2018/09/29 19:31

9月17日(月)〜22日(土)の間、国際平和美術展の開催式典・レセプション参加と現地視察のためにスイス・ジュネーブに行ってきました。直行便ではなかったので、行き帰りともにドバイを経由し16時間ほどのフライトでなかなか長旅でした。

*国際平和美術展 展示会

展示会は国連欧州本部内のパレ・デ・ナシオンで行われました。自然豊かな公園に囲まれた石造りの建物は重厚で荘厳な雰囲気で、建物内には各所に平和を願って造られたモニュメントや絵画が展示されていました。国際平和美術展の会場はその中でも会議場へ続く人通りの多い待合所でした。私の作品は会場中ほどのブースに展示してありました。

 

展示会場では少し自由時間があったので私は来場者の方と少しだけお話をしました。と言っても、私はあまり英語が話せないので片言だったり、たまたま相手の方が日本語を話せる方だったりな感じでしたが^^;


私は海外の方に『どうしたら世界が平和になると思うか』を聞いてみたくて聞いてみました。お話を伺った方からは『お互いが違いを理解し合うこと』『一人一人が平和の心を持ち、利己的にならず争いにも加わらない』などのお言葉を頂きました。それらの言葉に私はどれも共感できたのですが、それと同時に『言葉にすると簡単なのに、なぜそれが実現できないのだろう』という新たな疑問が湧いてきました。

多分、人それぞれ『平和』の定義やビジョンが違うんだろうな。世界中に知り合いやお友達を作って、いろんな人に『平和』についてのイメージや考え方を聞きたいな。あと、もし『平和を望むか』にNOと答える人がいたら、理由を聞いてみたいな。そう思いました。

 

開催式典ではモラー国連欧州本部事務局長はじめ、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の伊原大使などそうそうたる方からのご挨拶がありました。そこでは、世界各国が費やす軍事費は、世界の人道支援必要額の80倍以上であること。大量破壊兵器の撲滅、核兵器の廃絶、非核化。国際平和と安全保障のためには政府、市民、市民団体、指導者の協力と実行が必要だということを仰っていました。私にはまだそれほどの力はないですが、出来る範囲から始めようと思います。

 

*植樹式

パレ・デ・ナシオン内のお庭に平和を祈念して桜を植えさせて頂きました。桜のそばには作家全員(総勢250名ほど)の名前が刻まれたネームプレートが置かれ、ありがたいことに私の海外名『D.G』も刻んでいただきました。

この木が大きくなって、私がおばぁちゃんになる頃には世界はどうなっているのでしょう。その頃には、今よりも世界が平和になっていると嬉しいな^^*



最後に、ご支援いただきました皆様、応援していただきました皆様、私の活動を見ていただきました多くの方に深く感謝いたします。私はこれからも『まぁるい世界をもっとまるく』する活動を続けます。それは時間とともに、絵を描くだけではなく色んな形になっていくかもしれませんが、根底にある『傷つく人を1人でも減らし、傷ついた人を1人でも癒し、幸せに生きられる人を1人でも増やしたい』この気持ちは変わらないと思います。これからもひっそりとでもお見守り頂けましたら幸いです^^*