2019/08/29 17:29

南澤です。

表題のこと。

マシュマロに「LUWONまだっすか(意訳)」というメッセージいただきまして、それについて返答してから、いつまでも待てます!無理しないで!というメッセージもいただくようになり、とても助かってます。もっと怒られると思ってたので。
でも、「まだなの?!」と問い合わせていただくのは支援した方の当然の権利ですし、そうして催促していただくのも、励みのひとつになるので、ありがたく思っています。件のマシュマロの方、気にしないでね。

今日ツイッターで、「ニートになったら創作に思う存分打ち込めるかと思いきや先の不安や社会とつながれていないストレスなどでそうもいかないらしい(意訳)」的なツイートが流れてきたのですが、私が未だにLUWONを描けないのはこれだと思います。もっというと、連載中、マジスタやLUWONを描くときにものすごいストレスに襲われ、鬱になったことの原因もこれかなあ、と。

世界とつながっていない、直接社会貢献できる職についていないことの罪悪感っていうのは思いのほかきつくて、漫画の仕事がなくなって、派遣社員やアルバイターやっていた期間のほうが精神は安定してました。また、漫画の仕事はいつなくなるのかわからないし、失職した場合の社会保障もないですし(フリーランス向けの保険に独自に入るという選択肢については最近知りました)そういう不安も大きいです。

で、CFでお金をいただいた以上、わき目もふらずにLUWONに集中しなければ!とやった結果また鬱が悪化するという(汗)何度も罹患しているのに、ひとつ目的が出来るとそれしか見えなくなるのは私の悪い癖です。

なので、これからの活動について、CFで支援された方、されていない方でも、LUWONをお待ちいただいている方々にお願いしたいことがあります。

私がLUWON以外の活動をすることを許してください。

LUWONはいま、CFで募った資金以外のよりどころはなく、支援や宣伝をしてくださる企業はありません。そういう「孤立無援」の物語を続けるには、ほかのお仕事でこれを支えなくてはいけません。

原画販売をしたり、アルバイトをしたり、ご縁があれば出版社で新しい漫画を描いたりして、なんらかの補償や日々の生活を支える糧を得ていないと、結局LUWONを描くこともできないのです。

LUWONの続きを描くという約束がありながら、ほかの作品、活動をしているのを見るのが辛い、と思う方もいると思います。正直、自分が支援者の方と同じ立場だったら、そう考えると思います。
でも、申し訳ないのですが、今現在の南澤は、ほかの活動での支えがないと、描けない状況であることを、理解していただければ幸いです。
もちろん、CFまえにこういった状況について私が想定し、下準備をするか、CFを開催しない、という判断をする必要はあったと思います。それについては、見切り発車をしてしまったことを反省します。

ご迷惑、ご心配をおかけしていますが、今後ともよろしくお願いいたします。

2019年8月29日
南澤久佳