹿島線の列車内を貸切、アニクライベントを開催。

Twitterを中心に大きな話題となりました。


2019年8月
スクールジャックフェス 開催予定


集めた資金は、運営資金を除き、全て当日来場いただいた参加者にイベント内で使える通貨を配布します。

運営資金は下記の予定ですが、

・旅行業申請 = 17,000円
・広告宣伝費 = 15,000円
・通貨印刷代 = 10,000円
・会場費   = 30,000円
・音響設置費 = 15,000円
・イベント通貨の換金 = 50,000円(予定)

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合計 137,000円


今回はクラウドファンディングで集まった金額の少なくとも半分は、イベント通貨に充てて、
なるべく参加者が多くの通貨を受け取れるようにしたいと思います。

つまり多く集まれば、多くの方へ通貨を配布することができます。

私たちrain coat studioは、茨城県に住む若年層のメンバーで結成された、クリエイター集団です。若いメンバーで実行するからこそ、地方に住む若年層への訴求のしやすさ、またそこから若年層の活動を後押しできるできると思い、県内各所にてその地の良さを伝えつつ活動しております。


江畑 千春 ( あおい える )
代表 / 企画

茨城県の水戸市在住。
2016年2月より、トータルアートクリエイターとしてトラックメイカー、写真家、デザイナーとして活動。本イベントをはじめ、SDGsの解決策にフォーカスをあてつつ、地方活性のための企画・運営などを手がける。
幼少期は茨城県の日立市に在住していた。
同世代が次々と地元を離れていることに寂しさを感じ、若年層への訴求をしようと同年6月よりチームを発足。
本プロジェクト以外にも日立市にある商店街の復興プロジェクトも準備中。

小松 透浩
ボードゲーム / イベンター

日立市を中心にボードゲームなどソーシャルゲームを普及する活動を行う任意団体『日立ボードゲーム広場』代表。
2007年から日立市公認の『日立ボードゲーム少年団』を設立し、 日立市内の子供達にボードゲームの面白さを伝えている。
もっとリアルな場でアナログゲームの楽しさを知ってもらいたいという想いを共に、参加者と共にボードゲームをしながら、日々子ども達と同じ目線でコミュニティを築いている。

今井 光咲 ( はらみ )
イベントプランナー

県内各所にてアニクラ・コスプレイベントを企画するプランナー。
近年ではアニクラ・コスプレを楽しむ「Cosmic party #こすぱ!」「アニぽっぽ」の主力コンテンツを生み出し、多くの来場者で賑やかせた。
自身もハイクオリティなコスプレをし、イベントを大きく盛り上げる。

吉成 尊 ( Mikoto )
アーティスト / DJパフォーマー

ジャンルにこだわらないスタイルで数多くのイベントに出演する多才なDJ。
主に自主企画「Cross Fade」を中心にイベント企画をしながら、地元のアーティストを支えている。
その洗練されたプレイは各方面からの呼び名も高く、気さくなトークでパフォーマーたちと温かなコミュニティを築ける優しいメンバーです。

菅谷 広樹 ( ヒロキ )
アーティスト
日立市と水戸市を中心にライブハウス、ライブバーや日立駅展望デッキ、地域活性化を目的としたHAPPYミュージックと言う名前でライブ企画制作活動をし、且つアコギユニット"オシバヒト"のカホンを奏でるアーティスト。本イベントでは、県内を代表するアーティストのブッキングや音楽空間を手がける。


柿崎 羽純
サポート
天真爛漫な笑顔で、ドリンク販売や設営などをする現役高校生サポーター。
タピオカをこよなく愛し、自身がプロデュースするタピオカドリンクが毎回イベントで定番となっている。
今回ももちろんタピオカドリンクを販売予定。

HIOKO ホールディングス 株式会社 様


県内初高校生たちが企業・運営を行う、常陸大宮高校発の「HIOKOホールディングス㈱」 。
高校生らが手作り雑貨や地元食材を使用したフードを提供するなど、開発から制作、販売まで一貫して行う。
同社が手がけるブルーベリー農園から取れたてのブルーベリーを使用したメニューも人気です。

国籍も、性別も、身体のハンデキャップも、そして子供も大人も、、そんな線引きはありません。
そんなボーダーレスなイベントにしたいと思ってます。

僕らの実現することは、世界規模から見たら小さな優しさかもしれませんが、
そこから温かな循環を生み、世界から不平等を無くし、平和へと繋がる1歩になれたらこの上ないです。


優しさとは、教育とは、世界平和とは、?
それを考え、そんな社会実験のエンターテイメントとして感じ取っていただけたら幸いです。
どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/08/07 09:57

    改めまして、クラウドファンディングにご支援・ご声援をいただきまして誠にありがとうございます><さて当プロジェクトの開催日程と当日の全貌が解禁となりました!開催日時は8月17日(土)〜18日(日)となります。場所は当初の予定通り朝日里山学校(茨城県石岡市柴内630)です★公開されているプロジェク...

  • 2019/08/01 01:54

    クラウドファンディング達成しました〜〜と言う前にまず、1点お詫びをさせてください><。お恥ずかしいことにわたくし、いつの間にか疲労で爆睡しており、今自宅にいらした方のチャイムで起き⬇︎チームメンバーのLINEでサクセスしていたのを知るというおそらくクラファン史上一番ゆるいサクセスを迎えてしまっ...

  • 2019/07/18 23:26

    こんにちは!あるいは、こんばんは!この度は【教育とエンターテイメントの奇祭「スクールジャックフェス」でボーダーレスな経済を。】にご支援いただき、誠にありがとうございます!ご支援がいよいよ48%にまで到達し、感謝で溢れております><。本当にありがとうございます!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜...

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