皆さんおはようございます。E.S.S.サークル Drama section 倉地健一です。僕自身は、在籍3年目で現在はドラマの広報や、1,2年生のサポートをしています。僕がこのドラマセクションで大学生活をかけてやりたいことは、文化として自然体でいられる場作りです。それは各個人が周りを気にせず多様な考えが共存しあいながらも、1つの理念や目標を持っている環境を僕の中で指します。そして来たる新入生獲得のための備えや、自ら考えチームに貢献できる人材の育成を目指しています。
僕達ドラマは、歌やダンスを含めた英語劇の制作と公演を年に2回 (上智大学と交流する日に公演。12月の大会で公演。共に1時間20分ほどの劇) と、1年生が主演の小劇 -S.P.C.- を年に1回 (15分ほどの劇) などを行なっています。
僕達は演劇を通じてお互いに仲を深め合いながら、観客に観せるために活動をしています。
(今年度S.P.C.の大会終わりの一枚)
◇昨年度の活動
昨年度のドラマフェスティバルでのMusical CABARET の冒頭の一曲
◇ドラマの現状
ドラマの在籍者は1年生5人、2年生3人、3年生7人、4年生5人、5年生2人で現在22人です。活動人数が減少傾向にある中で実行していることは仕事の分散化です。以前は衣装メイク係が各キャストの衣装とメイク案を考えていましたが、現在はメインキャストは本人が案を考えています。そのため、係の負担は減少し、キャストは自身のキャラクターをより具体的に考えるきっかけになったと思います。また、属人性の高い音響の仕事は今年1年生全員が携わるように方向性を決め、裏方仕事の総量の負荷を分散できるよう流動性を高める方針を取っています。
しかし、総合監督 (既存のmusical 作品から実演する劇を選び、演出の方向性を決定することが主な仕事) は依然として高負荷が続いているため、今後の課題となっています。
また、ドラマフェスティバルを行うために毎年部員から活動費を徴収しています。今年もドラマに在籍していない5人の方からの友情出演があり、一人当たりの費用は例年に比べ微増で収まっています。
◇来場者と新入生へ向けたCABARET邦訳実装
演劇は観る人がいて初めて成り立つものだと思っています。僕達は4,5ヶ月練習を行い、たった一度の本番に全力を注ぎます。それがその作品の寿命であり、その公演をしている瞬間は魂を込めたキャストによって作品が一番美しく輝く時でもあります。そして誰かの目に触れ、何かを感じてもらえればいいと思っています。
また、演劇は観る人と同時に作り手がいないと存在できません。例年のようにビラと声かけだけで、多彩なコミュニティがある中、新入生にドラマを選んでもらえることはできるのでしょうか。現状の少人数を打破でき、南山ドラマを認知してもらうために作った企画の形が、僕達が公演した Musical CABARET を撮影したYoutube動画の邦訳実装です。
英語劇なので話がわからない人が多い現状、まず興味関心に入ることは難しいです。そのため、日本語にして動画を見てもらい、演技と歌、ダンスを含めた内容の面白さに気づくきっかけが狙いです。
この企画で、南山ドラマに興味を持っていただいた方に本番当日来場してもらったり、新入生がやってくる春にドラマを訪れてもらえたら万々歳です。
◇クラウドファンディングプロジェクト
今年度ドラマフェスティバルは例年お借りしている南山講堂が耐震工事のため、日進市の市民会館勤労福祉会館小ホールで行うことになりました。そのため例年の制作費に加えて、費用が増している状態です。主催する東海E.S.S.様が施設料を負担してくださいますが、そのほかで発生する費用全ては負担できないため、参加する南山を含めた各大学はドラマフェスティバルのパンフレットに企業のロゴや名前を載せる広告費を募り費用を見繕う予定です。
そして南山ドラマとしては、付け加えてクラウドファンディングを行うことに決めました。1つは費用の面です。今回の劇では衣装の予算が多いため、合わせて募りたいです。
2点目は、主にドラマ卒業生の方に向けになっております。今のドラマの様子を知ってもらいたいことです。campfireからの活動報告などを見てもらうことで、練習に覗きに来てもらったり、公演日に観劇してもらうきっかけになれたらいいなあと思います。卒業してもふと気にかけて頂けるような、サークルがあってもいいのではないでしょうか。
◇目標金額の内訳
ドラマフェスティバルが行われる劇場では舞台照明は現場のスタッフの方により行われます。具体的な金額は未定ですが、演出の要望をこちらが頼む場合、費用が多くかかるようです。自分たちの演出で劇を作りたいと思っているので、協力をお願いしたいです。
また、衣装はスーツやウェディングドレスを複数使用いたします。南山ドラマはTシャツなどでない場合、着用する役者がクリーニングをして衣装係に返却する制度があります。衣装を長い間使える状態を保つためと、ウェディングドレスなど特殊な衣装は借り物であるためです。クリーニング代の費用の補助金に充てる資金が必要としています。
そして今回、動画とは別で関心を持ってもらうため、ポスター制作を依頼料を支払い、実行しています。この影響力はどれほどなのか未知数なのですが、可能なことを試したいので協力をお願いしたいです。
このプロジェクトは「All in 方式」で募集を開始しています。目標金額を下回った場合でも必ず実行します。
◇温かさを受け継ぐ
僕が2年生の時にドラマフェスティバルでCabaret が公演できたことは、当時協力してくださった先輩方がいてこそできたと思っています。その時の感謝が後輩に何かしてあげたいという、今の自分を突き動かす理由の1つにもなっています。
今回のクラウドファンディングの支援で協力を頂くことができ、自分が卒業をした時がきたら、今度は私が支えてあげたいと、ふと行動できる、そんな感謝が循環し世代を超えて繋がりを持てるほんのきっかけになれたらなと思います。
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