2020/06/27 11:03
SPBSマネージャー・鈴木よりごあいさつ

5月の半ばに始まったクラウドファンディングも、この週末2日間を残すのみとなりました。応援してくださったみなさまに、この場を借りて深く御礼申し上げます。本当に本当にありがとうございます。

変化のスピードが大きい中で、「店を続ける」ということがどれほど厳しいものなのか、約10年SPBSで働いてきて痛いほど感じてきました。そんな中で、10代の頃から通ってくれている方が、社会人になってもずっと同じ雑誌を買ってくださっていたり、初めてご来店された方が目をキラキラさせながら本を選んでいたり……まさにお客さまと一緒につくってきたお店の、そんな風景を見ながら、今日まで続けてこられたこと自体が奇跡のようなものだと感じています。

虎ノ門豊洲に生まれた新店舗やスクール事業などの挑戦も、これから新たな化学反応が起き、みなさまの日々の楽しみにつながっていくことを信じています。本と本屋の未来へバトンをつないでいくためにも、なんとかしてこの厳しい状況を乗り切りたいと決意を新たにしています。

どうかみなさまの力を貸してください。最後まで、よろしくお願いします!


応援メッセージのご紹介

SPBSをサポートしてくださった方から、応援メッセージをいただきました。こちらでご紹介させていただきます(50音順)。


市東基さん(Sitoh inc. / アートディレクター)「新しいSPBSを表現したい」と声をかけていただいた10周年のデザインリニューアル。

それから新たな挑戦を続けるSPBSの姿をたくさん見ることができました。

不可能を可能にする攻めのSPBSをこれからも応援しています。

Instagram:@Sitoh_inc


志村優衣さん(note株式会社 / ディレクター)

わたしはSPBSの元社員ですが、それ以前に、ずっとただのいちファンです。

あれはたしか2012年ごろのこと。当時地方都市に住んでいたわたしは、 「ここには、いい本屋がない」と本屋飢餓状態にありました。上京したタイミングでたまたまふらりと入ったSPBSに衝撃を受けます。地方都市の本屋では出会うことのない本の数々。わたしの本欲はたちまち満たされるかと思いきや、「もっともっと」モードに入り、気がついたら会社を辞めて、気がついたらSPBSに入社していました。

本屋は、誰かの人生を変える可能性がある場所だと思います。そして、そんな場所が、ずっとそこにあってほしい。
また、人生に迷いだしたら(たいていいつも迷っていますが)、SPBSに遊びに行きます。

Twitter:@yui_shim2


竹村俊助さん(株式会社WORDS代表取締役 / 編集者)

本屋さんはぼくにとって「心の栄養」をもらえる場所です。

SPBSは、エッジの効いた本から読みつがれている古典まで、

スタンダードから最新のトレンドまで「行くとかならず発見のある」大好きな本屋さん。

本屋さんのある街がどんどん増えますように。応援しています!!

Twitter:@tshun423


三田修平さん(BOOK TRUCK店主)

2008年、SPBS本店の立ち上げから店長をやらせてもらった4年間は、社会人人生で最も濃密な時間でした。2012年に移動式本屋ブックトラックを立ち上げるために退職した後も、常に新しい書店の形を模索し続けるSPBSには勇気と刺激をもらい続けています。そして2020年、誰も予期せぬ形で世界は一変してしまいましたが、うまく時代の変化を捉え、その都度形を変えてきたSPBSが切り開く書店の未来に、一人の本好きとしてめちゃめちゃ期待しています!

Instagram:@book_truck

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ご支援いただいた皆さまに、重ねてお礼申し上げます。残り2日、最後までよろしくお願いいたします!