『鶯谷改新計画』

明治20年代、現在のJR鶯谷駅周辺には、岡倉天心・幸田露伴らで結成された『根岸派』と称される文人の一団がおりました。
かの正岡子規も『根岸短歌会』を設立したことでも知られる「根岸(鶯谷)」 は、間違いなく東京の文化・アートの発信地でした。
平成も終えようとしている今、「清」と「濁」、「陰」と「陽」、さまざまな面を併せ持つこの地から、ラブホテル街だけではない(でもラブホテルがあることの面白さもある)街の魅力を発信しつつ、カルチャーの力で鶯谷のイメージを「改新」していきたいと考えています。

■鶯谷改新計画 第1弾プロジェクトとして
「根岸派」を代表する文豪の1人・幸田露伴の晩年の作品に、怖い話、不気味な話、奇妙な話をまとめた『幻談』と呼ばれる短編作品集があります。
第1弾企画として、その「幻談」を現代にアップデートさせ、「鶯谷」をテーマに「怪談」を聴き、「鶯谷」という街について語り合うイベント、『幻談ナイト』を開催します。

■開催日
2019年年02月08日(金)深夜24時~(02月09日(土)0時~)

【イベントスケジュール】
 00:00 受付開始
 01:00 イベント開始
 01:15~01:45 怪談 第1話
 02:00~03:15 パネルディスカッション「ホラーの舞台としての『鶯谷』の可能性」
 03:30~04:00 怪談 第2話
 04:00 イベント終了

■ご挨拶
今回は、数ある企画の中から本企画をご覧いただき、ありがとうございます。
我々は、JR鶯谷駅北口周辺の「根岸2丁目」を中心に事業を行っているメンバーで結成したグループです。
「ラブホ街でしょ?」と一言で片付けられがちな「鶯谷」という街の奥深さと魅力を、「より多くの方に知ってもらいたい!」という願いから、クラウドファンディングを活用した様々なイベントや仕掛けを通じて、鶯谷を「改新」していきたいと考えています!

本プロジェクトのロゴも、制作しました!

■企画意図
今、世界中で「分断化」が進んでいます。
SNSの普及により、これまでにない規模の「つながり」や「結束」が生まれる一方で、些細な口論を発端とした諍いや、行き違いからもたらされる対立も深まっています。
そんな今こそ、「人が集まること」の重要性を再確認したいと、私たちは考えています。
対話の重要性、アンプラグドの温もり、
オンラインだけでなく、オフラインでつながることの意義を、見つめ直したい。
皆で、肩を寄せ合い、感情を共有しましょう!
そして、夜通し怪談に耳を傾けながら、鶯谷で震えましょう!

○本計画は、第一勧業信用組合 鶯谷支店に全面バックアップしていただいています!○
本計画は「CAMPFIRE」と提携関係にある、第一勧業信用組合の鶯谷支店にも応援いただいております。
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鶯谷支店 立石支店長コメント 

メディアで「山手線で一番乗車人数の少ない駅」と紹介された鶯谷。
皆さまはどのような印象をお持ちでしょうか?
「もっと多くの方に鶯谷を知ってもらいたい」との願いから、地元の若手が中心となり今回イベントを開催する運びとなりました。
鶯谷のまちづくり事業として、地元の金融機関である私たちも一緒にお手伝いをさせていただきます。
この機会に是非、夜の鶯谷を覗いて見てはいかがでしょうか。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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※第一勧業信用組合とCAMPFIRE社は、現在、業務提供を結んでいます。


■出演者紹介
2回に渡って実施する怪談については、怪談師・城谷歩氏をお招きし、怪談を披露していただきます。

怪談師・城谷歩

舞台で培った発声・表現法を礎に落語や講談、弁士の語りを独学我流に参考、研究し、独特な「城谷節」を確立。甘い声とノスタルジックな独特な話法で好評を博す。
http://shirotani-kwaidan.com/


トークショーについては、ホラー映画の脚本家・高橋洋氏をお招きし、「鶯谷を舞台にした、短編ホラードラマ」について、公開企画会議を実施致します。
・ホテルならではの、怖いエピソード
・地元鶯谷で過去にあった事件
・土地のいわれ
などを話を、地元の方々から引き出しつつ、
脚本家・高橋洋さんと共に「鶯谷をモチーフとしたホラードラマ」の「種」を探っていく。

脚本家・高橋洋

1959年生まれ。
映画同人誌「映画王」の編集にたずさわる。90年に森崎東監督のTV作品『離婚・恐婚・連婚』で脚本家デビュー。
主な脚本作品に、中田秀夫『女優霊』 (95)、北川篤也『インフェルノ蹂躙』(97)、黒沢清『復讐 運命の訪問者』(96)、『散歩する侵略者』(17) がある。
なかでも中田秀夫『リング』(98)、『リング2』 (99)、鶴田法男『リング0バースデイ』(00)は大ヒットを記録。
現在、映画美学校、愛知淑徳大学にて教鞭をとる。
著書に「大和屋竺ダイナマイト傑作選 荒野のダッチワイフ」(編著 フィルムアート社)「映画の授業」(共著 青土社)「映画の魔」(青土社)「映画の生体解剖」(稲生平太郎と共著 洋泉社)がある。
 http://www.sodomnoichi.com/profile.html


■開催会場
鶯谷駅北口徒歩5分

ひだまりの泉 萩の湯
http://haginoyu.jp/ 
〒110-0003 東京都台東区根岸2丁目13−13

都内最大級の銭湯。イベントは、2F大広間にて実施致します。(写真右)
また、当日は会場で飲み物、軽食を追加で購入いただくことも可能です。主なメニューは以下になります。(ただし、外部からの飲食の持ち込みはご遠慮ください)

○飲み物
生ビール、クラフトビール、レモンサワー、グレープフルーツサワー、梅サワー、トマトサワー、緑茶ハイ、ウーロンハイ、日本酒、ハイボール

○軽食
軽食内容 枝豆、ポテトサラダ、鶏唐揚げ、ミニハンバーグ

○販売価格
生ビール500円
サワー類390円
日本酒500円~630円

■リターンの使いみち
本リターンは、イベント運営費(出演者への謝礼や会場設営費など)に使用させていただきます。

  • 2019/02/16 22:29

    2/8深夜に、鶯谷改新計画初のイベント「幻談ナイト」を無事開催することができました!当日は、雪のちらつく、寒い夜になったのですが、本当に多くの方にお越しいただき、感謝しかありません。また、我々の慣れないイベント運営のため、色々とご迷惑をお掛けしたにも関わらず、最後までイベントにご参加いただきあ...

  • 2019/02/06 15:41

    寒い日が続きますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?そんな寒い夜に、怪談を聞きたい?わかります。そんな本プロジェクトの支援受け付けも本日で最終日となりました。ぜひ、ご興味のある方は、ご支援いただけると助かります。今回のイベントだけではなく、鶯谷の街興しに共感いただける方のご支援もお待ちしてお...

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