はじめに・ご挨拶
はじめまして。私は動物フォトグラファー・イラストレーターの稲尾と申します。
動物好きの私はあるとき「猫に癒されたい・・・!」と思い、近郊の猫カフェを探しました。
そこで目に付いたのは「保護猫カフェ」。在籍している猫はさまざまな理由で保護された保護猫であり、その多くが里親を募集中の猫たち・・・。
しかし私は家で猫を飼える環境ではなく、里親になるつもりがないのに保護猫カフェに行っていいのかと戸惑いました。保護猫カフェのHPには「里親になるつもりがない方も大歓迎!」との記載があり、思い切って訪問してみました。
保護猫カフェに居た猫たちは、スタッフ様や多くの猫好きのお客さんの愛情を受けて、のびのびと過ごしていました。それは私がそれまで「保護猫」という言葉からイメージしていたものとはかけ離れていて大変な衝撃でした。
保護猫カフェにしばらく通っていると、里親が見つかり卒業していく保護猫たちをたくさん目にします。人が猫を救い上げただけではなく、猫が人を幸せにしている様子を見て、どんどんその魅力に吸い込まれていきました。
この度、そんな保護猫の写真展「かぞくになろうよ -保護猫写真展ー」を東京の保護猫カフェで開催する運びとなりました。
写真展の目録として写真集を製作致します。本プロジェクトのリターンには、この写真集をお送りします。
このプロジェクトで実現したいこと
日本全国で、保健所に持ち込まれ殺処分された猫は約4万匹にものぼります(29年度実績)
保護団体や有志の方々による活動により年々殺処分数は減っているものの、まるで死ぬために生まれたかのような小さな命が何万匹もいます。
保護猫とは、殺処分前に保健所から引き取ったり、多頭飼育崩壊を起こした現場からの救出、不衛生な環境で繁殖している野生の猫を保護するなどされた猫たちの事を言います。保護猫は、安心して暮らせる里親と出会うためにシェルターや保護猫カフェなどで暮らしています。
シェルターや保護猫カフェでは常に多くの猫を飼育しており、里親が見つかるまで世話をするのには大変なお金や労力がかかります。また、保護する頭数そのものを増やさないために避妊・去勢手術をしており、獣医の健診やワクチン接種と合わせて1匹あたり数万円の費用がかかっています。
このプロジェクトで得た資金は、猫を保護している団体や保護猫カフェなどの資金提供(または必需品寄与)のために使用します。1匹でも多くの猫に里親を見つけるために、継続的に資金が必要となります。
「猫を助けたいけど、うちでは猫を飼うのが難しい」という方も沢山いらっしゃるかと思います。その優しいお気持ちを少しお分け頂ければ幸いです。
そして写真集のかわいい保護猫たちを見て癒されてください…!
プロジェクトを立ち上げた背景
写真展の開催、写真集の販売は東京の保護猫カフェで実施致します。
東京の会場まで足を運ぶことが出来ない方やご都合が合わない方にもご支援頂けるよう、クラウドファウンディングの形式を採用致しました。
資金の使い道・実施スケジュール
・CAMPFIRE掲載手数料12%+決済手数料5%
・写真集製作費
・リターンの配送料
目標金額を超えた余剰金につきましては、保護猫を保護する団体や保護猫カフェなどに寄付(または必需品の寄与)させていただきます。 寄付先は、写真展にご協力くださる保護猫カフェ等を予定しております。
◆スケジュール◆
5月下旬 プロジェクト締め切り
6月上旬 写真集印刷
6月中旬〜7月中 リターン(写真集)発送
リターンのご紹介
「かぞくになろうよ −保護猫写真展−」で展示した保護猫の写真を中心に収録した、写真集をお送りします。
(画像はイメージです。完成品とは異なりますのでご承知おきください)
関東近郊の保護猫カフェ約10店舗で撮影した、可愛らしくマイペースで元気な保護猫たちの姿を収録する予定です。
保護猫カフェに行ったことが無い方でも、保護猫の様子をご覧頂ける内容になるかと思います!
最後に
猫を飼うことが難しくても、保護猫のために出来ることはあります。それはどれも大げさな事ではありません。
保護猫カフェに行くだけでも、その売り上げは猫たちのために使われています。
(里親になる気が全くなくても、気負わずに利用できる場所です!)
このプロジェクト以外にも、売上金の一部を寄付されている作家様も沢山いらっしゃいます。
ペットショップで猫を買おうと考えている人が身近に居たら、保護猫の事を教えてあげてください。
このプロジェクトによって、小さな命が少しでも救われるよう願っております。
<本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします>
<本ページに使用している写真・画像は自ら保護猫カフェで撮影したものであり、掲載ご許可を頂いたものです>
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