2018/07/19 18:18

6月26日に始めたクラウドファンディングも、ご支援いただいたサポーターの皆様の数が、300人を超えました。たくさんのご支援、本当にありがとうございます。

7月18日で、大阪北部地震が発生してからちょうど1ヶ月です。

少し昔話をします。

あっとすくーるを立ち上げ、渡塾を箕面で開校したのが2010年。当時大学3年生でした。

「あなたみたいな人を待っていたの」

そう言ってくれた母子家庭のお母さんがいました。僕が小学6年生の頃から志していた教師という夢を捨て、あっとすくーるを立ち上げるきっかけをくれた方です。

必要としてくれる方の声に応えようと始めた塾ですが、決して順風満帆ではありませんでした。

一番最初は物件契約の時。塾を開くために不動産屋に行き物件を探し、「ここにしよう」と決めた物件があったのですが、契約していただけないという問題が発生しました。

「家賃を払ってもらえる確証がない」

大家さんがその様におっしゃっていたと、担当の方から聞きました。
当時大学生、実績もない、ましてやNPOなんて名乗ってる。確かに、断られる条件が揃ってる気がします。

じゃあなぜ塾が始められたのか?
それは、一人の不動産会社の女性の方が、私たちのために一生懸命動いてくださったからです。

実は、その方自身もシングルマザーの方でした。僕らがやろうとしていることを聞いてくださって、応援したいと言ってくださりました。

「渡さん、私がよくしてもらってる大家さんがいらっしゃるんです。その方に事情を説明して、何とか契約していただけないか交渉してみます。もしOKが出たら、そこでもいいですか?」と言ってくださいました。

その方のご協力があり、理解のある大家さんと出会うことができ、僕らは無事に塾を始めることができたんです。

それから8年。おかげさまで、たくさんの子ども、保護者の方に出会ってきました。

「今までうちの息子は、『ひとり親家庭なんて嫌だ』って言ってたんです。でも最近、『ひとり親家庭でよかったかもしれない。そのおかげで、この塾に出会えたから』って言うようになったんです。本当にありがとうございます。」

そう言ってくれた、塾生のお母さんがいました。何の資格も専門性もない僕にでも、子どもやお母さんの役に立つことができるんだと自信を持たせてくれた方です。

「ここは第二の家みたいな場所」

多くの子どもたちが、渡塾のことをそんな風に言ってくれます。

学校で嫌なことがあって、保護者とも関係が良くないときに「今は家や学校よりも塾が一番安心できる」と言ってくれた子どももいました。

元々私たちの塾は、こうした子どもたちが抱える寂しさや、誰にも言えない悩みに寄り添ってきました。

だからこそ今、子どもたちにとって一番安心できる場所であり、第二の家みたいな場所である塾を再建することが必要だと感じています。

塾の再建のために始めたクラウドファンディングも、早いもので残り2週間を切りました。

まだまだ、目標には届いていません。

どうか、もう少しだけ皆さんの力を貸していただけないでしょうか?

Facebook、ツイッターをやっておられる方は、いいねやシェア、リツイートで拡散していただけるとありがたいです。

また、寄付によるご支援もお願いいたします。
3,000円から寄付をしていただくことができます。
無理のない範囲で応援していただけたらありがたいです。

最後の最後まで、どうか応援よろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人あっとすくーる理事長 渡 剛

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▼▼渡塾高槻校再建のためのご寄付は↓からお願いします▼▼
https://camp-fire.jp/projects/view/84621

※今回のクラウドファンディングはall or nothing方式のため、寄付金額が目標金額に到達しなければ、一切、寄付が行われません。なんとしても期限内に目標金額を集めることが必須です。

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目標金額:11,600,000円
現在の寄付金額:4,870,500円(達成率42%)
現在の寄付者数:305人
クラウド終了まで:あと12日
※2018/7/19 18:00現在