ご挨拶

はじめまして。
この度は、たくさんあるプロジェクトの中から興味を持っていただき、ありがとうございます。

小学校で学校司書として働いています。
他にも、雑貨屋さんのスペースをお借りして、絵本ライブラリーを作ったり、絵本とものづくりを組み合わせたワークショップも開催しています。

“子どもと本が出会う機会をつくる”をテーマに日々活動しています。

このプロジェクトで実現したいこと

地方の山間部や漁村のまちには図書館がありません。あったとしても、子どもが歩いて行くことができる生活圏にはありません。そして本屋さんもなくなっていき、子どもが本と出会う機会がどんどん減ってきています。

そこで、子どもたちが集まる場所に小さなライブラリーを作りたいと考えています。
ただ本が置いてあるスペースを作りたい訳ではありません。現役の学校司書が、子どもたちに読んでほしい本を、毎月心を込めて選書し、お届けします。

「今日はどんな本に出会えるかな」「新しい発見はあるかな」「もっといろんなことを知りたいな」
子どもたちのそんな気持ちを大切にしたライブラリーを作っていきたいです。


どんなシステムか

絵本のレンタルサービスです。毎月20冊の絵本が届きます。

①心を込めて絵本を選び、郵送でお届けします。
②1ヶ月間、子どもたちは絵本を楽しむことができます(絵本を家に持ち帰ったり、貸出はできません)。
③ダンボールに入れて絵本を返却します。
※①に戻ります

毎月届く絵本は、日本・世界の昔話絵本、名作絵本、シーズン絵本、古典絵本、新刊絵本など様々なジャンルの物語絵本をお届けします。
独自でライブラリーを作ろうと思うと、スペースや本を買う予算、管理など様々な問題があると思います。しかし、このライブラリーは、毎月本を交換するので、小さなスペースであっても、年間でいろんな本を読むことができます。


プロジェクトを立ち上げた背景

私は四国の海と山に囲まれた小さな町で育ちました。大学進学で関西に出てきたときに1番驚いたことは、大学図書館と大型書店、そして公共図書館です。世の中にはこんなにも本があるのかとびっくりしました。中でも公共図書館のサービスは、毎週おこなわれる赤ちゃんや子ども向けの読み聞かせ会、ビブリオバトルや映画の上映会などの図書館主催のイベントなどがたくさんあり、田舎と都会では本に触れる機会がこんなにも違うのかと驚愕しました。
そして私は今、東京の公立小学校で学校司書として働いています。私の勤務している学校では、週に1回、図書の時間というものがあります。本の貸出や絵本の読み聞かせ、ブックトークなど本と関わる時間が確保されています(これは、各学校や自治体で違うこともあります)。そして、生活圏には歩いて行ける図書館もあり、都会の子どもたちは恵まれた本の環境にいるなと感じています。
一方で、私が育ったような小さな町では、本と触れ合う機会はわずかです(親が読書に熱心だったり、本を買うお金がたんまりあるご家庭は別ですが…)。

全ての子どもがいろんな本と出会えるように、ライブラリーを作りたいと考えています。



学校司書のお仕事

少し話はそれますが、近年、小・中学校の「図書室」が「学校図書館」と呼び名を変えつつあるのはご存知でしょうか。
「図書室」とは、学校の中に本が集められてある“部屋”のことをいい、「学校図書館」は、場所・メディア・職員・機能すべてを含む名称としてい使用されています。
学校図書館には、経営・運営を担っている学校司書がいます。学校司書の仕事は、子どもたちの読書環境を整えると共に、図書資料を活用した学習活動のサポートもしています。子どもたちの読書傾向や現状を把握し、本のコレクションを整えます。学校司書がいてはじめて図書館が機能し、本が生きてくるのです。

子どもたちには、たくさんの本と出会えるように毎月いろんな本を届けていきたいです。目指しているのは、きちんと読書環境が整えられたライブラリーです。私が毎月、心を込めて選書します。



これまでの活動

◆絵本の読み聞かせとマステクラフトのワークショップ◆
絵本を読んで楽しい世界を広げたら、想像した世界をマスキングテープを使った工作で表現します。

北欧絵本とマステヒンメリ


ハロウィンのお菓子パーティ


クリスマス絵本とマステツリー


◆雑貨屋さんのミニミニライブラリー◆お買い物の際に親子で楽しんでいます。

その他、絵本ギフトの選書とラッピングサービスもおこなっています。



資金の使い道

皆さまから支援していただいたお金は、下記に使用させていただきます。
・絵本の購入
・毎月の配送料
・本の装備費

※3施設のライブラリーを予定しています



リターンのご紹介

●Thanksメール

●購入した絵本にお名前を入れさせていただきます
ex.[この本は、山田太郎さまからご支援いただき、購入した本です。]
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。

●ブックバック
図書館のお供にぴったりなブックバックです。
A4サイズで大きな絵本も入ります。
デザインはシンプルに色んな場面でお使いいただけます。

●ボタニカルサシェ
季節のお花と香りが楽しめるサシェは、火を使わないアロマキャンドルです。ほんのりと香りを楽しむ暮らしのアイテムです。
今回のクラウドファンティング限定のサシェを作ります。写真はイメージです。

●アクセサリー
ぷるぷるゼリーのような可愛いアクセサリーです。
カラフルなかすみ草をギュッっととじこめ、一つひとつ丁寧に作られています。
ピアス or イアリングとバレッタのお届けです。
色や柄はお選びいただけませんので、予めご了承ください。写真はイメージです。

●アイシングクッキー
食べるのがもったいないくらい、かわいいアイシングクッキー。
今回のクラウドファンティング限定のアイシングクッキーです。写真はイメージです。

●出張マステクラフトワークショップ
小さなお子さまから大人まで一緒に楽しめるマステクラフトワークショップ。
たくさんのマスキングテープの中からお好きなもの選んで、世界に一つだけの作品を作りましょう。写真はイメージです。
ワークショップの内容や詳細などは別途ご相談させてください。
出張地域は東京・神奈川・千葉・埼玉とさせていただきます。
2020年1月から12月まで有効。

●レンタルライブラリー
毎月絵本を選書し、お届けします。詳しくはリターンページをご確認ください。写真はイメージです。


実施スケジュール

2019年5月24日〜7月5日/クラウドファンディング
2019年7月/本の購入、装備など
2019年8月/ライブラリースタート
2019年9月-2020年1月/リターン発送



注意事項

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実施及びリターンのお届けはございません。



最後に

1冊の本が子どもの心に寄り添い、希望を与えてくれることがあるかもしれません。本を読んで初めて知った事がこれからの人生のテーマになることもあります。親子で一緒に読んだ絵本が、その時間が大切な思い出になるでしょう。子ども時代にたくさんの本と出会ってほしい、そんな思いのつまったライブラリーです。一緒に作りましょう!




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