2021/11/23 22:58

本棚プロジェクトいよいよスタート


現在、クラウドファンディングと並行して、別館に設置予定の本棚を施工から選書までDIT(Do It Together)でつくっちゃおう!という企画を進めており、僕の「気になるあの人」に選書をお願いしています。

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選書のテーマは「わたしとローカル」

とっても抽象的なテーマですが、「ローカル」ってすごく多義性のある言葉だと思っています。

・特定の地域にフォーカスした本
・ローカルでの暮らし、生業、遊び、学びに関する本
・民俗学、文化人類学などローカルをフィールドワークで掘り下げた本
・ローカライズされた思想や哲学に関する本
・その他、「あなた」にとっての「ローカル」な本
・まちづくりや建築、ランドスケープなどローカルを形づくることをテーマとした本
・地域誌やガイドブック等

その言葉の幅広さ、奥深さが表れたカオスな本棚になればいいなと。

さて、どんな本をみなさんからご紹介いただけるのか、僕自身もわくわくしています。

第1回は大分県は別府から
選書いただいた本を数珠つなぎに紹介していくこの本棚プロジェクト、第1回目のゲストは株式会社HAA代表取締役の池田佳乃子さんです。

選書のテーマは「わたしとローカル」

佳乃子さんのローカルはどんな世界でしょうか。

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池田 佳乃子(Kanoko IKEDA)
株式会社HAA 代表取締役
1988年⽣まれ、⼤分県別府市出⾝。2010年⻘⼭学院⼤学卒業後、映画会社、広告代理店を経て、2018年より別府にある湯治場「鉄輪温泉」でプランナーとして活動を始め、2021年に株式会社HAAを設⽴。「⽇常に、深呼吸を届ける」をミッションにライフスタイルブランドHAAを立ち上げる。別府と東京の2拠点⽣活4年⽬。温泉が⼤好き。


日本随一の温泉観光地、別府の "日常 (ローカル)"

佳乃子さんにご紹介いただいた本は『別府』(著:芹沢高志)

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別府。湯の上に浮かぶ魔術的な港町。

あまりの美しさに、一瞬、この眺めは鶴見岳の夢ではないかと思えた。

数十億年の時のなかで、火男、火女の両神が見る、うたかたの夢ではないのかと……。

次に別府は、私に何をさせるのだろう?
(本文より)

観光地としての別府ではない、日常の風景や人をノンフィクションとフィクションの間のような感覚で紡いだ物語。混沌とした別府を、独特の描写で浮き彫りにした旅の本です。この本が出版されたのは2012年。私は、10年前の街の様子を知りたくて、この本を手に取りました。登場人物は実際に別府に住んでいる人たちばかり。10年前の別府と、今が、ひと繋ぎになっています。

あなたもこの本を読めば、別府に行く理由が見つかるかもしれません。

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選書していただたた本棚は、別館オープンの2022年3月から公開する予定です。さぁ、次はどんな方の選書が置かれるのでしょうか!

ぜひ南伊豆まで足を運んでみてくださいね。

クラウドファンディングも27日まで絶賛実施中です!

 宿「ローカル×ローカル」。コロナに負けない、長期滞在に特化した別館をつくりたい!


佳乃子さんも現在、クラウドファンディングに挑戦中!

希少な"別府湯の花"由来成分をつかった、自宅で天然温泉気分を味わえる入浴剤ができるそう!こちらもぜひ!

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株式会社HAA https://haajapan.com/