2022/08/27 08:41

いつも

「クラフトビールの常識を覆す、
 『一升瓶Godビア』をプロが本気で作ってみた」

クラウドファンディングにご興味を持っていただき、
また多くのご支援たまわり、まことにありがとうございます!

GODビア醸造開始のご報告

醸造開始日は、8月19日。
都内の醸造所にて、仕込みが始まりました。

今回、皆様から大きなリターンを頂きました結果、
醸造量等の変更に伴い、夏のビールシーズンの中、
クラフトビール醸造所(マイクロブルワリー)との
スケジュール調整も終わり、GODビアの醸造を
開始を皆様に報告できることを
プロジェクトメンバー一同嬉しく思っております。

熟成を経て、瓶詰開始予定日は9月17日となっております。
熟成度合いにより日程は多少前後いたします。
当初計画よりお時間をようしておりますが、
試飲もしたところ美味しいビールに出来上がりそうですので、
もうしばらくだけ完成を楽しみにお待ちいただけると幸いです。

こちらは、仕込みをして、発酵過程を数日経た
通称「若ビール」と呼ばれるビールです。


前置きが長くなりましたが、ここでGODビアの
製造工程を一部皆さまにご紹介いたします。

写真はブルワリーの許可を頂きまして、掲載
しております。

まずは麦汁をつくるところから


ビールの原料といえば、まずは麦芽。
麦芽を粉砕して、水・お湯と合わせることで、
麦芽から当分のエキス、麦汁をつくっていきます。

麦芽は、焙煎具合やブレンドで、ビールの味・色も
変わってくるので、この組み合わせだけでも、
様々な味わいのビールが楽しめます。


そして、麦芽を仕込み専用のタンク(糖化タンク)へ
いれてここから60-90分ぐらいかけて麦汁のエキスを
つくっていきます。この間にも細かい温度調整によって
エキスの糖度が変わったりするので、各醸造所の
こだわり・工夫が見られたりします。


そして、麦芽がだまにならないように、こまめに攪拌
するのもビール造りにおいて大事なお仕事の1つになります。

こちらが出来立ての麦汁。基本的には、麦の甘みが
味わえる美味しいジュースになっています。


ここから、配管を通じて煮沸タンクへと麦汁は移動します。

煮沸工程へ、そして常識破壊のあの原料たちが登場

煮沸タンクでは、発酵過程で細菌等が活動しないように
殺菌処理をするのに加え、ホップなどを投下して香り
づけをしていきます。


そして、この過程でビール以外の副原料も同様に
殺菌処理をするため、この過程で投入していきます。

そして、ついに常識破壊の中身の3種の神器が登場です。


全て撮影すると写真に納まらないというアクシデントの
ため、写真は一部のみ掲載です。

常識破壊の中身3種の神器がタンクへ降臨



これらの成分を投入した後、ビールは煮沸をさらに続け
1時間ほどの煮沸を経て発酵タンクへと移動していきます。

ビールの液体は、この時煮沸しているのでかなり高い
温度です、この状態でゆっくり冷やしてしまうと
また細菌がついてしまうのと、温かいままでは
酵母が死滅してしまうので、発酵タンクに移動する
途中で熱交換器というもので急速に冷ましていきます。

水だけが流れるプレートと、暑いビールだけが流れる
プレートがあり、その両者の温度の違いで、熱がとれていく
地味ですが大活躍な機械です。

そうして、熱交換機を経て、今度は発酵タンクに
ビールが運ばれていきます。

この途中で温かくなった水が排出されつつ、
冷えたビールの液体がタンクへと封入されていきます。

酵母を入れるとすぐに

その後、タンクの温度を見て、酵母を投入です。
酵母が投入出来たら、蓋とすぐに閉じて発酵作業の
開始です。

発酵を始めると、すぐに酵母が糖を食べて炭酸ガスを
出していきます。ガス圧の調整のため、一部こうして
炭酸ガスを逃がしながら酵母の活動状況を経過観察
していきます。


ここまでくると、あとは美味しいビールが出来上がるまで
発酵と熟成を待ちます。

毎日、糖度やphを計測して、目標とするアルコール度数や
味わいに近づけるよう、調整の段階に入っていきます。

9月17日ごろにはどんな味わいになっているか、
楽しみです。

当初計画よりお待たせして大変申し訳ございませんが、
いましばらくビールが出来ますのを楽しみにして頂けると
幸いです。

引き続き、GODビアをよろしくお願いいたします。