2017/08/12 22:05

 

 改めまして…CHAD代表の小嶋恒です。好きな天気は雨で、基本的に僕は傘をさしません。ひたすらに濡れます。最近はまっていることは夜な夜な1人で怖い話を見て布団にくるまることです。よろしくお願いします。

さてさて、僕たちがCHADを愛する理由ということで、かなり赤裸々に書いていこうと思います。ぜひ最後まで読んでみてください。

僕がCHADを愛する理由はズバリ1つ。それはCHADが
「本気になることができる」
場所であるからです。

 

 僕は小学校のころからずっとサッカーに打ち込んでいました。中学では中学校として数十年ぶりの県大会出場という明確な目標をもって毎日練習に打ち込み、誰よりも「本気」で目標に向きあって努力していました。2年の夏には主将になり3年の夏には神戸市で準優勝し、念願の県大会出場を決めました。そのときに明確な目標を立てそれに向かって本気になり達成することは清々しく、楽しいものであり何より自分を成長させる一番の方法であることを知りました。が、それと同時に、いやそれ以上に周りの人の温度を2度も3度も上げて巻き込んでいくことがすごくしんどいことにも気づき、一時は人間関係を犠牲にすることも経験したこともあり、高校に入ったら少し楽をしたいという想いが強くなっていきました。
 そんな気持ちで高校に入学し、入学早々に腰の骨を折り(笑)
半年ほどサッカーができないことを理由に僕は「本気」になることに向き合えなくなりました。それどころかいつしか本気になっている人をあざ笑ってしまうほどかっこ悪い人間
になっていました。そんな高校生活のサッカーは結果もついてくるはずもなくあっけなく終わってしまいました。

 そして迎えた大学生活、友達の紹介でCHADに出会いました。もともと国際協力などにはあまり関心もなかったのですがカンボジアという遠く離れた国のことを本気で考えて行動している先輩の姿を見て、かっこよさを感じここでもう一度本気になることに向き合ってみようと思いました。そうして活動して実際に現地にいって大学生の友達ができ、言葉も通じない人を笑顔にすることができるようになるにつれて、どんどんカンボジアについて考えている自分がいました。

 運動会をしてなにが変わるのか。など悩むこともたくさんありました。街頭での募金活動をしているときに、色んな人に「どうして日本の問題を解決しないの?」とか「どうして運動会なの?」ということもよく聞かれることもあります。僕は「運動会こそが自分たち自身が1番本気になって考えることができ、その過程で楽しさが生まれ、結果自分たち成長になっている」と信じています。その楽しさこそが他のだれが同じことをやろうとするより現地の人たちの心を動かす原動力になります。その結果としてCHADで運動会をする意味がでてきます。

 

 長くなりましたがCHADは僕にとって本気になって向き合うことの大切さを思い出させてくれた場所であり、誰も僕の本気になる姿を笑いません。そんなCHADが僕は大好きです。だからこそ、今回現地の小学校で3度目の運動会、本気で現地の人の心が震える運動会をしたいと思っています。そのためには僕たちの活動を理解してくれているものの、金銭的な面で支援が難しかった現地の大学生や今まで参加してくれなかった先生方も参加してもらって巻きこみたいです。高くてレンタルできなかった綱引きなどの道具をレンタルしてでも僕たちが心から楽しんだ、勝った時に自然と仲間と抱き合ったくらいに熱い、日本の運動会に近い運動会を現地でしたいです。そして運動会が終わったあと小学生たちと、カンボジア人の大学生たちと、学校の先生たちと楽しかった~☺って心から笑いたいです。
 そしてその盛り上がりを画面越しにでも支援していただいたみなさんにお見せします。

 代表としての想い、一個人としての想い、団体としての想い、様々な想い交差してしまった文章になりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。