2020/12/26 20:50

12月25日の西日本新聞筑豊版に、

machiaiクラウドファンディングのリターンのために西村周平さんが制作してくださったオリジナルCDについての記事が掲載されました。


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JR九州バスの車内アナウンスとエンジン音、平成筑豊鉄道のレール音…、日常の直方(福岡県)の音を盛り込んだ音楽CDを、福岡市在住の音楽家、西村周平さんが制作した。曲名はフランス語で「川」を意味する「Rivière(リヴィエール)」。遠賀川をイメージしたジャケットに収め、曲のベース音として遠賀川の水音が流れる。

 曲は16分57秒。「まちの音を閉じ込め、僕らしく作りたい」と、西村さんは8月半ばの猛暑の日に直方を一日中歩き回って音を採集。自身が弾くギターを中心とした演奏を組み合わせ、インストルメンタルの心地よい曲を作り上げた。

 「まちの音」はさまざま。バスや鉄道、遠賀川の音の他に、風のそよぎ、セミの鳴き声、公園の噴水、商店街のざわめき、音響信号の誘導音、飲食店でグラスの氷をかき混ぜる音…。直方の歴史を調べて訪れ、それぞれの場所に染みついているであろう「まちの記憶」に思いをはせる一日だったという。

 直方市古町商店街のイベントスペース&バー「Bouton(ボタン)」が今秋、店舗の一部を改造し、近くの殿町バス停の待合所として利用できる「殿町machiai」を設けた。その際、工事資金をクラウドファンディング(CF)で募り、リターン(寄付のお返し)品の一つとして、西村さんがCD制作の依頼を受けた。

 新型コロナウイルスの影響で「machiai」のオープンが春から秋に延びた。西村さんは「誰かと誰かが出会い、心休まる場所になってほしい。CDはそこへ届けるお祝いの『音の花束』。コロナ禍で疲れている人は多い。落ち着いて、深呼吸をするような気持ちで聴いてもらえれば」と呼び掛ける。

 福岡市内での音楽ライブで出会い、「活動の支援も込めて制作を依頼した」という「Bouton」の永久真弓さんは「遠賀川の音をこれまで意識して耳を澄ましたことはなかった。予想以上に直方の音が入って、感激した」と話す。同店で1枚千円(税込)で購入できる。 (安部裕視)

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掲載内容にもありますとおり、今後も引き続きアーティストさんの支援になればと、西村さんのCDはBoutonにて販売することにしました。(数に限りがあります。)

1箇所、記事の内容に訂正があり、「税込」が正しくは「税別」となり販売価格は1,100円です。


他のリターン品のご感想もメッセージ等でいただき、届いた分はご本人様と共有しております。

今後もご感想等をSNSに投稿される際は「#machiai」とつけていただけると可能な限りご本人様に届くようにしたいと思っています。

皆さんのご感想がアーティストさんの支援に繋がりますように。