【はじめに・ご挨拶】
和歌山県の田辺市龍神村に住んでいます。四方を山々に囲まれ、天の川も見える自然いっぱいのこの地で、毎日絵を描いています。そして、この度7月に絵本を出版することになりました。
「あしたげんきになあれ」という絵本です。
【この本のあらすじ】
主人公ベニーが絵を描いていると・・・切り株につまづいて大事な絵にペンキをつけてしまいます。更にその際にケガまでしてしまいました。
ベニーは、みんなで描いている大切な絵を汚してしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。心配してベニーを気遣ってくれる友達たちに対して、痛みと悲しさと申し訳なさが入り交じってベニーは、ついそっけない態度をとってしまいます。みんなが帰ってから、ベニーはひどく落ち込みました。
しかし、不思議な夢を見たことがキッカケで、ベニーは、自分が笑顔でいることこそが、みんなも、そして自分も笑顔になることに繋がっていくんだと気がついていきます・・・・。
【この本を通して伝えたいこと】
それは『笑顔でいると、みんなも笑顔になる』ということです。子どもにも大人にも「大切なメッセージ」が絵本の中にあります。
それは「笑顔でいることって、とても大切なこと」だということです。
核家族や共働きなど、親子の時間も近所付き合いも少なくなっている現在、人と人との関係もどんどん薄れつつある今だからこそ、笑顔の大切さに気付いて欲しいです。
朝すれ違う人と笑顔で挨拶したり、家族や友達と笑顔で接する事で、みんなが気持ちよく、心豊かに過ごせるということが、とても大切なことだと私は感じています。
私たちの日常は・・・仕事に追われ毎日イライラする事があったり、生活に追われ自分の感情に向き合う時間が取れなかったり、気持ちの余裕がない生活に、ついなってしまいがちです。そんな時にこそ、笑顔の大切さを思い出してほしいのです。
例えば、疲れて帰って来た時に、笑顔で「お疲れ様」と言われたら、疲れも和らぎますよね。子どもの満面な笑顔を見て疲れが吹き飛んだ経験は、誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか。笑顔でいる人を見ると思わずつられて笑ってしまったり、思いっきり笑ったら心が軽くなった経験もあるのではないかと思います。
逆にムスっとイライラしてる人を見ると、余計に疲れてしまう経験もあるんじゃないでしょうか。
自分を取り戻したり、家族との絆を強くするのにも笑顔こそが、大切なコミュニケーションになると私は感じています。そういう意味でも「笑顔でいることの大切さを思い出させてくれる絵本」になるように心を込めて作りました。
【なんだか、心にグッとくるものがありました。そして、とってもあたたかい気持ちになりました】
私はソフトパステルと色鉛筆で絵を描いているのですが、それらの特徴である、柔らかい優しい色合いにピッタリな心温かくなる内容だと感じました。そして、自分自身がシナリオを書いた訳じゃないのに、すぐに絵のイメージが浮かんできて、これなら描きたい!と感じました。
絵本の絵は全部で30枚くらい描いたのですが、描くのがとても楽しくて、自分でも驚くほど早く描き終えました。そして、「沢山の人に、手に取って欲しい」そういう気持ちが、どんどん強くなりました。先ほど「笑顔でいることの大切さを思い出させてくれる絵本」と書きましたが、それぐらい私自身も思わず笑顔になった原稿でした。だから沢山の人に読んで欲しくてクラウドファンディングをしようと思ったんですよね。
クラウドファンディングって、みんなで作り上げるものだからもっと!もっと!も~~~~~~~っと!!!沢山の人に読んで欲しいし、手に取って欲しいし、親子で同じ気持ちになれる、素敵な時間を共有して欲しいから「今回クラウドファンディングをやろう」と決心しました。
【リターンについて】
クラウドファンディングで沢山の方の手元に届けたいだけでなく、絵本を読まれた方と繋がりたいという気持ちがあり、今回クラウドファンディングをしました。その気持ちをリターンの中にも込めています。勿論SNSやブログなど色んな繋がり方がありますが、最も深く繋がれる方法については、時代がどれだけ進んでもリアルでの繋がり方だと私は思っています。そこで今回の「読み聞かせ会」を考えました。なぜなら絵本の読み聞かせ会を通して同じ時間を過ごすことで、愛の詰まったその場の空間を共有できるんじゃないかと考えたからです。
読み聞かせ会では、いつもより輪をかけて気持ちを籠めて読んでいくつもりです。色んなお話しもしましょう。笑顔が溢れる楽しい読み聞かせ会になったら嬉しいです。読み聞かせ会だけでなく、質問コーナーや記念撮影、サイン会、ハグ(希望者のみ)なども予定しています。私自身今からとても楽しみです。
他にも、「絵本作家になりたい人向けの講演会や」
「ワークショップ」
「❝制作秘話❞を語る少人数での食事会」など、
皆様と一緒に過ごせるリターンを用意しています。
勿論、時間の都合上ご一緒出来ない方もいらっしゃると思うので、絵本には全てサインと絵を入れさせて頂きます。
【今後していきたいこと】
今回の本など、人として、人生として、癒しとして、笑顔として、幸せとして、大切な事を伝える絵本も、これからも出版していきたいですが、他にもやりたいことがいっぱいあります。それは何かというと、楽しい子育ての秘訣が詰まった絵本です。
【息子との日々の暮らしをヒントに描いた絵本を作りたい】
~シングルマザーの私が大事にしていたこと~
それは息子と一緒にいる時間と息子との絆です。教えたいことは沢山あるけれど、絵本を通して息子にもベニー達のように色んな事を自分で気づいて欲しくて、今までも伝えたい想いを絵や絵本に詰め込んできました。小さい頃よくお散歩しながらごみ拾いをしました。その事もごみ拾いをしたら地球が喜ぶといった内容の環境絵本にしました。他にも息子がお花をプレゼントしてくれて、『大きくなったらかぁちゃんと結婚する!』と嬉しい事を言ってくれた時にはこの出来事を忘れたくなくて絵本にしたこともあります。
(写真は16年前のもの)
赤ちゃんの時は、ひざの上に乗せて描いたり、歩き出すようになると、公園でたっぷり遊んで彼が寝ているときに絵や絵本を描いていました。絵本の読み聞かせも毎日していました。
【子育てで気を付けていたこと】
~子どもの目線の高さと子どもの時間感覚について~
子どもの目の高さまで下がって周りを見渡すと、気づく事が沢山ありました。それは、子どもの目線だからこそわかることでした。大人の目線ではなかなか気づき得ないことです。子どもの目の高さまで下がって一緒に物事を見てみるのも大切なことだと感じています。
子どもの時間と大人の時間では流れ方も違っていて、そこを同じ様に考えてしまうと、大きなズレが生じてしまうように感じます。子どもに時間を伝える伝え方のポイントは、子どもにとって理解しやすい例えをしてあげることです。例えば、30分待って欲しい時「30分待って」と言っても子どもには30分がどれくらいなのか?がわかりません。そんな時は「ドラえもんが始まって、終わるまでの時間くらい待っててね」と子どもがわかりそうな時間の感覚を例えにしてあげると理解してもらいやすいです。
こんな風に子どもとの関わり方を子どもの目線に合わせながら生活すると
保育園に行くときに「早く用意しなさい!!!」と怒ったり、「早く着替えなさい!!」と言う事もなく、食べ物の好き嫌いで困った事もありません。そんな私の子育ての話を聞いた人は
・もっと早く聞きたかった!
・そんな子育て方法あったんだ!
・それなら親も子も楽しく暮らせるね。等々、嬉しい感想をよく頂きます。
なので、楽しい子育ての秘訣が載った絵本をこれからもっともっと描いていきたいと思っています。絵本を読みながら、親も子も楽しく笑顔で過ごせる絵本であり、皆様に喜んで頂ける絵本を作りたいです。
【日々の暮らしも作品のひとつ】
絵を描くように料理を作る。野菜たっぷり彩り豊かな食事は、健康な体でいる為に、とても必要で重要な事です。心も体も健康だから、「エネルギーのある絵が描ける」訳です。これからもよりよい絵をずっと描いていく為にも大切にしていきたいなと思っています。
料理の話しや日常生活、楽しい子育ての秘訣についてもリターンにある、読み聞かせ会や講演会、食事会で一つでも多くシェア出来たらいいなと思っているので楽しみにしていて下さい。
【最後に】
人生には色んなことがあって、上手くいかない事も、辛い事も悲しい事も、苦しい事もあります。実際、私自身もそんな経験が沢山ありました。
今、同じような状況にいる人も多いのではないかと思っています。
だからこそ今回の『笑顔はとても大切』だという事を、何度もお伝えしていきたいのです。笑顔には人を喜ばせたり、優しい気持ちになったり、エネルギーが沸いたり、何かをしよう!という全ての力がここに詰まっています。笑顔のパワーや愛と癒しが、世の中に溢れますようにという願いをこの絵本に詰めました。その私の気持ちが今回のクラウドファンディングを通して一人でも多くの人達に伝わっていけば嬉しいです。それだけでなく、笑顔で皆様とお会いしたいです。ご支援よろしくお願いいたします。
【プロフィール】
日本だけではなく海外の方にも観て頂きたく海外でも活動しています。
ゆるキャラデザイン、キャリア教育、講演会、パンフレット、キャラクターデザイン、地域活性等々、活動の幅を広げています。
和歌山県田辺市龍神村在住 アトリエgalleryも龍神村
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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